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未着物語集

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未着物語集

未着が本物の「ワールドエンド」へ旅立った後、ブラーチを含む何人かの友人が、悲しみのあまり飲んだくれたと伝えられている。そしてまさにそのお酒の席で、彼らはふと友人を偲ぶ良い方法を思いつき、『アッハ寓話集』をマネて、みんなの与太話を集めて、友人の物語集を作ることに決めた。 そして時は流れ、やがて未着も彼の友人たちもみんなパブを去っていった。それでもこの物語集だけは今もなお、未着のようにいつも招かれもせずにパブのあちこちに現れている。 ブラーチの話 みんな知ってる?未着っていつも招かれもしないのに勝手に現れるでしょ?それって実は、彼自身でもコントロールできない運みたいなものよ。行き先はいつも、彼が行きたい場所というより、彼を必要としてる場所なの。いつもパブの転送ゲートを開けると、危機迫るどこかの惑星のトイレに飛ばされちゃうんだって。現地の人たちには、トイレから出てきた人がスーパーヒーローに変身して、世界を救うっていうふうに見えるわけで、それでみんなその名前も知らないヒーローのことを「トイレマン」って呼ぶのよ。 ホワイトワスプの話 未着おじさん?うーん、初めて会った時の話をしようかな。あの頃、エルズニ-Vはまだ鉱物資源惑星でね。ある日、若い学者さんがやってきて、僕たちに尊厳を持つべきだって教えてくれた。でもすぐに鉱区の総督にバレてしまって、鎮圧命令が下されたんだ。みんながもうダメだって思ってた時、1人の男が来てくれた。彼は1枚のコインで鉱石を1個買って、その鉱石でナイフと交換して、それからナイフで靴と交換して…その後、数え切れないほどの紙幣が雨のように降ってきたんだ。でも…今となっては、あの紙幣の山もたったの1信用ポイントの価値もなくなってるんだけどね。 羊飼いの話 げっぷ、昔のあいつなあ、片手にグラスを2個持って7回パブから出ては入ってきた。その間、レイドニン星からリドマン星までの敵を薙ぎ倒していたんだ。しかも帰ってきた時にゃ、飲み物に入ってた氷すらまだ溶けちゃいなかった。あいつはパブのトリックも全部できるし、全宇宙の愉悦のゲームを知ってる。この間、あいつはブラーチと賭けをして、どっちがウェンニ星の番犬より速く走れるか競争したんだが…結果はまあ、当然どっちも負けだ——聞いた話じゃ、アッハだってその犬に尻を噛まれそうになったことがあるらしいからな。この宇宙じゃ、あの犬より早く走れるのは、たぶんアキヴィリくらいしかいないだろ。 老燈の話 正直、未着の愉悦の美学はちょっと真面目すぎる気がする。あいつっていつも笑いが必要なところとか、危機が迫る場所とかに行って、自分から盤上に上がって、ゲームの駒としてすべてを楽しむ。自由奔放に見えるわりに、徹底的な愉悦の原理主義者なんだ。ある時、あいつは少しもったいぶってから1枚の写真を取り出して、そこに写る「大物」たちを見せびらかしてきた。なんでも、スウォーム防御戦で勇敢に戦った人たちとかなんとか。 「その話のどこが面白いんだ?」聞いてる人たちは頭を傾げる。 「いつも通り——」老燈はリアル幸運棋を取り出しながら言った「働かざるものに報酬はない。俺に勝ったら面白い話をしてやるよ」 オフィーリアの話 皆さん、酔っぱらいたちのたわごとを真に受けちゃいけませんよ。未着さんの武勇伝は、どこまでも続く砂の本を作ったとしても、書ききれませんもの。だってあの人は、いつまでも新しい物語を生み続けますからね。虫歯星系で行方不明になっていた阿呆船を見つけたり、マクベスから愉悦のゲームで手に入れた確率の宝剣を騙し取ったり、建創者に協力して寒いジョークの迷宮を作って、エアロイーターを閉じ込めたり、丸1日かけて、問いかけの魔物を問い詰めたり…あら?問い詰めたのって彼でしたっけ?まあいけんません、お酒が回ってきたようです……