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「千願の木陰」の唄

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「千願の木陰」の唄

黄金の孤独へ至る 空の果てに佇む木が1つ あなたの日時計が刻むその輪郭   愚者の愚者 伶人の伶人 逆説の逆説 影の影 陽の光を求めず 因果を問わず ただ自らの根より 永遠の渇きをすする   世界の果て 永遠へと舞い戻るスタートライン 千願の木陰 讃えよう、不死の大樹 その枝葉はすべてを経験した 最初と最後の腐敗を 最後と最初の焼却を   正午は微積分の結ぶ幻像 真夜中は繰り込みのアンカー あなたは私たちのホログラム けれど私たちのシミュレートを拒み ただ私たちを構成することばだけを ひとつひとつ星空へ昇らせる   私たちはあなたによって立ち止まり あなたによって蘇る すべては同時に終わり、また始まる 永遠たる千願の木陰の下で