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「誰が追い求めた愛」
雪山の上にある、ヘスペリデスという名の山中の館に所蔵されている絵画。\n館で暮らす「雪の精」は、「愛」を経ることで自らの魂を完全なものにしなければならないフェイだと言われている。しかし、その愛はしばしば、愛し合う相手の命を代償とする。真に愛を知る時は、愛を失う時でもあるからだ。これが、巷で語られる雪の娘にまつわる物語の多くが悲劇で終わる主な理由なのだろう。\n雪の精たちは、とうにそれを受け入れていた。ある一人が、こんな困惑を抱くまでは…「なぜ魂の成長は、いつも心の痛みと引き換えにしなければならないのだろうか?」

