レア度
アイテム種類
採光の鱗羽
集光の幻月蝶を倒した後、その背から落ちた、鱗粉に覆われた虫の翼。
この地に伝わる民話には、「禁忌の地に足を踏み入れた者がこの幻惑の鱗羽に惑わされ、以来森や沼に消えていった」というような話が数多く残っている。ある者は、蝶形の魔獣の幻惑は、人を狂わせ錯乱させる月の力に由来するのだと語り、またある者は、これは古の力による危険の警告だと主張する…
精密クーヴァキダック金型
ボコボコダックを倒した後、その破損した構造から取り出したプレス型。アイノから贈られた記念品とも言える。
スメールの哲学者は、繁殖こそ生命の唯一無二の特徴であり、人の手による造物には同等の偉業は成し得ない——ゆえに、繁殖の力こそ神性と人性を分かつ鍵であると説いた。
だが、もしプレス型が与えられ、それに従って機械が型と共に自身を複製できるとしたら、それもまた永遠の繁殖能力であると見なせるのだろうか？アイノのそばにいる無口な青髪のメイドが以前仕えていた主も、かつて同じことを考えた。しかし、無限の自己増殖機械が地表の全てを消費してしまうことを恐れ、断念したという。
もっとも、アイノとは無関係な話である。この機械は地表の全てを使い果たして自身を複製する予定はない——所詮、ただのアヒルなのだから。
秘源の蓄圧機
活動を停止した龍の頭部のような秘源機兵から取り外された特殊な構造体。
どうやらこの元々は、様々な物体を星の束縛から解放するために設計されたものらしく、試験的に各種秘源装置に導入されたようだ。もし全てがうまくいっていれば、この技術はもっと重要なものに応用されていたのかもしれない…
昇揚のサンプル「王族」
錬金術によって物質を活性化した後に残った希少なサンプル。
「クイーン」の駒はかつて宰相と呼ばれていたが、ゲームのルールが発展するにつれ、外戚勢力最強である黄金の王族を示すようになった。
ポーンの昇格と錬金術による物質変化は似ているかもしれない。だが、たとえ「黄金」になったとしても、ポーンが望める最高の栄誉は逆さの城として表されることだろう。
昇揚のサンプル「ルーク」
錬金術によって物質を活性化した後に残った希少なサンプル。
チェスの「ルーク」は古代スメール語の戦車、チャリオットに由来する。タロットカードにおいて、チャリオットは白と黒の神馬と共に描かれる。これは錬金術において、相反するものを操る調和の道を示している。
昇揚のサンプル「ナイト」
錬金術によって物質を活性化した後に残った希少なサンプル。
秘典にはこう記されている——青銅の騎士は自分の使命が征服することなのか守ることなのか分からずにいた。騎士は錬金術によってステージに上がったにすぎず、まだ自らの存在意義を探し始めたばかりなのである。そして——青銅の時代は英雄の時代でもある。
龍像の無智なるコア
輝ける溶岩の龍像を倒した後、燃え続ける体から取り出したコア。
輝ける溶岩の龍像は、燃素が無限に積み上げられて出来た特殊な存在だと言われている。本来の構想では、純粋なエネルギーから人類のような知能を持つ生命が誕生するはずだったが、この試みは失敗に終わった。純粋なエネルギーは太古の時代と同じく、自発的に成長し、制御可能な複雑な知恵を形成することはできないという事実が証明された。
謎土の護符
迷える霊覚の修験者の試練を乗り越えた後、いつの間にかバッグに入っていた護符。
「謎煙の主」の記録によると、「霊覚」の強い祭司は瞑想することで、黒曜石に反射する光と影の中を通り、死者のみが踏み入ることを許された地下の謎土に意識を飛ばすことができるのだという。ただし、この行為には危険が伴うため、祭司たちがこれを行う時には魂が謎土で迷わないように似たような護符を身に着けていたそうだ。とはいえ、この護符は実用的な意味合いより象徴的な意味の方が強い。このひっそりと修行する祭司が試練を乗り越えた勇士にこれを託すのも、単なる祝福なのかもしれない。
蝕滅の羽鱗
蝕まれし源焔の主との戦いの後、地面に落ちた漆黒の鱗。
古の龍たちは白い鱗に金の紋を刻み、契約や秘された情報の象徴としていた。その後、焔の主の目にあった、二つに分かたれた光も同じように、龍の鱗でできた二つの白い盤に刻まれた。
しかし、漆黒の力によって完全に腐食されてしまったこの鱗には、本来刻まれていたはずの輝きはとうに無く、歪みと闇だけが残されている。
蝕滅の陽炎
蝕まれし源焔の主との戦いが終わった後も、絶えず燃え続ける環状の炎。
はるか昔、夜空の奥深くは、暗闇に飲み込まれていき、人類を恐怖させた。しかし、炎を司る主が太陽を模して作った光を夜に掲げ、果てしない宇宙から訪れる敵を食い止めた。
炎の輝きは半分ほど腐食してしまっているが、かつて世界を照らした輝きは今でも見られる。
蝕滅の焔角
蝕まれし源焔の主との戦いの後に斬り落とされた魔龍の焔角。
伝説によると、最初の炎龍は松明のように輝くその角で、古の龍たちに知恵を授けたという。それが原初の元素の支配者から授けられた炎とその血に流れる祝福だった。龍の血も薄くなり、その血脈が途絶えようとしている今も、この太古からの祝福は受け継がれ続けている。
焔角の根元は腐食し始めていたが、一度世界を照らしたその輝きに曇りは無かった。
深遠と絡み合う眼差し
深遠なるミミックパピラを倒した後、獲得した果実のようで果実ではないもの。
一ヶ所に集まったエネルギーによって形成された「目」——遥か暗闇の彼方からの視線を感じる。
金紋の刻まれた源核
秘源機兵・機巧デバイスを倒した後、動力を失ってバラバラになった体の中から見つけたコア。
「秘源機兵」を駆動するコアはすべて同じ種類のものであり、違うのはコアに記録されている情報のみだと言われている。コアにある金色の模様の違いも、この説の証拠と言えるかもしれない。当初、回路にコマンドがたくさん組み込まれたのは、単にツールを自動作動させるためだったのだが、そういったコマンドが積み重なることで、結果的に人工知能の雛形ができたのかもしれない。
フレイムグレネード·爛熟
山の王·貪食のユムカ竜を倒して手に入れた不思議なフレイムグレネードの実。
通常、熟れたフレイムグレネードの実は成長し続けると、落ちて泥の中で腐ってしまうが、山の王のたてがみから落ちた実は、その奇異な体温によって守られているおかげか、めったに見られない「爛熟」状態になる。この状態のフレイムグレネードの実は非常に安定している。豊富な燃素を含み、ツヤも増し、独特な風味を持つ。
祝福の縛印
暴君·金焔のクク竜を倒した後、手に入れた角の欠片。
角に広がる奇妙な印は「焔の主の祝福」と呼ばれ、それを授かった竜は偉大なる太古の力を得ることができる。しかし、その力は今の竜の体では耐えられず、多くの災いの原因でもある。往々にして制御できない力は悲劇の引き金となるのだ。
星と炎の礎石
「聖火を灯し世界を照らした英雄は、星を枕に安らかに眠った。」
「彼らが残してくれた石一つ、ウォーベン一枚を礎石とし、我々は永遠に絶えぬ文明を築いた。」
否定と裁決
「召使」との決闘を終えた後、廃墟で拾ったピアス。
赤いマークは彼女の瞳に映る模様と同じように、勅令でありながら否決でもある。
両親を亡くした子供たちは、幼い頃より数々の苦しみを経験してきた。彼女はそれらを心に刻んでいる。
運命が世界を観察していると同時に、運命を観察する人もいる。いつの日か、栄誉、不公平、苦難、涙のすべては旧世界と共に否定される。運命を断罪する時が来るまで、赤月の末裔はそのあらゆる罪をありのまま記録していくのだ。
絹織りの羽
「召使」との決闘を終えた後、廃墟で拾った結晶の欠片。
冷めた血と炎は羽根の形を保ち、その周りには凝固した黒い糸が絡み合っている。
心が未成熟な間、幼子たちはいつも両親の手厚い世話に頼る——まるで雛が羽の庇護を必要とするかのように。だが、その雛もいつか羽が生え揃い、遥か彼方の空へと飛んでいく。これはどの生き物にも共通する摂理であり、そして運命もまた同様である。
その願いを叶えるため、「お父様」は危険な蜘蛛の糸で羽根を編み、鳥の翼に見立てて、家にささやかな温もりをもたらす。
残火の灯燭
「召使」との決闘を終えた後、廃墟で拾った灯燭。
伝説では、赤月王朝の古き儀式において、選ばれし孤児たちは灯燭を持ちながら、一人で長いトンネルを潜り抜けなければならない。蠟燭の火が消えたその時こそ、彼らが新生を迎える時なのである。そして黒い日が地下王国を照らす時代になって、罪人の手で燭火が揺らめくと、その光は影となり、足音と殺意を覆い隠すそうだ。
どのような材料で作られたのか分からないが、燃えても蝋涙はなく、黒い灰だけが風の中に散って、誰も知らない彼方へと消えていく。
金色の旋律の断章
ケンタウロス魔像の胸から落ちた金色のバッジ。それと共にある砕けた石には旋律が刻まれており、とある壮大な楽劇の断章のように見える。
統一される軍団、統一される楽章、そして統一されるリズム。不滅の軍団の指揮者が愚かにも運命を揺るがそうとする旋律を奏でると、無数の燃える剣がそのリズムに合わせて、神王の敵を滅ぼす華麗な楽章を織った。
かつて、永遠に幸せな調和と旋律が世界に響き渡り、すべての運命の果てに至ると考えた人がいた。だが、諧律には変奏が起こり得るもの。やがて反逆の神王は玉座から墜ち、不朽の王都は廃墟となった。軍団を失った統帥の手にある琴は、果たして誰の為に奏でられるのだろうか。
凝雲の鱗甲
山隠れの猊獣の鱗の鎧。手触りは冷たく硬い。剥がれ落ちても、表面になお純粋な仙力がこびりついており、普通の武器ではわずかな傷も付けられない。
普通の野獣も時として漂う仙力に影響を受け、普段より強くなることがある。一方、猊獣の身にまとわりつく仙力は周りの環境ではなく、自分自身に由来している——これも長の地位に就く猊獣がよく仙人と同等にみなされる理由である。
一般に吉運をもたらす瑞祥獣と思われているが、今はもうほとんど誰も覚えていない古い伝説では、「山主」という名の猊獣が村落を襲ったという話が残っている。「獣舞劇」の起源もその「山主」をなだめる儀式とされている。しかし長い歳月の中で、実際に猊獣を目撃したことのある人はごく僅かで、この説の真偽ももちろん確かめようがない。
超越に至らぬ水
水形タルパが崩れ、消え去った後に残された唯一の痕跡。
原海アベラントの体から得られる結晶とよく似た性質を持つが、微小な不純物が多く含まれている。まるで、未熟な職人が作ったガラス細工に閉じ込められた小さな気泡のようである。
それは原海アベラントの滴のように滑らかではない。とても鋭くて、四方に突き出ている。しかし、この形状から攻撃的なものはうかがえない。まるで結晶の中心から逃れようとしているのか、あるいはすべての方向に広がろうとしているかのようである。
光なき一塊
呑星の鯨との激戦の中で生み出された破片。
漆黒の夜空の中にも、微かな煌めきを放つ光が紛れもなくそこにある。まるで、砂に半分埋もれた真珠、アスファルトに散らばるダイヤモンド、夜霧の視界の果てに見える灯火、あるいは枯れた草原に点いた火花のようである。
だが、よく見るといい。輝きは少しずつ失われている。暗黒が四方から押し寄せてくるのだ。あなたは一瞬、宇宙を照らす新星となるのか。それとも、微かな炎を踏みつぶす、闇の支配者となるのか。
光なき渦の眼
呑星の鯨との戦いで入手できる奇妙な「物質」。見た目から想像するよりも、その重さは遥かにずっしりとしている。
黒鉄よりも黄金に、そよ風よりも大地に集まるように、すべては重みのあるものの周りに集まる。光が暗黒の渦から逃れることができないように、因果も重たい運命の周りに集まるのだ。おそらく、これは不可逆的な法則なのだろう。
しかし、この重い「物質」を手にするとき、常にある種の非現実感が漂う。これが呑星の鯨が吞み込んだ獲物の残した影であるのと同様に、あなたが戦っている相手も、奥深い宇宙からの反響にすぎないのかもしれない。
光なき糸
呑星の鯨との戦いの真っ只中、いつのまにか武器に絡みついていた細い糸。
古代フォンテーヌには、すべての現象を司る「フォルトゥナ」は、竪琴の弦のように細い「繊維」を織って出来ている——と考えた人がいた。壮大なメロディと共鳴する糸はあまねく幸福をもたらす一方、不協和音は宇宙のテクスチャを破壊するであろう。
原海駿の角
アワアワタツノコから進化した捕食者の頂点。「千年真珠の海駿」は、他の原海アベラントとはまるで異なる進化の過程を経てきた。種の原型に基づいて、より大きく、強靭に進化したのではなく、アワアワタツノコにはない肢体や角を生やし、骨格や筋肉さえも変化を遂げている。その姿は種の原型から離れ、古い伝説の幻獣を彷彿させるものだ。詩人や劇作家の想像の中ではタツノコさえも大地を駆け巡り、躍動する海駿の姿をしている。
フォンテーヌの言い伝えによると、原海アベラントの王は二体存在する。両者は長い年月を通して対立し、争ってきた。そのうちの一体は、他の同族たちを遥かにしのぐ僭主。その者は、最終的に自分だけの孤独な王宮を洞窟に築いた。
「トゥールビヨン装置」
肉眼で捉えきれないほどの高速回転により、重力を無効化する精密加工機械部品。
フォンテーヌ運動エネルギー工学科学研究院はその長い歴史の中で、かつて無数の命を奪い、そして再び大地を覆うであろう洪水と戦うため、生存の道を模索してきた。
膨大なエネルギーを秘め、大地の束縛から逃れることを可能とするアルケウムは、かつて救済の扉を開く鍵であると考えられていたようだ。だが、それを中心に開発された実験装置は期待するほどの成果を上げることができなかった。フォンテーヌの人々は早い段階からそれに関する研究を始めるも、最終的にその研究は静かに幕を閉じることとなった。その特性により、物質、あるいは物質以外の何かを分離させることができる。
帝王の決断
他の原海アベラントであれ、クロックワーク·マシナリーであれ、はたまた突然現れた討伐者であれ、「鉄甲熔炎帝王」と呼ばれる巨大な重甲ヤドカニはその爪で無数の謁見者を粉砕してきた。
人間と違って、原海アベラントの中には、貴族も金持ちの子供も存在せず、生まれながらにして高貴な身分に恵まれる等あり得ない。如何なる逆境をも乗り越え、すべての天敵に勝ち続けてきた原海アベラントは、長い年月にわたって捕食によって無限に力を蓄え続け、成長を遂げた末に、覇者と呼ばれ恐怖を抱かれる存在となった。
フォンテーヌの伝説によると、かつて二体の原海アベラントの王がおり、長い間相応の力で双璧を成してきたと言う。しかし最終的に片方が地下へ隠居するようになり、その立ち込める怒りの炎は苦水までを湧きたたせるのだと言う。
奇械部品·コペリウス
コペリウスの奇械部品。奇械ダンサーにエネルギーを供給できる。
奇械ダンサーは白金の音節を踏みながら、昼夜を問わず観客のために氷風の輪舞を披露する。弔いの鐘が鳴るまで、コぺリウスのステップが止まることはない。
最初の『クロックワークコッペリア』で、コぺリウスはクロックワーク·マシナリーのコッペリアの創造者であり、追求者でもあった。次は観客の記憶に頼り、わずかに再現されたセリフの一部である。
「もう心を決めた。これから私は、恋に落ちた人を追い求めることを止め、私が選んだ人に喜びをもたらすとしよう」
「荒唐無稽な事だが、これもまた世の常と言えよう。智者は愚かな者の命に従い、人生はまさに低俗な喜劇そのものだ」
奇械部品·コッペリア
コッペリアの奇械部品。奇械ダンサーにエネルギーを供給できる。
製作者の構想の中で、細くしなやかな関節を持つ奇械ダンサーの物語は、喜びに満ちた瞬間で留まったままだ。もしこの瞬間を邪魔しようとする者がいれば、コッペリアは並外れた戦闘能力でその招かれざる客に悲運の一節を贈るだろう。
「氷風組曲」はかつて、劇場でたった一度、数幕のみ上演された劇『クロックワークコッペリア』からインスピレーションを得ている。所謂「人の心」を持つクロックワーク·マシナリーのコッペリアと恋に落ちる発明家グロリアの物語を描いたこの劇は、上演前から評論家や文芸家の間で注目を集めていたが、上演初日、最初の幕間に、世界各地に深い傷跡を残した災難が起きた。
残存している物語は、当時幸運にも劇場に居合わせた観客の言葉で継ぎ接ぎされた数幕のセリフと、崩れかけた壁や過去の新聞雑誌に載っていた広告だけだった。
それは遥か昔の出来事で、当時はまだエピクレシス歌劇場の建設も始まっておらず、破壊された劇場が誰かによって買われ、改築され、数え切れないほど所有者が変更された末に、今のホテル·ドゥボールになるよりも遥か前の時代だ。にもかかわらず、長い年月が経った今でも、完全な上演すら叶わなかった『クロックワークコッペリア』は尚、黄金時代の物語或いは悲劇（両者は同じ物語の中に出てくることが多い）の創作を夢見る創作者、文学と芸術を愛するエンジニアや発明家にインスピレーションを与え続けている。
太古の樹海の一瞬
アペプの体内にあるオアシスで採った一つの琥珀。中には今や絶滅した小さな飛虫が閉じ込められている。
小さな命を包んだ琥珀は、木にとっての偶然だが、その中にある存在にとっては運命なのだ。
天から降ってきた災厄と共に、木も、蔓も、根茎も、草木も枯れていき、塵となり、多くの命が消えた。
しかし地上に存在しないオアシスによって大切に保管され、琥珀の中に静止したこの名もなき虫は、だからこそ同族がたどり着けなかった未来へと向かうことができた。
原初のオアシスの初咲き
アペプの体内にあるオアシスで摘み取った、原初の姿を保つ古の花。
それから長い歳月をかけて、花は無限の色と香りを得、夜空の星の数ほど多い名前をも得た。
しかし、最初に咲いたこの花だけは、いまだ名前がない。太古の龍からすれば——たとえバラがその名前を失っても、その芳しさを失うことはないだろう。定義とは、偏狭で寿命の短い種族が世界を知るためのツールに過ぎない。命は言葉に制限されることなどなく、永遠に変化し続けているのだ。
天地に生える蕨
アペプの体内にあるオアシスで摘み取った、一本の蕨。
時間の概念が生まれるよりも昔、世界は龍によって統制されていた。そしてアペプの霊囿に、草木が生える天地に、最初に芽生えたのが蕨であった。
それから長い歳月をかけて、蕨は木に、蔓に、根と茎に、そして葉になって、大地を覆い尽くした。しかし、丸まった姿であった最初の蕨が、何にも縛られることない大空へと伸びたときに立てた微かな音を、アペプは今でも覚えている。
常闇の輪
闇の福音を囁く四本の腕を持つ使者を倒した後、手に入れた円環状の法器。
円環とは通路の形を模したものである。ゆえに様々な不思議な力を持つ法器は、往々にして円環の形をしている。
大地の奥深くで宇宙の一角を垣間見た者がいた。たとえ宇宙の中にいる偉大なるものの影であろうと、大地の重力に縛られた小さな命より遥かに鮮明で、より立体的な形を持っていると彼らは知っている。そして彼らの先駆者は、漆黒の宇宙へ行こうとしたり、あるいは本物の宇宙を争いに満ち、希望に枯れ、過去も未来もない世界の地底に隠された繁栄平和の国に持ち込もうとしたりしている。この円環状の法器は、宇宙を招致するための通路なのかもしれない。
蒼礫蕊羽
ウェネトの尾に隠されている蒼い鞘翅は、まるで咲き誇る花の蕊のように繊細である。
伝説によると、この世に時が始まるよりも前、彼らは草原や巨木の下にある湿った大地を、空を飛ぶ鳥や水を泳ぐ魚のように行き来していたという。一般的には、花への擬態は道に迷った獲物を砂嵐へと誘い出すためであると考えられている。しかし、花が咲いて浮遊するその姿はそもそも砂塵に属するものであり、数え切れないほどの遠い昔、砂漠に草が蔓延り、花がまだ咲いていた時代を模倣しているという説もある。
空行の虚鈴
鈴のような形をした、機体の腕の球関節を繋ぐためのパーツ。見た目は小さく精巧だが、これが担うエネルギーは想像を超えるものだ。
腕に繋ぐと、両腕は感覚を失う。
足に繋ぐと、両足には力がほとんど入らなくなる。
そして、これを頭に繋ぐと——
憎しみと苦しみ、狂気と傲慢は、それでも洗い流せないだろう。
幸いなことに。
無心の淵鏡
正機の主の胸先にある、外界を遮断するための鏡。その身分と威厳を宣告するため、わざわざ三つ巴模様があしらわれている。
この模様は雷の主に対する臣服を宣告するものではなく、
この世界に存在する既存の権威と能力に向けられた刃である。
また、この鏡は世間の人々の批判的な目を隔てるためのものではなく、
俗世にあるすべての穢れを仕切るための塀である。
この大殿にて懲罰を施し、蒙昧を洗い流し、
夢想を覆し、煩悩を抉り出し——そして定められた業を今一度書き直す。
傀儡の糸
機械人形の背部に通す導管。その中に流れる色彩は時に暗く、時に明るく…その矛盾に人は恐怖を覚える。
この管は機械人形にエネルギーを提供するが、同時に人形を操り人形の糸のように束縛する。
導管の支えがなければ、人形は生まれたての赤ちゃんのようにか弱く、一歩も動けぬ存在と成り果てるのだ。
滅諍の蔓
無相の草が最終的に凝縮して作った形態。強固なツル草によって囲まれた純粋な元素の結晶である。
条理に相反し、すべての命の形態から最もかけ離れた無相元素が、最も生命に調和する草元素と結合された状態で大地に出現するというのは、本来あるべきことではないのだろう。ある一説によると、無相元素には「学習」の知性があり、森の中の多彩と夢を知っているという。そして千年を超える時の中で、このような姿へと変わったのだ。
導光四面体
謎めいた機械を倒して獲得したコアの部品。
今になっても、古の機械は主の夢と己の責務を忘れたことがない——千の宮殿を築き、三千の機械を統制し、万の今では咲けぬ花を植え、地上にある全ての意識あるもののために、砂海に埋もれた「楽園」を再現したい——
砂漠の王が消え、夢までが深き罪の囁きによって腐敗したとしても。すべての魔柱が完全に打ち壊され、王に愛された巨獣が熱砂の嵐に姿を隠したとしても。
永続コア
謎めいた遺跡機械からとれた駆動装置。
動かすべき機体が壊れたにもかかわらず、回り続けている。
地上に際限なく出力できるエネルギー源など存在しないはずであり、「永久運動」に関する研究成果も大多数が反証されてしまった。それを踏まえてこのコアを見てみると、既に滅亡したこの文明はかつて、人が触れてはならない領域にまで達していたことがわかる。
隠雷の実
鋭利な葉っぱに包まれた迅電樹のコア。周囲に雷元素を好き勝手に放つ。
大地の奥深くで咆哮するエネルギーは焦燥感を滲ませながら、怒りを注ぎ込もうとしている。そして、不幸なツル草も狂暴さに染めあげられ、ねじ曲がった枝を振りかざして泣き叫ぶのだ。雷火が体を貫く痛みを他の人にも味わって欲しいのだろうか——それとも、必ず訪れる破滅を前に、もがき苦しんでいるのだろうか。
茸王の鉤状のくちばし
マッシュラプトルを倒した後、手に入れた角質構造。
学者たちは、柔らかいキノコンが岩のように頑丈な鉤状のくちばしを持つように進化したことは、奇跡だと今も考えている。進化の終着点であるこの華麗なキノコンの王は、悠然と歩き、時に長い鳴き声を上げながら、雨林の万物にこう伝えている——最も弱く臆病な生き物でも、将来は山の主人になれる可能性があると。
符文の歯車
山壁の「歯車」を掘り出すために使われた、謎の蛇の形をした古代の機械。解読不能の不吉な符文が刻まれている。
伝説によると、大地の黒き亀裂には、巨大な蛇が潜んでいるらしい。それらは地上の世界に恨みと悪意を抱きながら、未知なる目的のため、巨大な隧道を掘り続けていると言う…
万劫の真意
すべてが落ち着いた後、浄土から取り出した小さな髪飾り。
一念は万劫の終わりであり、時間を超えた想いと言うのは必ず存在する。
百千万劫に渡る眞の想いは、ちゃんと届いただろうか。
禍神の禊涙
浄土から取り出した人形の関節。「悪曜の眼」の形をしている。
この眼で眺めるだけで災いや呪いを下せるため、人生の不幸を「禍神」のせいにするのも無理はない。だが、よくよく考えると、もし自分の意志が強く、信念が固かったならどうだろうか…
万劫はあまりに遠いが、凶星悪曜ですら涙で身を清めることができるのだ。
凶将の手眼
浄土から取り出した人形の関節。「見たままを形にする」という概念を象徴している。
禍神となった今も「彼女」はこの手眼を操ることができ、視界が捉えた一瞬の間に、一太刀を放つ。
しかし万劫はあまりに遠く、凶将の骸も春を迎えねばならなかった。
ドラゴエアのニセヒレ
アビサルヴィシャップを倒すと手に入る生体組織の一部。
サメのヒレのように見えるが、実用性はない。
かつて、白夜国の民はアビサルヴィシャップについて研究していた。それらが持つ特徴の中でも最も異質なのが、己の意志で自身の特徴を取り除くか継承するかを決められる点。人工的な光を嫌うため、ヴィシャップは成体になると視覚組織の多くが失われる。また戦うために元素の多様性を持ち、適したものへと進化してきた。
獣域王器
王獣を倒すと入手した折れた角。追放された後、この世に存在すべきではないもの。
獣域ウルブズの中で帝王と呼ばれていても、魔獣たちの系譜では、その兄たちの万分の一にも満たないだろう。
「黄金」が無数の獣域ウルブズを捨て紙のように圧縮して偶然にできた異形の魔獣。その角には、黒いウルブズを命じて自分のために空間を溶かす権威が秘めている。
雷霆の念珠
雷音権現が残した電気が秘められた雷の念珠。
伝説によると、雷音権現は雷霆につれて、強大な怨恨に満ちた場所でのみ降り立つそうだ。それを駆動し、砕かれた大地で永遠に徘徊させ、貫天の雷を放つようにした者は、歌人のストーリーでは命が耐えられない失望と苦痛である。
排他の露
無相の水が凝縮した後、残された奇妙な水玉。
強烈な排他本能を持つことも、無相の水の攻撃手段の一つである。水の中に記憶と意志が含まれ、水との融合と共に成長していくそうだ。だが、無相の水が召喚した波は、あらゆる湧いている物と相容れない。たとえペトリコールの純粋な水の中に落ちても、この水玉は水銀のように、周りとの融合を拒絶するだろう。
灰燼の心
本来の力を発揮した「淑女」を倒して手に入れた、大きな力を秘めた異形の欠片。
涙でさえも炎をかき消すことはできない。熔銑の如く熱い悲しみと怒りが血管を駆け巡り、涙腺からあふれ出る。
彼女の心が永遠の火に焼かれる前に、最初の愚者が彼女を見つけ出した。彼は分かっていた。より深い憎しみと妄念のみが、彼女を蝕む炎を消し去り、彼女を仲間にすることができると…
獄炎の蝶
本来の力を発揮した「淑女」を倒して獲得した、大きな力を秘めた異形の欠片。
氷の封印が解かれ、過去の意志が蒼白の牢獄を突き破った。彼女が再び元の名前を思い出した時、不死蝶は血肉の灰塵と共に飛び散っていく。そして彼女も、大地を徘徊し、烈炎を放ち、罪を燃やし尽くした過去と二度と会えなかった人物の顔を思い出した。
溶滅の刻
本来の力を発揮した「淑女」を倒して手に入れた、大きな力を秘めた異形の欠片。
「私は長い夢を見た。」
「夢の中では、私たちが作った純白の世界で、あんたと再会した。」
「ようやく目が覚めた。私はとっくに炎に飲み込まれ、あんたも毒と共に大地へと戻った。」
「しかし、もう問題ないわ。前に進み続けるためには、後ろにあるものをすべて燃やし、彼の言った永遠に純白で汚れのない王国を信じる必要がある。地平線の果て、『陛下』の夢の中、彼に魅せられた『妄念』の中を…」
陰燃の珠
無相の炎が凝縮した結晶で、熱を放ち続けている。
灼熱の炎はいつか消え、焚火は自分の意志で再び燃え上がる。無相の炎の絶え間ない消滅と再燃、拡散と凝縮もまた、万物の生気と同様に、世界の意志の一部なのだろう。暗黒の運命が訪れ、森羅万象を無と化す日が来るまで。
恒常からくりの芯
恒常からくり陣形の自律行動を維持するコア。
一説によると、コアの模様の中には肉眼で読むことができない言語で、知能とロジックが書かれている。別の説によると、この大きなコアと複雑な模様を持つ遺跡機械は、自発的に生物の姿を捨て、強大な性能を求めたらしい。
魔偶の芯
無機化合物である魔偶剣鬼を生きているかのように剣を振るわせる芯。
どんなに優れた武術も、どんなに美しい思い出も、いずれ肉体と共に消えてしまう。
生身の時よりも永遠に近づくためには、手足胴体を全て頑丈なからくりへと変え、心臓を精密な「芯」に置き換えるしかないだろう…
凝結の華
無相の氷が開花する極寒の瞬間、純粋な氷晶が凝結される。
氷霜の結晶は、必ず氷のように冷たい規則に従って成長し、開花し、やがてすべてを凍らせる寒冬の花となる。停滞した時間、溶けることのない意思こそが、不滅の花の真意であるはずだ。
鍍金の鱗
玄岩から自然と生まれた鱗の鎧は、強靭かつ沈黙で、「龍王」の力が潜めている。
無数の虫けらが廃土に還る永い歳月の中で、黄金と黒曜石が岩に埋め込まれてできた血肉が、やがて鎧となった。
燃える痛みも、無言の叫びも、おそらく怨念が終結する瞬間に消えてしまうだろう。
血玉の枝
特別な輝きを放つ骨の枝は、「龍王」の力で形成したもの。
憎しみは泉と共に流れ、冷酷な月の光と交じり、結晶化した枝を成長させる…
戦いで切り落とされても、龍の血に育まれた枝は未だに騒めいており、安らかな時が訪れることは永遠にないだろう。
龍王の冠
千年の玉石が凝縮して成った結晶の角、「龍王」の天然の冠。
魂を力の源に、盤石で形をつくる。かの者は山の奥から生まれ、岩の国で天地の威厳を表した。金色の長い角は、その力が過去のとある君主に匹敵する証。
かつて破裂し、色を失ったが、今は手の中で冷たい黄金の輝きを放っている。
未熟の玉石
エンシェントヴィシャップ·岩から取り出した結晶物質。龍になれる可能性を秘めている。
山で深く眠るヴィシャップは、このような薄暗い結晶を沈殿させる。璃月の伝説によると、この結晶は時間とともに力が蓄積し、最終的に本来の心臓を取り替え、ヴィシャップも真の龍になり、山を揺るがし、大地を引き裂くという。
武煉の魂·孤影
邪眼の力を解放した「公子」に勝利した後、手に入れた力。
無数の戦いを経験した気迫と戦意が、全力の交戦中に解き放たれ物質化したもの。
もし運命が実在しているなら、彼の運命は捻じ曲げられてしまったのだろう。そうでなければ、いつも闘争の中心にいるはずがないのだ。
魔王の刃·残片
邪眼の力を解放した「公子」に勝利した後、手に入れた武器の欠片。
かつて、抗えぬ暗闇の地に捕らわれ、その国の闇を目の当たりにした少年は、この世界に存在してはならない暗黒に染まってしまった。
「邪眼」の力とは関係がないが、持ち物は主人に似るのだ…
呑天の鯨·只角
邪眼の力を解放した「公子」に勝利した後、手に入れた水鯨の角。
伝説によると、命ノ星座は人の気質を表している。漆黒の夜空を泳ぐ星の鯨は、恐らくすべてを粉砕し丸飲みする狂気的な理念を表していたのだろう…
これを受け入れた彼は、世界を破滅させる水の鯨を呼び出し、戦いを挑んでくるだろう。
浄水の心
純水精霊が残した永遠に透き通る一掬の涙。
湖に溶いても希釈されないだろう。でもこんな高貴な純水精霊はなぜ浄水で変身してまで地上の生き物になろうとしているのかな？呼吸も、食事もする必要がないのに…
常燃の火種
永遠に燃え続ける爆炎樹のエネルギー源である種。世の中にある全ての草木を焼き尽くすような炎元素の熱量を放っている。
大地の深所で湧いているエネルギーは無数の願いを背負っている。烈火と共に植物に纏って永遠に燃えさせて、そして爆裂の炎で全てを浄化させようとしている。いったいどんな願いかな？
極寒のコア
急凍樹を倒した後に現れるコア。
今にも大地の深淵のエネルギーと思念が噴出しようとしている。哀悼のように静寂な氷霜もいずれ地上の生物に宿る。たとえ生き物を狩らないはずのツル植物でも、強く凶暴になるであろう。
玄岩の塔
無相の岩の外殻によって構成された石柱、純粋な岩元素が高度に濃縮されたものである。
岩元素は最も重い元素だ。無相の岩が、外殻を高くそびえ立つ岩の柱にし、自身を高いところに上げたのは、敵から身を守るためではなく、無縁だった天空により近づくためなのかもしれない。
北風の魂箱
北風の王狼の魂から取ったごくわずかな力。
この大地はかつて北風に吹かれ、氷霜に包まれていた。しかし強い北風は命を育むことはできず、命の苗を消すのみであったと、彼は最後にようやく理解した。命の終わりに、彼は自分の力を大地に込めて、大地とその住民を永遠に守ると誓った。
北風のリング
北風の王狼の体から取ったごくわずかな氷。
この大地はかつて北風に吹かれ、氷霜に包まれていた。砂利のような氷と雪は寒風の中で叫び、肌を裂き、血を固まらせる。今の北風の王狼の力は昔より劣るが、大地を凍らせるほどの力はまだある。
北風のしっぽ
北風の王狼の体から取ったごくわずかな尾鱗。
命と体を失っても北風の王狼には強い力がある。挑戦を迎えるために氷と風で再現したその体は彼の全てを収容できず、一部の魂は戦闘中に抜け落ちた氷の鱗に付着した。
東風の吐息
モンドの東風の主が呼び起こした狂風の中から取った力。
優雅で、透き通っていて、恒風と竜巻を使役することができる。風に乗ると、風は仲間、歌声、そして自由になる。
その敵は、風の敵でもある。
東風の爪
モンドの東風の主から取った爪。
かつて魔龍「ドゥリン」の血肉を引き裂いたため、中には恐ろしい猛毒が含まれているが、君が浄化、治癒したおかげで、その毒はようやく落ち着いた。
東風の羽根
モンドの東風の主から取った羽根。
それは千年の風と共にあった龍の羽根である。羽根の自由を追い求める本能はそよ風を呼び起こし、束縛から逃げようとするが、その旧主が君を認めたため、羽根は君の手のひらに止まることになった。
雷光のプリズム
無相の雷が元素を集め、損傷を直すための物質。中には純粋な雷の力がある。
プリズムは光を構成する色彩の区別ができ、雷光のプリズムは流れるエネルギーを純粋な雷光に織り成すことができる。たとえ無相の雷が倒されたとしても、雷元素はこのプリズムの中で集まり続ける。
暴風の種
無相の風が倒された後の形態、中には純粋な風の力が含まれている。
繊細な蝶々の中にも、暴風を引き起こす力がある。この純粋な風によって構成された蝶は、暴風を再び起こす日を待っているはずだ。
暗き霧の兜
ワイルドハントの霧の中で見つけた兜。
異界から来た穢れた存在が地脈に宿る古の記憶を吸い取ったためか、その形状は失われた古国の遺物に非常によく似ている。
暗き霧の鎧
ワイルドハントの霧の中で見つけた鎧の欠片。
ワイルドハントの魔物が使っていた鎧の一部だが、なぜか霧と共に消えなかったようだ。
暗き霧の欠片
ワイルドハントの霧の中で見つけた欠片。
異界から来た漆黒の力が、雪の結晶のように凝結したものである。
輝光の外殻
光を帯びていた魔獣の体表からとれた、涼やかな輝きを放つ巨大な骨の塊。
古の月の力の恩恵を受けた魔獣たちは、長い年月をかけて浸透したこの光を通じて、成長した外骨格を操ることができる。たとえ構造上完全に繋がっていなくとも、体表に浮かぶ外骨格は意のままに動かせる彼らの身体の一部なのだ。
淡光の遺骨
光を帯びていた魔獣の体表からとれた、微かに発光する骨の欠片。
古の月の力に浸された魔獣の外骨格の欠片だが、あまりに長く力に触れていたためか、本体から離れて随分たった今もなお、深い色彩は色褪せていない。
失光の骨片
光を帯びていた魔獣の体表からとれた、くすんだ骨の欠片。
古の月の力に浸された魔獣の外骨格の欠片だが、かつてそこに秘められていた神秘と輝きはすでに失われている。
霜夜の栄華
霜夜の継霊者を倒した後、角から得られた骨の欠片。
表面には月光のように温かな光が宿り、極寒の深夜にも消えることはない。ある意味で、これは霜月の子と同様、これら高貴な生き物たちの最後の意地なのだろう。彼らが仕えた主はすでに塵と化したが、その夢の中ではなおも黄金の栄光が輝いている。
霜夜の柔光
霜夜の継霊者を倒した後、角からとれた欠片。
霜月の子に口伝えで残された最古の祈祷歌によると、これらの高貴な生命体の輝きは、極北の哲学者に「神使の無垢なる哀れみ」と称されたという。その哀れみが黄金の都の滅亡を止めることはなく、彼女の末裔が荒野を彷徨う運命から逃れることもなかったが、その優しく柔らかな光は今も角に宿ったまま、二度と訪れないかもしれない夢を待ち続けている。
霜夜の残光
霜夜の継霊者を倒した後、角からとれた欠片。
伝説によれば、遠い昔、この高貴な生命体は黄金の都の従者であり、その瞳には聖なる天の光が映っていたという。光が消え失せた今も、主を失った継霊者たちは月下の霜夜を彷徨い、誰もが忘れた誓いを守り続けている。
霜刻の徽章
ファデュイ特務隊員に配られる徽章。
霜の色をしたクリスタルがはめ込まれたこの徽章は栄誉の象徴であり、所持者が過去の任務で忠誠と自らの価値を証明してきたことを示している。
精巧な徽章
ファデュイ特務隊員に配られる徽章。
精巧な輝きの裏には、徽章の所有者が昇進のために支払った代償が潜んでいるかもしれない…
破損した徽章
ファデュイ特務隊員に配られる徽章。
これを持つ者は、一体どのような決意を胸にこの隊に加入したのだろうか…
精巧な駆動軸
設計局によって精製された陸巡艇の駆動軸。
北国のエンジニアが描いた設計図において、この目立たぬ小さな部品はかつて栄光と技術進歩の象徴であった。幾多の世代の知恵がこの小さな金属部品を作り上げたからである。今、それらの部品はこうして冷たい土の中に散らばり、次の出番を待っている…
強固な駆動軸
強化処理が施された陸巡艇の駆動軸。
数え切れない損傷報告の積み重ねから、ようやくこのわずかな改良が実現した。オルジェイナヤ・パラタの行政体制は、製造される機械そのものよりも何十倍も複雑なのかもしれない。なぜなら、最先端の陸巡艇でさえ、製造に数か月、あるいは数年もかかることはないからだ。
破損した駆動軸
戦闘中に損傷した陸巡艇の駆動軸。
いかなる精密な技術も激しい摩耗には抗えないように、どんなに壮大な理想を掲げても他者の理想のために犠牲になった者の命は取り戻せない。ましてや量産された機械は精密とは言えず、量産された理想もまた真の理想とは言えない…
燃える鱗甲のプリズム
マグマイタチを倒した後、その背中からまるごと取れた鱗甲。
マグマイタチの群れの中でも、地位が高い個体ほど、背中に宿す燃素が多いのだという。理由は簡単だ。きっと地位が高いマグマイタチほど、背中に蓄えた燃素を使う機会が少ないのだろう。
熱を秘めた鱗甲
マグマイタチを倒した後、その背中から取れた鱗甲の一部。
マグマイタチは緊急時に備え、背中の鱗甲に燃素を蓄えている。燃えるイタチが聖山を飛び回るときに浮かべる一抹の炎の色は、もうずっと誰も見ていない光景かもしれない…
冷えた鱗甲の欠片
マグマイタチを倒した後、その背中から取れた鱗甲の欠片。
かつては燃えていた部位だが、今は冷えきってしまった。本来秘められていた炎のような輝きは、すでに消えてしまっている。
光惑う渦葉のコア
深遠なるミミックフローラを倒した後に残る残骸。くるくると丸まった葉っぱで構成されたコア。
生気を失ったような暗澹とした雰囲気を纏っていても、微かに蠢く不吉な力が感じられる。
こうした魔物が倒された時、大地から吸い取った記憶はどこへ行ってしまうのだろうかと疑問に思う人もいるが、もしかしたら、このコアがその答えを提供しているのかもしれない。
誘光の広葉
深遠なるミミックフローラを倒すとドロップする矢型の葉っぱ。
地脈を侵蝕し、その中の記憶を抽出した後、魔物から生まれる魔物自身が解析した情報を載せた媒体。魔物が様々な形態に擬態できることも、これらの複雑な模様を持つ枝葉と関係しているかもしれない。
折光の胚芽
深遠なるミミックフローラを倒すとドロップする胚芽。
この魔物が黒き波の中で誕生したとき、最初に生まれたのが元素の力を偏らせるこのような若い芽だと言われている。
秘源のコア
動かなくなった秘源機兵から落ちた物。
秘源機械を動かすための完全なコアに見える。汎用部品として造られた不思議な装置のようだ。古代文明の偉大なる民は、金色の模様により誕生した知恵を駆使し、不思議な機械を動かす設計図を描いたという。このコアもその一つかもしれない。
秘源のシース
動かなくなった秘源機兵から落ちた物。
秘源機械を動かす装置に見えるが、中心部が空っぽだ。
秘源のベアリング
動かなくなった秘源機兵から落ちた物。
二つの装置を繋ぐ接続部分のようだ。
燃え盛る遊像の眼
溶岩の像を倒した後、その体内から取れる欠片。
かなりの熱量を放っている。
これほどのコアを放っておくと、新たな溶岩の像ができてしまうという。古の文明では、火の燃焼によりあらゆる命が誕生し、燃え盛る種火こそ魂と知恵の起源だと信じられていた。溶岩の像はその説を裏付けているかもしれない。あるいは…その説により、溶岩の像がナタの地に誕生したのだろうか…
燃え盛る命の種
溶岩の像を倒した後、その体内から取れる欠片。
微かな熱量を持っている。
これぐらいの石の集まりとなると、その燃焼を止めることはもはやできない。これこそが、ある命の始まりの形だと言われている。
燃え盛る石
溶岩の像を倒した後、その体内から取れる欠片。
ここまで砕けていても、なお燃え続けているのは、燃素の異常な活力によるものかもしれない。
巡る意志の偶像
大霊の化身が宿る欠片。
黒曜石を囲んだ形の玉の彫り物。昔の人々はこのような彫り物を使って、夜神の国の「大霊」との交信を試みたという。そのおかげで「大霊」はこれに憑依し、顕現できたのかもしれない。
明瞭な意志の偶像
大霊の化身が宿る欠片。
なんとなくその形を見て取れる玉の彫り物。より多くの「大霊」の意志と力を宿すことができる。
砕けた意志の欠片
大霊の化身が宿る欠片。
壊れた石像の欠片であり、中に宿る「大霊」の意志と力も限られたものである。
竜冠戦士の金笛
ナタの部族で竜冠を授かった強き戦士のシンボル。
部族のために栄誉の功績を築き、その武勇を認められた者だけが、この金笛を手に入れることができる。しかしこれはもはや、笛よりも装飾としての意味合いのほうが強い——竜冠を授かるほどの戦士なら、ほとんどの危機を自力で解決できるからだ。
戦士の鉄笛
ナタの部族の戦士のシンボル。
部族の正式な戦士になったらもらえる鉄笛。部族の周辺を巡回している際、危機を察知したら笛の音で知らせ合うことは「戦士」の責務である。
従戦士の木笛
ナタの部族の従戦士のシンボル。
最初から戦士になれる者などおらず、真の戦士から戦い方を学ぶ必要がある。故に、部族には「従戦士」という位が設けられた。
覇道の牙
ナタの強い竜が落とした鋭い牙。
側面のギザギザや獰猛な形から、持ち主が戦場でいかに勇猛であったかが窺える。「覇者」と言える竜だったのだろう。
熟練の牙
ナタの竜が落とした堅い牙。
牙の摩耗具合から、持ち主が経験したであろう暮らしや戦いが想像できる。竜の中でも、優秀な戦士と呼ばれるにふさわしいだろう。
未熟な牙
ナタの竜が落とした牙。
まだ育ち切っていないようだ。もし牙から年齢を推定する方法があるなら、この牙の主はあまり長い年月を過ごしていないと結論づけられるかもしれない。
光揺らぐ剣の柄
古い彫像から取った石の剣の柄。持ち主から離れたばかりのため、剣の柄にある炎はまだ消えていない。
理想への道は時に炎と血で作る必要がある。この巨剣はそのために作られたものだ。だが、無数の熾烈な戦いを経た後、その果てにあったのは金色の未来などではなく、神でさえ抗えない運命だった。
折れた剣の柄
古い彫像から取った石の剣の柄。剣の柄の割れ目と刻まれた痕跡は、その主がかつて経験した残酷な戦いを記録しているようだ。
不滅への執着が原因か、魔像を作った者は金属ではなく、白石で重い大剣を作った。今や、折れた剣の柄がその理想は虚妄であったことを告げている。
砕けた剣の柄
古い彫像から取った石の剣の柄。海水の浸食を受けたことで砕け、かつての輝きを失った。
最初の魔像は戦争のために作られたわけではないかもしれない。だが、その不滅の体躯は間違いなく、人間の肉体を遥かに凌駕する力を有していた。しかし時間の前では、不滅にも果てがあるようだ。
淵光の羽鰭
玄文獣を倒した後、その背中から取ったきらびやかな羽鰭。
表面は幽玄で微かな光を照り返しており、仙力の跡をかすかに感じられる。夜が更け静まり返ると、凶暴な野獣もしばし安らかな眠りに落ち、そして「夢」がまだ人間だけのものではなかった歳月を思い出す。しかし、かつて数多の美しい夢を創造した主はとうにいなくなり、昔日の夢もまた淵の底に沈む幽かな光のごとく、もはやその跡を尋ねるのも難しい。
月光の羽鰭
玄文獣を倒した後、その背中から取った羽鰭。
表面は月光のように穏やかで幽かな光をぼんやり照り返しており、なぜだか人に落ち着きを与える。いわゆる「玉魄は虚白を流し、玄文は影明を照らす」である。どれほどの歳月が流れようと、山林を歩く野獣はまだ落ちてこない月の光を偲んでいる。ちょうど影と夜風の奥深くにしまい込まれた秘密のように。
翼状の羽鰭
玄文獣を倒した後、その背中から取った羽鰭の一部。
長距離飛行の能力はないが、この鳥の翼のような羽鰭のおかげで玄文獣は獲物を追うとき素早く動ける。
従者の時々刻々
「邪眼」を埋め込んだ装飾品。ファデュイ従者の元素力の源である。
しかし、それなくしても、長年の厳しい訓練と実戦経験で培った従者の身体能力は常人のそれを遥かにしのぐ。彼女たちは、自分の過去、現在、そして未来がファデュイの理想郷のために捧げられていることを深く理解しており、邪眼の力を使うことで被る代償は取るに足らないものであると考えている。
危機に直面したとき、自らの命を守ろうと果敢に戦うのは、決して命が惜しいからではない。自分を「従者」として育成するのにかかった時間のコストが高いことを理解しているからである。
従者の制式懐中時計
ファデュイの従者たちに支給される制式懐中時計。
懐中時計のクラウンの位置は合理的でなく、ケースの過度なエッジは衣服を容易に摩耗させる。そのため、そのムーブメントをシンプルで特徴のないケースに移して使う者もいる。
ベテラン従者は、これを新人に課せられた補給官からの試練だ、と冗談交じりで言う。なぜならそれは、極秘任務中にカモフラージュを施すロジックと似ているからだ。
古びた従者の懐中時計
ファデュイの従者たちに支給される制式懐中時計。
ケースのエンブレムの摩耗と変色は、執行者として過ごした日々を忠実に記録している。
異界生命体のコア
ブリーチャープリムスが残したコア。
この類の生命体を完全に消滅させる方法はない。コアしか残っていなくても、翌日或いは数十年後に再び生き返るからだ。幸い、あまり高い攻撃性や知性を持っていないようで、ほとんどのフォンテーヌ人はなるべくそれに近づかないようにしている。
「護国の白騎士」と同行したファントムハンターの話によると、エリナスの凄惨な戦いが終わった後、大量のブリーチャープリムスが出現したが、彼らを攻撃したりはしなかったという。
外界のシナプス
ブリーチャープリムスが残した欠片。
この種の異形生命体はエリナスに由来しており、エリナスを主な活動範囲としている。
隙間のコア
ブリーチャープリムスが残した欠片。
地上のどの生命体とも似た箇所がない。
生まれたての濁水幻霊
水の中に息づく生命には形がなく、形のない生命もまた水の中で、水の形を借りて誕生する。
古代フォンテーヌの詩人や哲学者はこう信じていた（或いは願っていた）。時間が始まる前の過去と、時間が終わった後の未来において、数多の生命は水の中で出会い、形や言葉、触れ合いを必要とせず、新たに生まれることも、死ぬこともないのだと。
そして、水の世界はすべての生命の延長線上にある。
これは世界の最も原始的かつ最終形体で、既に過ぎ去った、或いはまだ到来していない黄金の時代である。
濁水のひとすくい
濁水幻霊を倒した後に得た水。
まだ生命力が完全に消えていないようだ。
かつての純水精霊がフォンテーヌから姿を消した後、水中から浮かび上がるのは、美しいとは言えない形の、奇妙な元素生命体しかいない。
濁水のひとしずく
濁水幻霊を倒した後に得た小さな水滴。
まだ生命力が完全に消えていないようだ。
奇械のコア歯車
クロックワーク·マシナリーの歯車。
加工の精度および材料学の進歩はフォンテーヌのクロックワーク·マシナリーの発展のカギとなる。先進的設備の力を借りれば、どのエンジニアだってアラン·ギヨタンの時代を凌駕する機械を作り出せる可能性がある。
しかし、現在フォンテーヌの最先端クロックワーク·マシナリーはメロピデ要塞で生産されている。その理由は、いつまで経っても「工房」の実力は「工場」には叶わないからだ。
機構の平歯車
クロックワーク·マシナリーの歯車。
クロックワーク·マシナリーは運動学において数々の画期的な進歩を遂げてきたが、動力学においては、400年以上前に「奇械公」のアラン·ギヨタンが築き上げた基礎と枠を未だに突破できていない。
実は「クロックワーク·マシナリー」という名前は、彼の時代よりも前、ゼンマイバネの位置エネルギーによって駆動する古の装置に由来している。
整合の歯車
クロックワーク·マシナリーの歯車。
動力伝達のための重要な部品。この部品がないと、対応のモジュールは機能しなくなる。
色変わりの結晶
原海アベラントを倒した後、その体内から得た大きな結晶。不思議なエネルギーを秘めている。
万水の源であるフォンテーヌの水だが、異国へ流れてからはその独特の性質が失われてしまう。そのため、フォンテーヌの海に然る特徴を与えたのは水そのものではなく、海原の下に存在するとある物質ではないかという推論がある。
言い伝えによると、今は破壊されてなき自然哲学学院にはこの物質について深く研究した人がいたという。
異海の塊
原海アベラントを倒した後、その体内から得られる結晶体。微かに不思議なエネルギーを放っている。
航路や人間の足ではたどり着けない遠海には、偉大なる生命が存在すると言われているが、普通の海は取り立てて言うほどの特徴もなく、その生命力はフォンテーヌの「海」に遥かに及ばない。
そのため、フォンテーヌに誕生した生命やその他の物質には、往々にして不思議なエネルギーが宿っている。
異海の露
原海アベラントを倒した後、その体内から得た小さな結晶。
フォンテーヌの「海」に生まれた原海アベラントは、水中の不思議なエネルギーによってその独特な形の生命体が形成されたと推測されている。
流浪者の満開の花
ヒルチャールレンジャーが大切にしていた咲き誇る野花。これといって特別なところはない。
永遠の異邦人は謝礼を求めたことがない。その行いはいつか、花を咲かせて実るはず…
自身の言語こそが故郷の在り処だと言われるが、ヒルチャールは記憶と文字を失った魔物の種族。このような流浪者にとって唯一の賛美は、贈られた花にある僅かな香りであろう。
誰かが大切にしていた花
ヒルチャールレンジャーが大切にしていた野花。これといって特別なところはない。
大半の文明において、花は気持ちを表現する贈り物やお礼の意味を持つ。
文化の経緯は失われたとしても、こういった意味はきっと失われていないだろう。
何処かで摘まれた咲きかけの花
ヒルチャールレンジャーが大切にしていた野花。花開く前に摘まれてしまった。
荒野の巡礼では余計なものを一切持たないヒルチャールレンジャーだが、この咲きかけの花だけは例外である。
刻紋の背骨
聖骸獣の背にあった古代紋章が刻まれている骨殻。
霜花のように清浄で硬い骨殻は、依然として微かに遠い世の遺恨を纏っている。いつの日か、獣の骨は時という風の中で白い灰のように散り、往日に逝去した高貴な者も、やがて安眠の日を迎えるだろう…
堅固な背骨
聖骸獣の背にあった堅固な骨殻。
滅びた偉大なる生物の死骸を貪って繁衍する災獣の骨。かつての力の片影を盗んでも、獣の群れは神々と同じ運命から逃れることはできない。
毀れた背骨
聖骸獣の背にあった毀れた骨殻。
かつて四方に散らばっていた災いの証は今や、人影もない場所でしか見られない。
輝くプリズム
プライマル構造体を倒した後獲得した古い部品。
砂漠の王は昔、とある夢を見た。そして沢山の約束もした。
砂漠の伝説によると、あれらの機械は元々、約束を果たすための道具であったらしいが、現在まで残されたのは機械記憶体に刻まれた知られざる夢や約束だけであろう。
濁ったプリズム
プライマル構造体を倒した後に獲得した古い部品。
あれらの機械は、同じく砂海の奥底から来る「遺跡機械」とは異なり、殲滅や征服のために作られたわけではないらしい。
壊れたプリズム
プライマル構造体を倒した後に獲得した壊れた部品。
あれらの特別な形をした機械は砂漠の遺跡を永遠に守護する者であり、岩山に穴をあけ、巨石を形成する力を持つ。駆動の原理は、地上および地下にある、様々な謎めいた装置と類似している。
混沌ボルト
もう動かない古代遺跡ドレイクからとったもの。
失われた古代国家の中に、ミメーシスの原理に魅せられた一派がいた。無相の純粋な秩序元素であれ、龍のいにしえの原初の力であれ——模倣し、洗練し、最終的には超越すべし。
さすれば、より優秀で無垢な体を得られる。それは、やがて朽ち果て粉々になった秩序と置き換えられるだろう。
混沌モジュール
もう動かない古代遺跡ドレイクからとったもの。
「龍」はかつて、敗北し、征服されるまで…あるいは同化されるまで、最も原始的な、古代の至高なる元素の受肉形態であった。
混沌ストレージ
もう動かない古代遺跡ドレイクからとったもの。
遺跡ドレイクは外界の元素エネルギーを吸収し、「ネック」にある部品に保存することができる。
金織の赤い絹
金糸で紋様を織り込んだ赤い絹。
日光の下で金色に輝く砂漠の中で生まれた遺民は、たまに意味さえ忘れられた歌を歌ったり、大地を平等に照らす太陽を讃えたり、夕暮れの終わりの残照を惜しんだりする。歌の最後に繰り返し出てくる聞き慣れない言葉は、古い神様の名前だと言われている。噂によれば、砂漠の王がまだ生きていた頃、民は太陽の光を直視する勇気がなく、自分の目を覆ったようだ。
縁飾の赤い絹
シンプルな装飾の赤い絹。
ベテランの戦士は相手の隙をついて先制攻撃をし、戦況を有利にできる。忠誠を誓う主をとっくに失ったエルマイト旅団にとって、信じられるのは自分だけ。噂によれば、彼らはあらゆるもの——自分自身の目でさえも、自分を裏切ると確信しているらしい。
色褪せた赤い絹
目を覆うために使われていた赤絹。少し破れている。
エルマイト旅団には、織物で目を覆う者が時々いる。しかしその行動の起源はとっくに、時の砂漠の中で失われている。
キノコンの壮菌核
キノコンが残した体の一部。外部から激しい刺激を受けると形成される。
一般的に、キノコンが移動能力を進化させた理由は、胞子を地上や空のより広い範囲に拡散させるためだと考えられている。
キノコンの共通の夢は、胞子が山や海を覆い、世界がとても静かになること。キノコンは泳ぐ魚、地を歩む獣、空を飛ぶ鳥、そして人や神へと進化し、雨と大地、そして土に還る仲間に頼って生きていくと、かつてとある詩人が言った。
キノコンの眠菌核
キノコンが残した体の一部。外部から激しい刺激を受けると形成される。
キノコンは植物なのか動物なのか、生論派の学者の間では長きにわたって論争が続いていた。両派の意見が一致して出た結論は、キノコンを動植物とは別に記載すること。以降、それ以上の議論は行われないようになった。
キノコンの衰菌核
キノコンが残した体の一部。外部から激しい刺激を受けると形成される。
触り心地がよく、ストレス解消にいい。ただ、キノコンが大量に繁殖してしまう恐れがあるため、商品化には適さない。
キノコンの晶胞子
傷一つない胞子嚢から丁寧に採取した大量の胞子。適切な環境さえあれば、大量のキノコンを繁殖させられるだろう…
キノコンの蛍胞子
光を発するキノコンの胞子。雨林の広がる国では薬とされており、商人が紙に包んで売る姿をよく見かける。
キノコンの胞子
キノコンが残した胞子。微かな光を放っている。くしゃみ一つで跡形もなく吹き飛ばされそうだ。
隠獣の鬼爪
獣域ウルブズが残した体の一部。
世にも奇妙な作品。しかし最高傑作「白亜層」の前では、どうしても平凡な物と見えてしまう。
隠獣の利爪
獣域ウルブズが残した体の一部。
不思議な存在ではあるが、「溶脱層」のハウンドは大傑作「腐蝕層」ドゥリンとは比べ物にならない。
隠獣の指爪
獣域ウルブズが残した体の一部。
通常、このような異常創造生物が駆逐された後、これらの世に相容れないものが残るのは奇怪なことである。
フライムの晶化核
フライムを倒すと、たまに見つけられる完全なエネルギー核。
物事の雌雄を決させたい人たちの間では、よくこんな議論がある。フライムと風スライムの浮かぶ力、一体どちらが上なのか。
フライムの幽核
フライムを浮遊させるエネルギー核。
この元素生物は特殊な習性を持っているようで、周期的に大量に現れたり、消えたりしている。
フライムの乾核
フライムを浮遊させるエネルギー核。中には微かな元素が含まれている。
多くのエネルギーは逸散していったようだ。
偏光プリズム
光を屈折させるプリズム。
暗闇の中でも、微かな光をより広い範囲に拡散させる。この特性が原因か、このようなプリズムは心に闇を抱えている人を少し安心させる力がある。
水晶プリズム
光を屈折させるプリズム。
実際に存在しない虚像を作り出すことができる。ある意味、人の心を操る力をも持っている。
暗色プリズム
本来は光を屈折させるプリズムだったが、長い歳月の間、徐々に暗澹となった。
混沌の真眼
すでに動かなくなった古代遺跡機械からとったもの。
その名にある「遺跡」は、彼らがよく出没するエリアを由来としている。しかし実際、彼らとその「遺跡」の間にはあまり共通点がなかった。
遠い昔、遺跡は天空の頂点にも届く偉大なる文明に属していた。しかし、その「遺跡」は大地の深部に身を置き、国々を葬る命令を待ち続けている。
混沌の中枢
すでに動かなくなった古代遺跡機械からとったもの。
今はその構造すら維持できなくなったからくり。内部に仕組まれた、偉大な技術と未知の力も価値を失ってしまった。
混沌の機関
すでに動かなくなった古代遺跡機械からとったもの。
擬生からくりの動力源であるようだ。
名刀の鍔
名刀に取り付けられた美しい防具。
刀には魂が宿り、命が存在すると人々は信じている。刀に名前を付けるのも、そのためである。刀を大切にする者は、刀にも報われる。しかし、刀と親友に、ひいては恋人にまでなった者は、その感情は殺伐を伴うことを肝に銘じておかなければならない。血を浴び、常に刀と踊ってきた者の熱血は、いずれ無情の鋼鉄によって冷めてしまう。
影打の鍔
優れた刀に使われる防具。
稲妻には、刀鍛冶の長き伝統がある。刀工が刀を鍛える時、必ず何本か刀を打ち、その中で一番出来の良い物を「真打」として選び、残りは「影打」と呼ぶ。
古びた鍔
稲妻の刀についている防具。多くの戦いを経験している。
剣術の達人にとって、鍔は相手の刃から手を守ってくれる物。新人にとっては、誤って手が柄から刀身へと滑らないよう守ってくれる物だ。
石化した骨片
ヴィシャップを倒すと、たまに見つける石化した骨片。
ヴィシャップは、いつか本当の龍になれるとずっと夢見ている。古い化石を龍の骨と思い込んでいるのは、龍の永久不滅の命と強大な力を憧れているのだろう。
丈夫な骨片
何らかの理由で、ヴィシャップが大切にしているある生き物の骨片。
見た感じある程度年月が経っている。たとえ人間の言葉が分からない生き物でも、このような遺骨に特別な憧れを持っているらしい。
脆い骨片
ヴィシャップの体から見つけたある骨片。
非常に脆いが、何ともいえない力が宿っているらしい。
原素花の蜜
エネルギーに満ちたネバネバの花蜜。
トリックフラワーが獲物を騙しているのは狩るためである。そして捕食しているのはより強くてより純粋な姿へと進化するためであろう…
微光花の蜜
元素純度がやや高めの花蜜。
学界の見解によるとトリックフラワーは元素植物の高等生命形態である。だがトリックフラワーの食性は未だ解明されていない。
トリックフラワーの蜜
花蕊から抽出された花蜜、少量の元素が含まれている。
スイートフラワーの味と微妙に似ている。
ゴールドの鴉マーク
宝盗団の信仰と誇りを示す鴉マーク。この広い大地、幽邃の深淵、未知な海に秘宝が存在していれば、宝盗団の信念は永遠に続く。
シルバーの鴉マーク
宝盗団のメンバーが互いの存在を証明する鴉マーク。宝盗団のメンバーは出身を問わず、宝物への貪欲さえあれば、「優秀」なメンバーになれる。
宝探しの鴉マーク
宝盗団の誇りであるマーク、彼らの宝物に対する永遠不滅の情熱を示すものである。とはいえ、自分が盗賊ということを誇らしげに示す必要はあるかな…？
尉官の記章
尉官の身分を記した記章。ファデュイには膨大な軍隊があり、その中で尉官になれる人はきっと優れた能力があるだろう。
士官の記章
士官の身分を記した記章、一般兵士とは異なる独特なデザインがあるのは、その複雑な気持ちが含まれたからだろうか。
新兵の記章
新兵の身分を記した記章。かつてこれをつけた人は、どんな気持ちでファデュイの戦争兵器になったのだろうか。
検査官の刀
元の主と共に数多くの「債務」を処理した恐ろしい武器。背中に目がある人は誰もいない、この武器はまさにこのために作られたのである。
エージェントの刀
スネージナヤの優れた技術で作られた異形の兵器、あるベテランエージェントの所持品だった。普通の人は訓練しないと、この変わった武器を使いこなすことができないだろう。
猟兵の刀
ある種鋭利な合金武器。元の持ち主がいなくなっても、幽々たる光を反射して不安を誘う。
霧虚ろの灯芯
珍しい霧虚ろの草を束にしたもの、暗い光を放つ。こういう提灯を持つ人は飛蛍と不幸を招くことになる。
霧虚ろの草嚢
綺麗に保存された霧虚ろの草。一部の人はこれを使って飛蛍をコントロールする。
霧虚ろの花粉
霧虚ろの草は密閉空間の中では謎の胞子を飛ばす。飛蛍の大好物である。
混沌の炉心
すでに動かなくなった古代遺跡の構造体からとったもの。かつてはそれを動かす心臓だった。この不思議な技術を理解し、再構築できるなら、この世界を変えられるかもしれない。
混沌の回路
すでに動かなくなった古代遺跡の構造体からとったもの。かつてはそれを動かす回路だった。中には偉大な技術が秘められているが、それを解明できる人はもういない。
混沌の装置
すでに動かなくなった古代遺跡の構造体からとったもの。かつてはその体を維持するある部位で、絶妙な工学的美しさがある。
地脈の新芽
遥か昔、世界各地を貫通したある巨木があり、この枝はまさにその一部らしい。誰かに折られて地表に持っていかれたが、その痕跡は全く感じられなく、今でも生気に満ちていて、若葉が生えてくる。
地脈の枯れ葉
深い地の底からの枯れ葉。その元の主から遠く離れても、脈動する力は消えていない。
地脈の旧枝
深い地の底からの枯れ枝。長い年月を経ても、その色が入り交じった樹皮から力を感じられる。
幽邃なる彫刻
微かに不吉な力を放つ彫刻。どんな素材でできているのか、誰にも分からない。
彫刻を見つめると、不思議な囁きが聞こえるらしい。…
「見よ、我が子よ。天之座の下にあるすべてのものは、やがて激動で滅びる。しかし永遠に静かなる闇の大空は、すべてを包容してくれるのだ。」
黒夜の彫刻
誰かをかたどった小さな彫刻。
手に取ると、まるで親友の腕のような温もりを感じられる。この像に込められた意味を理解できる者には、勇気を与えてくれるかもしれない。
暗晦の彫刻
誰かをかたどった小さな彫刻。
長い年月を経ても、傷一つない。元の持ち主からは、聖なる彫像のように大切にされてきたようだ。
黒晶の角笛
不吉な光がぼんやりと見える金属製の角笛、素材不明の黒晶が飾られている。ほとんど使用されたことはなく、ヒルチャールの儀式用の道具だと考えられる。
黒銅の角笛
金属製の角笛。この角笛を鳴らすには非常に力がいるため、通常は異常に逞しいヒルチャールからのみ獲得できる。
重い角笛
ざらざらした角笛、ヒルチャールが仲間に警告を送るための道具。破損箇所が多いため、音を出す機能は失われている。
歴戦の矢先
古く、乾いた血がたくさんついた矢先。何度も使用されたため、その鋭さは失われ、武器としては使えなくなったが、狩人の誇りの象徴としてお守りや表彰として使用されている。
鋭利な矢先
精良に作られた矢先。鋭利な先端は石を水に投げるように簡単に敵の鎧を貫くことができる。
牢固な矢先
粗末な矢先。それでもその威力はなめてはいけない。弓弩は危険な武器である。たとえ騎士のような人でも後ろからの矢に撃たれる可能性があるから。
禁呪の絵巻
古代の絵が描かれている古い写本。その意味を解読できる人は少ないが、本当の意味を理解した学者はみんな狂ってしまったという噂がある。
封魔の絵巻
解読が難しい絵がある古書の断章。中の人物を真似することで、魔物も魔法を再現できるようになる。
占いの絵巻
ある、魔法に関する絵巻の断片だと考えられる。異様で不吉な暖かさがある。
不吉な仮面
つるりとした骨の仮面の上には、敵を威嚇する絵が描かれている。
ヒルチャールが仮面に対するこだわりは今でも解明されていない。一説では、水に反射する自分の倒影を見たくないかららしい。
汚れた仮面
汚れまみれで、何とも言えないにおいがする骨の仮面。
それでも被るのは、ヒルチャールのこだわりだろうか。
破損した仮面
破損した骨の仮面、あるヒルチャールの所持品だった。
破損した部分のほうが多く、仮面としての機能は失われている。
スライムのピュレ
スライムの濃縮ピュレ、静止した状態では不規則な動きをする。
スライムの分泌物
純化されたスライムの分泌物、皮膚を傷つけるため、直接接触はしないように。
スライムの液体
スライムの表面にある液体、各地の元素工房では最もよくある原料である。
原質
凝集された原始元素力の粒子。基礎的な素材として錬金術では広く使われている。
「流浪」の哲学
天賦育成素材。
「流浪」は月下の地の生活である。
雷鳴と嵐を越え、山々や雪原を踏破し、傷だらけになってもなお立ち止まらない。流浪者が歩みを止めないのは、まだ「家」と呼べる場所を見つけていないからだ。
「流浪」の導き
天賦育成素材。
「流浪」は月下の地の生活である。
命と旅は本質的に同じだ。誰もこの世に永遠に留まることはなく、ただ一時の休息を取るに過ぎないのだ。だから、終点に辿り着いた瞬間ではなく、旅路に残した足跡こそ記念すべきである。
「流浪」の教え
天賦育成素材。
「流浪」は月下の地の生活である。
束の間の休息を楽しみ、夜が訪れる前に旅立つ。夜明けは終わりではなく、新たな旅の始まりである。
「楽園」の哲学
天賦育成素材。
「楽園」は月下の地の狂想である。
楽園の定義は人それぞれだ。現状に満足していない者にとって、ナド・クライほど楽園の名にふさわしい場所はないだろう。しかし、それ以外の者にとってはまったく逆である…
「楽園」の導き
天賦育成素材。
「楽園」は月下の地の狂想である。
苦しみと悲しみに満ちた大地の上に、境界も差別もない楽園を創り出す——ただの子供じみた妄想と思われるかもしれないが、それは同時に未来を創る礎でもあるのだ。
「楽園」の教え
天賦育成素材。
「楽園」は月下の地の狂想である。
ここに入るためなら手段を選ばない者もいれば、命がけで出ようとする者もいる。楽園とは、永遠に辿り着けない場所なのかもしれない。
「月光」の哲学
天賦育成素材。
「月光」は月下の地の祝福である。
新月が昇る時、天空の月に啓示と祝福を祈るのは、原初の時代から受け継がれてきた儀式である。今夜の月光は過去のどの夜とも変わらないように見えるが、人々がかつて仰いだあの月は、一体どこにあるのだろうか？
「月光」の導き
天賦育成素材。
「月光」は月下の地の祝福である。
雲間から漏れる月の光は、暗く果てしない荒野においては微かなものである。それでも、長い夜の中で人々を導いてくれるのは、その一筋の光なのだ。
「月光」の教え
天賦育成素材。
「月光」は月下の地の祝福である。
物というのは大小さまざまであり、人にも賢い者と愚かな者がいる。しかし、月光のもとではすべてが平等である。
「紛争」の哲学
天賦育成素材。
炎の国において「紛争」は理である。
争いに巻き込まれた者は、自らの欲望と真摯に向き合い、抗弁し戦うべきだ。そうしてやっと、初心を忘れず、本来の目的を貫き通すことができる。これこそが「紛争」の前提である。
「紛争」の導き
天賦育成素材。
炎の国において「紛争」は理である。
争いはより上位の力の介入によって解決できる。つまり、どのようなこともコントロールするすべが存在するのだ。また、争いは一種の「締め切り」でもある。払う代償にかかわらず先送りをやめさせ、関わる者たちにはっきり結果を出すよう促すからだ。
「紛争」の教え
天賦育成素材。
炎の国において「紛争」は理である。
軋轢が生じたならば、避けるのではなく正面から向き合うべきだ。そして、紛争の結果が明らかになったら、それに基づいて進む道を決めればいい。
「焚燼」の哲学
天賦育成素材。
炎の国において「焚燼」はルールである。
「焚燼」とは、得るために先ず代償を払うことだが、代償を払えば必ず報われるとは限らない。見返りを求めずに代償を払う——これこそが「焚燼」の真の意味なのだ。いつか必ず、報われる日は来るのだから。
「焚燼」の導き
天賦育成素材。
炎の国において「焚燼」はルールである。
何かを得たければ、相応の代償を払うべきである。得るものに対して代償が遥かに重かったり、代償が足らなかったりすれば、欲しいものが手に入らない場合もある。代償と得るものを正しく認識することも、「焚燼」の意義の一つだ。
「焚燼」の教え
天賦育成素材。
炎の国において「焚燼」はルールである。
得たければ先ず手放すべし。相応の代価を支払って初めて何かが得られる。炎に捧げるものもそのルールの体現である。
「角逐」の哲学
天賦育成素材。
炎の国において「角逐」は原則である。
角逐の目的はもっと強い自分になること。勝敗が決した後、進む方向を見出した勝者は自信を手にし、敗者は強くなるための啓示を授かる。勝負そのものもさることながら、これも角逐の真の意味の一つだ。
「角逐」の導き
天賦育成素材。
炎の国において「角逐」は原則である。
人間は翼を持つ獣と速度を競ったり、スライムと身体の柔らかさを競ったりはできないが、人間ならではの強さを持っている。時に、なぜ競い合うのか、如何に競い合うのかを突き詰めることは、自分自身を知るカギとなる。
「角逐」の教え
天賦育成素材。
炎の国において「角逐」は原則である。
強者と弱者を定義できるのは勝敗のみ。角逐の結果こそ、どんな言葉にも勝る説得力があるのだ。
「秩序」の哲学
天賦育成素材。
水の国の盾は秩序である。
フォンテーヌのすべての法律は、最終的には安定した秩序を守るためにある。公平と正義の源は秩序であり、これらもまた秩序のために在る。フォンテーヌの穏やかな水面のように、秩序はフォンテーヌが存在する礎となっている。
「秩序」の導き
天賦育成素材。
水の国の盾は秩序である。
フォンテーヌのすべての法律は、最終的には安定した秩序を守るためにある。秩序の保障がなければ、正義は終わりなき暴力となり、すべての人がすべての人に反対するための武器になってしまう。
「秩序」の教え
天賦育成素材。
水の国の盾は秩序である。
フォンテーヌのすべての法律は、最終的には安定した秩序を守るためにある。秩序の存在がなければ、混沌とした乱流の中には、公平も存在しないだろう。
「正義」の哲学
天賦育成素材。
水の国の剣は正義である。
フォンテーヌの法律は正義の剣をもって実行される。正義は裁判と調停を意味する。裁きの剣で悪行を抑え、調停する手段で秩序を維持する。
「正義」の導き
天賦育成素材。
水の国の剣は正義である。
フォンテーヌの法律は正義の剣をもって実行される。正義は盲目であり、正義を剣とする者は、利益や私情に惑わされたりしない。
「正義」の教え
天賦育成素材。
水の国の剣は正義である。
フォンテーヌの法律は正義の剣をもって実行される。正義という基準がなければ、すべての法律は無力な文字となり、誰にでも容易く変えられてしまう。
「公平」の哲学
天賦育成素材。
水の国の堤は公平である。
公平はフォンテーヌが成り立つ礎となる。公平には常に揺るがない道徳と法律の支えが必要だ。道徳と法律も、変わらない公平を基に変化し続けている。
「公平」の導き
天賦育成素材。
水の国の堤は公平である。
公平はフォンテーヌが成り立つ礎となる。公平は法律の基準を形作っている。もし法律が公平という本質を失えば、必ず貪欲をむさぼる駒になってしまうだろう。
「公平」の教え
天賦育成素材。
水の国の堤は公平である。
公平は権利の境界線を制限する。公平がなければ、法律に定められた権利は悪用され、良き風習を傷つけるための道具になってしまう。
「篤行」の哲学
天賦育成素材。
「篤行」は知恵の国の根である。
篤行は知恵の果実を促生する。行動は行動そのものの意味を実証し、思考、言葉、行動の結合こそが、知者に完全なるものを見届けさせる、唯一の道である。
「篤行」の導き
天賦育成素材。
「篤行」は知恵の国の根である。
篤行は率直な言葉を実証する。思考、そして行動…すべてが善に向かっても、まだ知恵とは呼べない。知恵は行動から生まれるものであり、正直な言葉に封印を施す。
「篤行」の教え
天賦育成素材。
「篤行」は知恵の国の根である。
篤行は明晰な天性より生まれるもの。絶え間ない探究心こそ、すべての知恵が最終的に顕現するための唯一の道である。善行にこだわらないことには、明確な思考や雅言のための土はない。
「創意」の哲学
天賦育成素材。
「創意」は知恵の国の葉脈である。
創意は、調和のとれた品行の結果だ。行動は思考に完璧な形を与え、思考·言葉·行動の相互的実証は、知恵の木に花を咲かせる忠実な土台となる。
「創意」の導き
天賦育成素材。
「創意」は知恵の国の葉脈である。
創意は正直な言葉を導く。善に向かう巧みで思慮深い考えは、紡ぐ言葉を幸福への正しい道から遠ざけさせぬ。反対に、怠惰と悪意に向かう考えは、言葉を卑劣で聞くに堪えぬものにする。
「創意」の教え
天賦育成素材。
「創意」は知恵の国の葉脈である。
創意は、善良の意向から生まれるもの。「毒のある木は良い実を結ばない」という言葉があるように、善良で強固な意志こそ、知恵の名に恥をかかせぬ、賢く思慮深い考えを育めるのだ。
「忠言」の哲学
天賦育成素材。
「忠言」は知恵の国の枝と幹である。
忠言のもたらす結果は至善の操行。行動は言葉に真の意味を与える。言葉と思考、そして行動の一致は、知恵の木を実らせるための豊かな養分なのだ。
「忠言」の導き
天賦育成素材。
「忠言」は知恵の国の枝と幹である。
巧妙な思慮には、忠言が伴う。考えを巡らせてこそ、謙虚に、また明晰に語ることができ、知者を納得させ、愚者を目覚めさせ、知恵を川の如く流させるのである。
「忠言」の教え
天賦育成素材。
「忠言」は知恵の国の枝と幹である。
忠言は純粋な心から発せられるもの。冷静で善良な言葉だけが、深秘の知恵を表すことができる。そうして叡智の種に傲慢の障壁を突破させ、根を張って生い茂らせるのだ。
「天光」の哲学
天賦育成素材。
雷の国が求めるのは天光である。
たとえ永遠に地下に住みついていても、人は天光へ祈る。人は常に超越を望んでおり、それを止めることはできない。閉鎖された静寂の永遠も壮麗だが、その本質は死と同然だ。
「天光」の導き
天賦育成素材。
雷の国が求めるのは天光である。
太陽の光が雷雲に覆われていても、鳴神の志士は冷酷たる死を恐れず。雲雀のように雷光と険しき空を突き破り、天光の痕跡を追い求める。
「天光」の教え
天賦育成素材。
雷の国が求めるのは天光である。
全てを知り尽くしていると思い込んだ大君は、常に高天の光彩を手中に収めることを企む。しかし刹那しか生きられない者たちは、炎に向かう蛾のように、自らの共感されぬ願いを熱烈に追求する。
「風雅」の哲学
天賦育成素材。
雷の国が表す姿は風雅である。
風雅とは、俗に染まらぬこと。風雅たる者は群れない。俗世の悪に屈せず、俗世の愛に心動かず、俗世の無知から逃れぬことで、優雅さと醜さを見極めることができる。
「風雅」の導き
天賦育成素材。
雷の国が表す姿は風雅である。
風雅とは、傲慢にならぬこと。風雅たる者は常に謙虚である。虚飾と怠惰を排除すれば、人は目を輝かせ、どんなに見苦しい外観からでも真の美しさと優雅を求めることができる。
「風雅」の教え
天賦育成素材。
雷の国が表す姿は風雅である。
風雅とは、媚びぬこと。風雅たる者は常に高貴である。大空を翔け、雷雨に立ち向かう高貴なる鷹のように。低俗に迎合して花冠を泥に染めても、自らの尊厳を汚すだけである。
「浮世」の哲学
天賦育成素材。
雷の国が抱く夢は浮世である。
浮世の儚さは人生の美しさの本質。人の一生、この世にとっては稲光の如く。神威は刹那に顕現する。だが、その永遠の威圧に耐えられる者はこの世にいるのだろうか？
「浮世」の導き
天賦育成素材。
雷の国が抱く夢は浮世である。
浮世の追求は人生の美しさの価値。人の一生、この世にとっては驚雷の如く。手を伸ばして追求すれば、雲の上に飛んで行ってしまうが、心を落ち着かせれば、知らないうちにやってくる。
「浮世」の教え
天賦育成素材。
雷の国が抱く夢は浮世である。
浮世の栄華は人生の美しさを表す最高の表現。人の一生、この世にとっては迅雷の如く。夢や花火のように、瞬く間に消えてしまうが、永遠なる夜空に、その輝かしい痕跡を残すことができる。
知恵の冠
天賦のLvUpに必要なレア素材。
遥か昔に、知恵の伝承に使用していた儀式の器具。現在、知恵はすでに言語や典籍と一体化している。しかし「知恵の冠」に残された力と知識は今の人に偉大なる突破をもたらしてくれる。
「黄金」の哲学
天賦育成素材。
岩の国の象徴は黄金である。
黄金は璃月の富である。しかし璃月の本当の富は、璃月の人々の黄金のように輝く心である。
「黄金」の導き
天賦育成素材。
岩の国の象徴は黄金である。
黄金は転換を意味する。それは璃月の岩山、大地、港と人々の間では暗黙の了解である。璃月では、勤労は黄金に、そして黄金は繁栄に転換される。
「黄金」の教え
天賦育成素材。
岩の国の象徴は黄金である。
黄金は璃月の深部に流れる血、璃月の心臓を動かす筋肉、璃月がまっすぐでいられるための骨である。
「勤労」の哲学
天賦育成素材。
岩の国の根本は勤労である。
勤労はすなわち自分を信じ、汗、知恵と力を以て、神々の土地で誰でも自分の居場所を作れると信じることである。
「勤労」の導き
天賦育成素材。
岩の国の根本は勤労である。
勤労は璃月の人々の血に流れる触媒、岩を黄金に変え、偉大なる商港が偉大なる商港になれる原因である。
「勤労」の教え
天賦育成素材。
岩の国の根本は勤労である。
勤労とは人の努力で山と海を越え、繁栄と黄金を追い求める勇気と力である。
「繁栄」の哲学
天賦育成素材。
岩の国が追い求めるものは繁栄である。
繁栄は璃月の過去、現在、そして未来。この世界の全ての国がたどり着けないような繁栄は、璃月と璃月の民のものである。
「繁栄」の導き
天賦育成素材。
岩の国が追い求めるものは繁栄である。
繁栄は璃月がその民に対する約束である。働き者には繁栄を、この土地には黄金を。
「繁栄」の教え
天賦育成素材。
岩の国が追い求めるものは繁栄である。
繁栄は璃月の恵みであり、璃月の神と人間が共に作った偉大なる都市、そして璃月の大地の安全と平和を守る源である。
「詩文」の哲学
天賦育成素材。
風の国の魂は詩と文章である。
詩と文章は謳う気持ちである。全てが消え、全てがなくなったとしても、風と共にある詩と歌はこの世の美しいものを何一つ残さず空、大地、海の片隅まで届ける。
「詩文」の導き
天賦育成素材。
風の国の魂は詩と文章である。
詩と文章は激励の心意気。暗い日々の中で、巷を通る風は怒りの詩を囁き、それは戦鼓、嵐の前の呟きである。
「詩文」の教え
天賦育成素材。
風の国の魂は詩と文章である。
詩と文章は美しい気持ちである。美しい日々に野原の風が田園の詩や愛の詩を連れて、風が葉を撫でるように、人々の心を優しく撫でる。
「抗争」の哲学
天賦育成素材。
風の国の支柱は抗争である。
モンドの歴史はすなわち抗争の歴史。モンドの未来の詩と文章が風と共に自由に遠くまで伝わるために抗争する。
「抗争」の導き
天賦育成素材。
風の国の支柱は抗争である。
モンドの歴史はすなわち抗争の歴史。モンドの人々が自由であるために抗争する、それは風神が氷雪を散らし、ヴァネッサが立ち上がって戦うと同じである。
「抗争」の教え
天賦育成素材。
風の国の支柱は抗争である。
モンドの歴史はすなわち抗争の歴史。モンドの全ての抗争が忘れられないように抗争する、それは草木が土を破り、風が石の壁を穿つと同じである。
「自由」の哲学
天賦育成素材。
風の国の精神は自由である。
自由その3、歌う自由、すなわち風神が作った美しい場所で歌い、風のように自分の心を自由にすること。
「自由」の導き
天賦育成素材。
風の国の精神は自由である。
自由その2、旅する自由、すなわち蒼翠なる土地で自由気ままに通行し、邪魔されない自由。
「自由」の教え
天賦育成素材。
風の国の精神は自由である。
自由その1、生きる自由、すなわち健全、健康に生きること。いつ終わるか分からない自由の心配がないこと。
堅牢なトパーズ
キャラクターの突破用アイテム。
「この大陸の全ての金銭は俺の血肉。」
「こんな形で俺は、人間の労働、知恵、未来を保証する。」
「これが俺の人間への信頼。金銭に背くことは、俺の血を汚すと同然だ。」
堅牢なトパーズ·塊
キャラクターの突破用アイテム。
「この大陸の全ての金銭は俺の血肉。」
「こんな形で俺は、人間の労働、知恵、未来を保証する。」
堅牢なトパーズ·欠片
キャラクターの突破用アイテム。
「この大陸の全ての金銭は俺の血肉。」
堅牢なトパーズ·砕屑
キャラクターの突破用アイテム。
哀切なアイスクリスタル
キャラクターの突破用アイテム。
「…すみません、あなた達まで、わたしと一緒にこの世界の悲しみを背負わせるなんて…」
「わたしの寒さを耐えられる者は、きっと心の中に熱い欲望を持っているだろう？」
「なら、わたしの代わりに、旧世界を焼き尽くそう。」
哀切なアイスクリスタル·塊
キャラクターの突破用アイテム。
「…すみません…」
「あなた達まで、わたしと一緒にこの世界の悲しみを背負わせるなんて…」
哀切なアイスクリスタル·欠片
キャラクターの突破用アイテム。
「…すみません…」
哀切なアイスクリスタル·砕屑
キャラクターの突破用アイテム。
自由のターコイズ
キャラクターの突破用アイテム。
「風向きは変わるもの。」
「いつか、光射す方へと吹いてくる。」
「これからは、ボクの祝福と共に、もっと自由に生きていこう。」
自由のターコイズ·塊
キャラクターの突破用アイテム。
「風向きは変わるもの。」
「いつか、光射す方へと吹いてくる。」
自由のターコイズ·欠片
キャラクターの突破用アイテム。
「風向きは変わるもの。」
自由のターコイズ·砕屑
キャラクターの突破用アイテム。
最勝のアメシスト
キャラクターの突破用アイテム。
「此の身こそ、いと尊き存在。」
「天下を泰平せし者。」
「臣民に夢を与えると誓いましょう。未来永劫、不変の『永遠』を。」
最勝のアメシスト·塊
キャラクターの突破用アイテム。
「此の身こそ、いと尊き存在。」
「天下を泰平せし者。」
最勝のアメシスト·欠片
キャラクターの突破用アイテム。
「此の身こそ、いと尊き存在。」
最勝のアメシスト·砕屑
キャラクターの突破用アイテム。
成長のエメラルド
キャラクターの突破用アイテム。
「長い長い夢を見ていたわ…」
「人々は手をつなぎ、円を描くようにくるくると回っていた。賢者と愚者、舞人と勇士、人形と神像…」
「みんなの喜びの踊りの中には、宇宙のすべてが秘められている。『命』はいつも目的で、『知恵』こそが手段なの。」
成長のエメラルド·塊
キャラクターの突破用アイテム。
「長い長い夢を見ていたわ…」
「人々は手をつなぎ、円を描くようにくるくると回っていた。賢者と愚者、舞人と勇士、人形と神像…」
成長のエメラルド·欠片
キャラクターの突破用アイテム。
「長い長い夢を見ていたわ…」
成長のエメラルド·砕屑
キャラクターの突破用アイテム。
澄明なラピスラズリ
キャラクターの突破用アイテム。
「僕の理想には一片の穢れも無い。」
「訂正させてもらおう。ここでは、人が神の裁きを受けることはない。裁きを下せるのは、ただ法と法廷のみ。」
「この僕でさえ、断罪され得るのだからね。さあ、僕の崇高と純潔を讃えてくれたまえ。」
澄明なラピスラズリ·塊
キャラクターの突破用アイテム。
「僕の理想には一片の穢れも無い。」
「訂正させてもらおう。ここでは、人が神の裁きを受けることはない…」
澄明なラピスラズリ·欠片
キャラクターの突破用アイテム。
「僕の理想には一片の穢れも無い。」
澄明なラピスラズリ·砕屑
キャラクターの突破用アイテム。
炎願のアゲート
キャラクターの突破用アイテム。
「人々の願いのため、巡礼の道を歩もう。最強を目指して集い、戦うのだ…」
「最後は夢のために、劫火の中で燃え尽きる。」
「その灰燼にまだ初心が残っていれば、██の真実に辿り着いたという。」
炎願のアゲート·塊
キャラクターの突破用アイテム。
「人々の願いのため、巡礼の道を歩もう。最強を目指して集い、戦うのだ…」
「最後は夢のために、劫火の中で燃え尽きる。」
炎願のアゲート·欠片
キャラクターの突破用アイテム。
「人々の願いのため、巡礼の道を歩もう。最強を目指して集い、戦うのだ…」
炎願のアゲート·砕屑
キャラクターの突破用アイテム。
輝くダイヤ
キャラクターの突破用アイテム。
「世界へようこそ。」
輝くダイヤ·塊
キャラクターの突破用アイテム。
「世界へようこそ。」
輝くダイヤ·欠片
キャラクターの突破用アイテム。
「世界へようこそ。」
輝くダイヤ·砕屑
キャラクターの突破用アイテム。
「世界へようこそ。」
極北の末裔の煌光
武器に突破の力を付与する材料。
予言の子が祝福されぬまま生まれ落ちたことで、千年にわたる計画は悲しき終焉を迎えた。
綿密な策謀は、裏切りという愚行によって無残にも崩れ去り、王たる少年は、本来彼に仕えるはずだった侍女を連れ去り、彼のものであるはずだった秘宝を奪い去った──しかしそれは、運命が彼に授けようとしていた冠を拒否する行為でもあった。
その後、楽園を統べるはずだった王は、許されざる大盗賊として歴史の闇に沈み、やがて真の新月が昇った時、北の国の黄金のような悲願は、いかなる神も信じぬ祭司の手によって、彼女の王のが眠る空虚な墓所へと葬られた。
極北の末裔の奉献
武器に突破の力を付与する材料。
銀白に輝く清らかな刃は、慈悲深き主の慈愛の証である。
慈悲の名のもとに、すべての命あるものは明日へと希望を捧げることを許される。たとえ「完成」できなかった不完全なものであっても、その肌の下を流れるのは月光の無垢なる祝福だ。たとえわずかな祝福でも、積もり重なれば、聖なる継嗣たちを「やがて訪れる楽園」に近づけることができるだろう。
すべての罪と悪しき思いは、最終的に無垢なる月光によって洗い清められる。すべての涙と苦しみは必要な犠牲なのである──少なくとも、かつて月を崇めた民たちはそう信じて疑わなかった。
極北の末裔の妄執
武器に突破の力を付与する材料。
黄金と白石の都市はもはや跡形もなく、冷たき月光の導きに従い、流浪の遺民は陰鬱で寒々しい異郷の地に足を踏み入れた。
過去の栄光と神秘の技術は朝露のように消え去ったが、最初の妄執はなおも誇り高き者たちの肌の下を流れ続け、朽ちた墓と共に失われることはなかった。
月光に仕える大司祭たちは、農夫が畑の作物を育てるかのように、世代を超えて原初に最も近い純粋な血統を選び続けてきた──たとえ、そのために誰がどのような代償を払おうとも…
極北の末裔の零落
武器に突破の力を付与する材料。
伝説によれば、黄金と白石の国がまだ沈んでいなかった時代、月を崇めていた民は暁の明星の導きに従い、天に届くほどの高塔を築き上げた。
その後、その最も傲慢な狂想——地上の万国を統べる王でさえ成し得なかった、生命と世界を同一にするという狂気の夢は高天の怒りを買い、都市と共に崩れ去った。
故郷を失った生存者たちは、霜月の残光を頼りに南へと逃れ、涙の中でかつての栄光を謳い上げた。実に数千年前の物語である。
長夜の灯火の輝光
武器に突破の力を付与する材料。
長夜が辺境を覆った歳月の中で、最初のライトブリンガーは暗闇を払う紫の炎を灯し、黒潮を見守る重い誓いと引き換えに特別な許しを賜った。こうして「ライトキーパー」は誕生したのである。
高海のファントムハンターたちとは異なり、夜警のライトキーパーたちは失われた帝国の古の技術も、栄えある称号も持たない。頼れるのは銀の兜の下の脆く弱い肉体と、刀剣と灯、そして代々受け継いできた誓約のみである。
どれほど多くの魂がかすかな灯火とともに消え去ろうとも、暗黒の災厄が凡人の決意を覆すことはできない。なぜなら、長夜が奪い去るのは命だけであり、やがて訪れる夜明けを奪うことはできないからだ。
長夜の灯火の紫炎
武器に突破の力を付与する材料。
燃える灯芯をくわえたナイチンゲールこそ、ライトキーパーのエンブレムである。
かつて、ナイチンゲールの紋章は北国の貴族の名家が使っていたという。灯火が陰影に負けた時代、後に大盗賊として各国に名を馳せる少年はナイチンゲールの紋章を真似て、親友と共に最初の鴉マークを刻んだ。
それも。遥か昔の話である。今や鴉マークは大地の隅々にまで広まったが、黒鴉が仰ぎ見た夜鳴鶯は高塔に留まり、光に向かって冬国の哀歌を低く歌い続けている。
長夜の灯火の残照
武器に突破の力を付与する材料。
光を灯すことで闇を払うように、辺境の人々は、手にした灯り消えない限り、邪悪なものが生者の故郷を侵すことはないと深く信じている。
長夜を守ると誓った戦士もまた、そう信じていた。ゆえに、飛んで火に入る夏の虫のように、男たちは鉄の鎧に守られた脆き肉体をもって、山のような災厄へと立ち向かったのだ。
漆黒の荒廃が彼の血肉を蝕むまで、あるいは彼の血肉が汚れた黒潮を呑み込むまで——もはや二者を区別することはできなかった。
長夜の灯火の余燼
武器に突破の力を付与する材料。
この世の詩歌において、灯火はしばしば希望の比喩とされる。静寂の中で薪を燃やし尽くすのは、夜明け前の暗闇の中で進むべき道を見失わぬようにするためだ。
とはいえ最初に火を灯した者も、幼き日、共に楽園を夢見た親友も、灯火が消える瞬間まで、その照らされた道がいったいどこへ通じているのかを知ることはなかった。
奇妙な装置の宿願
武器に突破の力を付与する材料。
「貧しき者よ、飢えと寒さに苦しむ者よ、虐げられし者よ、辱めを受け続ける者よ、ここまで流れ着いた兄弟姉妹たちよ」
「もしもお前が不公正な運命により屈辱を味わい、もしもお前が夜の闇の中で隣人の苦しみに涙を流したなら」
「もしもお前が恐怖なき安住の地を望み、もしもお前が誰も涙を流さぬ『世界』を夢見るならば」
「共に、兄弟姉妹たちと奴隷の鎖を断ち切り、我らの行列に加わるがいい」
「死人は死人に埋めさせよ。お前たちは立ち上がり、傲慢なる者たちの財宝を使って、限界なき楽園を築くのだ」
奇妙な装置の継承
武器に突破の力を付与する材料。
町で語られる不思議な伝説によれば、大盗賊レッド・ミラーは幾度も極刑を宣告されたが、いつも生死の境で友の助けと奇妙な道具によって処刑場から逃げ延びてきたという。
ある物語では崇拝する楽園の王のために、何人かの追随者が身代わりとなって命を落としたとも伝えられる。しかし、そうした話は好まれなかった。なぜなら、酒の席の笑い話はロマンティックで円満なものであるべきだからだ。世に大盗賊を捕らえておける鎖は存在しなかった。そして、彼を縛る結末もまた存在しないのだ。
奇妙な装置の複製
武器に突破の力を付与する材料。
その道具は無数の人に模造され、大盗賊・大怪盗の名も多くの者に騙られた。何かを得ようとする者たちがレッド・ミラーの名を盗んだのではない。大盗賊レッド・ミラーこそが、彼らの「アイデンティティ」を盗んだのだ。この二つの事柄の間に、本質的な違いなど存在しない。
奇妙な装置の欠片
武器に突破の力を付与する材料。
かつて「大盗賊の七道具」とも呼ばれた精巧な装置で、その発明者は諸国に名高い大盗賊レッド・ミラーだと伝えられている。
設立当初の宝盗団に多種多様な人材が集ったように、異なる目的で用いられた小道具を一つにまとめることで、人為的な境界を打ち破ることができる——鎖であれ、領地であれ関係なく、である。
収められた道具は七種類だけではないが、人は七という数字を好んで使う習慣がある。世界の秩序が七つに分かれるとされるのも、同じ理由かもしれない。
神秘なる煙の啓示
武器に突破の力を付与する材料。
いくら物質の表面を磨いても、その存在が実体のある物質だという事実は変わらない。人間の純粋な精神の拠り所は、意識の木でもなければ、常に拭かなければならない黒曜石の鏡でもない。夜の国と夜魂の力が徐々に強まると、霊憑きが可能な物の範疇も広がり、やがては石の鏡を磨く儀式も必要なくなった。「大霊」が意識を通して己を拝む者たちに夜神の国からの啓示を伝えられるようになると、この祭器の使い道もなくなった。
神秘なる煙の予兆
武器に突破の力を付与する材料。
本来姿を持たない霊が物に憑依して様々な形に変化することを霊憑きという。憑依後の霊は、恍惚状態にある人間に夢のような情景を伝える。
霊と交信する者は、その情景の示す意味を理解し、大地の下に潜む兆しを部族の者が理解できる言語に変えたり、警告を物語にしたりして伝えなければならない。これが部族で「語り部」と呼ばれる職位の由来であり、優れた語り部のほとんどが謎煙の地の出身である理由でもある。
神秘なる煙の予感
武器に突破の力を付与する材料。
古の霊能者は、姿を持たない意識のみの「大霊」こそ、外的要素を排除した、精神界の本質により近い存在だと信じていた。
荒い石の一切の模様を削ぎ落とし、光を反射するほどの鏡に磨き上げる過程は、世界の表面的要素を取り除く儀式である。滑らかな鏡面は、霊能者自身の精神世界の投影でもあったのかもしれない。
神秘なる煙の思考
武器に突破の力を付与する材料。
孤独の英雄と夜魂の共鳴に応じて「大霊」が徐々に成されて以来、古代のシャーマン、祭司、あるいは秘術師と呼ばれる者たちは、静寂の地下の国と交信する方法を模索し続けてきた。
かつて主な方法とされた三つの方法——トランス、脱魂、神降ろしは、いずれも磨かれた祭器を使って行われていた。
狂乱の聖主の神面
武器に突破の力を付与する材料。
禁忌の都の聖主はよく夢の中で人語ならざる言葉を発していた。唯一仮面に覆われていない目が鏡に映った時、その瞳が縦長になるのを見るたび、龍に向けられる憎しみは増していった。
赤い瞳の少年が暗影に覆われた都に火を放った時、少年は見たのだ——王宮の前で狂乱に陥った半人が、まるで己の皮を剥ぎ取るかのように仮面を引き裂き、巨龍のごとき獰猛な面相を露わにする光景を。
狂ったように自らの口から吐き出される金色の炎に呑み込まれ、その魂は高所から漆黒の泥沼へと沈んだ——皆から背を向けられた狂乱者の悲惨な結末だと言われている。
狂乱の聖主の容貌
武器に突破の力を付与する材料。
それは、玉座についていた最初の人神が聖火の中へと歩み、俗世が王宮の後継者を待っていた時代である。
それはまた、策士がすべての権力を代行していた時代でもある。
しかし聖主を自称し、金色の涙を流す相手はたった一柱の愛する神のほかいないと信じていた僭越者は、愛する神が残した戒めよりも膨らみゆく私欲を優先し、天と地を分かつ都市を造った。
狂乱の聖主の哀れ
武器に突破の力を付与する材料。
巨龍との戦いで、諸部族の策士であり、仮面で顔を隠していたかの者は、部族の戦士のために人ならざる者の遺跡に刻まれた金色の模様を解読した。その解読術は、とうに失われたものだったはずなのに…
解読するために必要な言語と思想は、敵から教わったものだった。それらの術を駆使して敵を翻弄することは、策士にとってはこの上ない痛快な復讐だったのだろう。
しかし、彼の隠そうともしない憎しみの感情に、共に戦う英雄たちは憂慮を抱くこともあった。
狂乱の聖主の腐敗
武器に突破の力を付与する材料。
一説によると、後に禁忌の都の聖主と呼ばれる策士は一時期、矢面に立たされており、拘束されていたという。そんな彼を、当時まだ神体を持っていなかった人神は寛大な心で受け入れた。
かつて彼は、偉大だった種族の巨大な翼の陰影から踏み出したが、元々属していた種族に再び受け入れられた。
以降、金色の模様が刻まれた顔を仮面の下に隠し、誓いの言葉を捧げた主に一生を尽くすと心に決めたのだった。
灼心を捧げる栄光
「この世のすべてを手に入れたくば、先ずそなたのすべてを世に捧げよ。」
禁忌の都の聖主により、夜の国に祈りを捧げることが禁じられ、かつて築かれた精神的な絆は断たれた。
数々の試練をくぐり抜けた赤い瞳の少年に与えられた最後の試練は、最初の人神と同じように己の消滅に直面すること——黄金の短剣をもって心臓を捧げなければならないのだ。
自らの命を捧げるのは勝者の栄誉である。彼に迷いはなかった。鋭い光を放つ刃で自らの胸を切り裂いた。
犠牲は報われた。水のごとき光の国から再び帰ってきた彼は、ついに新たな偉業を成し遂げたのだ。
灼心を捧げる決意
武器に突破の力を付与する材料。
種火を盗んだ賢者は、様々な形の炎を扱う秘術を部族の民に教えた——古き悪習を断ち、文明の道を切り開いてほしいという願いを込めて。
しかし、受け継がれてきた愚昧と腐敗は根強いものだった。力を手に入れた稚児はより多くの供物を欲して、同族との戦いの口火を切った。落胆した賢者が歴史から姿を消したのも、そのためだったのかもしれない。
命を捧げる儀式が全面的に禁止されたのは、禁忌の都の聖主が支配権を掌握した時。権力を握るために民間の風習を廃止したことが、新たな文明の始まりとなったのはなかなか興味深い。
灼心を捧げる躊躇
武器に突破の力を付与する材料。
砕け散る玉石のように元の文明が消え去り、天より降りて地上の文明を導いた使者が、目覚めた巨龍に呑み込まれた後、人の世は荒れ果て、世界を認識する力を失った。
やがて、万物を抱く大地にこそ神秘の力が宿ると考えるようになった人々は、手に入れたすべてを原始的な信仰に帰すようになった。獲物を供物として奉納する時代の始まりである。
灼心を捧げる恐怖
武器に突破の力を付与する材料。
部族には古よりこのような考え方が伝わっている——「そなたが得たすべてはこの世からのもの。故に、そのすべてはこの世に捧げられるべきである。」
無垢な海の金盃
武器に突破の力を付与する材料。
沈んだ都の僭主が黄金楽章の最後の一曲を奏でた時、王に寵愛される楽師はイコルがたっぷり入った金盃を盗んだ。
神王の愚かな裏切りに驚き、楽師は最後の衛兵を招集し、溶けないイコルで悪龍を高塔の下に封印した後、王国と共に海底に沈んだ。
その後、この尊い盗賊の姿は歴史から静かに消えていき、「金色の劇団」のみが、彼の予言を忠実に覚えている。
無垢な海の銀盃
武器に突破の力を付与する材料。
黄金のベールが国土を覆い尽くした時代、純粋な泉水は山々に隠されなければならなかった。「純水騎士」はこれらの避難所で生まれた。
騎士たちはシルバーの甲冑に誓った。純水の精霊を守り、唯一の源を信じている故郷の人々を守り、太陽をも覆う黄金の政権に抗うと。
あれは遥か昔の伝説…帝国が崩壊して沈没したしばらく後、僭主に抗う騎士たちは甲冑を脱いだ。彼らの物語も、複雑で膨大な物語の歌に消えていた。
無垢な海の酒盃
武器に突破の力を付与する材料。
どのような帝国が千年にも続けられるだろう？龍の国から帰ってきた後、僭主はそう考えた。
不朽なる石と、原始の水から抽出されたイコルを組み合わせ、黒い鉄のように固い種族を作り上げた——魔法の石を皮膚に、イコルを血に。それから、野蛮に戻る呪いを恐れることはもうない…
沈黙する魔像は、未だに素晴らしい帝国の夢を見ている——いつの間にか、帝国の滅亡から千年も経ったのだが。
無垢な海の苦杯
武器に突破の力を付与する材料。
伝説によると、最初の僭主が原始の海に来た時、水国の先主は彼に一杯の水を与えたという。
その後、彼は独断の神王となり、その水から不思議なイコルを精製し、強くて輝かしい帝国を築いた。
それはもう遥か昔の物語、その主人公は今、深海の魚の群れが発する燐光の中で眠っている。
純聖な雫の精髄
武器に突破の力を付与する材料。
濃厚で純粋な液体は、果てしない原始の海の水滴から精製されたもの。古代の神王は、それが永遠の命と無限の知恵をもたらすと信じていた。しかし、耳を傾けてみると——それは「一つに溶け合う終末」を囁いている。
これはかつて神王が完成しなかった偉大なる楽章——どこからともなく生まれた黄金のイコルは、荒れ果てた原始の水に取って代わり、不死の智者の輝かしい秩序は、甘露のような啓示を隅々まで届ける。
しかし、神王の妄想はやがて深い海に沈み、黄金のイコルも残酷な時間と共に原始の汁に侵蝕された…
調律師は凶兆を無視し、ボロボロな体を支えながらも、過去の秩序を再現するため、最後のイコルで同胞に命を与えようとしていた…
今のフォンテーヌにおいて、狂気に落ちた多くの詩人や若き画家の悪夢の中で、ボエティウスが経験していた世の終わりの光景は、逃げられない輪廻の存在を告げるように、今もまた現れ続けている。
純聖な雫の甘泉
武器に突破の力を付与する材料。
これは「純水騎士」がまだいた頃の遺物——騎士たちはこう言った。誰も訪れない山を流れる水に、忠実な精霊がいて、穢されない純粋な泉を守っていたと…
しかし、イコルを作った人間の主は、偉大な楽章と調和しない一切の不協和音を許さなかった。噂によると、調律師のボエティウスが行きつく場所に、甘露は埋め立てられ、帝国の橋は築かれ、純水精霊は跡形もなく消えていったようだ…
純聖な雫の昇華
武器に突破の力を付与する材料。
「原始の海から生まれた生き物は、必ず同じ運命に帰るでしょう。」調律師のボエティウスはかつてこう語った。「しかし、何かを越えていく人間には無限の可能性が秘められていて、たとえ原始の胎海でも、それを全部溶かすことはできません…」
傲慢な僭主はかつて、民に肉体を捨て、独立した永遠の命を手に入れてもらうよう、知恵と記憶を保存する、純水に溶けないイコルを作ろうとした。
だが、精神と肉体の転換による苦しみは、凡人には耐えられるものではなかった。僭主の命令はボロボロの魂を引き裂いた…
多くの魂の慟哭により、イコルは黒く染められ、調和を失った精神には、混乱と狂気だけが残されていた。
純聖な雫の濾滓
武器に突破の力を付与する材料。
伝説によると、生命が誕生する前に、濃密な原始の海が存在していた。それはかつて万物の純粋な起源であり、やがてすべての命を呑み込むという…そして、原始の海に属さない物質は排除され、漂う残滓になる。
「残滓でも存在する意味があるのでしょう——すべての命を呑み込む原始の源の海に拒まれる物質とは、一体なんでしょうか？」若き調律師はかつて偉大な僭主に仕え、この難問について考えていた。
悠久の弦の響き
武器に突破の力を付与する材料。
神王の壮大な楽章は無数のメロディーで綴られたが、その主な旋律は水国の共同運命の下にある。
憂いなき時代の協奏曲は文明と秩序の最高の代表者だった。しかし、繁盛する帝国が暴君の楽園に成り下がり、乱暴者が贅沢な金色のマントに隠れて源泉との繋がりを断ち、やがて不協和音が帝国各地で騒ぎ立てた時——
あの最初の運命の曲は、騒ぎの影響を受けずに、黄金色が日々褪せていく楽譜を奏で続ける…すべてが溶け、すべてが混沌に帰るまで。
悠久の弦の楽章
武器に突破の力を付与する材料。
黄金の宮殿と玉座が共に沈んだ災いの中で、楽章はバラバラになり、音符は沈黙した…
しかし、帝国の遺民は運命を救い、越えていく執念を諦めなかった。
落ちこぼれた文明を救い、昔の夢を超越するため、「金色の劇団」は美しい楽曲を奏で、深く眠った魔像に尊い魂を捧げるように、子供たちを導いた。
悠久の弦の断章
武器に突破の力を付与する材料。
伝説によると、古代王朝の遺民は記念と弔うために、黒鉄でハープを作った。
黒鉄で作られたハープは音を奏でられない。金色を誇りにしていた古代王朝を弔うために、遺民たちはこれら重くて沈黙する楽器を作った。
だがそれでも、あの沈黙した時代のように、黒鉄は音を奏でられなかった。
悠久の弦の残章
武器に突破の力を付与する材料。
ピンが腐ったハープ。共鳴胴が塞がれ、もう音を出すことはできない。
楽章を忘れた人々は、古代王朝の華麗なる過去を再現しようと、木製の機械ハープに金色の漆を塗り、努力もむなしく、それを無言の魔像と組み合わせたという…
長い時が経った後、腐って音程がズレたハープは依然として、沈黙する巨像の手に残され、波に撫でられ、悲哀な余韻を奏でている。
烈日権威の往日
武器に突破の力を付与する材料。
愚かなる黄砂の王が支配していた時代、大地には燃え盛る太陽のような黄金の権力が広がっていた。
古い石碑には、王の権威が七つの燃え盛る光や七本の柱梁に変わったと記されている。王の慈悲はすべての者の手に均等に与えられ、誰一人として顧みられぬことはなく、不満に思うこともなかった。
それは忘れ去られた黄金時代である。当時の花の女王はすでに塵となっており、草木の主もそこを去ることに決めた。しかし、黄砂の後継者たちは神々と共にあることを選んだ。災いの影が段々と近づいても、彼らが信頼する権威は琥珀や黄金のような、不滅の光を輝かせていた。
しかし、災いがやがて訪れ、黄金の虫の印章も、神殿やかつてグリフィンと牛の頭が刻まれた、壊れた柱の礎の下に埋もれてしまった。
烈日権威の夢想
武器に突破の力を付与する材料。
白銀の月光と青く澄んだ泉は、かつてオアシスと言う名の楽園の美しい景色を彩っていた。しかし、花の主が空を覆う砂嵐の中に落ちた時、悩みなどなかった黄金の楽園も死に埋もれてしまった。
エルマイト部族の詩歌曰く、銀白色の月光が緋色のトレーンを照らし、悲しみの王であるアフマルを狂わせた。
切なき砂漠の歌はこう歌う——往日の思い出に執着するあまり、孤独な君主は砂漠の真ん中に古びぬ夢の世界を作り上げた。そこには一糸乱れぬ純粋な泉と、永遠に黄昏時で止まった露の光が凝縮されている。
烈日権威の残光
武器に突破の力を付与する材料。
幾千もの思いを紡ぎ、幾千もの魂を統制する。これがいわゆる「権威の道」である。
しかし、権威の道とは冷酷な暴政ではない。その目的はまさに、最も深層なるところ——誰も苦しまない、迫害がなく、奴隷を必要としない、真の楽土を作ること。
沈黙の王が水晶の秘密を通して目にしたすべてのように、また、すでに消え去った伴侶からの教えのように。
玄色の虫の印章と鉄色の裁決は、こうして王国の規則の礎となったのである。
烈日権威の残響
武器に突破の力を付与する材料。
遠い昔、黄砂の住民は、朝と夜を輪廻する赤い太陽と無限の時間を記念するために、頑丈な甲虫をもとに王の印章を彫刻した。
その王の名は、今ではもう語られていないが、小さな王の印章は未だ残っており、かつての威光をおぼろげに伝えてくる。
エルマイトの子孫によって四方に散らばった王の印章たちは、今でも昔の主の過去を語る。
オアシスガーデンの真諦
武器に突破の力を付与する材料。
「亡くなった神を敬うのは、どんな者だろう。」
花の王者は当時、二人の神王と同盟を結び、知恵と権力を除き、蒙昧な民に慈悲と喜びをもたらしてくれた。
大地は烈日と雨水だけでは立ちゆかぬように、理性と強さのもとでは、喜びと愛、歌声と音楽、酒と贅沢も同じように重要なものである。
花が咲く目的は輝かしい死であり、花の主は端から死と結末を求めているのだと言われている——死は失った喜びに苦い味を加え、果てしない記憶をより鮮烈に残した。
黄砂の無知の王が彼女の理屈を理解したことはなく、彼のものはただひたすらに、その無限の魅力と優しさに魅了されていた——執着の追憶は道を踏み外してしまったが、それすらも花の女王の計算通りである。
オアシスガーデンの哀思
武器に突破の力を付与する材料。
花の王者はかつて、ジンニーのために善行をした。
花とオアシスの女主人はかつて、砂漠の王と共に、ジンニーのために「アンフィテアトルムシティ」——アイ·ハヌムを建てた。古いジンニーの言葉によれば、その言葉は「月娘の都」という意味らしい。
しかしその後、花の女王は烈日と黄砂の悪意によって死んだと言われており、オアシスでも紫と赤のパティサラが咲く姿は見られなくなった。
彼女が亡くなった後、砂嵐は泣き、ジンニーが嘆き、月光のような銀色の宝石の円盤も、本来の楽しき用途を失い、悲しみの光を放った。
オアシスガーデンの恩恵
武器に突破の力を付与する材料。
黄砂に埋もれた古代の文献によると、花の王者は夢の女主人のようだ。
彼女はかつて、追放された者、狂気の者、痴呆の者に夢を示し、夢の中で彼らに甘い喜びを授けた。たとえ人々が手に持つものが、黒鉄でできた空っぽのお碗だけであったとしても、彼らは花の女王の魅力に圧倒され、その美しい姿や溢れんばかりの施しに深く酔いしれているのだ。
オアシスガーデンの追憶
武器に突破の力を付与する材料。
人々はかつて、花の王者は幸せの主であると言った。清らかな泉が彼女の袖から湧き出して、砂漠には花咲くオアシスができた。花と香草が彼女の足跡を追い、白銀の月光が彼女のために道を開けてくれた。
高い空に裏切られ、捨てられた苦しい日々に、花の女主人は凡人に恩恵を与えたおかげで、人々は喜びと自我を取り戻し、再び余暇と贅沢を手に入れた。
静謐な森のしずくの金符
武器に突破の力を付与する材料。
「人がいとおしむものは三つだけ——それは月光を抱える泉の水、命の緑、そして老いぬ容貌…」
「知恵」の本質とはあらゆる思考をコントロールし、あらゆる利益を貪ることではない。平凡な命もやがて枷を壊し、自由を手に入れることにある。
虎の咆哮は密林に響かず、屈強な護衛も子供たちの夢から消えていく…秘密の黄金の封印が解かれ、すべての夢が月光の下で琥珀のように輝く夜、おそらく彼女と彼女の愛する凡人たちは、真の自由を勝ち取るだろう。
静謐な森のしずくの銀符
武器に突破の力を付与する材料。
森に伝わる数々の物語に出てくる炎の模様をしたマントをまとった王は、迷宮の君主であり、月を映す水の支配者である。
彼が頭を下げて草木の主と友好を結んだ時、象徴物は水のような光を放ち、月光のように銀色に輝く宝石となった。
貴重な友情のしるしに、草木の主は迷宮の王のために秘密を守り、雨林の美しい夢を守ることを約束した。
しかしその後、秘密と夢で造られた華麗なパレスは黒き烈焔のもとに忘れ去られ、消え去った。そしてまた土に還り、雨林を育てる糧となったのだ。
静謐な森のしずくの鉄符
武器に突破の力を付与する材料。
その後、草木の主は黒鉄を鍛造する奥義を人々に授けた。そのおかげで、純粋な凡人も火と刃に関する知識を得られた。
火と金属は己を傷つけ、凡人の力を増してしまうにも関わらず、草木の主はこのことを喜んだ。
静謐な森のしずくの銅符
武器に突破の力を付与する材料。
かつて、一人目の賢者の指導のもと、雨林に住む者の先祖は枯木を彫刻して神符を作った。そうして草と高木の主を供養し、偲んだのだ。
神符は森の澄んだ露の形に彫られており、これは人の心に染み入る知恵のしずくを象徴している。
今昔劇画の鬼人
武器に突破の力を付与する材料。
「雷の三つ巴」の紋章を背負う「千代」という名の鬼族の女武者が漆黒の軍隊に立ち向かった時、虎の体と蛇の尾を持つ、この世のものでない獣に飲み込まれた。最後、彼女は魔獣の胸腔を切り裂き、辛うじて生き延びた。
これが「虎牙の千代」の名の由来である。その後、名前は徐々に簡略化され「虎千代」と呼ばれるようになった。
しかし深淵の獣の腹の中で、彼女は罪深き黒に染まり、緋色の牙から仲間が引き裂かれる光景を目に焼き付けた。漆黒の光景に溺れた彼女は、ついに御建鳴神主尊に剣を抜いた。その後、剣を振るう腕と鋭い角を切り落とされた彼女は、傷ついた獣のように森の荒野へと逃げて行った。その後は天狗、もしくは終末番、もしくは山で修行していた岩蔵の胤に得体のしれぬ化け物として始末された。何故ならその美しき容貌は既に漆黒の恨みと痛みによって、ねじ曲がっていたからだ。あるいは大蛇の遺骸にいる鬼面の人形に出会い、運命の旅を終えたのかもしれない。
かつて深淵と戦ったことのある者は、どうしても漆黒の劇画を夢に見てしまう。魔獣と戦い、自身も魔と化した人間は決して少なくはない。世の端は脆く壊れやすくなっている。このような侵食は、決して単一方向のものではないのかもしれない。
今昔劇画の隻角
武器に突破の力を付与する材料。
鬼族の失われた子守奉公の子守歌では、鬼人「虎千代」は、優雅で勇ましい身体と華やかな容姿を持つ少年であった。彼は元々将軍の信頼できる将であり、忠実に彼女に付き従い、暗黒の深淵に深入りしてまで邪悪を撃退し、血筋が薄くなっている鬼族のために手柄を立てていた。
今では歌われなくなったが、別の形で伝わってきた角を持つ鬼の形象は、今でも並みならぬ力を持っている。
今昔劇画の虎牙
武器に突破の力を付与する材料。
『菫染山月虎牙鑑』に描かれた鬼人「虎千代」は、かつて将軍の薙刀を鋭い牙で砕き、一時的に優位に立ったことがある。そのため、彼を模して作られたお面には、精巧に彫刻された牙が付いていることが多い。
この物語の結末では、傷ついた鬼は獣のように森に逃げ隠れ、涼しい月明かりにも姿を見せないようにしていた。路地や峡谷を吹き抜ける風の音は、まるで傷ついた亡霊の唸り声であることから、「虎千代の風」という季語が生まれた。
今昔劇画の悪尉
武器に突破の力を付与する材料。
民間に伝わる伝説によると、過去には「虎千代」という名の鬼人がいた。彼は武術に長けており、かつては千本の刀の中で乱舞し、十二単の衣が菫花のように切り裂かれても、無傷だったという。しかし後に、将軍に牙を剥き、反逆を起こしたが、腕と角を切られて逃亡し、やがて発狂して自刃した。
誇大な妄想を抱く鬼の内心は、怯え悩むことが多い。永遠を妄想しながらも刹那を恐れ、恐怖と怨念に飲み込まれる。それも自業自得であろう。このようなお面は、牙を剝き出しにした虎千代を象徴している。
鳴神御霊の勇武
武器に突破の力を付与する材料。
雷電の神の重宝は威厳であり、その威厳は勇武と激怒によって具現化される。激怒は愛と執着から生まれ、勇武は怒りの表れである。その結果、永遠を見つめる眼差しを邪魔する者、稲妻の民を傷つける者は、彼女の敵となる。
御霊の魂は四つ、仙狐は三匹、名刀は二本あると言われている。あの御建鳴神主尊大御所様の威厳は、流星光底のような無想の一線として現れる。
鳴神御霊の親愛
武器に突破の力を付与する材料。
荒野を徘徊する、あるいは人間と共存する魑魅魍魎は、「雷の三つ巴」に代表される御建鳴神主尊に引き寄せられる。人間に比べてはるかに長い寿命であっても、終わりは必ず訪れる。限りある命の中で永遠や無限を求めるには、「永遠」が自らのことを覚えてくれるのを願うしかない。彼女はその願いに応え、敵も友もすべて心に刻んだ。霧に棲み空を裂く魔性のフクロウ、あえて皇居に侵入する化け狸、凄腕で月のような美貌だが、最後には牙を見せる鬼族の少女。かつて黒い翼を広げて空を自由に歩いた天狗、そして彼女と共に歩み、最後は永遠に消えてしまった「狐斎宮様」…
彼女の心の中に静かに眠っていた数々の物語は、いつか彼女が夢見る永遠なる浄土の中で、明るく燃え上がるだろう。
鳴神御霊の歓喜
武器に突破の力を付与する材料。
鳴神の幕府には奉行というものがあり、あらゆる事柄の管理と執行を行っている。古き妖物の話では、将軍様に信頼された者は、曲がった鉤の形をしたこのお守りを身につける。そして奉行の名は喜びの奉仕の意味から取られており、殿下に好かれた者は、愛と忠誠をもって仕える。しかし、ある時期を過ぎてから、何もかもが本来の姿でなくなってしまった。
鳴神御霊の恩恵
武器に突破の力を付与する材料。
その昔、先人たちは今や影向山と呼ばれる高峰に登り、雷に焼かれた木を鉤形に彫り、闇夜を照らし、大地を振るわす雷に造型を与えた。この形が長い時を経て、「雷の三つ巴」の模様となった。雷の恩恵、知恵、力、およびそれらを象徴する者を表している。
遠海夷地の金枝
武器に突破の力を付与する材料。
「海祇」という名は、結局のところ、かつて深海に棲んでいた棄民たちが、自分たちを導いてくれた蛇神を求めた独りよがりの期待に由来する。
自分を敬う民がいたからこそ、蛇神は本来逃げ出すべき世界に留まることを選択した。自分の身の珊瑚枝を折り、踏み入れてはならない土地に入り、神体が山々と共に切り落とされるまで、敵わぬ敵と戦った。その血はプラズマとなり、意志と力は永遠に消えることのない「祟り神」となった。
遠海夷地の玉枝
武器に突破の力を付与する材料。
すべてを失い、闇の外海へと逃げ込んだ魔神は、海の深淵で無一文の棄民たちと出会い、彼らの「オロバシノミコト」と「海祇大御神」となることにした。
大蛇神は、暗闇の中でうずくまっている子供たちに光を与えるために、自分の体の珊瑚枝をすべて折ってしまったという伝説がある。また、子供たちが再び地上に戻って太陽の光を浴びることができるように、へし折った珊瑚枝を使い、ハシゴを作ったという噂もある。
遠海夷地の石枝
武器に突破の力を付与する材料。
この珊瑚はテイワット大陸のものではなく、大蛇が「闇の外海」に入るときに授かった物。そのため、深海の大蛇にとって、珊瑚枝を持つことは力の象徴であり、それを失うと力も弱まってしまう。つまり、折れた珊瑚の枝にも並々ならぬ力が宿っているのだ。
遠海夷地の瑚枝
武器に突破の力を付与する材料。
稲妻列島の中で鳴神島と最も遠い「海祇」は、海祇島の古語で「海を統治する大神」という意味を持つ。常夜の深淵の国に大蛇が現れた時、その体は四色の珊瑚で覆われ、光を発していたという。
漆黒の隕鉄の塊
武器に突破の力を付与する材料。
カーンルイアが破滅した時代、ある罪人が無数の魔獣を作り出した。それらにはこの世とは相容れない黒い血が流れており、この大陸の生き物を踏みつけ、あらゆるものを破壊する。その命は変質的で、世界の外の力によって与えられたものである。しいていえば、モンドを襲った「ドゥリン」も同じ類である。
漆黒の隕鉄の一角
武器に突破の力を付与する材料。
テイワット沿海の国は七神の庇護を越えたところを「闇の外海」と呼んでいる。伝説によると、敗北した魔神たちが新たな七神の秩序の下で暮らしたくないと、遠い島々に逃げ、邪神となった。しかしそれらの力は岩王帝君の力とは本質的に同じもので、全てを呑みこんでしまうこの漆黒と全く違う。
漆黒の隕鉄の一片
武器に突破の力を付与する材料。
璃月には昔から海の怪物に関する伝説がある、なにせその彼方はテイワットの未知の領域である。七神の守護がない外の世界はどういうものか誰も知らない。岩王帝君の力を黒く染められたのは、まさにテイワットという秩序の外の力である。
漆黒の隕鉄の一粒
武器に突破の力を付与する材料。
かつて魔物を退治するために、璃月雲来の海の外に漆黒の隕石が落ちてきた。しかし汚れた血に染めたため、この材料にはもう純粋な岩王帝君の力がなくなっている。
霧海雲間の転還
武器に突破の力を付与する材料。
最高品質の金丹、この世のはじめ、天地一体の状態を再現し、天地創世の縮図だと言われている。もちろん、世界の再現はこんなものではないのは分かっている。
霧海雲間の金丹
武器に突破の力を付与する材料。
金丹というのは、金属の丹薬である。それらは仙人たちが作った合金に神通力を融合させたもので、武器に力を与えることができる。武人たちは仙道より武道のほうが優れていると考えるため、仙人に訪れる者は少なく、金丹が誰かの手に渡ることも少ない。
霧海雲間の水銀
武器に突破の力を付与する材料。
呪符は仙人の力を符号という形で残すことができ、外景経は心像を使って宇宙を作ることができるが、錬丹術は今でも秘密に包まれている。なぜなら、これらの金丹を呑みこむことは死を意味するからである。
霧海雲間の鉛丹
武器に突破の力を付与する材料。
絶雲の間は仙人たちの住む場所。伝説によると、仙人は神通力、世の中の元素力を操る以外、伝授しない秘密が三つ、錬丹術、呪符、外景経である。
孤雲寒林の神体
武器に突破の力を付与する材料。
ここで騒いで、災いしているのは嘆く神々の聖骸である。それは実現できなかった理想、人間のもう一つの幸せの描写、深海と岩層に収められながら、このまま夢に落ちることをよしとしない。
孤雲寒林の聖骸
武器に突破の力を付与する材料。
岩槍の核心は淡い光を放っている。それは敗北した魔神の力が岩石に入ったために形成したものである。それらの憎しみはモラクスに対するものではない。なぜなら、それらにはすでに自我がなく、個人的な憎しみがまだ残ってるわけがないからだ。
孤雲寒林の輝岩
武器に突破の力を付与する材料。
事情を知っている人にとって、孤雲閣は楽しい観光名所ではなく、かつての璃月の神々の墓園である。確かに周期的に不吉な汚れが沸き上がるが、それは全て魔物を退治する少年によって片付けられた。
孤雲寒林の光砂
武器に突破の力を付与する材料。
孤雲閣にそびえ立つ岩柱はかつてモラクスが敵を降伏させるために降下した岩の槍である。時間が経つに連れ、魔神の体が岩柱に染み込み、聖性を持つようになった。たまに岩柱から憎しみや不吉な気配が含まれた砕片が剥がれて落ちる。
獅牙戦士の理想
武器に突破の力を付与する材料。
ヴァネッサは自由を手に入れたが、結局彼女を縛るものは大きくなった。一族はモンドになり、そして「自由」になり、世界となった。
この世界はもっと強くなってほしいと、彼女は本気で願った。
獅牙戦士の手錠
武器に突破の力を付与する材料。
ヴァネッサは手錠や鎖で束縛されたわけではない。彼女が抵抗しようとするなら、いつでもモンドの金属をバラバラにすることができる。なにせここには優れた鉱石も、故郷の神火もないから。
彼女を縛ったのは、一族を守りたい責任であった。
獅牙戦士の鎖
武器に突破の力を付与する材料。
遥か昔、剣闘士は鎖を背負っていた。獅牙の戦士、大英雄ヴァネッサも例外ではなかった。
獅牙戦士の枷
武器に突破の力を付与する材料。
人々は英雄の物語を誇張して描く傾向がある。かつて英雄を束縛した枷まで、自由の敵として描かれている。
そのため、この枷も通常ではない力が付与された。
凛風奔狼の郷愁
武器に突破の力を付与する材料。
自分は人類が嫌いと認めた奔狼の王、人類の幸せな暮らしを描けないから、自分にはこの世界の風の王になる資格がないと自覚した。だから彼は消えることを選んだ。しかし事実はそうではなかった。なぜかというと、彼が捨てられた者を見る目はこんなにも優しいからだ。
凛風奔狼の断牙
武器に突破の力を付与する材料。
人は同類がいないと孤独を感じると、狼たちもよく理解している。栄光の断牙は狼たちの餞別であり、相手を守る力があるとされる。
遥か遠い世界の伝説で、ある雌狼が人の双子を育てた。狼と人が住む「家」は「狼の洞」と呼ばれ、すなわち「ルペカ」、この世界の「ルピカ」である。
凛風奔狼の砕牙
武器に突破の力を付与する材料。
狼の生活において、殺戮、死に至る戦闘などの状況はよく見られる。
「アンドリアス」は人類は失望をもたらすが、純真な赤子に罪はないと考えている。狼の群れが子供を選び、その子もまた狼を選んだら、彼らは「ルピカ」——運命の家族になれる。
凛風奔狼の乳歯
武器に突破の力を付与する材料。
狼の群れはその祝福を受けた親衛隊であり、たとえ子狼の乳歯でも侮れない。
かつての神々には人を愛する責任がある。そのため、狼を導く身として、捨て子や流浪者のみを受け入れる「アンドリアス」はかなり異常とされる。
高塔の王の砕けた夢
武器に突破の力を付与する材料。
衆人が高塔の王に対する拝礼は崇拝のためではなく、その烈風に吹かれて立ち上がることができなかったのである。これはバルバトスが頭角を現す前に、風神の一柱の野心と砕けた夢である。
全力で夢を見たからか、夢の欠片にも強い力がある。
高塔の王の断片
武器に突破の力を付与する材料。
「アンドリアス」はかつて高塔の王に宣戦布告をしたが、王都にダメージを与えることはできなかった。「自由」がこの都市を崩れさせなかったら、ここの全てはまだ夢を見続けていただろう。
高塔の王の残壁
武器に突破の力を付与する材料。
烈風の魔神「デカラビアン」は自分が作った王城にとても満足していた。彼は高塔の上で信者たちの拝礼を受けていたが、その拝礼は心からの崇拝ではないことを知らなかった。
高塔の王の瓦
武器に突破の力を付与する材料。
最近風龍廃墟と呼ばれた場所は、かつての烈風の魔神「デカラビアン」が作った王都だった。繁華な夢はすべて魔神の力によって作られたため、夢が破った瞬間の瓦でも強い力がある。
ソマルの実
ナド・クライの温暖な地帯に実る果実。冬を越す動物や、食いしん坊な子供たちに好まれている。
霜月の子の伝承において、ソマルの実は「生命」と「豊穣」の象徴とされている。これは、この果実が春から夏にかけての暖かな日々にだけ花をつけ、実を結ぶからである。
また冬の「ヴィンテル王」と夏の「ソマル王」の永遠の戦いにまつわる逸話が存在する。伝説によれば、年輪の巡りとともに、双子の王は互いに殺し合い、交互に冥府から蘇ることで、それぞれの季節を治めるとされている。そしてこの循環は、世界の終わりまで続くのだという。スネージナヤの学者たちの間では、原始信仰における季節交替の隠喩にすぎないという考えが一般的だ——少なくとも、そうやって自分たちを納得させている。
ホワイトベリー
真珠のように澄みきった白色の果実。口あたりが良く、甘くて瑞々しい。
「霜月の子」の伝承において、ホワイトベリーは月霊と同じく月の少女の恩寵であり、新月の祝福を受けた神聖さの象徴とされている。そのため、ホワイトベリーを分け合い、食べることは、クータルに対する敬意の証でもある。
とはいえ、神にまつわる物語がなくとも、この果実には人々の食欲を誘うのに十分な豊潤さと甘みがある。
月落銀
月光のように澄みきった、瑕ひとつない銀白の結晶。ほぼ完璧な元素親和性を持つ。
「霜月の子」の伝承によると、この晶石は五百年前、月の少女とともに誕生し、当時の詠月使によって「月から落ちた贈り物」と見なされ、「月落銀」と名づけられたという。しかし、スネージナヤの年代記作家たちが記したさらに古い文献には、黄金の国の末裔は数千年前より霜月が紡いだ秘銀を用いていたとの記述がある。両者の関係性はもはや検証不能だが、この晶石が今もなおナド・クライの職人たちから最高の元素力導体として重宝されていることだけは確かである。
宿影花
二色の花弁が絡み合った花。きわめて強いクーヴァキとの親和性を持っている。その淡く上品な香りと鮮やかな色彩から、上質な天然染料として重宝されている。
異なる二色は、二種のクーヴァキの象徴とされており、しばしば「霜月の子」の信徒たちは宿影花を「月の少女の祝福」と見なしている。
五百年前に起こった漆黒の災厄——その終結から数十年後、詠月使の死と共にこの奇妙な花は大地に現れたと語られている。霜月の子の詩歌の多くは、この説を採用しているが、厳密な検証がなされたことはない。
フロストランプ
燭台のような形をした花。水辺に生えており、そのひんやりとした清らかな香りには、心を落ち着かせる効果がある。
花心と花茎の色が異なることから、二種類のクーヴァキの象徴とされている。しかし、フロストランプはクーヴァキの影響を受けない植物であるため、時に霜月の子の信徒から、無信仰者や背反者の象徴と見なされることもある。
この奇妙な花は、五百年前の漆黒の災厄が終わった時に初めて大地に現れたと語られているが、その説が厳密に検証されたことはない。
寒波石
ナド・クライの海岸地帯でよく見られる小石。自然にできた空洞があり、触ると微かに寒気を感じる。
古い伝説において、寒波石の空洞はフェイの避難所であり、幽域への扉にもなっているとされている。また、ナシャタウンで流行している別の話だと、大盗賊レッド・ミラーは包囲された際、霜月の聖女から愛の贈り物として授かった石で身を隠し、追跡を逃れたとされている。だが、霜月の子の信徒たちはこうした説を強く否定し、デタラメであると主張している。現在、寒波石にそのような不思議な力は見られないからである。
携行型ベアリング
ナド・クライでの駐屯を開始したファデュイが、大量に製造した携行型ベアリングユニット。過度に摩耗したユニットは、用途を失ったユニットと同じように廃棄される。
その中には微弱なクーヴァキが残っていることがあり、模造が難しいこともあって、ナシャタウンの商人が等価交換の道具として使うことがある。
これらを偽造しようとした者もいたが、偽造コストが一般的な等価物としての価格を上回り、最終的に破産したとされている。
赤トロピカルキノコ
一見普通の見た目だが、味はかなり独特なキノコ。ヴァレサの果樹園の近くにのみ生えている。こんなに可愛い名前をつけたということは、パイモンもこの味が気に入ったのだろう。生で食べるとフルーツの味が、火を通せば濃厚なキノコの香りが漂う。程よく脂が乗ったステーキと一緒に食べると最高のハーモニーを楽しめる。「豊穣の邦」の料理人は、「熱闘の宴」の場でこのキノコの美味しさを広めようと考えているようだ。
琉鱗石
燃素が豊富なエリアに沈積した物質が形成した、赤い鱗状の晶石。極めて高いエネルギーを秘めている。
トゥラン大火山の周辺に多い。噴火が頻発するかの地では、周囲の地層に燃素が豊富に含まれているからだろう。龍に立ち向かった勇敢な戦士が、龍の首から剝ぎ取った鱗が地面に落ちたものがこの「琉鱗石」と呼ばれる鉱石になったという伝説がある。
岩裂の花
花びらの外側が石のように硬い、奇妙な植物。開花すると、晶石に似た芯が露わになる。
すべての岩裂の花が開花期に花を咲かせるわけではない。水晶のようにデリケートな芯を覆う外殻が硬すぎて、花が開かないまま時期を逃してしまうケースもある。「豊穣の邦」の人々は、力を追い求める際の心構えについて語る時、よくこの植物を例に挙げる——過ぎたるはなお及ばざるが如し。つまり、さじ加減が大事なのだと。
枯れ紫菖
花弁と葉が枯れたような見た目をしている花。灰が舞うところでよく見かける。
灰燼の都の住民に愛されたこの「紫菖」と呼ばれる植物は、かつてはもっと深く鮮やかな色を持っていたはずだが、灰燼の都全体が侵蝕された時、幽影に染められ、神の怒りの炎に焼かれる運命から逃れられなかった。今でも、その焼き尽くされた葉のような姿から、かつて都市を溶かした烈焔の威力を感じられる。
蛍光ツノキノコ
暗闇の中でかすかに光るキノコ。イクトミ竜の角の形に似ていることから、ツノキノコと呼ばれるようになった。
語り部の物語によれば、最初に燃素銘刻とラクガキを組み合わせたのは部族「謎煙の主」の、型破りな名も無き祭司だったそうだ。その祭司は蛍光ツノキノコの中にある力を感じ、その蛍光性物質を塗料に加えた。これが後にテスカテペトン山脈に広がる「謎霊のラクガキ」の誕生に繋がった。
エンバーコアフラワー
平野と高地に点在する不思議な花。成熟した蕾は、衝撃を受けると花咲く。
ナタ人は、エンバーコアフラワーが大量に生えている地を「偉大なるシュバランケ様がかつて足を踏み入れた地」と呼んでいる。
花芯から分泌される蜜は、口中がとろけるほどの甘さを誇り、ナタ人の大好物である。また、枯れる直前まで光が灯り続ける姿は情熱のシンボルとされ、いつからか部族の戦士たちは聖火競技場へ赴く前に、勝利と栄誉への祈りを込めて神殿にこの花の芯を捧げるようになった。
サウリアンサキュレント
巨大な動物の手のような形をした多肉植物。
ここに生えている植物は、謎めいた竜のように自分の形を変えることができると言われている。草食動物に食べられないように、危険な形状あるいは毒素を持つような形に変化するものもある。もしそれが本当なら、「サウリアンサキュレント」という名を絵に描いたような形をしているのも頷ける。
ケネパベリー
果汁たっぷりの青色のベリー。形はフレイムグレネードの実と似ており、「懸木の民」付近に樹が大量に生えている。
採取時の危険性はフレイムグレネードの実ほど高くはないが、未成熟のフレイムグレネードの実と区別するのは難しく、初心者はうっかり間違えてしまうこともしばしば。
この果物にはある逸話がある。遥か昔、性格の正反対な兄妹がいた。この二人は幼少期に離れ離れとなり、別々の部族で育てられるのだが、両部族の間で戦いが勃発してしまい死んでしまう。その後、怒りっぽい兄がフレイムグレネードの実に、穏やかな性格の妹がケネパベリーになったという。
シャクギク
羽のような形をした花。風に吹かれると、悠々と花びらが揺れる。
ウォーベンを整理している人たちの考察によると、この花は記録された時からちっとも形が変わっていないのだという。古の植物は生き物の姿を真似て、ひっそりと変貌したりするという。もしかしたら、当時シャクギクの周辺に出没していた生き物の面影が、そこには残っているかもしれない。
波しぶきのエラ
海辺に生息する、羽根のような形をした特殊な生き物。水草のようにも見えるが、実際は特殊な形態をした水生の軟体珊瑚である。
「流泉の衆」のコホラ竜の大好物だという。
ショコアトゥルの種
風味豊かな作物。果肉には独特な苦味があるが、種は発酵と焙煎を経て、ほかの料理を作る材料にもなる。
ナタにはこんなことわざがある——「自分で蒔いたショコアトゥルの種」。自分から悪いことに巻き込まれるな、という意味である。
スピネルの実
燃素を吸収した木に実る、宝石のような果実。液体燃素の環境に広く分布している。
一部の古いウォーベンに残された、ワシャクラフン・ウバ・カンに関する物語の中には、スピネルの実を宝石だと言って聖山に巣くう巨龍を欺いたエピソードが記載されている。欲望に目がくらんだ龍は、「燃素」の種火とキラキラの「宝石」を交換したわけだが…騙されたことに気づいた時には、ワシャクラフン・ウバ・カンはとっくに遠くまで逃げた後だった。スピネルの実にまつわる物語は、大抵こういった類のものばかりである。
キャンドルキノコ
崖の上や麓に生息するキノコ。小さなランプのように微かな光を放つ。手を近づけるとほのかな温もりを感じられる。
一部の語り部によると、キャンドルキノコの主は「幻写霊」と呼ばれる不思議な精霊だという。雨が降ると、その精霊たちはキャンドルキノコの下に身を隠し、明かりの消えかけたキノコがあれば、再び灯してあげるそうだ。
グレインの実
穂軸に大きな粒状の実を結ぶことからその名が付いた作物。
古の時代、大地が種を拒絶し、食料を得られなくなった部族の民は絶望に陥ったという。当時の祭司——マグハンは夜の霊の導きに従い、川底の泥を掘って、その中に動物の牙を植えた。泥の中に立った彼は自分を切りつけ、流れる鮮血で灌漑を行った。すると、牙が彼の身体を伝って育ち、今のグレインの実となったという。
古から伝わる習わしによると、グレインの実の穂軸を勝手に捨ててはならない。マグハン自らの犠牲により換えられたものだからだ。
沈玉仙茶
沈玉の谷の暖かく湿潤な地で育つ茶葉。数千年に渡る栽培と厳選を経たことで、その芳醇な香りは長く続き、遠く離れていても心に染み入る。
いわゆる「仙茶」とは、実は沈玉の谷で産出される茶葉の総称である。「松蘿仙芽」、「雲来の白豪」、「碧水の青茗」、「游韻単叢」…さまざまな茶種があり、それぞれの口当たりと茶を淹れるこだわりの不思議な違いは、おそらく茶人だけが滔々と述べることができる。
沈玉の谷の茶については、古来数多の伝説が伝わっている。その中で最もよく知られているのは、かつて仙人が自らの手で最初の茶の木を植え、その枝を折って山中の先人に与え、もともと煙霧が立ちこめていた原野を茶の香りであふれさせたという話だ。しかし伝説はあくまでも伝説にすぎない。今日ではそうしたはるか昔の物語も、茶館の講談師の称賛や品評のお供となっている——そして、同じように立ちこめる茶の香りの中に溶けて広がっているのだ。
清水玉
沈玉の谷で採れる玉石。手触りが清水のように冷たいことからこの名がついた。
先人の古い伝説では、岩の間に散らばる玉は碧色の高天から来たとされる。その頃まだ沈黙していなかった使者は、月のように艶やかな玉を先人に与え、天に通じる祭壇を築き、示される幸福と災禍に耳を傾けるよう導いた。その後、先人が衰退してできた多くの村落では、依然として原始的で素朴な信仰を維持している。「玉」というイメージに対する崇拝も璃月の伝統と合わさり、今日の文化の様相を構成するようになった。
初露の源
モルテ地区の水中に漂う透き通ったしずく。これらのしずくは、一般的な純水でできたものとは異なり、より原始的で純粋な元素エネルギーを秘めているようだ。
古代フォンテーヌの自然哲学者たちは、このような造物について記録を残してこなかった。だが、約四百年前になってようやく、フォンテーヌ科学院のエンジニアたちが断続的に研究を始めた。一部の学者はこれら極めて純粋な「イコル」は、フォンテーヌを離れる前のエゲリアが、この地に残した最後の贈り物であったと信じている。しかし、この主張を裏付ける確たる証拠は今のところない。
探測ユニット·子機
フォンテーヌ科学院が、新型奇械部品を利用して開発した小型探測ユニット。本来は様々な環境データのモニタリングのために使われるもの。
これらユニットは当初、奇械先端技術研究課と自然生態環境観測課の共同で管理されていた。奇械先端技術研究課は装置の生産と設置を、自然生態環境観測課はデータの収集と分析を担当した。しかし、以前の実験事故により自然生態環境観測課は解散。フォンテーヌ科学院は現在、装置の生産と設置のみを行っている。
湖光の鈴蘭
純粋で清らかな青い花。水脈の集まる場所で育つ。優しく爽やかな、品の良い香りがする。
花言葉は「待ち望む」「永遠の約束」。
古い言い伝えによると、湖のように澄み切った清らかな花は、衆の水の女主人から最後の純水騎士へと贈られた餞別の品であった。フォンテーヌでは、旅立つ人のために鈴蘭を摘んで贈る風習が今でも残っている。その行く先の道が澄んだ水面のように穏やかであること、そして大切な人がこの涼しげな微かな光に導かれ、再び自分の元へと戻ってくることを願うのである。
ルエトワール
水中で淡い光を放つ軟体動物。多くは水際や水中の人工建造物の表面に付着している。
その微細な光はダイバーたちに見過ごされがちではあるが、これら小さな軟体動物には産業堆積物を摂取し分解する驚異的な本能がある。かつて、ある研究員がこれらルエトワールに「名誉海洋生態系エンジニア」という肩書を付与しようと提案したという。だが、この提案は当時の上級技術官（兼、海洋生態系研究課名誉エンジニア）により却下された。
レインボーローズ
すらりと伸びる姿が美しい、柔らかなピンク色の花。ローズという名前ではあるが、実際は百合により近い。
花言葉は「情熱」と「出会い」だ。
古い記録によると、虹色の薔薇はかつて大地の至るとこで見られたという。その鮮やかな色は、第七天の光とも比肩する程だったそうだが、今やその色とりどりの薔薇は絶滅してしまい、それに付き添って育っていた花が時代の終盤の混乱に乗じて「レインボーローズ」の名前を奪い取ったのだ。
ルミドゥースベル
優雅に佇む、紫色の清楚な花。その淡く清らかな香りは繊細にして優しく、貴重な香水の製造に使われることが多い。
花言葉は「離別」と「再会への願い」。
コペリウスは自身の劇『黄金のヒュペルボレイア』で、この花を「水晶の涙」と呼んでいた。胸いっぱいに想いを秘めたお花が極北の凍り果てた土地に流され、氷の風により永遠の美しさが保たれたという物語である。彼と同時代の評論家は、永遠の美、永遠の愛に対する彼の追及は極端的だという見方が大半だ。この点は、彼の最後の作品で如実に表れている。
タイダルガ
波に流されながら生きている藻類。他の植物が排出する養分に頼って生命を維持している。浮遊生物と誤解されることが多いが、その本質は、実のところ浮遊植物である。
文献によると、古代の哲学者たちはタイダルガを絶賛していたという。「自由意志のある動物でありながら、自らの存続のために命を奪うことはない」ことから、「俗世で最も高貴な生命」と讃えていたのだ。しかし、生物に関する知識の発展に伴い、その賞賛は最終的に消えていった。
ロマリタイムフラワー
淡い青色が高貴な花。柔らかい花蕊は吸水性に優れ、弾力があるため、多くの日用品の原材料として使われている。
花言葉は「忠誠」と「不変の誓い」。
フォンテーヌの民話によると、ロマリタイムフラワーはかつてエゲリアに恋焦がれる水の精霊だったと言われている。この民話は主に、この花が水元素に触れると咲くという生物的性質から想像されたものだが、乏しい知識と溢れる表現意欲を持つ人類の特徴の現れでもある。
蒼晶螺
薄暗い光を放つ貝の形をした構造物。生物の甲羅ではなく、より原始的な元素エネルギーが集まって出来た産物のようだ。
過去の博物学では、塩のように真っ白な貝殻模様は嘗て水の主が残した数多の印の一つとされていたが、後世の考古学ではそれは前世代の文明と様々な関係があると考えられている。
マルコット草
真珠のような光沢を持つ、華やかな桃色の花。豊かで複雑な香りを放ち、調香する際の主な材料の一つである。
花言葉は「純潔」と「真摯な思いやり」。
フォンテーヌでは、調香師になるための最初の授業で、マルコット草の香りの抽出方法を学ぶことになる。また、その花蜜はジャムや酒の香り付けにも使われ、フォンテーヌの日常生活において欠かせない一部となっている。
バブルオレンジ
暖かくて湿度の高い、日当たりの良い場所で育つ果物。真ん丸な形をしており、中には甘く爽やかな果肉がひっそりと隠れている。
古代フォンテーヌの哲学者たちは、バブルオレンジの色が朝日の色により近いのか、それとも夕日の色により近いのか——「日出の実」と名付けるべきか、それとも「夕暮れの実」にすべきかをめぐり、長きにわたって議論を重ねてきたという。どちらも一歩も譲らず議論が膠着してきた頃、「夕暮れの実」という名前は既に存在していることに気づいた双方は仕方なく、果物の色ではなく形によってこの甘い果物に名付けることに合意した。
プリュイロータス
水元素の豊富な所で育つ植物。フォンテーヌの長い雨季の後、至る所にその姿が見られることが命名の由来。
周囲の水元素濃度に異常が発生した時は、この植物の成長にも不可避的に影響がもたらされる。古代フォンテーヌの自然哲学者たちはこの植物を占いに利用したと言われている。プリュイロータスの成長状況に基づき、生き物の運命や未来の出来事を推測したそうだが、具体的な占い方は今日に受け継がれていない。
ヴィパリャス
種子のない花。
大地が再び思い出したとき、ヴィパリャスは必ず咲く。
スメールの森は夢の苗床であり、森の子供たちの一部の人生は夢の中で過ごしている。森の夢から離れる者もいるが、森は彼らを忘れることはない。
聖金虫
広大な砂海に生息している頑強な甲虫。外骨格にある金色の模様は、まるでこの虫たちが、砂漠に散らばる古代遺跡と何らかの繋がりを持つことを示唆しているかのようだ。
噂によれば黄砂の王が大地を統べた時代、千柱の都での凱旋式において、魔法に長けた司祭が敗者の魂をこの昆虫の体内に封印し、「アフマル」の名において永遠に聖者の神殿や宮殿を守るように命じたらしい。その後、神殿は崩れ、宮殿も倒壊したが、この金色の甲虫だけは依然として忘れ去られた往日の誓約を果たし続けている。
サングイト
荒野の山々の奥深くに点在している、異彩を放つ特別な石。混化した元素エネルギーが凝縮したものらしい。
スメールの伝説では、地下にはかつてダーリという古き国が存在し、正理に背き漆黒の災厄を招いたと言われている。太陽をも遮る戦いの中、最も固い岩ですら燃えたという。やがて戦火が鎮まり、災難を経た大地に残されていたのがこれら深紅の鉱石だ。耳をすませば、あの戦争の余韻が未だ微かに遺されているように感じる。
悼霊花
古の戦場に咲いた真っ赤な花。荒漠の中でもしたたかに成長している。垂れ下がる花はまるで、ここで犠牲となった英霊を悼んでいるかのようだ。
遥か昔、暗色の穢れが大地を蝕んでいた頃、無数の英雄が漆黒の魔物との戦いで犠牲になった。この花たちは戦死者たちの血に染められて成長したと言われている。砂原の部族に受け継がれた古い歌によると、古の災厄で命を落とした無辜の人々の魂には、穢されて永遠の輪廻に戻れないものもあるという。それらの魂は花に宿って、運命の不公平に涙を流すほかないだろう。
砂脂蛹
砂漠の民の伝説では、流砂ウナギはウェネトと同じく、かつては太陽を呑み込む巨蛇の末裔であったという。でたらめのように聞こえるが、砂脂蛹の研究結果によると、その成分はウェネトの脂肪と似ている部分が多いことが分かっている。故に、狡猾な商人は採集してきた砂脂蛹を粉末にし、ウェネトの脂肪から精製した高級香料だと偽って売ることもある。
デーツ
砂漠のオアシスに育つ常緑樹に実る果実。硬い皮の中にある果肉の質感は食べ応えがあり、甘くて美味しい。砂海の民にとっては重要な食料の一つ。
砂漠地帯という特殊な地理的条件のためか、糖度が非常に高い。砂糖漬けにしたり、キャンディなどにしてもおいしい。デーツ栽培の歴史は長く、古い国の歌にもよく登場するという。伝説によると、烈日君王の終わりなき宴会で振る舞われた最初の前菜は、デーツの砂糖漬けだったそうだ。
赤念の実
砂漠の劣悪な環境でも生存できる植物の実。赤い果実は黄色い砂に映え、人々の心を動かす。
鮮やかな色を持ち、簡単な処理をすれば染料にもなる。砂漠の民の生活で重要な役割を果たした。「エルマイト旅団」の烈火のような旗もこれで染められると言われている。赤い布は旅団の足跡と共に各地に運ばれた。どこにいても、この漂うシルクを見るたびに、故郷の熱い風を感じられるのだろう。
スメールローズ
鮮やかな濃い紫色の花。人を立ち止まらせるほどの芳しい香りがする。ローズと呼ばれるが、厳密には玫瑰。
古くからスメールローズは、香料や香水の材料として使われてきた。祭りになると、市場はいつもローズの香りに包まれる。スメールの詩の中で、ローズはしばしば良質のお酒と共に言及され、スメール文学のシンボルとなった。「さあ、無意味な修行をやめなさい！今、お酒とローズを楽しむことよりも大切なものはない！」
ザイトゥン桃
雨林の低木に実った果実。果肉はしっかりしており、甘くて美味しい。また、食べると心を落ち着かせる効果もあると言われている。
かつてザイトゥン桃は、そのかわいらしい見た目から観賞用植物として使われていた。しかし、時を経てその薬効が発見され、今ではごく一般的な商品となり、皮肉なことに、その美的価値はほとんど注目されなくなった。
カルパラタ蓮
崖の上に咲いているつる植物の花。見た目が似ていることから「蓮」と呼ばれるが、蓮そのものとは関係がない。
スメールではいたるところの崖にツル草が生えており、それはまるで時のように無限に続く。このつるは、雨林で最初に創り出されたものと言われており、スメールのあらゆる植物の祖先である。スメールのすべての巨木、そして不滅の聖樹は、このツル草で結ばれている…という説は、昔生論派の学者たちによって否定されたが、今でも人々の間に広く浸透している。
ハッラの実
高温多湿の雨林で育つ果実。特殊な香りを放っており、粉にすると香辛料が作れる。スメールの最も重要な香料用の植物である。
他国の伝説では、ハッラの実は誰も登れない崖の上に生息し、空飛ぶ蛇や巨大な鳥によって守られているという。ジンニーを使役できる勇者だけが、神の加護を受け、この秘密の果実を手に入れることができるのだ。しかしスメールに行ったことのある人間なら、これは地元の商人が香料の値段をつり上げるために語る、単なる作り話であることくらい分かるだろう。
サウマラタ蓮
雨林の湿地に生える、夜にしか咲かない花。月のように明るい光を放つ。
この地の最も古い民話では、月の神の高車もかつては太陽に匹敵するほどの光を放っており、大地の万物はその恩恵を仰いでいた。しかし、天を裂く矢は、その最も幽玄な乗り物を飾る宝石を砕き、人々は月夜の君主の姿を見ることができなった。多くの花々は新しい主人に仕えるようになったが、サウマラタ蓮のみが涼しい月光を浴びながら、あの頃の歌を思い出し続けている。
パティサラ
神聖かつ純潔な、気高い花。成長には厳しい生育条件を必要とする。花蕊を加工すると、貴重な香料が出来上がる。
パティサラの名は、ある古代の神からその名がついたらしい。伝説によれば、遠い昔、良い関係を築いていた三人の神がいた。当時、色鮮やかな花はまだ大地に点在しており、人々は集めてきた花蕊をお香にして神に捧げていたという。
今や、その花はもう絶滅したが、パティサラはとある者が豊かな恵みを頼りに再現した品種である。
ルッカデヴァータダケ
雲海のように重なり合って成長するキノコ類。ほとんどは雨林の奥深くの高木に生えているため、スメール人はこれを神の恩恵の象徴とみなしている。
言い伝えでは、大昔はこのスメール全体を覆うほどの樹冠を持つ、天を突くような巨木があり、人々からルッカデヴァータと呼ばれていたそうだ。そして今、雨林に分布するキノコこそが、その聖体の権現であるという。スメールの森に住む住民は、教令院にルッカデヴァータダケを奉納する伝統がある。しかしそれらが何に使われるのかは誰も知らない。
星茸
カサが五芒星のような形をしているキノコ。強靭な生命力を持っている。成熟するとカサの中心が裂けて開く。
スミレウリ
皮が派手な果実。調理すると果肉が独特な食感になる。
稲妻には、この果実の皮を加工して染料を作るという伝統的な製法がある。その昔、紺田村ではこのようなスミレウリを栽培しており、極秘技術である「紺田染め」と呼ばれる生産方法で色鮮やかな布地を作っていたという。
海草
浅海で育つ植物。料理に使うと不思議な味を堪能することができる。
ユウトウタケ
燈火のように、ほのかな光を放つキノコ。その内には不思議な力が秘められている。鶴観の霧海の中で、ユウトウタケは燈火となって、人々を導いている。
天雲草の実
セイライ島にある天雲草が結んだ実。耳もとに置くと微かな電流の音が聞こえる。
数千年前にセイライ島が裂かれ、大地が永遠に雷の陰りに覆われるようになった戦いの後、天雲草が出現した。雷暴に屈しないように、天雲草は雷の音が降ってくる空に向かって実を結ぶ。
この精神は将来、セイライ島に移住してきた人々の間に受け継がれていくだろう。越石村が荒れ果て、浅瀬神社にも神人がいなくなる時まで。
珊瑚真珠
この真珠は海祇のサンゴと共に存在することでのみ生まれる。手にしている時、月明かりのような微かな涼しさを発する。
地元の話によると、海祇の血が流れている人が手にすると、より明るくなるらしい。なぜなら、この真珠は大御神が海祇人のために流れた血であるからだ。また、こういう伝説もある——大御神は皓月のような真珠で淵下宮を照らし、人々を地の上に導いたという。そのため、海祇の真珠は一部の人にとって、聖物のような意味を持っている。
海祇珊瑚宮の模様である「真珠海波」は、海祇を抱える波と、海祇を照らす輝く明珠から由来したもののようだ。
ウミレイシ
特定の海や島でしか育たない特別な品種。菌類のように見えるが、実は「ウミレイシ虫」の分泌によるもの。
ある地域に伝わる話によると、このように口も鼻もない小さな軟体生物は、夭折した子供たちの生まれ変わりであるらしい。その罰として、海の沙にある微弱な元素成分を無限の年月をかけて汲み取り、「ウミレイシ」を構築しなければならないという。そしてウミレイシが熟した頃、人々の手に渡っていく。
鳴草
風のない日でも、雷鳴に反応し微かに揺れ動く植物。花びらのように見える構造は、実は葉っぱであり、脆弱な花を守っている。
鳴草は雷元素の豊富なエリアに粘り強く生息する稲妻の植物。雷に対して高い感知能力があるため、現地民に雷雨の予報に使われている。うわさによると、この植物は妖狸「五百蔵」が妖力を用いて将軍の御所から盗み出し、その種を稲妻列島の土地に撒いたものだという。五百蔵が罰を受けて消息を絶った後も、その逸話は人々の間で広く語り継がれている。
血石華
詩の中で「赤蕊」と呼ばれている鮮やかな植物。一度は稲妻列島で絶滅したが、戦場で再び姿を現した。血塗られた戦場ではひときわ眩しい輝きを放つと言われている。
希少価値は非常に高いが、稲妻人の間では不吉な存在と呼ばれており、あまり売られていない。うわさによると、この植物は血によって作られるもので、戦場が血みどろであればあるほど華麗に咲き乱れるという。戦場で死した魂が血石華が敷かれた道を辿ってあの世に行き、永遠という元素循環に還ると言われている。しかし「永遠」に疑いを抱く魂は、大地に束縛され、朱色の苗床に咲く妖紅の花になってしまうらしい。
晶化骨髄
「祟り神」の力を宿した結晶体。製錬時にこの物質を加えると、鋼鉄製品の強度と靭性を大幅に向上させることができる。
稲妻に伝わる「祟り神」とは、いわゆる神の亡骸であり、それがもたらす奇妙な現象でもある。伝説によると、晶化骨髄を作り出す魔神がまだ祟り神になっていなかった頃、たくさんの名前を持っていた。そしてその中の一つがオロバシノミコトだった。オロバシノミコトの体は海岸線のように長く、まるで闇の外海にいる巨大クジラのように抑揚のある声だったという。しかし最後には、ヤシオリ島もろとも斬り裂かれてしまった。
緋櫻毬
鳴神大社の神櫻から落ちる花びら。雷元素の力によりゆらゆらと空中に浮かんでいる。
伝説によると、雷櫻の根は地中深くで繋がっており、その複雑な根を遡っていくと、最終的には稲妻全土を見守る神櫻の下に辿り着くと言われている。神櫻と雷櫻は御建鳴神主尊の一部だという伝説も存在する。彼女は神体を分割し、このような方法で支配下にあるすべての存在を守っていたらしい。
オニカブトムシ
雷元素が豊富なエリアに生息している不思議な甲虫。身を覆う殻には悪鬼の模様があるが、本体はいたって温厚で動きが鈍い。
稲妻に流れる伝説によると、神々が地上の生物に領土を割り当てていた時、争いを嫌うオニカブトムシは真っ先に雷元素の豊富な土地を選んだと言われている。長い年月をかけて進化し、天敵を威嚇する模様と、捕食者を撃退することができる放電可能な角を身に着けた。鎧や角を持っているが、すべての生物の中で最も争いを嫌っている。
境土長柄武器の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の長柄武器が製造できる。
原型には様々な武器の「状態」を造れる「可能性」が最初から有しているが、最終的にどんな形が作り出されるかは知る由もない…
境土法器の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の法器が製造できる。
原型には様々な武器の「状態」を造れる「可能性」が最初から有しているが、最終的にどんな形が作り出されるかは知る由もない…
境土両手剣の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の両手剣が製造できる。
原型には様々な武器の「状態」を造れる「可能性」が最初から有しているが、最終的にどんな形が作り出されるかは知る由もない…
境土弓の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の弓が製造できる。
原型には様々な武器の「状態」を造れる「可能性」が最初から有しているが、最終的にどんな形が作り出されるかは知る由もない…
境土片手剣の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の片手剣が製造できる。
原型には様々な武器の「状態」を造れる「可能性」が最初から有しているが、最終的にどんな形が作り出されるかは知る由もない…
中央大陸長柄武器の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の長柄武器が製造できる。
哲学の領域では、この世のすべての物事に四つの原因があるように、この原型の「目的」は英雄に携えられる武器になることである。
中央大陸法器の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の法器が製造できる。
哲学の領域では、この世のすべての物事に四つの原因があるように、この原型の「目的」は英雄に携えられる武器になることである。
中央大陸両手剣の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の両手剣が製造できる。
哲学の領域では、この世のすべての物事に四つの原因があるように、この原型の「目的」は英雄に携えられる武器になることである。
中央大陸弓の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の弓が製造できる。
哲学の領域では、この世のすべての物事に四つの原因があるように、この原型の「目的」は英雄に携えられる武器になることである。
中央大陸片手剣の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の片手剣が製造できる。
哲学の領域では、この世のすべての物事に四つの原因があるように、この原型の「目的」は英雄に携えられる武器になることである。
北陸長柄武器の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の長柄武器が製造できる。
大理石は美しい彫刻になる可能性が秘められているように、この原型にも無限の可能性がある。
北陸法器の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の法器が製造できる。
大理石は美しい彫刻になる可能性が秘められているように、この原型にも無限の可能性がある。
北陸両手剣の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の両手剣が製造できる。
大理石は美しい彫刻になる可能性が秘められているように、この原型にも無限の可能性がある。
北陸弓の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の弓が製造できる。
大理石は美しい彫刻になる可能性が秘められているように、この原型にも無限の可能性がある。
北陸片手剣の原型
武器鍛造に必要な材料。鍛造により、★4の片手剣が製造できる。
大理石は美しい彫刻になる可能性が秘められているように、この原型にも無限の可能性がある。
虹結晶
虹色に輝く晶石。優れた靱性と可塑性を持ち、古来よりスネージナヤの職人たちから、最高の鍛造材料として評価されてきた。
伝説によると、月の車が砕け散った際、神血に染まった車輪が月下の世界に落ち、虹色の宝玉となった。それ以来、大地の人々は死せる神々に信仰を捧げなくなった。夜の君王たちがなぜ死んだのか——それを知る者たちだけが、忘れ去られた名前を歌い続けている。
萃凝晶
透き通った晶石。優れた耐久性と可塑性を持つ鉱石。
太古の伝説によると、輝くプリズムはかつての高天の使者からの贈り物で、昼夜を照らす微かな光は、白い月の恩恵を象徴し、人々に不思議な物を鍛造する力を与えたという。伝説はすでに証明しようがないが、現代の職人たちは相変わらず、この透き通った晶石を使って様々な装飾品や武器を作っている。
紫水晶の塊
稲妻列島でしか産出されていない、未加工の鉱物の結晶。専門的な処理を施すことで、真価を発揮できる。
星銀鉱石
ドラゴンスパインの特殊な地理環境と地脈により生成された珍しい鉱石。
魔晶の塊
「鍛造依頼」において天然樹脂を消費して武器強化素材を精錬することができる。
地脈のエネルギーに侵蝕された水晶鉱は普通の方法では処理できない。
水晶の塊
加工していないクリスタルの塊。専門的な処理を施すと、本当の価値を発揮する。一般的に「水晶」と呼ばれる透き通ったものは大地から出る希少な結晶体、武器の製造に使われるレアの素材である。
白鉄の塊
白鉄の鉱石。相応の技術を持った職人の手にかかれば、異彩を放つだろう。大地に流れる戦いの記憶が宿っている鉱石、その記憶の故に上質な素材として武器の製造によく使われている。
鉄の塊
鉄の鉱石。相応の技術を持った職人の手にかかれば、輝きを放つだろう。通常、地表上の鉱石は、付近の地下には豊富な鉱脈があることを意味する。
Travel Notes: Bygone Ruins
Namecard style.
Hidden beyond time and veiled in eternal shadow, the one who embraces the silent spring of dreams with riddles awaits the world's answer in the wake of a falling star.
？？？
？？？
祭典・至高の味
名刺の飾り紋。
食事とは、調理人と美食家の対決の場であるとも言える——前者に与えられる勝利の報酬は、後者の満足げなスマイルだ。
紀行・氷月
名刺の飾り紋。
月の影はまるで氷海のよう——我らはそれを渡るのだ。砕けた島で、迷える人はかつてそうやって…新たな主を待ち侘びていた。
アチーブメント・久しき別れ
名刺の飾り紋。
一万の冬のあとには一万の春が訪れ、一万回の別れのあとには一万回の再会がある。過ぎ去った日々はもはや振り返ることすらできないかもしれないが、幸い、あなたと出会える明日はまだ残っている。
ナド・クライ・聖域
名刺の飾り紋。
月下の人々が潮汐を追いかけるのは、初めて昇る新月が残した痕跡であるからだ。
ナド・クライ・月光
名刺の飾り紋。
共に見る最初の月は、これまでの千の夜で最も美しい月だった。
アイノ・ぐわーっ！
名刺の飾り紋。
「落ち着いた方がいいカモ？」がオーバーヒートした時は、別の「落ち着いた方がいいカモ？」が冷やしてくれるのだろうか？それともアイノの「ぐわーっ！」という声が聞こえるだけだろうか？
フリンズ・誓灯
名刺の飾り紋。
「鬼火はまるで恋のようだ。荒れ果てた沼地でもひときわ目立ち、いつも一番危険な場所で人を誘う」という言葉がある。もちろん、ここで言う鬼火は自然現象のことである。
ラウマ・枝角
名刺の飾り紋。
異郷には、鹿の角を持つ者たちにまつわる伝説がある。角とは、脳に収まりきらない神聖な力が頭蓋を突き破って成長したものであり、まるで樹の枝のように上へと伸びていくのだという。ラウマの角もかつては小鹿の角のように柔らかくてフワフワだったのだろうか。
祭典・マグロとシャリ
名刺の飾り紋。
今日も廻る。すべての美味しさを、あなたの目の前へ届けるために。幸せな瞬間であなたの心を満たすために。
紀行・のびのび
名刺の飾り紋。
時はのびのびと流れ、人はのびのびと立ち止まる。目的地を求めず、ただのびのびと詩を拾い、歌うのだ。
ナタ・風乗り
名刺の飾り紋。
たとえ風があの壊れた大地を撫でなくても、風に乗る者は灰の中から舞い上がり続ける。
ナタ・灼輪
名刺の飾り紋。
刻まれたトーテムの石輪を回すのは年月だけではない。全ての熱い魂が共に回しているのだ。
イネファ・指示
名刺の飾り紋。
家庭用ロボットが指示を待っている。だが、「ビルギッタ」があなたの頭を指しているため、迂闊な指示は出せない。彼女にレーザーモジュールが搭載されていることを忘れてはならない…
紀行・知略
名刺の飾り紋。
もしもある日、駒が自分の考え方を持つようになったら、対局者を窮地に追い込むこともできるのだろうか？
祭典・饗宴
名刺の飾り紋。
カウントダウンの音が響く中、晩餐は時間通り幕を上げた。仮面舞踏会の後、二人は同時にそれぞれの計画を始めた…
この暗黙の了解こそ、大切にすべき「秘宝」かもしれない。
ダリア・天職
名刺の飾り紋。
「アイドル」の本質が「人気」を得ることなら、ダリアはその天職に向いているかもしれない。バーバラは一生懸命アイドルになるために努力し、ダリアはプライベートを守り、とある吟遊詩人と一緒に酒を飲んでいることがバレないようにするだけ…
…って、そう簡単にはいかないような？
スカーク・孤影
名刺の飾り紋。
孤独な姿は、神秘的に見せるためなどではない。彼女はかつて、荒野を焼き尽くす烈火に見逃された最後の兎であった。そして今、彼女は羊を食らうことのできぬ、自らを偽る獅子となった。
紀行・円舞
名刺の飾り紋。
映影撮影現場には撮影シーンを記録するスクリプターが必要不可欠だ。全てを覚えている者は、最高のスクリプターであると言えるかもしれない——
イファ・きょうだい
名刺の飾り紋。
「『イファと仲良くすることにどんなメリットがあるか』って？あるぞ、きょうだい、きっとある。」「あるぞ、きょうだい、きっとある。」
エスコフィエ・余韻
名刺の飾り紋。
エスコフィエにとって、音律と味は相関するものである。彼女が美食を味わいながら作曲しない理由は至ってシンプル——安定した料理の味は信頼に値するものだが、安定して同じ曲を書き続けても意味が無いからだ。
紀行・栄華
名刺の飾り紋。
遊びの中で戦い方を学び、傷口と痛みから、屈しない勇気を手に入れた。さあ、世界の境界を探索しよう。
アチーブメント・静穏
名刺の飾り紋。
この世の全ての争いが終わる日が来たら、夜神でさえ安らかに眠るだろう。
ナタ・龍の瞳
名刺の飾り紋。
かつて旧き日の栄光を映し出していた龍の瞳に再び宿る光は今、新たな世界の幕開けを告げる。
イアンサ・根気
名刺の飾り紋。
「必要なら、夢の中でも鍛錬を怠っちゃダメだぞ…ちょっと努力さえすれば、誰でもできるんだ！」——と言われたが…本当だろうか？
ヴァレサ・力の源
名刺の飾り紋。
彼女の体に秘められた強大な力の源は何なのだろう？もしかしたら、この世界よりも大きい胃袋…かも？
紀行・瑞夢
名刺の飾り紋。
花見の遊芸は離れてゆき、夢の跡だけをかすかに残す。
祭典・灼熱
名刺の飾り紋。
威力の高い攻撃を放つコツは、まずは拳を引いて、それから揺るぎない信念を放つこと！
夢見月瑞希・悪夢喰
名刺の飾り紋。
夢喰い獏は悪夢を食し良い夢を残すというが、夢の捉え方がすべて逆だったとしたら？こういった不安に対して、彼女は優しく言った——本当に良い夢は、何があろうと良い夢のままのはずだよ。
紀行・新火
名刺の飾り紋。
夜明けとともに春が訪れ、古符は灰となって散ってゆく。屠蘇酒を酌み交わし、新しい桃符で新年を祝おう。
アチーブメント・楽集
名刺の飾り紋。
もしかしたら、この世にはありとあらゆる音を集めた曲が存在するのかもしれない。高鳴る鼓動が小節に、憂いは小休符に…そして音符にはこの世のすべてが、笑いや悲しみ、忘れてしまった夢、そして踊る雨粒までもが詰まっているのだ。
アチーブメント・灼熱
名刺の飾り紋。
かつてすべての光と熱、そして知恵の象徴だった炎が深い闇に蝕まれた後、この巨獣の心に残されたものは、燃え盛る闘志だけであった。
アチーブメント・一望
名刺の飾り紋。
旅人の目は、この世界をくまなく照らす光のようにすべてを見つめている。その追憶は鮮やかな色彩となり、脳裏に浮かぶ。
藍硯・銀燕
名刺の飾り紋。
清らかな雨と共に燕が訪れ、冬の憂いを拭い去る。
シトラリ・白星
名刺の飾り紋。
黒いほうは黒曜石に似ているため、「イツパパ」と呼ばれている。白いほうは星のように白いため、「シトラリン」と名付けられた。
マーヴィカ・光冠
名刺の飾り紋。
どの時代の炎神も、その輝きを太陽と競おうと思ったことはない。しかし、凡人の目から見れば、この「太陽の環」はまさに太陽のように輝く指導者の冠なのだ。
紀行・霊織
名刺の飾り紋。
謎煙の主のウォーベンが物語を記録できるのは、万物に「経緯」があるからだ。かつての出来事や、ウォーベンの縦横も同様である。
アチーブメント・戦意
名刺の飾り紋。
たとえ肉体を失おうとも、冷たい泉にその身を置こうとも…戦い続けるという意志が消えることはない。
ナタ・空夢
名刺の飾り紋。
人を龍にしようとする賢者も、人を人にしようとする王も——独断的な考えばかりの計画はすべて夢となった。しかし、欠けていることは悪いことではない。完璧であることよりも、いいことなのだ。
オロルン・夜陰
名刺の飾り紋。
星の光が夜を照らすことはできないように、燭台の下にも影はある。心の空洞もまた、何かで埋められるものではない。
チャスカ・全弾
名刺の飾り紋。
心配せずとも、彼女は調停しに来たのであって、ケンカしに来たわけではない。弾丸を何発か節約できるかどうか…それだけの問題だ——おっと、あくまで空に向けて警告するための弾丸だ。
紀行・神誕
名刺の飾り紋。
「十二の月に続いて巡り来る十二の月——新しい記憶は、成長を遂げる。」
シロネン・律動
名刺の飾り紋。
シロネンの鍛造の律動が、山々に木霊する。最後の木霊が消えかける頃には、彼女はとうに仕事を止め、午後の日光を探し当てて昼寝をしているだろう。
祭典·あまあまサクサク
名刺の飾り紋。
砂糖と塩のバランスが絶妙で、甘さとしょっぱさが両立している。色は黄金に輝き、食感はサクサク、実に美味な一品である。
紀行·源火
名刺の飾り紋。
どうして茶·紺·緑なんだろう？普通、最初に出会う仲間は赤·緑·青か、赤·青·黄じゃない？
アチーブメント·夜の主
名刺の飾り紋。
不穏な意志を鎮める方法？この大地においては…戦いあるのみ！
ナタ·帰火
名刺の飾り紋。
戦いを楽しむがいい。勝敗と栄光のすべては、夜の炎へと帰る。
アチーブメント·にゃん運
名刺の飾り紋。
未来を聞きたいって？それならここに座って待っているといい。猫が水晶玉を叩き落とす衝動を吞み込んで、あなたのために運命の秘密を盗んできてくれるまで。
アチーブメント·果て
名刺の飾り紋。
真実の星空は夜に一つ、また一つと丸い軌跡を描き出していく。花の海は、離れた一輪の帰りを待っている。心と花びらが柔らかくなるその日まで…
ナタ·炎龍
名刺の飾り紋。
「…帰り来る月光の下で、光、熱、そして知恵を分け与えてくれた龍王が、静かに来訪者を待っている。再び目覚めた理由は、決してそれだけではなく——」
ナタ·神の軍
名刺の飾り紋。
「…隠された太陽の下、シュバランケの軍勢は止められない。彼はこの世に再び戦乱を招いたが、目的はそれだけではなかった…」
カチーナ·コマちゃん
名刺の飾り紋。
ぐるぐるコマちゃんの乗り心地はなかなか安定しているが、下の部分が何かに引っかかってしまうと、乗っている人は目がぐるぐるになってしまうかも。
ムアラニ·サメくん
名刺の飾り紋。
海にいるサメは人ではなく、海洋生物を食べる。ムアラニのサーフボードは淡水温泉のサメをモチーフとしているため、温泉の生き物しか食べない…な～んてね！カピバラを食べたりしないよ。肉が硬いし、そもそもサーフボードはものを食べないから。
キィニチ·アハウ
名刺の飾り紋。
偉大なる聖龍クフル·アハウがついにキィニチを自身の魂の入れ物にしたかのような名前だが、残念ながら、これは名刺の命名ルールに沿ったものに過ぎない。
祭典·宴会·2
名刺の飾り紋。
ごちそうは何からできている？トマト、玉ねぎ、そしてあらゆる美味しいものからだ。
紀行·彫刻
名刺の飾り紋。
木が紙となり、紙がまた木に折られる。紙からなるものにも、偽りの中に僅かな真我が存在する。
エミリエ·ラストノート
名刺の飾り紋。
「甘いトップノートの後は濃いミドルノートが続くけど、強くなりすぎないよう上手くコントロールされている。最後は淡い白檀の香りのラストノートで終わる。なんて精巧な香水なのでしょう。」
仕事は絶えず続く。匂いの干渉を避けるため、エミリエはほとんど自分の香水を使わない。このラストノートを、彼女自身はいつ嗅ぐことができるだろうか？
紀行·演習
名刺の飾り紋。
「勝利は参加者の錯覚に過ぎず、沈黙こそが盤上の終局である。故に、唯一の善行は駒を打つことであり、唯一の悪行は対局を放棄することだ。」「『演習』はほどほどに！」
アチーブメント·詩のページ
名刺の飾り紋。
誰かが紡いだ幻は偽りだが、最終的には真実の何かを指し示した。この道の果てには、きっと「思い出」が成した永遠があるはずだ。
セトス·跋霊
名刺の飾り紋。
跋霊には、それぞれ象徴がある。砂時計のように見えるが、これはキングデシェレトが上風蝕地と下風蝕地の両方を支配していることを意味している。そして、その中にある明るい灯はヘルマヌビスの知恵を象徴する。
シグウィン·治療法
名刺の飾り紋。
シグウィンは患者の面倒をよく見る。注射治療はそれほど痛くない。薬物治療は舌を刺激するものの、少なくとも特製ミルクセーキのように「不毛」な感じはしないそうだ。
クロリンデ·ロールプレイ
名刺の飾り紋。
気配りが上手なゲームマスターは、帽子を替えることで「テーブルトークシアター」のゲームにおける身分の切り替えを表す。ということは、クロリンデがゲームマスターをやる時も——
何を考えてる。彼女は泳ぐときもこの帽子を取ったことがないぞ。
紀行·邦魂
名刺の飾り紋。
「世界は自分の子供を愛していない。そうでなければ、なぜ子供たちを別の世界に追いやる？」「お前に何が分かるってんだ？あっちのほうがもっとロックかもしれねぇだろ。」
フォンテーヌ·ルキナ
名刺の飾り紋。
ルキナの泉の水は飲まないほうがいい。何故なら、誰の涙を飲んでしまうか分からないからだ。
アチーブメント·掣鯨
名刺の飾り紋。
今回、タルタリヤは長く激しい戦いを繰り広げたが、それでも相手を倒せなかった。三度目の鯨の捕獲は不吉と言われるが、彼は決してあきらめない。とはいえ、鯨が完全に回復するまで長い時間がかかるだろう。
フォンテーヌ·調律
名刺の飾り紋。
楽章「フォボス」はとうに秩序を失って乱れた。調律師の責務は、それを正しい調べに戻すことだ。しかし「フォルトゥナ」は音もなく進み続ける。完璧な楽章もいつかは終わる運命だと知っているからだ。
アルレッキーノ·規則
名刺の飾り紋。
「お父様」は壁炉の家のために厳しい規則を定めた。中には人の情からかけ離れたものもある。彼女のことをよく知る者なら、その規則から彼女がめったに口にしない理想の輪郭を見ることができるだろう。
紀行·魔萃
名刺の飾り紋。
錬金術は物質の相互転換を研究する学問だが、錬金術でできた薬は、質量が少し減少している。減った部分は、皆の愉快な気分に変わったのかもしれない。
千織·展袂
名刺の飾り紋。
「たもと」と呼ばれる人形は千織が最初に作った作品で、裁断の手間や生地の使用量が最も少ないモデルでもある。
アルバム·輝く星々
名刺の飾り紋。
私たちはある旋律の中でしばし別れ、また別の旋律の中で再び出会う。
紀行·彩鳶
名刺の飾り紋。
鳶は昇り鶴は留まり、春早く来たり。我が凧を借る五丈の風。
沈玉·投瓏
名刺の飾り紋。
海は凪ぎ、河川穏やかにして、星は明るく珠玉輝く。山民は鳥獣と共にあり、舞を従えて太平を感ずる。
アチーブメント·仙谷
名刺の飾り紋。
…その後魚は湖底に沈み、蛇はいくつかに折れ、残された野獣は山と川と月を待ち、無言の答えを待っている。
嘉明·ウェンツァイ
名刺の飾り紋。
「いいか、ウェンツァイ。いつか成功したら、一生貧乏しないで済むぞ。」
閑雲·鶴雲
名刺の飾り紋。
正直に白状するといい——留雲に「まさかお前から見ると、妾はただの少し大きな鳥なのか？」と聞かれたとき、あなたは「その通り。しかもおしゃべりができて、変な仕掛けもいじれる」と思ったのでは？
紀行·時彫り
名刺の飾り紋。
テイワットの映影界において、「時を刻印する」ような芸術作品が再び創られる日はいつ訪れるのか…それは未知だが、この劇によって罪悪の過去が凍結したことは確かである。
シュヴルーズ·弐型
名刺の飾り紋。
特巡隊が装備する銃の正式名称は「特巡隊弐型制式銃」だが、シュヴルーズは自分の銃を「弐型」と呼んでいる。世の中に存在する無数の花であっても、あなたが最も大切にする花なら、飾り気のない「花」という名でも特別な意味を持つのだ。
ナヴィア·棘薔薇
名刺の飾り紋。
薔薇は花開き、同様にナヴィアの傘も開く。しかし、薔薇の棘とナヴィアの傘から発射される強力な「傘弾」にはくれぐれも気をつけるように。
紀行·旋舞
名刺の飾り紋。
たとえゼンマイの回転が止まっても、たとえ人形が前に進まなくなっても。思い出が永遠となり珊瑚になっても、私たちと共に過ごした冒険と時間を忘れないで。
フォンテーヌ·調和
名刺の飾り紋。
「夕雲は染められて黄昏の空に錦を散らし、夕日に照らされた黄金の水が川を流れる。孤独な影はひとり彷徨う。涧底の寂しき亡霊のように。」
シャルロット·独占
名刺の飾り紋。
「一、独占記事を書いたわ！絶対に話題になる！二、結局…新聞社は事態が悪化する状況を鑑みて、プレスリリースに切り替えることに…。三、そのプレスリリースを書いた張本人が明日、被告としてエピクレシス歌劇場に立つことに。私の記事の出番ね！」
フリーナ·歓宴
名刺の飾り紋。
ひとりでケーキを全部食べられるかな。それとも、毎日一個ずつ食べたら、一週間で食べ終わるかな。でも、ケーキってそんなに長持ちしないよね。まあ…心配しないで。これからは、たくさんの友達と分け合うことができるよ。
フォンテーヌ·罰と贖い
名刺の飾り紋。
メロピデ要塞の公式エンブレム。秩序を重んじ、残りの人生を平穏に過ごしたいと望む者は、このエンブレムの背後にある組織との関わりは避けるべきである。
アチーブメント·永続
名刺の飾り紋。
「ネジと歯車の間で途切れた夢には、誰も耳を傾けない。だが、疲れを知らない機械の踊り子は、軽い羽のように優雅なステップを踏み、昼も夜も、過去の響きを探し続ける。」
祭典·奏雅
名刺の飾り紋。
谷の中、山雨と共に、松の音が過ぎ行く。
紀行·星没
名刺の飾り紋。
矢を放つ前に、そっと願いをかけて。壺の中に入れば、胸の内の願いも叶うかも。
リオセスリ·封鎖
名刺の飾り紋。
メロピデ要塞内の安定を保つ仕事は容易ではない。これには、機敏さと適度な厳しさ、そしてため息を吐かせるような、少しの非情さが必要だ。
ヌヴィレット·浸透
名刺の飾り紋。
水面が宝石のように完璧な静けさを保っているのは、波紋が生じる時を待ちかまえているからなのかもしれない。
紀行·源水
名刺の飾り紋。
時計は穏やかな年月と共に流れゆき、魚は澄んだ源水と共に泳ぐ。世間万物がいつか枯れる日が来るというのなら、なぜ想いは最初のように澄んでいるのだろうか？
フォンテーヌ·ニュース
名刺の飾り紋。
スチームバード新聞の商標。すべての権利を留保している。盗用が発覚した場合、必ず法的な手段で権利が守られる！
フォンテーヌ·奇械
名刺の飾り紋。
フォンテーヌのクロックワーク·マシナリー共通のエネルギーモジュールを表すマーク。商標登録するかどうかについて、かつて大きな議論があった。とりあえず、勝手に使わないほうがいいだろう。
アチーブメント·漫遊
名刺の飾り紋。
旅人は幾千万の水流にその手で触れた。それらは世界の源から流れてきたものであり、そして最終的に同じ海へと還る。
アチーブメント·軌跡
名刺の飾り紋。
「至高の王よ、深秘院が予測した結果をお届けします。双星はすでに大地の引力に捉えられました…長い周期を経て今、それらの軌跡は再び交錯するでしょう。」
フォンテーヌ·審判
名刺の飾り紋。
新たな水神の紋章。法律上に注意書きはなくても、勝手に使うほど度胸のある人はいないだろう。
フレミネ·行進
名刺の飾り紋。
ゼンマイバネはただグルグルと回りながら、おもちゃたちは前へ進んでいく。
リネット·実現
名刺の飾り紋。
マジックの大きなカテゴリーのひとつである「出現マジック」。リネットは普段エネルギーを節約しているが、真面目な時はまるで不思議な帽子のハトのように突然出現する。
リネ·幻像
名刺の飾り紋。
マジックの大きなカテゴリーのひとつである「消失マジック」。リネのトリックのほとんどは「偽り」を見せている。共犯者であるあなたが目を瞑ってくれるなら、すべての問題は消失するだろう。
紀行·溢彩
名刺の飾り紋。
透明なガラスの向こう側にしか存在しない幻夢の光だが、もしかしたらこちら側の世界も、その光に少し照らされるかもしれない。
紀行·秘典
名刺の飾り紋。
友と一緒に遊んだ歳月を忘れるなかれ、未来について憂慮する必要のなかった時を忘れるなかれ。
綺良々·猫箱
名刺の飾り紋。
「受取人の満足した笑顔こそが、綺良々にとっての一番の報酬。」
紀行·栄冠
名刺の飾り紋。
「才識は歳月の冠だ。それは思いが、我々が共に過ごしてきた時間のように。」
スメール·甘露
名刺の飾り紋。
世に遺された甘露の池は過去の時代への追憶に満ちている。しかし、それは未来を作ろうとする力もまた、秘めているのかもしれない。
スメール·大夢
名刺の飾り紋。
「新芽の萌ゆる季節はまだ訪れない。どうか私を隠して——草木も夢中になる夢の中へと。」
アチーブメント·木槿の誰そ彼
名刺の飾り紋。
「かつての花や白昼の光、雨露をいつか忘れるでしょう。新生の世界の中、もう見ることの叶わないあの夢を私のために覚えていてくれますように。」
アチーブメント·万種
名刺の飾り紋。
「万種の霊光よ、永劫の大地を守りたまわん。世間の移り行く栄枯は所詮、種が見せる幻なのだ。」
カーヴェ·天穹の庭
名刺の飾り紋。
「建築をデザインするときは、こう考えるといい——僕たちは今、天穹と星々をも越える永遠を構築しているのだと。」
白朮·去風
名刺の飾り紋。
「真摯に医の道を歩んで医術を施せば、長く養生できるでしょう。」
紀行·意楽
名刺の飾り紋。
真の愛は鬼魅の如く、語る者多けれど見る者は少ない、といわれる。だが、その鬼魅でさえ時折ここに姿を見せるのだから、真の愛も次の街角で待っているのかもしれない。
ミカ·インデックス
名刺の飾り紋。
己の描いた地図を手にするたびに、少年は自分が世界の拓本を持ち上げたことを実感する。
ディシア·浄焔
名刺の飾り紋。
燃やされるべきものは灰燼に帰し、残されるべき大切なものがやがて姿を見せる。
スメール·砂嵐
名刺の飾り紋。
絶え間ない砂嵐の中には、古き夢が隠されている…
紀行·同韻
名刺の飾り紋。
海灯の夜空には壮大な光彩が輝き、今宵、人生の春を共に祝う。金殿は珠簾で飾られ、手すりは月明かりで銀色に塗られ、宴は素晴らしき歌と踊りで満ちる。花火は煙の如し。多彩な楽器が合奏し、和気藹々たる雰囲気を醸し出す。
祭典·岫雲
名刺の飾り紋。
浮き雲は夜明けとともに、千峰へと散っていく。
ヨォーヨ·月桂
名刺の飾り紋。
「どれが月桂か、当ててみて？そう、みんな月桂なんだよ！」
アルハイゼン·叡誨
名刺の飾り紋。
「学者が従うべきは、知論と弁証だけだ。常にあらゆるものに対して疑問を持つことでのみ、バイアスから逃れられる。」
紀行·霊津
名刺の飾り紋。
旧き宴 散り交ひ曇れ 夕暮れの 秋津三川 見えわたるかな
アチーブメント·七聖
名刺の飾り紋。
「この村で俺に勝てるやつはいない！」
ファルザン·封じられた秘密
名刺の飾り紋。
「と、とにかく、次は質問する前に先輩と呼ぶんじゃぞ！まったくもう…」
放浪者·憂き世の歌
名刺の飾り紋。
浮世に隠されし昔語り…薄雪を伴って流るる花。
紀行·蕈原
名刺の飾り紋。
「…旅人よ、悲しむ必要はない。黎明の風は、きっと夢を載せた胞子を、あなたの希望の野原へと運んでくれる…」
レイラ·白昼夢
名刺の飾り紋。
「夢にある星空は君の進む道を照らすだろう。そしてきっと、その心の中の水晶も、透き通る光を映し出す。」
ナヒーダ·月を仰ぐ
名刺の飾り紋。
初めて上る月は日を羨む。なぜならその光は、世をあまねく照らすから。沈み行く夕日は月に憧れる。なぜなら彼女には、幾千もの夢が伴となるから。
アチーブメント·鏡の夢
名刺の飾り紋。
「千年にも渡る妄執と悲願は、燃えるような灼夜の風と砂ぼこりの間ですでに失われてしまった。しかし、彼女の夢の中にある永遠のオアシスは、まだ昔のように緑が生い茂っているのだろう…」
スメール·砂踏み
名刺の飾り紋。
砂原は旅人の足跡を埋め隠し、未来の風が金メッキの記憶を巻き起こすのを待っている。
アチーブメント·七芒
名刺の飾り紋。
草の上の朝露も空の七芒を反射するように、どんな人でも、自分だけの音楽を奏でられる。
ニィロウ·蓮舞
名刺の飾り紋。
清浄な水に咲く蓮でさえ、彼女の足元を流れる一刹那の光に過ぎない。
キャンディス·蒼鷺
名刺の飾り紋。
遠い昔の灼風が蒼鷺の尾羽を揺らすが——その鳥はただ、暁の辰星を眺めている。
セノ·噤閉
名刺の飾り紋。
セノが暗い顔で黙っている時、必ずしも真面目に審判のことを考えているとは限らない。うける冗談を考えているだけかもしれない…
紀行·帰風
名刺の飾り紋。
歳月が流れても、想いと帰る風だけは変わらない。
スメール·正明
名刺の飾り紋。
真理を悟った知者が罪に染まることはない——雨に打たれても清らかなままの、サウマラタ蓮のように。
スメール·照覧
名刺の飾り紋。
世をすべて眺めれば、一念が天の光を貫く。
スメール·瑶林
名刺の飾り紋。
森の中で静かに眠る物語には、どんな美しい夢が託されているのだろう。
アチーブメント·合縁
名刺の飾り紋。
この時の出会いはいつか、記憶に残る想い出になる。
アチーブメント·漫遊
名刺の飾り紋。
すべての旅、そしてすべての思い出は、旅人だけの唯一無二の奇跡。
紀行·深林
名刺の飾り紋。
深林幽谷の間で、月と共に薔薇が咲く。あなたと一緒なら、ここが楽園。
ドリー·魔法のランプ
名刺の飾り紋。
渡された魔法のランプをこすって、渡す予定のモラをこすったら、どんな願いでも叶う…かな？
コレイ·春風駘蕩
名刺の飾り紋。
「コ…コレアンバーだよ！…うぅ…」
ティナリ·沐露
名刺の飾り紋。
ティナリが花の露を使って丁寧に調合したオイル。モフモフした大きな尻尾のトリートメントに最適。ほのかな香りが心を落ち着かせてくれる。
紀行·海藍
名刺の飾り紋。
まるで、何年も経ってやっと昔の夢から目が覚めたかのよう。ホラガイの中には、あの夏の海に関する記憶が残っている。
鹿野院平蔵·鞠
名刺の飾り紋。
色とりどりの糸が編み込まれた手毬。誰かが苦労して作ったのだろうか。平蔵は糸をほどくだけの簡単な遊びとしか思っていない。
紀行·天命
名刺の飾り紋。
「過去に忠魂あり。四散する鴻の如し。」「今、ここに灯りを燈す。英霊が邪道に陥らぬよう。」
久岐忍·絡
名刺の飾り紋。
「稲妻には、くぐれば邪悪を祓えるという鳴草の輪があるでしょう？そこで忍は、邪悪なものが自ら輪をくぐらないのであれば、草輪を人を取り囲むようなものとして作ればいいと考えました。妹の巫女としての才能は、恐ろしいくらいです。」
夜蘭·一擲
名刺の飾り紋。
「賽を作るのは至難の業よ。大雑把に作られた賽は、異なる目が不均等な重さになってしまうの。」
紀行·容彩
名刺の飾り紋。
同好の士を、「同士」と呼ぶ。狐の編集長が著作権について考え出す前に、思い描いた物語を形にしよう。——それとも、彼女はとっくに思い至っているのに、気にしていないだけ？
アチーブメント·層岩
名刺の飾り紋。
かつて鉱夫たちが駆け抜けた桟道や坑道は今や静寂に包まれ、千年を経た琉璃晶砂と玉髄だけが、幽玄たる光を放っている。
アチーブメント·雷音
名刺の飾り紋。
雲間に響く音を聞け。それは怨嗟と憤怒、そして小さな願いである。
流明·輝石
名刺の飾り紋。
名もなく言葉もない青い晶石。中に流れるのは、高き天の秘密か、それとも巨淵のささやきか…？
神里綾人·細波
名刺の飾り紋。
鏡面は椿の花を映し、清流が波を寄せては返す。
紀行·啓蟄
名刺の飾り紋。
三界が揺れ動き、天地が目覚める。珊瑚王蟲も永遠の眠りから蘇った。
八重神子·夢狐
名刺の飾り紋。
八重神子の狐姿はどこで見られるかって？夢の中かな。
祭典·祝杯
名刺の飾り紋。
たくさんの物語がここにはあるが、アルコールはない。だから、パイモンも飲める。
紀行·流彩
名刺の飾り紋。
煌々たる華光は、万物を一新する。
稲妻·常世
名刺の飾り紋。
「偉大なる太陽よ！あなたに照らされたすべてのものがあなたの所有物でないのなら、その光と熱は何のために存在するのだろうか。」
雲菫·対韻
名刺の飾り紋。
雲先生にとって、師と呼べるものは二つ存在する。一つは、舞台上において「指摘をくださる方が、師匠と呼べる存在である」という外的なもの。もう一つは内的なもので、台本を創作する時に必要な「韻書を参照する心構え」である。
申鶴·櫛掠
名刺の飾り紋。
愁苦ゆえの白髪。「梳」と「疏」の発音が同じため、璃月の人々は櫛で髪を梳かすと、悩みもほどけると信じている。
紀行·白英
名刺の飾り紋。
山頂の木は枯れてゆく、この花のみ。
一斗·鬼顔
名刺の飾り紋。
漢なら、痛みと怒りを背中に隠し、爽やかな笑顔を出す！
ゴロー·悠犬
名刺の飾り紋。
自分の歩く道を信じていれば、長い旅の中で出会ったものがすべて楽しめる。
稲妻·鷲羽
名刺の飾り紋。
ピリカ チカッポ カパッチリカムイ
紀行·神将
名刺の飾り紋。
「お主の存在意義は、決して悪行罰示などではない。だが、それが一体なんなのか、小生にも分からぬ。」
トーマ·炎袖
名刺の飾り紋。
真紅熾炎の鎧、炎彩の大袖。
祭典·一揆
名刺の飾り紋。
「質問は剣で答えることしか許されない。」
祭典·傾聴
名刺の飾り紋。
星海よ、海よ、山岩よ、我が奏でる楽曲を傾聴せよ。
アチーブメント·針叩き
名刺の飾り紋。
「魚すら食いつかないのに、なぜわざわざ釣り針を作るのか？」「あなたには分からないでしょうね。」
稲妻·珊瑚宮の紋
名刺の飾り紋。
海祇の民の指導者、珊瑚宮の家紋。
紀行·月逐い
名刺の飾り紋。
月の流れがあなたを照らしてくれますように。
アーロイ·ドーン
名刺の飾り紋。
「これをロストにも見せてあげたい。」
九条裟羅·天狗
名刺の飾り紋。
裟羅は天狗の一族の傲慢な生き方を捨てたが、剣技と神通を怠りはしない。
珊瑚宮心海·淵
名刺の飾り紋。
これは海祇の民なら誰もが知っている伝説——淵の下にはかつての故郷がある。
雷電将軍·開眼
名刺の飾り紋。
影でもなく、将軍でもない。雷曜の眼で自分を映すことで、己を保つことができる。
祭典·妙算
名刺の飾り紋。
真の棋士は千手先の局面を読むことができる。
稲妻·九条の紋
名刺の飾り紋。
三奉行中、天領奉行·九条家の紋章。
アチーブメント·繁花
名刺の飾り紋。
天地四方の土壌を集め、無数の花を咲かせる。
アチーブメント·石龍
名刺の飾り紋。
俺たちはよく聳え立つ岩の間を歩いたものだ。
アチーブメント·遍歴
名刺の飾り紋。
旅人が遍歴する無数の物語の全ては、旅人の魂の一部となる。
アチーブメント·扉
名刺の飾り紋。
扉の裏側には、どのような出会いがあるのか。
稲妻·神里の紋
名刺の飾り紋。
三奉行中、社奉行·神里家の椿紋。
稲妻·雷電の紋
名刺の飾り紋。
大御所将軍の紋、軍隊の紋章でもある「雷の三つ巴」。
早柚·むじむじだるま
名刺の飾り紋。
早柚より背が小さいが、早柚がやりたくないことをやってくれる。
宵宮·琉金の花火
名刺の飾り紋。
たとえ一瞬の花火であっても、闇夜を見上げる人の心に永遠なる美しい輝きを残すことが出来る。
神里綾華·扇子
名刺の飾り紋。
綾華はよく扇子を変える。彼女に贈る場合、夏扇や投扇ではなく、舞扇と茶扇の方がいいかもしれない。
紀行·鳴神大社
名刺の飾り紋。
鳴神大社の模様、「影向山櫻」。
稲妻·神櫻
名刺の飾り紋。
緋櫻が舞い落ちるところは、全て神樹に守護されている。
祭典·闘劇
名刺の飾り紋。
幸運を招くには吉兆が3回。幕上げの時には3回のお辞儀。風来坊との剣劇でも相手は3名。
祭典·魔球
名刺の飾り紋。
「遥か彼方の地に『メジャーリーグ』という王国がある。そこの人々は速くて、大きく軌道の変化する『魔球』を投げることができる。」
祭典·浩瀚
名刺の飾り紋。
星空の広さを想像してみて。「1」の後に、無数の「0」が続くのを想像してみて。
アチーブメント·旅居
名刺の飾り紋。
軒下の広き世界。
紀行·真夏
名刺の飾り紋。
大冒険だ！
楓原万葉·秋の紅葉狩り
名刺の飾り紋。
「紅葉を吹く松韻の風。」
アチーブメント·壺歌
名刺の飾り紋。
壺中に流れゆく歳月。
紀行·廻塵
名刺の飾り紋。
石を枕にして眠りに落ち、何年もの歳月を経たのか…
エウルア·氷印
名刺の飾り紋。
冷酷な心は、自分を守るためのカモフラージュ。
煙緋·公正
名刺の飾り紋。
朱色の火印で、公平を保つ。
祭典·かくれんぼ
名刺の飾り紋。
見つからない、見つからない…
祭典·知恵の実
名刺の飾り紋。
知恵の実が大地に落ちれば、多くの知恵が実る。でももしディオナに見つけられると、きっと美味しいドリンクになる。
祭典·光鱗
名刺の飾り紋。
宇宙には、このような色輝く鱗を持つ蛇が確かに存在する。
祭典·宴会
名刺の飾り紋。
素晴らしい！
紀行·風花
名刺の飾り紋。
私たちはおろか、誰も風を見たことがない。花束が放られるまで、誰も愛を見たことがない。
ロサリア·苦役
名刺の飾り紋。
人々が醸し出す暖かさと優しさは、彼女にとって必ず返さなければいけない恩恵。同時に、彼女に一生付きまとう苦役でもある。
祭典·棋譚
名刺の飾り紋。
対局のあらゆる局面を計算済みだと言うが、自分も駒になる事は計算の内か？
祭典·灯昼
名刺の飾り紋。
毎年、この日になると町の夜空は霄灯で昼間のように明るく照らされる。人の心が火の明かりのように永遠でありますように。
紀行·明霄
名刺の飾り紋。
皆の願いが集まれば、闇夜を照らす光となれる。
胡桃·安神
名刺の飾り紋。
胡桃堂主は全然怖くないよ、たぶん。
魈·儺面
名刺の飾り紋。
いつか、魔と戦うためにこの儺面を被るのではなく、祭りのように、花洲の笛の音に合わせ悠々と舞うために被る日がくるのだろうか。
祭典·無相
名刺の飾り紋。
今日の挑戦相手はどんな戦闘スタイルか？
冬忍び·古樹
名刺の飾り紋。
我らは必ず復活する、古木は既に新しい枝をつけた。
紀行·白亜
名刺の飾り紋。
雪山に足を踏み入れる時は、防寒をしっかり。
アルベド·陽華
名刺の飾り紋。
この奇跡の証人となろう。
甘雨·麒麟の跡
名刺の飾り紋。
草を折らず、虫を履まず。
アチーブメント·雪山
名刺の飾り紋。
極寒の山道を尋ねる。
アチーブメント·挑戦·3
名刺の飾り紋。
ようやく戦うに値する相手が現れた。この戦いは必ず歴史に刻まれる。
璃月·雲間
名刺の飾り紋。
岩の間の琉璃、雲の間の月。
璃月·千帆
名刺の飾り紋。
太陽と月を眺め、船と帆を数える。
モンド·祝福
名刺の飾り紋。
他人を助けることを喜びとする心は皆に祝福されるだろう。
モンド·英名
名刺の飾り紋。
栄誉騎士の名声は城内全てに広まっている。
公子·魔装
名刺の飾り紋。
多様に変化する技を身に着け、思うまま大地を駆ける彼の記号。だが「魔王」と名付けた武芸は彼が作り出したものではなく、暗い宇宙にいるあの孤高の少女から授かったものだ…
辛炎·演奏終了
名刺の飾り紋。
辛炎は演奏を終えるとたまにじっくりと楽器を観察する。楽器は静かな時でも美しい。
鍾離·天星
名刺の飾り紋。
天から岩星が落ち、命に影が差す。
ディオナ·にゃん
名刺の飾り紋。
カッツェレイン一族にはこのような猫に似た特徴がある。昔の誰かの悪趣味なのだろう。
紀行·熄星
名刺の飾り紋。
あなたの渇望が終わらない限り、頭を上げればあの光のない輝きが見えるだろう。
アチーブメント·挑戦·2
名刺の飾り紋。
挑戦の果てで見たのはなんと…
重雲·霊刃
名刺の飾り紋。
氷で桃木剣を作りたかったが、結果思っていたより大きく作ったため、祓魔の面では桃木剣より使いやすい。
北斗·拔錨
名刺の飾り紋。
「海に進出すると方向を見失うことがある。その時は空を見上げ、北斗星と北極星を確認せよ。」
凝光·鳳儀
名刺の飾り紋。
「麒麟や鳳凰に会いたくてもめったに会えない故、悩む」。もう一人の方はともかく、凝光様みたいな方は一人で十分です…
アチーブメント·出会い
名刺の飾り紋。
離れても、きっとまた何処かで巡り合える。
アチーブメント·合扇
名刺の飾り紋。
講談師が扇子を閉じて物語の最初から話そうと——でもあなたは全部の物語を聞いてる。
アチーブメント·雪郷
名刺の飾り紋。
スネージナヤについての話をたくさん聞いたね。スネージナヤに対してどんなイメージか？
アチーブメント·山民
名刺の飾り紋。
丘々人（ヒルチャール）は元々「丘の妖怪」と呼ばれていた。しかし、あるマスク一族の女の子が、彼らは丘の民と頑なに主張している。
アチーブメント·深秘
名刺の飾り紋。
星の中心に近づくほど、秘密が増える。
アチーブメント·挑戦
名刺の飾り紋。
どんなことでも簡単ではない、たとえ蒲公英を採ることも。でもあなたなら困難に遭っても諦めないでしょ！ね？
アチーブメント·強弓
名刺の飾り紋。
弓を使うなら、最強の弓を使え！
アチーブメント·虹色
名刺の飾り紋。
白昼の光は無数の色でできている。しかし一々数えるのが面倒くさいから、人間は7色と決めつけた。元素もきっと同じだろう。
璃月·岩寂
名刺の飾り紋。
璃月の雲と岩の静寂を感じる。
モンド·風吟
名刺の飾り紋。
モンドの鳥と風の詩を聞く。
アチーブメント·侠行
名刺の飾り紋。
英雄の旅の一念の間に始まる。大事なのは旅で得た経験だ。
アチーブメント·特技
名刺の飾り紋。
これらの技を習得しておけば、もう戦闘をしなくてもちゃんと生きていけるだろう。使命を背負う身でなかったら。
アチーブメント·遍遊
名刺の飾り紋。
大陸の踏破した後も、初心を忘れるなよ。
刻晴·雷楔
名刺の飾り紋。
元々は土地の鑑定をする際に、より簡単に高所に行けるために作ったのよ。
七七·冷蔵
名刺の飾り紋。
冷蔵が必要なもの？白先生の薬剤、ココナッツミルク…あと胡桃。
行秋·雨虹
名刺の飾り紋。
断虹がかかり、宿雨を止ます。
香菱·出来上がり
名刺の飾り紋。
早口で以下の言葉を正確に読んでください：「出来上がりグゥオパァー！」、「グゥオパァー出来上がり！」、「グゥオパァー出撃！」、「出撃グゥオパァー！」
ベネット·認可
名刺の飾り紋。
ベネット冒険団の認可。
モナ·天星
名刺の飾り紋。
満天の星が水の中に映り、少女は俯いてその中の喜びと悲しみ、巡り合いと別れを見ている。
ノエル·守護
名刺の飾り紋。
ノエルは少し特別だ。誰にもあなたを傷つけさせない。
フィッシュル·夜鴉
名刺の飾り紋。
空を覆う翼を持つ漆黒の鴉。「彼の拓画を描くことを許してあげるわ！」
スクロース·創生
名刺の飾り紋。
無相の風が消えてなくなる前の様子をよく観察すれば、無相の風は割と長方形のほうだったことに気付くよ。
リサ·砂時計
名刺の飾り紋。
流れるものと言えば？時間と退勤までの時間を計算するリサの砂時計だ。
ガイア·孔雀
名刺の飾り紋。
孔雀の綺麗な尾羽の模様は開いている瞳のようだ。だからガイアは片目を失ったではなく…
バーバラ·流れ
名刺の飾り紋。
流れるものと言えば？癒しの清泉とバーバラの歌声とメロディだよ。
ジン·風向き
名刺の飾り紋。
蒲公英の別称は「獅牙」、風向きに最も敏感な花である。
ウェンティ·青空
名刺の飾り紋。
天空の青色は「フリューリング」の音色と似合うはずだよね。
レザー·奔狼
名刺の飾り紋。
レザーが狼の群れと一緒に晩ごはんを作る姿はとても颯爽だ。ただしこの情景をクレーと旅人に見せてはいけない。
ディルック·燃焼
名刺の飾り紋。
クリプス様が生前よく鷹の絵を描いていた。しかし彼は想像もできなかった、自分が育てた人間がこんな灼熱の燃える鷹になるとは。
クレー·爆弾
名刺の飾り紋。
クレーのラッキー爆弾。尻尾をちゃんと見て、ほら皆に教えて、これはボンボン爆弾か？それともドドコなのか？
アンバー·ウサギ
名刺の飾り紋。
「ウサギ伯爵だよ！」
紀行·風捕り
名刺の飾り紋。
旅行記の作成の最難関である冒頭を完成した。
原神·印象
名刺の飾り紋。
「ようこそ、テイワットへ。」
アップルサイダー
ミカが護送してくれた、モンドからのアップルサイダー。どうやら、ある騎兵隊長が前もって勧めて、あなたに贈ろうとした贈り物らしい…
「ストロングトニック」
由来は謎めいているが、配合はいたってシンプル。健康的な薬といっても差し支えはない。その名の通り、飲むと強くなる。
「純潔の水」
ある天才薬剤師の残した遺産らしい。体の中の、最も汚れなく清らかな部分の力を引き出す。
？？？
？？？
Exchanged Whisper
Nefer's specialty dish. Her voice coaxes a deal: "How about this in exchange for one of your interesting anecdotes?" No sooner are the words out of her mouth that a plate of irresistibly fragrant, superbly crunchy balls appears before you. You reach out for the balls in tacit agreement when she gently catches your hand. "Oh by the way," she adds, "it's one ball for at least one sentence." ...Sure enough, one has to pay the right price for a taste of Nefer's cooking.
ベリーの小径
Liquid gradient in a glass. This does not appear to contain any alcohol. Containing two of Nod-Krai's signature berries, its vibrant colors feel light and cheerful, as if you are strolling down a path with fruit all around you.
Frontier Land
Liquid gradient in a glass. This does not appear to contain any alcohol. The inspiration for this concoction is said to come from Nod-Krai itself, with an icy and bracing sensation that finishes on a smoky and astringent note. It's worth noting that the high-alcohol version of this drink is a daily staple for many veteran adventurers in the region.
Piramida's Nightingale
A clear beverage with an elegant color. This glass does not appear to contain any alcohol. Legend has it that the Torchforger Solovei once gifted a nightingale to a certain person, and that moment served as the inspiration for this drink. Now, only the nightingale's song remains unchanged as it continues to flow through the quiet night.
Delicious Lohikeitto
A classic soup from the frigid regions. The creamy soup, smooth as flowing silk, envelops each ingredient in a smooth embrace. As you take your first sip, you can feel a gentle, cozy warmth spread throughout you, as if an orange-red sun is rising within.
Lohikeitto
A classic soup from the frigid regions. Cut the salmon into pieces and cook it with some fresh vegetables. Just before serving, stir in the cream and other seasonings for a bowl of warm, hearty soup with a silky-smooth texture.
Suspicious Lohikeitto
A classic soup from the frigid regions. At first glance, it appears unremarkable. However, a single sip reveals an overwhelming burnt flavor. You quickly inspect the pot and sure enough, the bottom is a charred, brown mess... For the sake of your health, it's probably best to skip this one.
美味しそうなホワイトベリークッコ
A sweet treat from the borderlands. The dense crust of this pie, with its subtle grain aroma, is a perfect match for the sweet-and-tart flavor of the two kinds of berries in the filling. It's no wonder this delightfully punchy treat has become a beloved comfort across Nod-Krai.
ホワイトベリークッコ
A sweet treat from the borderlands. Originally made with only Lakkaberries, it was later enriched with Midsommar Berries. The two fruits complement each other perfectly, giving it a richer, more enticing flavor, yet the original name remains.
微妙なホワイトベリークッコ
A sweet treat from the borderlands. After a solid bite, the coarse crumbs of this pie grate against the inside of your mouth, making for an uncomfortable crunch. Yet just as you're about to regret the effort, a faint hint of berry flavor lingers, reminding you it's not quite like gnawing on permafrost after all...
飴細工・フリンズ
ある人物をイメージして作られた飴細工。その古びた孤高のランプは、墓所の傍らで見張りをするフリンズを思い出させる。
飴細工・アイノ
ある人物をイメージして作られた飴細工。その可愛らしいマークは、天才機械技師アイノを思い出させる。
飴細工・ラウマ
ある人物をイメージして作られた飴細工。その優雅で神聖さを感じさせる印は、蒼樹の聖女ラウマを思い出させる。
飴細工・イネファ
ある人物をイメージして作られた飴細工。この頼もしくも落ち着いた小さなロボットは、機械少女イネファを思い出させる。
飴細工・フロストフィンイルカ
動物をモチーフにした飴細工。優雅に跳ね上がるその姿は、まさに水面で戯れるフロストフィンイルカである。
飴細工・ガケツノメドリ
動物をモチーフにした飴細工。静かで穏やかなその姿は、まさに断崖絶壁で羽を休めるガケツノメドリである。
飴細工・照羽トキ
動物をモチーフにした飴細工。翼を広げて舞うその姿は、まさに天空を翔ける照羽トキである。
飴細工・モサモサアナグマ
動物をモチーフにした飴細工。ずんぐりとした愛嬌のあるその姿は、まさに茂みの中に身を潜めるモサモサアナグマである。
飴細工・ツノシカ
動物をモチーフにした飴細工。悠然としたその姿は、まさに森の中にたたずむツノシカである。
ガチャガチャスイートカップ
アイノのオリジナル料理。「できたよ！」というアイノの掛け声とともに、かわいらしいデザートがよたよたとこちらに近づいてきた。一口かじってみると…こ、これは…甘すぎて舌が麻痺しちゃいそう…！その時、イネファの言葉が頭をよぎった——「アイノがキッチンに入ろうとしたら、絶対に止めてください。」
長き夜に燃ゆる炎
フリンズのオリジナル料理。薄く切られた魚の切り身は、宝石のように透き通った橙赤色をしており、かぐわしいスモークチップの香りが、柔らかなクラシック音楽のように魚の旨みを引き立てている。火加減のコントロールはもはや達人の域…さすがフリンズだ。
森のささやき
ラウマのオリジナル料理。食材が舌の上で花がほころぶようにほどけ、味覚の舞踊が始まる——非常に新鮮な味わいだ。耳元で鳥たちの朝のさえずりが聞こえ、朝日に輝く露が落ちるかすかな音までも感じられる気さえする…これは蒼樹の聖女からの祝福だろうか？
「ゴロピシャ電光斬！」
イネファのオリジナル料理。イネファが無表情で「ゴロピシャ電光斬！」と叫ぶと、腕が取り外された部分からクルムカケが次々と発射され、正確に皿に飛んできた。繊細な模様と甘い味は、作り手の高い調理技術を示している…味覚はすっかり「ゴロピシャ電光斬」の虜だ。
美味しそうな鳥肉のホワイトベリー漬け焼き
切り分けられた鳥肉の料理。琥珀のように透き通ったソースが、隅々まで均一に絡んでいる。酸味と甘みのある衣の中には、柔らかくジューシーな肉の塊が詰まっており、どんな主食と合わせてもあっという間に食べてしまう一品！
鳥肉のホワイトベリー漬け焼き
切り分けられた鳥肉の料理。国外からナド・クライに伝わり広まった料理と言われている。味は甘酸っぱく、確かに美味しい。ただ、名前だけ見ると…鳥肉のスイートフラワー漬け焼きを真似たのだろうか？
微妙な鳥肉のホワイトベリー漬け焼き
切り分けられた鳥肉の料理。強烈な酸味が美味しさへの期待を打ち消し、笑顔は一瞬で崩れ、顔はしわくちゃに…食べ物というより、トラップのようだ。
美味しそうなカリカリステーキ
大きな塊肉のステーキ。焼きあがった瞬間、肉の香りが魂の奥深くにまで染み渡る。だからナド・クライの人々は、冷たい風が吹きすさぶ日には、このステーキこそが温かな太陽だと口を揃えて言うのだろう。
カリカリステーキ
大きな塊肉のステーキ。肉の表面に網状の切り込みを入れ、漬け込んでからオーブンで焼き上げた。シンプルな調理法が、食材の本質的な旨味を引き出してくれる。
微妙なカリカリステーキ
大きな塊肉のステーキ。煙がもうもうと立ち込める中、素早く救い出したが、時すでに遅し。炭のように真っ黒に…まだ炭火が残っているうちに、もう一度チャレンジしてみよう。
美味しそうなナド・クライ・ホットドッグ
定番のファストフード。焼きたてのソーセージと香ばしく焼き上げたパンの組み合わせ。一口かじれば魅力的な脂の香りが口いっぱいに広がる。ぺろりと平らげてしまった…一つでは物足りない！
ナド・クライ・ホットドッグ
定番のファストフード。パンにソーセージを挟み、揚げた玉ねぎを散らしてソースをかければ、おいしくて満腹感たっぷりのナド・クライ・ホットドッグの完成だ。
微妙なナド・クライ・ホットドッグ
定番のファストフード。ソーセージからは脂の香りがせず、パンは柔らかすぎて、スポンジを噛んでいるような錯覚に陥る…よほどお腹が空いていなければ、到底受けつけないだろう…
美味しそうなルーレットカクテル
カラフルなドリンク。花や果実の甘さと爽やかさが完全に調和している。一杯だけでは満足できず、針を回す前に心の中でつい、空のカップに止まりませんようにと願ってしまう。
ルーレットカクテル
カラフルなドリンク。テーブルゲームに使われる楽しい飲み物。針が指し示したドリンクを飲むというルールだ。ドリンクのレシピはデミアンが改良したもので、「フラッグシップ」の通常のメニューとは異なり、すべて甘く飲みやすいノンアルコール飲料となっている。
微妙なルーレットカクテル
カラフルなドリンク。どれを飲んでも味は同じで、退屈な甘い水という印象…どうしてわざわざ時間と手間をかけて、見た目だけ違う味の変わらないドリンクを8杯も作るのか、不思議に思わずにはいられない…
美味しそうなベリーとお肉のソテー
マッシュポテトを添えたお肉のソテー。柔らかいお肉の旨味を、塩が引き立てている。ベリーの自然な甘みと合わされば、まるで舌の上でピクニックをしているかのよう。楽しく、心癒される一品だ。
ベリーとお肉のソテー
マッシュポテトを添えたお肉のソテー。細切りにした肉を炒めてから煮込み、火が通ったらマッシュポテトの上に乗せる。潰したベリーと一緒に食べれば、栄養バランスも満腹感も抜群だ。
微妙なベリーとお肉のソテー
マッシュポテトを添えたお肉のソテー。見た目は加熱してあるように見えるが、食べてみるとかなり生臭い…生食に抵抗がなければ、味自体は悪くない。
美味しそうなツインベリーロール
ベリー入りのパン。焼きたてのツインベリーロールはほかほか！サクサクの皮を破った中はふんわり柔らかく、まるでブランケットに包まれたような気持ちになる。心に湧き上がる幸福感は、どんな寒さも跳ね返しそうだ。
ツインベリーロール
ベリー入りのパン。発酵させた生地を細長く伸ばし、砂糖とベリーを包み込んで巻き上げ、焼き上げた後にベリーの果肉を散らす。通常はコーヒーと一緒に、朝食やアフタヌーンティーの時間に味わわれる一品だ。
微妙なツインベリーロール
ベリー入りのパン。べちゃっとした食感は、長時間雨に濡れていたかのようだ。べたつくパンの塊が歯にこびりつき、まるで消えない悪夢のよう…背筋に冷や汗が流れる。
美味しそうなソマルケーキ
ソマルの実で作られたケーキ。一口食べれば、まるで青々と茂るベリーの森にいるかのような錯覚に陥る。鮮やかで明るい甘さの中に、サワークリームが爽やかな酸味をもたらしてくれる。間違いなく、お祭りの雰囲気を最高に盛り上げてくれる一品！
ソマルケーキ
ソマルの実で作られたケーキ。焼き上げたケーキ生地にベリージャムをかけ、サワークリームを絞り、最後にソマルの実をひとつ飾る——なんともかわいらしい見た目だ。お祭りによく登場する、小さく甘いサプライズ。
微妙なソマルケーキ
ソマルの実で作られたケーキ。てっぺんのソマルの実は今にも転げ落ちてしまいそうで、ケーキの生地はひび割れている…目を閉じて食べたほうがいいかもしれない…
美味しそうな辺境クリスプ・ブレッド
ライ麦で作られたクリスプ・ブレッド。コクのある穀物の香りは、まるで麦畑からの挨拶のよう。素朴な味わいが、何ものにも代えがたい安らぎを与えてくれる。
辺境クリスプ・ブレッド
ライ麦で作られたクリスプ・ブレッド。生地の模様は寒波石で型押しされており、中央の穴も寒波石を模しているという。ほとんど水分を含まないため、長期保存に適している。
微妙な辺境クリスプ・ブレッド
ライ麦で作られたクリスプ・ブレッド。硬く冷たく、まるで凍り付いたレンガのよう。歯の強度を試すにはうってつけかもしれないが…挑戦しないほうが賢明だろう。
美味しそうな燻製フィッシュステーキ
大きな魚の切り身。やわらかな切り身は口に入れるとすっと溶け、塩気と旨味の中にほのかな甘みが漂う。最後に燻製の香りが口内をゆるやかにめぐり、美味の余韻に完璧な幕を下ろす。
燻製フィッシュステーキ
大きな魚の切り身。塩漬けした切り身を木の板に固定し、燻製に仕上げる。完成品は形をしっかりと保ちながらも、非常に独特な燻製の風味を持っている。
微妙な燻製フィッシュステーキ
大きな魚の切り身。鼻をつく燻製の匂いに思わず身構えるが、恐る恐るひと口かじると、しょっぱすぎて身がすくむ。もはや味わっている余裕はなく、無駄にしないために丸呑みするしかない…
美味しそうなハーベスト・オブ・ザ・デイ
野菜のサラダ。生き生きとした色鮮やかな野菜の土台に、ベリーが温かく甘い風味を添え、透明感あふれる花びらが素敵なアクセントになっている。舌の上で咲き誇る、まさに収穫の饗宴だ。
ハーベスト・オブ・ザ・デイ
野菜のサラダ。その日に採れた最も新鮮な花や果物、野菜を選び、ライ麦パンとドレッシングを添えた。さっぱり美味しく、満足感もばっちり。敬虔な霜月の子の民であれば、毎日食べているという。
微妙なハーベスト・オブ・ザ・デイ
野菜のサラダ。なぜか土の味と青臭さを感じる。ツノシカなら、喜んで食べるのかもしれない…
美味しそうなホワイトベリークルムカケ
ナド・クライの定番スイーツ。サクサクの表面と、中のなめらかで甘いクリームという対照的な食感が、口の中で絶妙なハーモニーを奏でる。余韻を楽しむ暇も惜しんで、お皿に手を伸ばしてしまう。
ホワイトベリークルムカケ
ナド・クライの定番スイーツ。鉄板の上で焼いた生地を素早く巻いて、中をクリームで満たし、フルーツを盛り付ける。そのサクサクとした食感と、漂う甘い卵の香りから、とても子供に人気がある。
微妙なホワイトベリークルムカケ
ナド・クライの定番スイーツ。端っこがふにゃふにゃになってしまっており、クルムカケというよりは卵で作った皮のような感じで、どうやら湿気てしまったようだ…幸い真ん中のほうはまだサクサクなので、早めに食べればまだいけるだろう…
美味しそうな肉厚ファイトバーガー
肉厚パティで作ったバーガー。「その美味しさで美食家を圧倒せよ！」という想いを胸に作られた。分厚く切られた肉厚のパティと、その旨味を引き立たせるさまざまな食材の組み合わせは圧巻。かぶりついた瞬間、まさに圧倒的な満足感が得られること間違いなし…
肉厚ファイトバーガー
肉厚パティで作ったバーガー。焼き上げられた柔らかいバンズ生地からは、かすかに焦げ目のついた香りが漂っている。ジューシーなお肉と濃厚なソースの相性はぴったりだ。様々な食材と相まって、奥行きのある食感とたっぷりの栄養をもたらしてくれる一品。
微妙な肉厚ファイトバーガー
肉厚パティで作ったバーガー。パティは焼きすぎてカピカピになってしまっている。口に入れると、なんとも言えない感触がした。レタスはしなびていて、互いに協力し合うはずだった食材は、まるで舌の上でケンカをしているみたい…
美味しそうなチュペ・デ・カマロネス
オレンジ色の濃厚なスープ。飲むと口の中に暖かく奥深い味わいが広がり、濃厚なスープの絶妙な辛さ、そしてエビと野菜の織りなす甘味が混じり合う。まるで体内に元素エネルギーが流れ込んだかのように元気がみなぎってくる。
チュペ・デ・カマロネス
オレンジ色の濃厚なスープ。香辛料を炒めてから、食材とブイヨンを入れて煮込む。鍋に顔を近づけて嗅いでみると、かすかな塩気の中に、熱い辛さが混じっているのが感じられる。オレンジ色のスープは見ているだけで食欲が湧き、食べればなおさらやみつきになる。
微妙なチュペ・デ・カマロネス
オレンジ色の濃厚なスープ。強烈な辛さをしており、一口飲んだだけで、スープの中のエビよりも顔が赤くなってしまった。何回か咳き込んだあと、やっと息ができるようになった…もう二口目を飲む勇気はない…
美味しそうなジェントル・シーブリーズ
爽やかなドリンク。爽やかで優しい炭酸が舌の上で軽やかに跳ね、果汁の甘さとソーダの塩味がちょうどいい具合に溶け合っている。まるで海風と共に波間を歩きながら、リゾートの賑やかな声を聞いているかのようだ。
ジェントル・シーブリーズ
爽やかなドリンク。軽やかな白と青のグラデーションは、まるで海風に撫でられた波をそのまま持ってきたかのようだ。バカンス中に飲めば、もっと心地よくなれることだろう。
微妙なジェントル・シーブリーズ
爽やかなドリンク。不意に襲ってくる塩気に思わずむせ返ってしまう。元々期待していた淡い甘さは、微塵も感じられなかった…これはただの青い塩水なのかもしれない。
美味しそうなナナズパインケーキ
不思議な形をしたケーキ。食欲をそそる黄金色の表面は、夕日に照らされたパイン町を思い起こさせる。「ナナシアン」がニヤリと笑っている様子を見ていると、こちらも思わず口角が上がってしまう。その卵とミルクの香りに包まれれば、みんなとパイン町で過ごした楽しい時間を永遠に残したいと思わずにはいられなくなるだろう。
ナナズパインケーキ
不思議な形をしたケーキ。分量を正確に調整した生地を型に入れ、焼き上げる。縁は焦げやすいので、黄金色のナナズパインケーキを作るには、火加減のコントロールが重要となってくる。
微妙なナナズパインケーキ
不思議な形をしたケーキ。焼き上げる時に、少し形が崩れてしまった。食べてみると、やっぱり食感が柔らかすぎた。つい調理過程を思い返してしまう…このケーキから、海に落としたケーキのような味がするのは、なぜなんだろう？
美味しそうなアシャパン
かわいい形をした小さなパン。サクサクな皮はモラのように金色に輝いており、玉ねぎの甘い匂いがしょっぱい鳥肉の細切りをふんわりと包み込んでいる。まるでバカンスの始まりを告げる前奏曲のようで、リゾートに向かう足取りも軽くなる。
アシャパン
かわいい形をした小さなパン。鳥肉の細切りをパン生地で包み、形を整えてから鍋に入れて油で揚げる。最後にソースでサングラスを描いてあげるのを忘れずに！このパンが大人気なのも頷ける…こんなにもかわいいアシャを嫌う人なんているはずがない！
微妙なアシャパン
かわいい形をした小さなパン。鳥肉の細切りが生焼けになることを恐れて強火で焼いたため、「アシャ炭」が出来てしまった。食べたらバカンス気分が台無しになってしまうかもしれない…やっぱり、食べるのはやめておこう…
「夜の歓談」
ダリアのオリジナル料理。「コホン、先ほど神託を受けました。こちらを召し上がれとのことです。」——そう言いながら、黄金色に輝く料理を手にやってきた助祭は、わざとらしく片目を瞑ってみせた。料理に添えられた美味しそうなアップルサイダー、何かを期待しているような眼差し…ちょっと待った…本当に「神託」なんだろうか？
「暗き淵の獲物」
スカークのオリジナル料理。異常なほどに凶暴な獲物。すでに焼かれていると分かっていても、初見だとやはり戦慄してしまう。しかし、勇気を振り絞って一口食べてみると、かつてない美味しさが身体と心を席巻する。彼女はどこでこの魚を捕まえたのだろうか？ふと、現実離れした推測が脳裏をよぎる…ま、まさかそんなことは…
美味しそうなつぶつぶミルクパイ
斬新なスイーツ。カリカリの皮が奏でる軽やかな音が、幸せな一時の幕開けを告げる——ほんのり温かいフィリングがゆっくりと溶け、つぶつぶが歯の間で弾ける。この次々と変化していく食感…あらゆる食事の締めくくりに相応しい、最高の一品だ！
つぶつぶミルクパイ
斬新なスイーツ。サクサクの香ばしいパイとミルク味のフィリング、そして次々に弾けるつぶつぶの変わった食感——食後に食べると、すべての味覚を満足させてくれる。熱いうちに召し上がれ！
微妙なつぶつぶミルクパイ
斬新なスイーツ。つぶつぶが舌の上で弾けるたび、痛覚が刺激される。それに、この緑色の衣…まさに草原核が口の中でパチパチと弾けているかのようだ…
美味しそうなフルーツネクター
沢山の果汁を混ぜたドリンク。一口飲めば、まるで陽射しを浴びたフルーツバスケットに飛び込んだかのように、爽やかな香りが鼻をくすぐる。飲むたびに、完璧に溶け合ったフルーツの風味を感じさせてくれるこのドリンクは、熱波が襲ってきた時に飲めば、魂の救済になると言っても過言ではない！
フルーツネクター
沢山の果汁を混ぜたドリンク。決められた割合で投入された色んなフルーツの味が溶け合って、絶妙な甘酸っぱさを醸し出している。氷を入れて飲むとさらに美味しい。
微妙なフルーツネクター
沢山の果汁を混ぜたドリンク。酸っぱくて、苦くて…なぜか塩味まで感じる。唯一、甘さだけが足りていない。この複雑な味わい…作る時に未知の生薬でも混ざってしまったのだろうか？
美味しそうなミートラバーフェスタ
肉料理とコーヒーのセット。特製のソースは、まるで風元素のように肉の濃厚な香りを拡散させ、プリッとしたエビが舌の上で踊り出す。そして溢れ出る肉汁は、何度でも心を満たしてくれる…たとえお腹いっぱいになっても、このミートラバーフェスタを終わらせるわけにはいかない！
ミートラバーフェスタ
肉料理とコーヒーのセット。カリッと揚げられた鶏肉のステーキに、野菜とむきエビが添えられている。陸と河からやってきたそれぞれの風味を大胆に組み合わせた一品。美味しい食べ物とは、未知の冒険のように無限の可能性を持っているものなのだ…思わず感嘆してしまう。
微妙なミートラバーフェスタ
肉料理とコーヒーのセット。色んな食材が雑に置かれている。見た目からして、これは…えっと、肉とエビを組み合わせた料理だろうか？この乱雑な見た目を無視して飲み込めたら、お腹を満たすくらいはできるだろう…
美味しそうな特製ドリンク「455」
近頃かなり流行っている特製ドリンク。爽やかな口当たりで、一口飲めば長い干ばつの終わりを告げる恵みの雨のように、疲れと焦燥感を吹き飛ばしてくれる。「まるで傾いていた世界が、元に戻るかのようだ！」——このドリンクを飲んで、そう語った人すらいる。
特製ドリンク「455」
近頃かなり流行っている特製ドリンク。爽やかな香りとなめらかな口当たりが美味しく、運動で失ったエネルギーを素早くチャージできる。喉が渇いた時は、一本飲んでみるといい。
微妙な特製ドリンク「455」
近頃かなり流行っている特製ドリンク。ただ、割合がおかしいのか、ちゃんと混ざっていない感じがする…うっ、酸味が強すぎるし、甘みもかなり主張してくる…一杯のドリンクから別々の味がするなんて…
初霜のモン・オトンヌキ
エスコフィエのヒラメキ料理。一層ずつ重なるマロンクリームはモン・オトンヌキを形作り、白い粉砂糖は山に降る霜を想起させる。濃厚なマロン味はふわっと軽いクリームと完璧に融合し、食べ切った後に思わず唇をなめてしまうほどの美味しさ…調理技術の最高峰を会得していると称されるエスコフィエに相応しい一品だ。
黄金のホワイエ
エスコフィエのヒラメキ料理。カリっとした皮が金色の城のように濃厚なキノコソースを包んでいる。柔らかなウナギ、ジューシーな仔鳩と脂の乗ったフォアグラ…何層もの風味が口の中で同時に弾け、この一瞬を書き記したいという衝動に駆られる…まるでエスコフィエに導かれて城を冒険しているかのように、魂に響く味。
砂をさらう白波
エスコフィエのヒラメキ料理。うねるクリームは白い波の如く、滑らかで口当たりの良いスープと共に口に流れ込む。濃厚で柔らかな一品は、シェフの卓越した腕と「全てを溶かす力」を体現している。
翠のブーケ
エスコフィエのヒラメキ料理。きれいに積み上げられたアスパラガスサラダの上にオレンジ色のソースがかけられており、テーブルに載せられたその様子は緑豊かな花束を想起させる。サクッとした食感と爽やかな味わいは、土を破る芽吹きのパワーを感じさせるものだ…もしかして、エスコフィエが厨房で操っているのは火加減ではなく、時間なのだろうか？
「心の支え」
イファのオリジナル料理。「待たせたな、きょうだい。」…一人と一匹の声が響く。イファが甘い香りのするビスケットを持ってくると、すかさずカクークがパタパタと懸命に羽ばたきながら、芳醇なショコアトゥル水を手元に運んできてくれた。溶け合う二つの香りに、こわばっていた肩の力も抜けていく…「最高だな、きょうだい！」
ドゥボールケーキ・デラックス
エスコフィエのオリジナル料理。前に見たドゥボールケーキよりもさらに華やかで、一目で人々を虜にする魔力を秘めている。味にも非の打ち所がなく、柔らかな食感は暖かな毛布のように味覚細胞を一つ一つ包み込み、人を幸せにする…エスコフィエの料理の腕前がいつの間にかさらなる飛躍を遂げたことは、疑いようのない事実だろう。
美味しそうなシェルキャンディ
色とりどりのキャンディ。宝石のように綺麗なキャンディが精巧な箱の中に静かに並んでおり、人々に甘いサプライズを届ける瞬間を待っている。シュヴァルマラン映影ランドよりも楽しいことがあるとしたら、それはきっとランドの中でシェルキャンディを食べること！
シェルキャンディ
色とりどりのキャンディ。シュヴァルマラン映影ランドで売られているシェルキャンディの中には、ごく稀に真珠が紛れているという。手に入れることができるのは、いちばん幸運なお客さんだけ…果たして、その幸運なお客さんになれるのだろうか？
微妙なシェルキャンディ
色とりどりのキャンディ。表面にまぶされた砂糖はじゃりじゃりしており、貝に混ざった砂粒のように口の中を傷つける。この鋭利な砂糖の食感を乗り越えた勇者だけが、勝利の果実——甘いキャンディを味わうことができるのだろう。
美味しそうなミニドゥボールケーキ・改良版
ドゥボールケーキを改良して作った小さなケーキ。ティータイムの美しい演奏が流れる中、なめらかなソースは手から滑り落ちるシルクのように舌を撫で、人々を虜にする…今夜の夢にも、この小さなケーキは出てくるだろう…
ミニドゥボールケーキ・改良版
ドゥボールケーキを改良して作った小さなケーキ。毎日、限定16個しか販売されないドゥボールケーキよりも、共に体験した不思議な冒険のほうが貴重で、覚えておくべき価値がある。もしかしたら、エスコフィエもこのレシピを書き記す時、同じようなことを考えていたのかもしれない…
微妙なミニドゥボールケーキ・改良版
ドゥボールケーキを改良して作った小さなケーキ。小さなケーキはまるで海に浮かぶ流木のようである。ふわふわのチョコレートは波のように激しく、皿の上のケーキを飲み込んで、腹の虫をも黙らせるのだ。
美味しそうなハーベスト・ブーン
グレインの実が主役の料理。焼き上がり、立ち上る湯気で期待は頂点へ。口に入れると、グレインの実の甘さと肉の旨味が舌の上で踊り出す…おっと、いつの間にか自分まで踊っちゃってた。
ハーベスト・ブーン
グレインの実が主役の料理。ひき肉を炒めて皿に盛り付け、肉のブロックと卵を載せる。そして最後にグレインの実をすったソースをかけてオーブンで焼く。鮮やかさを増した色合いになれば出来上がり。豊穣の邦で豊作を祝う時の定番料理だ。
微妙なハーベスト・ブーン
グレインの実が主役の料理。焦げた殻を見れば、火加減をコントロールすることの大切さがよく分かる。せっかく苦労して手に入れた食材なのに…ワンチャン、中身は焦げてないかも？一口食べてみようか？
マウント・マッシュルーム（一人前）
ヴァレサのオリジナル料理。ピンクの綿あめのような少女が、山のように盛られた料理を片手で軽々と運んできた。絡み合うチーズとキノコの香りに誘われ、思わず食器を手に取ってしまったが——えっと…これ、一日で食べきれるかな…？
ゴールドヘルシーメニュー
イアンサのオリジナル料理。トップコーチが手掛けたゴールドヘルシーメニュー。新鮮な食材に、バランスのとれた栄養…そしてちょうどいい量。メリットは数えきれない。毎日食べ続ければ、金メダルも夢じゃないかも？
美味しそうなチーズとキノコの串焼き
たっぷりチーズの載った串。程よく焼き上がった肉厚のキノコは、肉にも勝る味わいだ。一口かじれば、すぐにジューシーな汁が口の中に広がり、溢れんばかりの香ばしさと幸せを感じられる。
チーズとキノコの串焼き
たっぷりチーズの載った串。赤トロピカルキノコの傘を外してたっぷりチーズをかけた後、串に刺して焼く。食欲をそそる香りの中に、微かにフルーツの匂いが漂う。熱いうちに食べるのがおすすめ。
微妙なチーズとキノコの串焼き
たっぷりチーズの載った串。焦げた香りの方向を見てみると、鮮やかだったはずの「赤トロピカルキノコ」が「真っ黒消し炭キノコ」に変わっていた。この色…果たして食べていいのだろうか…
美味しそうなまっくろタマゴ
黒い殻に包まれた卵。黒の中に、霜のような白さを帯びており、まるで静寂の霧の中に佇む黒真珠のようだ。食べれば寿命が延びるという噂があるのも納得である。つまり、反対にこれを食べなければ…
まっくろタマゴ
黒い殻に包まれた卵。炎と鉱物のエッセンスを吸収して形成された。よほど変な方法で調理しない限り、普通の卵とあまり味は変わらない。
微妙なまっくろタマゴ
黒い殻に包まれた卵。長時間加熱しすぎたせいで、卵が熱を溜め込んでしまった。黒に染まった殻はどこか不吉だ——これを食べると、まずいことになるかもしれない。
美味しそうなグレインスティック
カラフルなおやつ。くしゃっとした音と共に、グレインの実の甘い香りが口の中に広がり、平凡だけど間違いなしの幸せを感じられる。さすがはかの有名な「お小遣いイーター」！
グレインスティック
カラフルなおやつ。甘くてサクサクしている。屋台に並べると、不思議な魔法を発動する——子供たちのポケットに入っているお小遣いをパクパク食べてしまうのだ。
微妙なグレインスティック
カラフルなおやつ。味が薄すぎて、何を食べたのやら…もはや、何も食べていないのかも？色が変わった歯を見て、はじめて食べたのだとわかる。
美味しそうな豊穣のフルーツジュース
爽やかな香りのフレッシュなジュース。まるで朝の果樹園にいるような感覚に包まれる。露のついた果物が舌の上で溶け、元気がみなぎる…あれ？どうして{M#俺}{F#私}はトレーニングジムのほうに走っているんだろう？
豊穣のフルーツジュース
爽やかな香りのフレッシュなジュース。健康にいいうえ、眠気を覚ます効果もある。「豊穣の邦」のトレーニング好きは、ほぼ毎日飲みにくる。
微妙な豊穣のフルーツジュース
爽やかな香りのフレッシュなジュース。ショコアトゥルの種の酸味と、グレインの実の繊維、ケネパベリーの渋味、さらに鳥の卵の粘りけが口の中で喧嘩している…もう勝負がつくのなんか、待っていられない。ただただ、うがいがしたい。
美味しそうなパステル・デ・ハイバ
金色に輝く鍋料理。カニの甘さは、雲を突き抜けて輝く朝の光のようだ。濃厚なチーズの香りは、朝日をさらに温かく感じさせてくれる。幸福感が舌の上から胃の中にまで広がり、感覚器官の全てがその虜になる一品。
パステル・デ・ハイバ
金色に輝く鍋料理。食材を炒めてから鍋に入れ、チーズにぷつぷつと気泡が見えてくるまで焼けば出来上がり。家庭の夕食でも、お祭りの宴会でも、この豪華な料理が出てくると歓声が湧き上がる。
微妙なパステル・デ・ハイバ
金色に輝く鍋料理。鍋にこびりついた焦げた食材をやっとのことで掘り出したのだが、一口食べると思わず震えてしまった。まるで溶岩の像に狙われている時のように、今すぐ逃げ出したくなる味だ…
「夢一夜の癒し」
夢見月瑞希のオリジナル料理。二匹の愛らしい小さな夢喰い獏が目を閉じて寄り添い合っている。のんびりとした様子が可愛らしい。一体どんな夢を見ているのだろう…一口食べたら、同じ夢が見られたりして？
美味しい銭湯まんじゅう
餡を包んだ稲妻のお菓子。ふわふわな皮にきめ細やかな餡が包まれている。甘みが舌の上でとろけ、温泉に入ったかのように疲れを取り去ってくれる。後に残るのは、のんびりとした癒しだけ…
銭湯まんじゅう
餡を包んだ稲妻のお菓子。元々は「秋沙銭湯」がお湯に浸かりに来たお客さんたちに名物として配っていた。甘くてエネルギー補給にちょうどいい。お土産に選ぶなら間違いなしの一品。
微妙な銭湯まんじゅう
餡を包んだ稲妻のお菓子。カチカチの餡がカチカチの皮に包まれており、甘ったるい味のせいでさらに飲みこみづらくなっている。期待に膨らんだ心をどん底まで沈ませたくなければ、温泉に入る前に食べるのはやめておこう…
「唯一無二の秘法」
シトラリのオリジナル料理。新鮮な野菜は驚くほどシャキシャキで、焼かれたプリプリのエビはほのかに甘い。片手でつまめるのもいいところである…手元に小説があったら、これをお供に一日中読んでいられそうだ。これが黒曜石の老婆の知恵から編み出された秘伝のレシピなのだろうか？
花に翦玉
藍硯のオリジナル料理。目の前の少女は少しうつむいて真剣に何かを編んでいる…しばらくすると、美しく編み上げられた籐編みの器が手渡される。それには精巧な銀の燕といい香りがするお菓子が盛り付けられている。魔法のような少女の純粋な笑顔にうながされるように、一口食べてみれば口の中がいい香りで満たされた。
「集いし炎の賛歌」
マーヴィカのオリジナル料理。さまざまな魚介が炎の中で焼き上げられ、その旨味が余すところなく引き出されている。まるで崇高な不滅の賛歌が耳元で響き、不滅の炎が燃え上がるかのようだ。激しく美しい旋律には人々を鼓舞する力がある。これも「炎神様」の強大な力の一部なのだろうか？
美味しそうな梅落雪間酔
上品な見た目の璃月料理。粉雪のようにふんわりしており、まるで本物の雪が舌先に舞い降りたかのよう。その直後、カニの濃厚で新鮮な味わいがやって来て、一瞬で口の中を満たしていく。それはまるで、静寂の銀世界に咲き誇る一輪の梅の花のように人を魅了させる。
梅落雪間酔
上品な見た目の璃月料理。蒸し上げたカニを丁寧にほぐし、カニみそとカニの身を鍋で茹で、それを再び甲羅に詰め直す。雪のように泡立てた卵白でそれに蓋をして、仕上げに彩りのハムを散らして焼き上げる。濃厚なカニとふわふわの卵白の組み合わせは、思わず拍手喝采したくなるほど絶品だ。
微妙な梅落雪間酔
上品な見た目の璃月料理。一見、完璧に仕上がっているようだが、丁寧にほぐしたはずのカニの身になぜか細かい殻の破片が混じっている。そのため食べる前に、いつその破片を噛むか分からない不安と戦わなくてはならない…
美味しそうな清心の花パイ
花びらで作られたお菓子。一口食べれば、口いっぱいに花々が咲き誇り、その香りが心に染みわたるような感覚になる。名残惜しく思いながら、最後の一口を食べ終えると、手にはまだほんのりと香りが残っている…
清心の花パイ
花びらで作られたお菓子。朝露を含む清心の花びらで作った餡を、何層も重ねた生地で包み、丁寧に焼き上げた。生地はサクサクで油のいい香りがする。できたてが一番おいしい。
微妙な清心の花パイ
花びらで作られたお菓子。味はほとんどせず、パサパサで硬い。本来の花の柔らかさとは似ても似つかない。この中身、紙でできてるのかな…
美味しそうな炎岩の歌
ナタの伝統料理。じっくりと火を通したおかげで食材の中に旨味エキスがたっぷり閉じ込められている。料理の風味にさらなる華を添えるのは、まるで貴重なウォーベンに織り込まれた金糸のような、ほのかに漂うスモーキーな香り。一口ほおばれば、誰もが感嘆の声を上げてしまう。
炎岩の歌
ナタの伝統料理。大きな葉で食材を包み、あつあつに熱した石と一緒に地面に掘った穴に入れて蒸し上げるのが、最も伝統的な作り方。湯気が煙のように激しく立ち上れば、みんなで一緒に食べられるナタのごちそうの完成だ。
微妙な炎岩の歌
ナタの伝統料理。砂のようなジャリジャリとした舌触りがした時点では、まだわずかな望みがあったが、土のような風味に望みは打ち砕かれてしまった。この砂は一体いつ入り込んだのだろう？
しばしの休息
チャスカのオリジナル料理。香り高い食材が山盛りで、とても美味しそうだ。たとえ争い事の最中にいても、この香りを嗅げば怒りが食欲に変わるだろう。えっ…さっきまで向こうで騒いでた竜まで、こっちを見てる…？
ハニーセビチェ
オロルンのオリジナル料理。「これはじいちゃんやばあちゃんへの孝行だ。」言い終わると同時に彼が差し出したのは、透き通ったセビチェだった。甘い口当たりから察するに、このたれには入手困難な蜜が使われているのだろう…何とも嬉しいじじばば孝行だ。
美味しそうな高らかな歌声
スッとするのど飴。透き通った飴が喉に冷たい風を送り込み、湧き出る泉のように喉を潤してくれる。澄んだ声は生まれたばかりの小鳥のように翼を広げ、待ちに待った空へと飛んでいく…
高らかな歌声
スッとするのど飴。花翼の集の秘密兵器で、喉を潤すのに使われているらしい。たくさん舐めて高らかに歌おう！ただし、舐め過ぎ注意。過度の糖分はかえって喉をカサカサにしてしまう。
微妙な高らかな歌声
スッとするのど飴。冷たい感覚が口の中で暴れまわり、歯の震えが止まらず、心まで冷たくなってしまう…高らかに歌うどころか、普通に話すことさえ困難だ。
美味しそうなミステリードリンク
グレインの実で作ったドリンク。鮮やかな色をした液体が静かにグラスの中に浮かんでいる姿は、まるできらびやかなグラデーションを見せる宝石のよう。ほのかな香りと甘さが、古の部族の神秘を覗き見るような余韻に誘う。
ミステリードリンク
グレインの実で作ったドリンク。謎煙の主のとあるシャーマンが発明したもので、当初は病気の治療を目的として作られた。時とともに、材料が足されたり減らされたりして姿を変え、今では宴でよく見かける定番ドリンクとなった。
微妙なミステリードリンク
グレインの実で作ったドリンク。少し飲んだだけで、すべての味蕾が震え出す…いろんな意味で「後味がすごい」——あまりにも濃厚な味は舌先に残り続け、水を飲んでも薄まらない。
美味しそうなグレインラップ
大きな葉っぱで包まれた主食。柔らかい具に、グレインの実の香りが漂う。口に入れると、甘辛い中にやや塩気が混ざった絶妙な味が楽しめる。
グレインラップ
大きな葉っぱで包まれた主食。ナタにはこういうことわざがある——「グレインラップの葉は必ず天より舞い降りる。」定められた運命であるという意味だ。
微妙なグレインラップ
大きな葉っぱで包まれた主食。グレインの実を生でそのまま食べるのとほとんど変わらない味だ。「料理」の意味について考えさせられる…
美味しそうな火山ケーキ
火山の形をしたケーキ。熱々の「小さな火山」と冷たい「火山雲」が、香ばしく濃厚な「マグマ」と共に口の中に流れ込む。甘さだけでなく、心地よさに包まれる一品。
火山ケーキ
火山の形をしたケーキ。材料を入れたら、とろみがつくまでかき混ぜて、型に入れて焼く。時間をしっかり測ることで、中身はとろとろのまま、表面だけ固く焼き上げることができる——まるで火山のように。
微妙な火山ケーキ
火山の形をしたケーキ。「山脈」が「マグマ」をしっかり包めていなかったために、火山が噴火したかのような勢いで崩れ、下の皿まで崩壊に巻き込まれる事態に。再挑戦の前に、まずは片付けないと…
美味しそうな山と海と空
肉と野菜の盛り合わせ。香料の風味がたっぷり浸み込んだ分厚い肉塊と、歯ごたえのある野菜や果物が舌の上で踊り出す。味覚も胃袋も大感動。ファンが大勢いるのも納得の一品だ。
山と海と空
肉と野菜の盛り合わせ。陸海空で捕れた食材を焼いて、盛り付けたもの。どんな人もこの料理の中には好みの食材を見つけられるため、ナタでは、重要な宴に欠かせない料理である。
微妙な山と海と空
肉と野菜の盛り合わせ。一口目は生焼けの肉で、次の一口は丸焦げの魚…強烈なギャップの衝撃で、三口目を食べる勇気が出なくなってしまった…
フルーツミルクキャンディ
シロネンのオリジナル料理。大樹に腰を掛けて並んで雑談していた時、彼女は精巧な箱を差し出してきた。その中には普通のものと何やら様子が違う、ミルクキャンディが入っていた。「ショコアトゥルの種はフルーツの一種だし、ミルクと砂糖で出来たキャンディにそれを入れて作ったものは——フルーツミルクキャンディって言っても納得っしょ？」彼女はそう言って取り出した一粒を放り投げると、口で受け取った。
美味しそうなショコアトゥル水
ショコアトゥルの種で作られたナタの飲み物。ショコアトゥルの種の濃厚な香りと混ざり合った純粋なミルクの香りが、柔らかく滑らかなウォーベンのように、舌を軽やかに撫でる。後に残ったかすかな甘みは、心まで溶かしてゆく…
ショコアトゥル水
ショコアトゥルの種で作られたナタの飲み物。最初はショコアトゥルの種を砕いて、様々な香料を加えて作った飲み物だったのが、命名の由来である。時代の変化と共に砂糖が加えられて甘くなり、幅広い層に好まれるようになったが、名前はショコアトゥル水のままだ。
微妙なショコアトゥル水
ショコアトゥルの種で作られたナタの飲み物。待つのは果たして甘味か苦味か——予想に反して、まさかの酸味に襲われてしまった…何か材料を間違えたのだろうか。
美味しそうな牛ハツの串焼き
街角でよく見かける串焼き。炭火の上に横たわった肉から伝わってくるジュージューという音は、食欲の戦いの始まりを宣言する角笛の音のように、食べるのを待ちきれなくさせる。焼きあがったら、弾むような歯ごたえと溢れるほど濃厚な肉汁の相乗効果で、最高に爽快な食体験を提供してくれるだろう。
牛ハツの串焼き
街角でよく見かける串焼き。漬けた牛ハツを串に刺してから木炭の火で焼くと、美味しそうな色と香りになる。さらに焼いたグレインの実とジャガイモを添えれば、ナタの軽食界で不動の人気を誇る黄金コンビの出来上がりだ！
微妙な牛ハツの串焼き
街角でよく見かける串焼き。火が暴走したせいで外側が焦げてしまったが、中身はまだ焼けていない。焦げた部分を切り捨て、もう少し焼こう…
美味しそうなワンダーボックス
仲間たちの考えたレシピを元に作られたお菓子の詰め合わせ。みんなの気持ちがたっぷり込められている。驚くほど細かい技によって仕上げられたお菓子からは真心が伝わってくる。食べるのがもったいぐらいだ。
ワンダーボックス
仲間たちの考えたレシピを元に作られたお菓子の詰め合わせ。みんなの気持ちがたっぷり込められた、可愛くて繊細なお菓子が箱の中に丁寧に詰められている。みんなの気持ちはどんな味なんだろう？
微妙なワンダーボックス
仲間たちの考えたレシピを元に作られたお菓子の詰め合わせ。みんなの気持ちがたっぷり込められている。見た目は特に変わったところはないが、妙な匂いが鼻につき、どうにも食べる気になれない…いっそ、記念として取っておこうか？
美味しそうなゴールデンアップルペストリー
リンゴで作ったデザート。たっぷりの甘い餡が味覚を包み、金色に輝く光のように、梢や葉の隙間を通って心へと届く。この暖かさに気分まで晴れやかになる。一つだけじゃ物足りない！
ゴールデンアップルペストリー
リンゴで作ったデザート。リンゴを均等に小さく切り、砂糖と他の香料を加え、とろみが出るまで煮詰める。その後、四角い生地で包んで、黄金色に膨らむまで焼く。サクッとした生地が柔らかい具材を包み込む一品。老若男女を問わず美味しく食べられる。
微妙なゴールデンアップルペストリー
リンゴで作ったデザート。長時間放置されたせいで柔らかくなった皮が、さらに柔らかな中身を包んでいる。想像していたサクサクとは程遠い…待って、どうしよう…粘り気がありすぎて口が開かなく…
きっちりチップス
カチーナのオリジナル料理。きれいに盛り付けられたチップス。揚げ具合がちょうどよく、サクサクしていて美味しい。カチーナが心を込めて丁寧に作ってくれたのが分かる。感想と褒め言葉を伝えたら、喜んでくれるだろうか？
幸運のおすそわけ
ムアラニのオリジナル料理。手に料理を持ったまま、サーフボードに乗ってこちらの周りをぐるぐる三周も回ってから、やっとお皿を置いてくれた。ロブスターのサイズが尋常ではない。「ジャジャーン！おっきいでしょ？さっき捕ってきたんだ！はい、幸運のおすそわけ！」満面の笑みを浮かべた少女の言葉に、ロブスターの身を包んだ豆ボールにも黄金の光が差してきたようだ。
竜狩り人の褒賞
キィニチのオリジナル料理。濃厚な香り漂う、大きな肉の塊。とても辛い。さっきから隣でアハウが文句をつけてくる…「オレたちがデッカイやつを捕まえた時にしか食べられないご馳走を、お前はただで食ってんだぞ。感謝しろよな！ってことで、オレ様に上等なジュースを捧げろ！」対して、キィニチの一言——「好きなだけ食べるといい。こいつのことは気にするな。」
美味しそうなブレイズ·ミートシチュー
辛い煮込み料理。色んな香料が肉の濃厚な香りを際立たせ、適度な辛さが口の中を覚醒させる。じゅわーっと溢れ出す肉汁とともに、幸福感が沸き上がる。最後の一滴まで飲み干したいっ！
ブレイズ·ミートシチュー
辛い煮込み料理。どこにでもある獣肉に香辛料をたっぷり加え、肉がほろほろに崩れるまでじっくり煮込んだもの。鍋の蓋を開けると、辛そうな熱気が立ち込める。お祝いメニューに悩んだ時は、これを選べば間違いなし！
微妙なブレイズ·ミートシチュー
辛い煮込み料理。燃えるような辛さに耐えきれず呑み込んだら、今度は胃袋から炎元素が飛び出しそう。消火のための水を用意すべきだった…
美味しそうなアカラジェ
油で揚げた軽食。揚げるという魔法の調理によって黄金の輝きを放つ衣は、中身の水分をしっかり閉じ込めてくれた。噛むとサクサクで、ジューシーで、二倍楽しい。一皿に二つしかないのが残念すぎる！
アカラジェ
油で揚げた軽食。ボール状に握った豆粉でできた生地を揚げ、中に野菜やエビの唐揚げ、そしてソースを入れれば出来上がり。少し手間はかかるが、それに見合う大満足の美味しさ。
微妙なアカラジェ
油で揚げた軽食。鍋の中で水分を根こそぎ奪われたエビのパサパサした食感はなんとか我慢できるが、口内を刺すほどの硬さはどうしようもない。幸い、二つしかないので、食べきるのも不可能ではない。
美味しそうなグレインチップス
三角形のチップス。サックサクのチップスに甘酸っぱいソース、濃厚なチーズ、香ばしい肉。口へ運ぶ手が止まらない。この最高の組み合わせは、まさに罪の味！
グレインチップス
三角形のチップス。油で揚げたチップスの上にソースをかけ、チーズをまぶし、最後に細切りした肉を載せれば、美味しいナタの朝食の誕生だ。
微妙なグレインチップス
三角形のチップス。油の染み出るチップスとネバネバのチーズが出会い、脂っこいことこの上ない。一枚食べて、すぐ手が止まってしまう味だ。
美味しそうなグレイン·ポソレ
野菜と肉のバランス抜群のスープ。柔らかい肉とシャキシャキした野菜の旨み、刺激的な辛さとスープの爽やかさが織りなす味の変化に心躍る。一気に一杯平らげてしまったが、まだ物足りない！
グレイン·ポソレ
野菜と肉のバランス抜群のスープ。ナタでは、色んなスープや具のバージョンが食べられているが、グレインの実をたっぷり入れるというところだけは不変のレシピである。
微妙なグレイン·ポソレ
野菜と肉のバランス抜群のスープ。出来上がったスープは灰色っぽくて、想像していた鮮やかな緑とは程遠い…緑の野菜をもっと加えれば、なんとかなるだろうか…？
美味しそうなグレインカップ
グレインの実のおやつ。新鮮なグレインの実の粒が舌の上で炸裂し、まるで口の中で賑やかなパーティーが始まったよう。爽やかで甘い後味もたまらない。
グレインカップ
グレインの実のおやつ。グレインの実を一粒ずつもいで、エンバーコアフラワーの蜜と一緒に煮込んだら出来上がり。一粒一粒のジューシーな果肉の香りと甘みが楽しめる。
微妙なグレインカップ
グレインの実のおやつ。加熱しすぎたせいで水分は蒸発し、しわしわになった実だけが残った。お世辞にも「美味しそう」とは言い難い。
美味しそうなカウサ
色鮮やかな料理。見た目が繊細でしっとりとした口当たりも申し分ない。それぞれの層の味が交わって、口の中で味覚の花火が打ち上げられる。これほど完璧な前菜を味わえば、メインディッシュへの期待は無限に膨れ上がってしまうだろう。
カウサ
色鮮やかな料理。ジャガイモをすりつぶしてペースト状にし、間に色んな具材を挟む。最後にソースをかければツヤが出て、手の込んだ小さなケーキのような見た目に。多くのナタ人の大好物だ。
微妙なカウサ
色鮮やかな料理。ステキな見た目に惹かれて、さっそく一口！するとパサパサのポテトが喉につっかえて、むせてしまった。こ、これは…煮卵の黄身…？
美味しそうなチョコレート
ボール状のおやつ。口に入れるとベルベットのように滑らかに溶け始め、ショコアトゥルの種のほのかな温かさの後に、軽やかな甘みが広がる。味わっていると、最後には自然と笑みがこぼれてしまう——そんな、まさに魔法の味。
チョコレート
ボール状のおやつ。ショコアトゥルの種が芽吹く土地は、チョコレートに特別な風味を与えるという。荒々しい鉱土の香り、甘い果物の香り…次の一口はどんな味がするんだろう？
微妙なチョコレート
ボール状のおやつ。砂糖を入れすぎたのか、ショコアトゥルの種特有の風味は消え去り、厚みのある味わいどころか、しつこい甘さと歯にまとわりつくベタベタ感だけが残るものになっている…歯は磨けばいいけど、残りのチョコレートはどうすれば？
美味しそうなセビチェ
フルーツ香る魚のマリネ。フレッシュな味わいの後に、酸味と辛味の織りなす刺激の波が押し寄せる。波のように幾重にも重なる味が、小さな魚料理に凝縮されている。味の海のサーフィンが終わっても、興奮は冷めない。
セビチェ
フルーツ香る魚のマリネ。皮を取り除いた新鮮な生魚を角切りにし、マリネの液に漬け込む。魚が白くなってきたら、細かく切った付け合わせの野菜を載せれば、酸っぱ辛いナタの名物の出来上がり。
微妙なセビチェ
フルーツ香る魚のマリネ。漬けが足りなかったのか、魚の身に味が染みていない。まあ、食材が新鮮なので、味はそこまで悪くないが、残念な気持ちはぬぐえない。
美味しそうなタタコス
薄い生地で具材を包んだ料理。熱々の生地と具をかじり、口の中に流れ込んでくる香りと情熱に酔いしれていると、ナタの人々に伝わる、とある言葉が思い浮かぶ——「人生は裏切っても、タタコスは絶対に裏切らない」。
タタコス
薄い生地で具材を包んだ料理。薄い生地を焼き、野菜や焼いたエビを載せ、最後にソースをかける——たったのスリーステップでタタコスの完成だ。ナタでは、燃素と同じように至るところで見られる料理である。
微妙なタタコス
薄い生地で具材を包んだ料理。繊維のように薄く見えた生地だが、噛むと鉄のように硬かった。中に包まれた具は美味しいので、生地のことを忘れれば、美味しい焼きエビだと言えないこともない…
美味しそうな魚のミントソースグリル
たっぷりソースの絡んだ焼き魚。香ばしいカリカリの皮と、柔らかく弾力のある身…ごく普通の調理方法が生んだ、最上の味わい。
魚のミントソースグリル
たっぷりソースの絡んだ焼き魚。魚の身に切り込みを入れ、腹に香料を入れて焼き上げた後、濃厚なミントソースをかければ完成。爽やかな香りに満ちた魚肉が食欲をそそる。
微妙な魚のミントソースグリル
たっぷりソースの絡んだ焼き魚。濃すぎるソースのせいで魚本来の味は消え去り、口の中にミントの香りが充満する。果てには、これが焼き魚の料理であったことさえ忘れてしまう…
美味しそうなカラフルフォレスト
新鮮なフルーツと野菜のサラダ。酸味の効いた豊かな味が舌から心へと染みわたり、まるで森の中を散策している時のような、瑞々しい爽やかさを感じられる。
カラフルフォレスト
新鮮なフルーツと野菜のサラダ。作り方は超簡単。湯がいたグレインの実と細かく切った野菜の上に、ドレッシングをかけてよく混ぜ合わせれば完成！何といっても、いくら食べても罪悪感ゼロ！
微妙なカラフルフォレスト
新鮮なフルーツと野菜のサラダ。生のフルーツと野菜をそのまま噛んでいるのと変わらない…よくよく思い返したら、そういえば——ドレッシングを入れるのを忘れてた…
美味しそうなちび竜ビスケット
赤ちゃん竜の形をしたクッキー。香ばしいバターの香りが食欲をくすぐり、ショコアトゥルの種とグレインの実が織り成す美味しさを引き立てる。可愛らしい見た目は人を魅了し、甘い匂いで次に伸ばす手を止められない。指先から零れ落ちるクッキーの欠片も見逃さない！
ちび竜ビスケット
赤ちゃん竜の形をしたクッキー。サクサクの食感とほんのり甘い味、そして竜が描かれたキュートな見た目に、ナタ人だけでなく、竜までが虜だとか？ちょっと待って…竜がクッキーを食べるの？
微妙なちび竜ビスケット
赤ちゃん竜の形をしたクッキー。精巧な見た目とは裏腹にあまりにも淡泊すぎる味で、とても硬い。決して美味しくはないが、まずいとも言い難い…そうだ、竜の赤ちゃんに歯固め棒として使ったら、喜ぶだろうか？
美味しそうなドキドキポンポン
色んな味がするお菓子。口の中で「小さな爆弾」が次々と炸裂する感触は、サプライズの連続。たまらず両手で交互に口の中へ放り込めば、パチパチという音と共に、ストレスまで一気に吹っ飛ぶ。
ドキドキポンポン
色んな味がするお菓子。目を閉じれば、次にどんな味が来るのか、ドキドキが止まらない。冒険好きな「懸木の民」には大人気の一品だ。ちなみに、「ポンポン」はグレインの実が高温で弾ける音から来ている。
微妙なドキドキポンポン
色んな味がするお菓子。一気に何粒も口に入れたら、何とも言えない味が口の中に広がり、胃が微かに焼けるような感じがした…たまたま運が悪かったのか、それとも全部こんな味なのか、どっちなんだろう…
美味しそうな温泉タイム
グレインの実で作ったピザ。長く伸びたチーズの糸がまるで金色の滝のよう。ジューシーなグレインの実の甘みと塩気のハーモニーに胃袋が踊りまくる。一皿平らげた後もしばらく余韻が残る。
温泉タイム
グレインの実で作ったピザ。生地の上にグレインの実を平らに載せて、チーズをふんだんに載せてオーブンで焼き上げる。最後に、かわいいコホラ竜を描き上げたら完成！アツアツの一口は、温泉で過ごした贅沢なひと時を思い出させてくれる。
微妙な温泉タイム
グレインの実で作ったピザ。グレインの実の甘みとチーズの塩気の出会いはロマンチックなデートとなるのか、はたまた水と油の関係と化すのか？残念ながら、これは後者のような…
美味しそうなきらきらジュエリー
カラフルなクッキー。透明感のある甘酸っぱいジャムの光沢で、サクサクのクッキーがさらに魅力的に輝いて見える。鮮やかでカラフルなお菓子の味は、高級宝石と同じくらい価値がある！
きらきらジュエリー
カラフルなクッキー。生地のプレートの上に、様々な色合いをした違う味のジャムが飾られている。まるで精巧な宝石のペンダントのようだが、正体は甘くて美味しいクッキー。間違えないように注意して！
微妙なきらきらジュエリー
カラフルなクッキー。まるで本物の宝石と歯がぶつかるような噛み応えは何とも言えない…もしこのクッキーを集めて、敵の不意を突いて投げれば、致命的な一撃を与えられるかも？
美味しそうなアップルシュトゥルーデル
リンゴをベースにした伝統的なスイーツ。甘いリンゴの香りが鼻から抜けると、暖炉の傍にいるかのような幸福感に包まれる。一口目を飲み込まないうちから、まるで誰かに操られるかのように、フォークは次の一切れへと伸びていく。
アップルシュトゥルーデル
リンゴをベースにした伝統的なスイーツ。サクサクの美味しさの秘密は薄い皮。噂によると、モンドのベテランパティシエが作った皮は、本のページにかぶせても文字が透けて見えるほど薄いのだという。
微妙なアップルシュトゥルーデル
リンゴをベースにした伝統的なスイーツ。リンゴと生地が無理やりくっつけられ、ありもしない共通の話題を探そうとしているかのよう。どれだけ香り高いバターでも、その気まずい雰囲気を変えることは難しそうだ。
美味しそうな獣肉ハリケーン
人気の肉料理。濃厚な肉の香りが体と心に旋風を巻き起こし、肉料理への欲求を満たしてくれる。なるほど、大勢が集まる場でこの料理が必ず登場するのも頷ける。
獣肉ハリケーン
人気の肉料理。薄切りの肉の上にベーコンやほかの食材を載せて巻き上げ、きつね色に焼いた後、スープに入れて煮込めば完成。切った断面に浮かび上がる、肉に包まれた餡の模様はまるで竜巻のよう。
微妙な獣肉ハリケーン
人気の肉料理。初めは順調に調理を進めていたのだが、カットの段階で、巻いた肉が爆発してしまい、獣肉と付け合わせの食材がぐちゃぐちゃに…まさに竜巻に荒らされた後のよう。
マジックスペシャル
不思議なスペシャルドリンク。固く締められた小さな瓶に入っており、一見普通のドリンクとなんら変わらない。もしかしたら、より美味しくなるマジックがかけられているとか…？しかし、そんなマジックは本当に存在するのだろうか？
美味しそうなカリカリクロワッサン
パンとコーヒーのセット。両端の尖ったパンは、外はカリカリ、中はふっくら。バターの甘い匂いが漂っている。コーヒーの濃い香りと交じり合い、まさに傑作と言える一品。朝食でも間食でも、このような完璧なセットを食べられたら、どんなに疲れた人でも元気を取り戻せるだろう。
カリカリクロワッサン
パンとコーヒーのセット。こねた生地に卵液を塗り、オーブンで焼く。すると、熱々の膨らんだパンが焼きが上がる。噂によれば、卵液を塗るこの工程はパン職人がサインしているのだという。今回のサインはとても整っているようだ。
微妙なカリカリクロワッサン
パンとコーヒーのセット。硬いパンはまるで水分を失くしたかのように噛みにくい。苦味と酸味のある飲み物は、薬を飲んでいるかと錯覚させる。幸いなことに、これはただの間食だ…
美味しそうなプクプクアイスクリーム
水色のアイスクリーム。カップにあるキュートなプクプク獣の模様がいいアクセントとなっている。ミルクの香りが織りなすまろやかな味わいが、塩気と交じり合う。食べるときはまるで海流を漂うかのような、新たな冒険に出会える。このような美味しい冒険は、いつまでも終わらないことを願いたい！
プクプクアイスクリーム
水色のアイスクリーム。真夏に暑さをしのぐアイスクリームを食べるのは最高の楽しみである。涼しく爽やかな口当たりは、まるで海に飛び込んだかのように雑念を消し去り、心に爽快感だけを残す。
微妙なプクプクアイスクリーム
水色のアイスクリーム。大粒の海塩によって味覚が不意打ちを受け、過度なしょっぱさで意識を失いそうになる…勇気を振り絞ってもう一度試そうとした時には、アイスクリームが既に溶けていることに気づく…
香り交じり合う風味
エミリエのオリジナル料理。発酵フルーツジュースが持つ花と果実の淡い香りによって引き立てられ、草木の吐息が口の中を巡る。加えてクリームの甘さがシルクのように唇を撫でる。そして、満ちた香りが消えたと思いきや余韻を残し、サプライズを与えつつ忘れられない思い出を刻んでくれる。
美味しそうなフリカッセ·ドゥ·プーレ
誰もが知るフォンテーヌの肉料理。クリームとチキンがロマンチックなダンスを踊り、たちまち濃厚な香りを広げて、食べた人を心地よくさせる。噂によると、この料理はフォンテーヌの食卓の常連らしい…こんなに美味しいなら、確かに一生食べても飽きないだろう。
フリカッセ·ドゥ·プーレ
誰もが知るフォンテーヌの肉料理。まず、肉の表面を油でカリカリになるまで焼いてから、玉ねぎと他の具材を炒める。そして、発酵したフルーツジュースを加えて一緒に煮込む。スープが濃くなったら、クリームを加えるのを忘れてはならない。出来上がった肉にクリームがまんべんなく絡み、フォンテーヌ人たちが最も慣れ親しんだ温かい味となる。
微妙なフリカッセ·ドゥ·プーレ
誰もが知るフォンテーヌの肉料理。口に入れた瞬間、すぐに違和感を覚える。滑らかなクリームはあるものの、パサパサの肉を中和しきれていない。それどころか苦味すら出している。この料理を前にすれば、食欲など一瞬にして消えてしまうだろう。
ウマウマシャワルマサンド
セトスのオリジナル料理。少しカリっとした皮は噛み応えがある。肉も市販のものとは違った味付けで、かつてない新鮮な美味しさが味覚を征服した。まだ食べ足りないと思ってしまったことを察したのか、隣に座っていた少年はまばたきをしてこう言った——「秘伝のレシピだから、ここでしか食べられないよ。」
「狩りの収穫」
クロリンデのオリジナル料理。獲れたての鳥肉を軽く焼いただけの料理。柔らかい口当たりと美味しい後味は、火の通りに対する疑いもすっかり消し去ってしまう——だって、クロリンデが先に食べていたのだから。旅人も…狩人のような胃袋を持ってるはず。
美味しそうな鴨胸肉のオレンジソースソテー
果物の香りがする肉料理。柑橘の香りがジューシーな鴨肉に独特の甘さを添える。完全に飲み込む前に、フォークが次の一切れに移ってしまう——待ちきれないほどの美味しさなのだ。フォンテーヌの食文化がいかに変化しようとも、この料理が定番の一品として残り続けているのも納得できる。
鴨胸肉のオレンジソースソテー
果物の香りがする肉料理。鴨の胸肉を焼いてからスライスして盛り付け、バブルオレンジで作ったソースをかける。カリッとした皮と分厚く柔らかい肉、そして酸味の効いたソースが合わさり、フォンテーヌの伝統的な美味しさを織りなす。
微妙な鴨胸肉のオレンジソースソテー
果物の香りがする肉料理。ソースが鴨肉の脂っこさを中和できておらず、かえって渋みを増している。呑み込んでみたら、盛り付けから湧いた食欲は跡形もなく消えてしまった。
炉火の昔語り
アルレッキーノのオリジナル料理。余計な味付けがされていない生肉には、血の匂いと旨味があり、舌に高らかな交響曲を刻む。最後に残る余韻はさらにあっさりとしたもので、料理人のある瞬間における「処理」のスタイルを彷彿させる…
栄養たっぷりバランス食
シグウィンのオリジナル料理。「早く食べないと、スフレが崩れちゃうのよ。」真摯な眼差で優しく促されて、思わずフォークを持ち上げてしまった。しかし、この見覚えのある不気味な肉と、記憶に新しい栄養たっぷりミルクセーキ…どうしたものか。
美味しそうなバブルスフレ
バブルオレンジに詰めた小さなケーキ。最初はふんわりとした食感で、やがて濃厚な卵の風味と爽やかでフルーティーな香りが口の中でとろける。まるで柔らかな雲の中で溺れているかのよう——周りの空気までほのかに甘く染まる。
バブルスフレ
バブルオレンジに詰めた小さなケーキ。くり抜いたバブルオレンジの中に卵白をメレンゲにして入れ、スフレが均一に膨らむまで焼き上げる。「バブル」という言葉が使われているのは、材料にバブルオレンジが使われているからだけでなく、出来上がったものが泡のようにふわふわとした食感を体験させてくれるからである。
微妙なバブルスフレ
バブルオレンジに詰めた小さなケーキ。焼いている時、我慢できずオーブンを開けてこっそり見ようとした結果、膨らみ始めたスフレが急に崩れてしまった…好奇心は猫だけでなく、ケーキにも害をもたらすようだ。
ロック団子牛乳
舞台の下に一日放置され、ロックを浴びて発酵した団子牛乳——ロック団子牛乳！
味に不思議な変化が起きている。だが、さらに不思議なのは、元の二倍の値段で売れること。
実にロックと言えよう。
「ファッションショー」
千織のオリジナル料理。ありふれた鯛焼きも、彼女の器用な指先にかかれば、あっという間に大変身。様々な「衣」によって包まれた美味しい餡は、見た目良し味良しと、二つの楽しみをもたらしてくれる。菓子職人の仕事と言っても過言ではないほどの腕前だ。
美味しそうなお肉たっぷり寿司
焼いたお肉をネタにした寿司。柔らかな肉の食感と濃厚な肉汁は、一瞬にして歯と頬の隙間を満たす。一皿食べれば、まるで高い山の頂から遠くを眺めているかのような気分になり、不思議な満足感を得られる。
お肉たっぷり寿司
焼いたお肉をネタにした寿司。柔らかな薄切り肉が幾層にも重なり、高い山となっている。繊細な大根おろしが意味するのは白い山頂だ。この一皿は見た目だけでなく、味覚も楽しませてくれる。
微妙なお肉たっぷり寿司
焼いたお肉をネタにした寿司。肉の切り身が散らかっており、口当たりはパサパサ。まるで険しい山を登っているかのような気分になる。途中で諦めるのも賢明な選択かもしれない…
飲茶しようぜ！
嘉明のオリジナル料理。蒸籠の中で行儀よく並んでいるのは、生き生きとした猊獣まん。これを見ると、杭の上で舞の稽古をする勇ましい少年をふと思い出す…「何ぼーっとしてんだ？お茶でも飲もうぜ、ほら。」そう言って、爽やかな笑顔を見せる少年が湯呑を手渡してくれた。
四喜円満
閑雲のオリジナル料理。香ばしい肉団子を見たあなたが驚きの表情を浮かべるより早く、閑雲が口を開く。「このような俗世の料理を作ることなど、妾にとっては容易いこと。さあ、熱いうちに食べるといい。この先の道が健やかで喜びに満ち、万事順調であらんことを。コホン、まぁたまには特別な感じがあってもいいであろう？何か言いたいことでも？」
美味しそうな沈玉茶
よく見る璃月のお茶。その口当たりは淡く上品。まるでそよ風が、沈玉の谷いっぱいに広がる爽やかな香りを口の中に運び、茶山の上でさらさらと湧く水の音を耳元に届けてくれているかのようだ。
沈玉茶
よく見る璃月のお茶。時に、人生とはお茶をじっくり嗜んだ後の余韻のようなものなのかもしれない。
微妙な沈玉茶
よく見る璃月のお茶。白湯のように味がないため、思わず何度も湯呑をのぞき込み本当にお茶なのか確認した。果たして湯の温度が低かったのが問題なのか、それとも抽出時間が足りなかったのか…？
美味しそうな古華風·魚と羊肉の煮込み
手記に載っていた古い料理。乳白色のスープが喉を通ると、あまりに美味しすぎて、胃が二つないのを惜しいと思ってしまう。冬にこんな鍋を食べたら、次の春は物足りなく感じてしまうのではないだろうか。
古華風·魚と羊肉の煮込み
手記に載っていた古い料理。鮮魚と羊肉を鍋で一緒に煮込む。柔らかな「魚」と旨味の詰まった「羊」が合わされば、まさに「鮮」らかな一品となるだろう。
微妙な古華風·魚と羊肉の煮込み
手記に載っていた古い料理。羊肉の臭みと魚肉の生臭さがなじまず、急に口の中で闇雲にぶつかり合う。今は他のことに構っている暇はない。ひたすら口をゆすいで、舌が受けた衝撃を和らげなければ…
美味しそうな仔鳩の茶葉燻製
人々に愛される料理。薄い皮はパリッとしており、まるで褐色を帯びた半透明の紙のようである。引き締まった鳩肉とコクのある肉汁は、客の食欲を満足させるばかりか、その心までをも鷲掴みにする。
仔鳩の茶葉燻製
人々に愛される料理。お茶とタレに仔鳩を一晩漬け込んだ後、乾かして油で揚げる。すると、鳩肉からはお茶の香ばしさが溢れ出てくる。この作り方は長年にわたり受け継がれてきており、宴会の美食とされている。
微妙な仔鳩の茶葉燻製
人々に愛される料理。鳩の足と羽先が黒焦げなのは、火加減の調整を怠ったことを物語っている。辛抱強く処理すれば、かろうじて口に入れられるだろう。
美味しそうな玉紋茶葉蛋
伝統的な璃月料理の一つ。茶の香りが卵の中に見事に溶け込んでいて、大きくかぶりついても、少しずつかじっても、どちらも味わい深いものがある。
玉紋茶葉蛋
伝統的な璃月料理の一つ。その作り方は人々によく知られている。煮込む際、茶の香りが卵の殻にあるヒビから中に染み込んでいく。出来上がったものには、まるで玉石の上を走るきめ細やかなヒビのような模様が入っており、実に美しい。
微妙な玉紋茶葉蛋
伝統的な璃月料理の一つ。食べてみるとただのゆで卵と何ら変わらない。選んだ茶葉に問題があったのか、それとも調理方法が間違っていたのか…？
美味しそうな良茶満月
卵黄が入った茶葉のお菓子。舌触りの良い卵黄がほろほろとほぐれ、そこに幽谷のかすかなお茶の香りが混ざり合う。ほんの一口かじるだけで確実に幸せな気持ちになることができ、うっとりとする。飽きることなく何個でも食べられ、最後は口の端についた皮さえも逃がさず食べたくなる。
良茶満月
卵黄が入った茶葉のお菓子。まず塩漬け卵を蒸し焼きにして、餡で包む。そして茶葉の粉末を加えた皮で覆い、満月の形状になるようにこねて、焼き上げる。外はサクサク、中の餡は甘じょっぱい。異なる味が層となり、人々を魅了する。
微妙な良茶満月
卵黄が入った茶葉のお菓子。手に取ると、表面の皮が崖崩れのようにボロボロとはがれ落ち、一口食べるとベトベトしていて甘ったるい…まずい、喉に何か詰まったみたいだ。まず水を飲んで落ち着いてから、残りをどう処理するか考えよう。
美味しそうな蜜汁チャーシュー
璃月伝統の焼き料理の一つ。赤くふっくらとしており、香りは芳醇で味は濃厚。一目見ただけで食べたくてたまらなくなるだろう。口に入れると甘みのある肉からたっぷりの肉汁が広がる。ご飯一杯ではとても足りないだろう！
蜜汁チャーシュー
璃月伝統の焼き料理の一つ。「叉焼」という名の通り、しっかり漬け込んだ肉を特製の鉄の「叉」に刺し、かまどに吊るして焼き上げたもの。出来立てのチャーシューの美味しさは多くの美食家を虜にしている。
微妙な蜜汁チャーシュー
璃月伝統の焼き料理の一つ。味付けが甘すぎて、口当たりはくどくなっている。璃月には「毫釐の差は千里の謬り」ということわざがある。これは料理にも当てはまるようだ。
美味しそうな大肉団子の醤油煮
伝統的な璃月の名物料理。青々とした刻みネギと赤い肉団子がお互いを引き立て合っている。繊細かつ卓越した包丁さばきによって、口に入れるとすぐにとろけ、脂がのっているのにしつこくない。一口食べれば、思わず絶賛の声が漏れる。すべて平らげれば、きっと幸運に恵まれるだろう。
大肉団子の醤油煮
伝統的な璃月の名物料理。適度に脂がのった肉にシャキシャキとしたタケノコを刻んで合わせ、手でこねて丸く成形してから、揚げて煮込む。多くの人々に好まれており、家庭料理としても宴会料理としても振る舞われる。
微妙な大肉団子の醤油煮
伝統的な璃月の名物料理。コロコロとした丸い形と、濃厚な香りを放っているその様は、何の問題もなさそうである。だが一口食べてみると、肉質が硬くパサパサしている。選んだ肉に赤身が多すぎたのではないだろうか？
美味しそうなモツのコリコリ炒め
璃月の名物料理の一つ。紅と白の二輪の肉の花が、舌の先で咲いているかのようだ。柔らかくて歯ごたえが良く、塩辛い風味がよく染み込んでいて、まさに絶品と言える。ペロリと一皿平らげて、美味なりと連呼することだろう。
モツのコリコリ炒め
璃月の名物料理の一つ。油を強火で熱し、鍋を大きく振り回す。火加減のコントロールがとても試され、少しでも足りなければやや生焼けとなり、やりすぎるとへたってコリコリではなくなる。璃月の熟練料理人が腕前を自慢する時によく選ばれる一品。
微妙なモツのコリコリ炒め
璃月の名物料理の一つ。うっかりしてヘラでひっくり返すのが間に合わず、燃え盛る炎がコリコリの食材を容赦なく巻き込んでしまった。結果、ただの黒焦げの「モツのコリコリ炒め」が出来上がった。
美味しそうな八宝福禄鴨
真の力量が試される料理。丸々と太った福禄鴨が鍋から出ると、食欲を抑えきれなくなる。最後に濃厚な餡をかけ、さらに赤くつや出しをする。こうして、色·香り·味が集まって一体となる。一口食べれば忘れられないこと違いなし。
八宝福禄鴨
真の力量が試される料理。骨を取った仔鴨に、肉や野菜を合わせた八種の具材を入れ、それを八宝と呼ぶ。そして、ひょうたんの形に整えて福禄吉祥の意味を表す。素材への理解、包丁さばき、絶妙な火加減、どれも欠けてはならない。そのため、あらゆる宴会の席において主役として堂々と登場するのに相応しい一品。
微妙な八宝福禄鴨
真の力量が試される料理。目が痛くなるまで頑張ってやっと骨を全部取り除いた。この料理は包丁さばきだけでなく、体力と忍耐力も試されているようだ。残念ながら、せっかく形を整えた鴨も揚げ鍋の中でバラバラになってしまった…再挑戦するよりも、今は目を閉じて一休みしよう。
美味しそうな心尽くし
豊富な食材を用いた主食。黄金色の卵液がご飯の一粒一粒に錦の衣を羽織らせ、ハムの芳醇な薫りが、強い火力によってその中に見事に沁み込んでいる。このように心のこもった料理を味わえば、遠路はるばる訪れた親族や友人の誰もが「わが家に帰ったような気分」になるだろう。
心尽くし
豊富な食材を用いた主食。ハムや鳥の卵などの食材を米と一緒に炒めたもの。入れる食材は自由度が高く、アレンジが多岐にわたるため、璃月のほとんどの家庭で作られている。
微妙な心尽くし
豊富な食材を用いた主食。火加減が弱くて水分が多すぎたため、べちゃべちゃした食感になっており、本来の料理の面影もない。次回はもっと強火で炒めてみるべきかも…
美味しそうな知足常楽
にがりの旨味が香る豆腐料理。香ばしく炒めた豆腐には濃厚な香りの出汁が含まれており、クセになる辛さの中に何とも言えない「肉の香り」が漂う。軽く噛むだけで口の中にコクが広がり、余韻が尽きない。
知足常楽
にがりの旨味が香る豆腐料理。豆腐を炒め、タレを絡めて両面を焼き、色づいたら完成。ごく一般的な材料を使っているが、濃厚な風味は香り高く、ご飯がすすむ。家庭料理にぴったりな一品といえる。
微妙な知足常楽
にがりの旨味が香る豆腐料理。豆腐は辛すぎて口に入れにくい。時間をかけて、その濃すぎる味付けを水ですすげば、なんとか食べられるかも…
美味しそうな繁絃急管
独特な風味の肉料理。それぞれ食感の異なるこま切り肉はさまざまな楽器を一斉に奏でたようで、繊細な味付けがたくさんの香りを巧みに融合させている。ある評論家が言うように、百の調べに乗って味が千変万化し、複雑に絡み合うこま切れ肉からは色々な味が続々と出てくる——その妙はまるで仙境に登るかのごとく…
繁絃急管
独特な風味の肉料理。いろんな種類の肉類をこま切りにし、味付けして炒めたもの。使用する具材が複雑で、味の変化も多岐にわたるため、シェフの力量が大変試される料理である。老舗の料理屋でも、この料理はめったに見られない。
微妙な繁絃急管
独特な風味の肉料理。炒めるときに加熱しすぎており、また各種のこま切れ肉が雑然と混ざり合っていて、料理全体が肉そぼろになってしまっている。口に入れると、酸っぱくしょっぱく苦く渋い味がして、完全に味覚をかき乱される。
美味しそうな金玉満堂
新鮮な香り漂う璃月の料理。なめらかに練り上げたカニの身とみそがプリプリしたエビを包んだ様は、まるで精巧に細工された宝物のようで、思わず食指が動く。味見をすると、口の中に新鮮な香りがあふれ、舌の上では波が湧き上がる——エビとカニの群れがなす、美味の川を堪能できるだろう。
金玉満堂
新鮮な香り漂う璃月の料理。味付けされたエビに、濃厚なかにみそを合わせて焼き上げたもの。輝くかにみそはまるで金、透き通ったエビはまるで玉のようであることから、「金玉満堂」と名付けられた。
微妙な金玉満堂
新鮮な香り漂う璃月の料理。丁寧に処理されていないエビと生煮えのかにみその間には、苛酷なエビカニ戦争があったかのような奇妙な雰囲気が漂っている。材料そのものがまだ新鮮であることを考えると、匂いを無視すれば、この散らかった一皿もかろうじて食べ物のうちに入るかもしれない…
美味しそうな千霊ムース
青く輝く千霊祭のデザート。それはキラキラと透き通っており、まるで輝く水面のよう。形は上品で趣があり、枝から摘んだばかりの花を思わせる。口当たりが軽やかで、雪溶けのような喉越しを味わえる。千霊祭で最も幸せな点を挙げるなら、これほど美味しいものを食べられることであろう！
千霊ムース
青く輝く千霊祭のデザート。湖光の鈴蘭のつぼみの形を参考にして作られたムース。千霊祭の風習がお菓子をねだるものに変わってから、一転して最も人気のあるフォンテーヌのお祭りグルメになった。「トライアル·オア·トリート（お菓子をくれなきゃ裁判するぞ）！」が聞こえたら、みんなに分けてあげるのを忘れずに！
微妙な千霊ムース
青く輝く千霊祭のデザート。少々微妙な見た目をしており、その形はトリックフラワー·氷を連想させる。参考にしたのは、湖光の鈴蘭に化けたトリックフラワーだったのではないだろうか？千霊祭でこんなデザートを出したら、裁判になるかもしれない…こっそり片付けておこう！
「どれでもどーぞ！」
ナヴィアのオリジナル料理。「さあ、どれでもどーぞ！」といつもの陽気な声が響くと、目に飛び込んでくるのは美しく洗練された、二段の豪華なケーキスタンドと綺麗に並んだマカロン。その上に描かれた表情はそれぞれ違っており、どれも味わい深い…思わず考えてしまう——もし欲張って全部もらったら、ナヴィアはどんな顔をするだろうか？
罪·対処不必要型
シュヴルーズのオリジナル料理。健康の観点から言えば、これは疑う余地もないほど「罪」である。特巡隊の隊長であるシュヴルーズは、職業倫理と個人的なモラルから、罪を消し去る重責を簡単に人に渡しはしない…が、時には信じている人と重責を分かち合うことも、ストレスを解消する良い方法ではないだろうか。
美味しそうなカラフルマカロン
色とりどりの丸い小さな焼き菓子。外は薄くサクサクで中はしっとり柔らかく、すべてが完璧でちょうどいい具合。一つ食べてみると、まるで子猫に軽く鼻先を擦り付けられたような気持ちになる。誰もがこの甘いロマンに魅了されるだろう。
カラフルマカロン
色とりどりの丸い小さな焼き菓子。フォンテーヌには「デザートにマカロンがないのは、源泉のない水のようなもの」ということわざがある。水の国を代表するスイーツの一つとして、フォンテーヌのパティシエはもちろん、巷のスイーツ愛好家もその作り方をそらんじることができる。
微妙なカラフルマカロン
色とりどりの丸い小さな焼き菓子。一つ目を手に取って、食べてみると中がスカスカ。二つ目を手に取ると、形が少し歪んでいる。三つ目は表面がざらざらしていて、色にもムラがある…細部にうるさいフォンテーヌのスイーツだけに、望んだものを作るにはもっと長い習練が必要になりそうだ。
美味しそうなポンコロ·ワッカリング
金色に輝く揚げ物で一種の軽食。出来たての香ばしい香りが漂うと、誰もがすぐに食欲をそそられる。左手で「ワッカリング」を持ち、右手で「ポンコロ」をつまむ。軽妙なサクサク音と共に、口いっぱいに旨味が広がる。
ポンコロ·ワッカリング
金色に輝く揚げ物で一種の軽食。鶏ひき肉をドーナツ状にし、輪切りにした玉ねぎと合わせて「リング」を作る。魚のすり身とマッシュポテトを丸めて「コロコロ」とした形にする。最後に揚げ物用の鍋に入れると、ジュワジュワという音と共に「ポンコロ·ワッカリング」が誕生する。
微妙なポンコロ·ワッカリング
金色に輝く揚げ物で一種の軽食。余分な油を切るのに長い時間をかけたため、噛んでも揚げ物特有のサクサク感がなく、しんなりしている。うーん…海岸のカモメなら、こういう食べ物を受け入れてくれるだろうか？
独占秘話·グルメコラム
シャルロットのオリジナル料理。独占記事を追っている彼女に同行したとき、彼女から手渡されたスナック。フィッシュフライが口の中でサクサクと音を立てる。ふと横を見ると、彼女は元気に歩みを進めている。ふたつのリズムが次第に重なり合う…記事は未完成だけど、喜びと充足感はこの瞬間、クライマックスに達した。
「プル·ラ·ジャスティス」
フリーナのオリジナル料理。フォンテーヌで「プル·ラ·ジャスティス」とは「正義のために」を意味する。彼女はかつて大きな舞台の上で、最も崇高な正義が誕生する瞬間を目の当たりにした。この重層的な風味は、起伏に富んだ波のようで…最後には重荷から解放される安堵感を得られる。彼女自身の経験から着想を得たんだろうか？
美味しそうなプクプクシュークリーム
クリームを挟んだデザート。一口食べると病みつきになり、思わず残りを一気に平らげてしまう。口元に付いたクリームでさえ、心を幸せな気持ちで満たしてくれる。食後のデザートがいつもこれだったら、この冒険生活はどれほど素晴らしいものになるだろう！
プクプクシュークリーム
クリームを挟んだデザート。外側のふわふわな生地がたっぷりのクリームを包み込み、まるでプクプク獣のお腹のようにぽっちゃりとして愛らしい。濃厚で柔らかいクリームはみんなの心をつかむ。
微妙なプクプクシュークリーム
クリームを挟んだデザート。出来上がってから長時間放置されてしまったため、外側の生地のサクサク感が失われてしまった。期待した食感とはまるで違う。一口食べただけで、「死刑」と宣告したくなる。
美味しそうなフォカロルスのために
長方形の小さなケーキ。コーヒーとアーモンドの香りが思考を前へと押し進めてくれる。いつの間にか、絶え間なく展開する壮大華麗な歌劇に引き込まれたかのよう。その魅力に浸りながら、最後の幕が下りてこないことを願うばかり。
フォカロルスのために
長方形の小さなケーキ。遥か昔、あるパティシエが、フォンテーヌの人々が水神を深く敬愛していたことからインスピレーションを受け、このデザートを作ったという。技術力を要する手順や、いくつも重なった層は、水神の影響力を如実に示している。
微妙なフォカロルスのために
長方形の小さなケーキ。各層の味はほとんど同じで、手を抜いたのか、いくつかの層が欠けている。プロなら一口食べただけで、作り方に問題があることに気づくだろう。
秘伝のローストリブ
リオセスリのオリジナル料理。「すぐここを離れろ。今からキッチンが爆発する」と言って部下の出入りを禁じたかと思うと、しばらく後、豪華な肉料理が目の前に運ばれてきた。ジューシーな肉汁とカリッとした皮は格別な組み合わせ。ただ、味付けは最近流行りの某調味料とまるで同じ…
「無欠のピュルテ」
ヌヴィレットのオリジナル料理。高山の清らかに澄んだ水を使った、この上なく精妙で貴重な逸品だとヌヴィレットは言う。味わってみると、確かに口当たりがよく美味しい。とはいえ、ほとんど普通のスープと変わらないという点には、触れないほうがいいかもしれない…
美味しそうなクレームクレープシュゼット
具材の入ったクレープ。軽やかなクリームと濃厚なジャムが絶妙なハーモニーを奏で、柔らかなクレープは、まるで風になびくスカート。舌の上で優雅なダンスが始まる。
クレームクレープシュゼット
具材の入ったクレープ。まずはクレープ生地を焼き、次にジャム、クリーム、果物のスライスをトッピング。作り方は一つだけではなく、具材次第で様々な味が楽しめる。
微妙なクレームクレープシュゼット
具材の入ったクレープ。最初の一口はあまりにも淡白で、味覚を失ったのではないかと心配になった。次の一口ではその甘さに圧倒され、味覚を失ったほうがマシかと思うほどだった…。スリリングな体験は、まるで荒波の中をウェーブボートで航海しているかのよう。陸に上がっても、まだ動悸が治まらない。
美味しそうなカスレ
素朴な郷土煮込み料理。時間は美味しさを引き出す魔法の武器。長時間じっくり煮込んだことで、肉は旨味たっぷりのスープを吸い込み、とろけるような柔らかさに。その肉と風味豊かな豆が合わされば、心温まる美味しさが生まれる。
カスレ
素朴な郷土煮込み料理。土鍋に全ての食材を混ぜ合わせ、煮込むだけ。この料理の正式名称は「カスレの土鍋で煮たツルツル豆と鳥肉のコンフィと燻製ソーセージにマルコット草を添えて」。長いため、カスレと略して呼ばれている。
微妙なカスレ
素朴な郷土煮込み料理。一見問題なさそうだが、食べ進めると焦げた匂いが漂ってくる。鍋底に、食材が焦げ付いてしまっているのだ。次は忘れずにかき混ぜよう…
美味しそうなポム·ブラック·プティング
フォンテーヌの伝統料理。ブラッドソーセージの脂っこさを、甘く香ばしいリンゴが絶妙に中和しており、辺りにはこんがり焼けた香ばしい匂いが漂う。思わず目を輝かせて、感嘆の声を上げてしまった。
ポム·ブラック·プティング
フォンテーヌの伝統料理。リンゴのスライスとブラッドソーセージをそれぞれ焼いてから盛り付け、ソースを添えて楽しむ。この料理名から、甘いデザートだと勘違いする外国人観光客は少なくない。「ブラック·プティング」とはブラッドソーセージのことである。
微妙なポム·ブラック·プティング
フォンテーヌの伝統料理。うっかり油を入れすぎてしまい、焼き上がりも油っぽくなってしまった。うまく油を取り除く方法があれば、何とか食べられるかもしれない。
美味しそうなコンソメスープ
手間暇かけて調理されたスープ。食器に浅く注がれたスープには、広大な青空と果てしない大地のエッセンスが閉じ込められており、肉と野菜の香りが見事に調和している。かつて、スチームバード新聞のあるコラムニストが、筆が進まず困っていた。しかしこのスープを一杯飲むと、たちまちインスピレーションが湧きあがり、どんどん筆が乗ったのだという。
コンソメスープ
手間暇かけて調理されたスープ。食材をペースト状にし、出汁で煮込み、最後に濾して透明なスープにする。フォンテーヌの街中ではある不思議な噂が流れている。インスピレーションの枯渇した作家がこのスープを一気に飲み干すと、たちまちアイディアが湧きあがってくるという…だが、そのような驚くべき効果は、商人によって作り上げられた巧妙な宣伝なのではあるまいか？
微妙なコンソメスープ
手間暇かけて調理されたスープ。濁った液体を見れば、一目で失敗作とわかる。フォンテーヌでこんな料理を受け入れることができるのは、水辺を彷徨う濁水幻霊だけかもしれない…
美味しそうなナルボンヌのトマトファルシ
栄養バランスが良い料理。ジューシーでふっくらしたトマトは、しっかりした挽肉に軽やかな遊び心を添える。一口かじっただけで絶妙な酸味が広がり、丸ごと完食すれば美味しさのあまり、心の曇り空もすっかり晴れ渡る。
ナルボンヌのトマトファルシ
栄養バランスが良い料理。丸いトマトをくり抜き、ミンチにした肉を詰め、焼き上げる。出来上がりは甘酸っぱく、柔らかい。フォンテーヌの食卓に欠かせない人気の定番料理である。
微妙なナルボンヌのトマトファルシ
栄養バランスが良い料理。形の崩れたトマトは暗く変色し、まるで泣き顔のよう。それに、中の挽肉は木くずのような味がする。こんなトマトファルシが四つもあるなんて、一体どうすればいいのだろう…
美味しそうなポート風トリップ
内臓を主な材料とした料理。大きくてホロホロのハチノスは、フルーティーな香りを放っている。意表を突く斬新さはないが、芳醇な伝統の風味に満ちる。食べ始めたら、もうフォークが止まらない！
ポート風トリップ
内臓を主な材料とした料理。食材を切り、鍋に入れて、生地で鍋の口を封じてから焼き上げる。とある小さな港町発祥の料理。その港町の物語は上昇した海水により失われてしまったが、この料理の美味しさは今でもフォンテーヌに伝わっている。
微妙なポート風トリップ
内臓を主な材料とした料理。牛の胃は干した獣の皮のようで、まったく噛み切れない。口の中に広がる風変わりな味は、まるで賞味期限切れの缶詰にでも挑戦しているかのよう。…諦めるのがベストかもしれない。
美味しそうなハギス
濃厚な風味の料理。一口味わうと、芳醇な臓物とさまざまな香料が舌の上で多層的な味を展開する。じっくり味わうと、溢れるような肉の風味の中に長い余韻が心地よく続く。ある詩人がこれを食べた後、感激のあまり、賛美の詩を書き綴ったというが、無理からぬことであろう。
ハギス
濃厚な風味の料理。羊の内臓をミンチにし、燕麦と共に羊の胃に詰め、各種香料を加えて、袋状にしたもの。盛り付ける際には、多くの場合胃袋は取り除かれ、中身のみをカブやジャガイモのピューレを添えて味わう。地域性を色濃く反映した逸品で、フォンテーヌの人々はこれで特別なゲストをもてなす。
微妙なハギス
濃厚な風味の料理。舌に触れる、乾燥した粗い食感はとても食べ物とは思えない。力いっぱい咀嚼しながら、調理中に木くずや藁でも混入したのだろうかと考えてしまう。
美味しそうなコーヒーババロア
爽やかなデザート。濃厚な卵とミルクの香り、コーヒーの豊かな味わいが舌の上で絶妙に融合する。特に驚かされるのは、シルクのような滑らかさ。そして、きめ細かさを損なわない食感。レストランの、いっこうに人気が衰えないデザートメニューだというのも納得の一品！
コーヒーババロア
爽やかなデザート。フォンテーヌの代表的なデザートで、作り方は簡単でお手軽。材料のバランスさえ適切であれば、失敗することはほぼない。なめらかな食感の中に、ちょっとした清涼感があり、食べた瞬間、元気になる。
微妙なコーヒーババロア
爽やかなデザート。一口頬張ると、強烈な酸っぱさと苦味で頭が空っぽになる。おそらく、コーヒー豆を入れすぎたせいだろう。しばらくすると、口の中の苦味は和らぐかもしれないが…今晩、ちゃんと眠れるか心配…
美味しそうなスペアリブのロースト
パリパリの皮で覆われた肉料理。オーブンから取り出しもしないうちに、肉の香ばしさが漂ってくる。一口食べると、皮のサクッとした食感と、肉のとろけるような柔らかさが広がる。運ばれてきた瞬間、食卓の主役に！
スペアリブのロースト
パリパリの皮で覆われた肉料理。まず、リブの表面をさっと炙り、ソースを塗った後、事前に調理したパリパリの皮で包む。最後に低温でじっくりと焼き上げる。厳しい火加減のコントロールにより、表面の皮はパリッと、中の肉は柔らかくジューシーに仕上がる。
微妙なスペアリブのロースト
パリパリの皮で覆われた肉料理。焼きすぎて皮は真っ黒に焦げ、中のリブロースは完全に焼き上がっている…。もしかすると、「焦げ焼きリブのロースト」という名前に変えた方が受け入れやすいかもしれない。
美味しそうなトラウト·アマンディーヌ
油で焼いた大きな魚肉。甘くてサクサクの杏仁と、ジューシーな魚を一緒に盛り付ける。海流に身を任せて漂うかのような感覚を味わいながら、弾けるような新鮮な風味を思う存分楽しむことができる。
トラウト·アマンディーヌ
油で焼いた大きな魚肉。まず、バターで魚のフィレをソテーし、杏仁をカリっと炒め、一緒に盛りつける。伝統的には、下処理したトラウトを丸ごとそのまま油で揚げるが、近年では魚のフィレをソテーするスタイルが流行っている。
微妙なトラウト·アマンディーヌ
油で焼いた大きな魚肉。焦げた魚の皮は舌の付け根に、スープをがぶ飲みしても消えない苦味を残す…。火加減をコントロールする練習が必要だろう。
美味しそうな仙果スムージー
シンプルな色合いのドリンク。ほんのわずかにフルーツの香りを帯びた爽やかなかき氷を口に入れると、思わずこんな想像をしてみる——慶雲頂の仙気をまとった雲も、こんなふわふわで不思議な味がするんじゃないだろうか？
仙果スムージー
シンプルな色合いのドリンク。フルーツ味のフローズンヨーグルトを、青空と白い雲の形に盛りつけた一品で、下層にはカットフルーツとゼリーが分厚く敷かれている。爽やかな味はまさに夏にピッタリ！
微妙な仙果スムージー
シンプルな色合いのドリンク。冷えすぎたかき氷は、ドラゴンスパインをよじ登っているかのような錯覚を引き起こし、極寒に置かれた身体の冷えが限界に…早く焚火でも見つけて身体を温めないと！
美味しそうな清露デュエット
二種のフルーツのフレーバーが楽しめるドリンク。一口飲むと、果物の香りが口の中でこだまし、白いビーチに座ってオレンジ色の朝日がゆっくりと昇る景色を眺めているかのような感覚とともに、気持ちもやる気満々になる。
清露デュエット
二種のフルーツのフレーバーが楽しめるドリンク。果実をたっぷり敷いた上に、茶殻と果汁のスムージーを注げば完成。爽やかで多層的なフルーツの香りが立つこのドリンクを拒める人はいないだろう。
微妙な清露デュエット
二種のフルーツのフレーバーが楽しめるドリンク。カップの下に敷かれた果実になぜか少し苦みが含まれていて、気分も落ち込んでいく…気を取り直すために、もう1杯作ってみようかな？
フォンタ
フォンテーヌの名物ドリンク。フォンテーヌ科学院によって開発され、発売されてからフォンテーヌ人の間でかなりの人気を博している。
アフタヌーンティー
リネットのオリジナル料理。いつものアフタヌーンティーの時間、リネットはあなたのために特別に作った一皿をテーブルに置いてくれた。優雅に座ってお茶を飲む彼女の姿は、目の前にある可愛らしい猫の形と重なる。心が甘い感覚で満たされる一方、キッチンの調理道具がどんな状況になっているのか些か心配になってきた…
キューブトリック
リネのオリジナル料理。彼はあなたが採ってきたばかりの果物の上にビロードをかざしてからまた外した。すると目の前に現れたのは色とりどりのグミ。一粒口に入れた途端、心にある変化が起きたようだ。もしかして、これもまた大魔術師が人に気づかれないようにこっそりと施した、人の心を虜にする魔術なのだろうか？
「海鳥の一休み」
フレミネのオリジナル料理。彼はこのスープの鍋をその場に置いてそそくさと走り去った。具材は浅瀬のものではなさそうなので、恐らく海のかなり深くまで潜って採ってきたのだろう。彼と面と向かって「ありがとう」と伝えたいけど…どこに行けば彼を見つけられるだろう？
美味しそうな晶螺マドレーヌ
可愛い形をしたデザート。フォンテーヌにはある言い伝えがある——「もし世の中に晶螺マドレーヌが嫌いな人がいるとすれば、それはきっと晶螺マドレーヌを食べたことがないからだろう。」ふわふわの口当たりと甘さが織りなすこのケーキを食べたら、きっと誰もが直ちにその虜となるだろう！
晶螺マドレーヌ
可愛い形をしたデザート。噂によれば、フォンテーヌの裕福な家の料理人が、坊ちゃんをあやすために蒼晶螺の形を真似て作ったケーキだとか。話の真偽は証明しようもないが、その美味しさは紛れもない真実である。
微妙な晶螺マドレーヌ
可愛い形をしたデザート。奇怪な形をした失敗作。その中から蒼晶螺の形を探すには、並外れの想像力を働かせる必要がある…味はまあまあなのが不幸中の幸いだ。
美味しそうなパート·ドゥ·フリュイ
柔らかいスイーツ。一口噛んだ瞬間、フルーツの香りが口いっぱいに広がり、まるで色とりどりの果樹園が小さなスイーツの中に濃縮されたかのようだ。知らぬうちに、キャンディージャーは空っぽになってしまったが、手にくっついたべたべたのアイシングさえ無駄にしたくない！
パート·ドゥ·フリュイ
柔らかいスイーツ。当初は果物の保存方法の一つとして作られていたものだが、長い時を経て、今やフォンテーヌ人にとっては、子供時代の思い出の味となっている。口の中に広がる甘さと抜群の嚙み応えのお陰で、いくら食べても飽きが来ない。
微妙なパート·ドゥ·フリュイ
柔らかいスイーツ。ネバネバが歯にくっつき、咀嚼に少なからず障碍をもたらす。歯の掃除ならむしろお安い御用だが、スイーツタイムを満喫したい気分はもうすっかり消え失せてしまった。
美味しそうな水郷のアスピック
水産物で作った冷菜。肉ゼリーと魚卵が口の中でプチプチと炸裂し、驚きと喜びに満ちた味覚を楽しめる。間もなくして一皿平らげられた。周りに誰もいないし…こっそりお皿を舐めてもいいだろう、ね？
水郷のアスピック
水産物で作った冷菜。ミンチにした魚肉をいくつかに分けて長方形の型に入れ、蒸した後、十分に冷ましてからお皿に盛りつけてテーブルへ。冷菜だが、場の雰囲気を温めてくれる。
微妙な水郷のアスピック
水産物で作った冷菜。もし肉ゼリーの中の罠——魚の骨を完璧に避けることができれば、前菜としては悪くないだろう。
美味しそうなポワソンシーフードスープ
水産物で作ったスープ。お日様の光を浴びて金色に輝くさざ波のような濃厚なスープは、海の豊かな香りとともに口の中に流れ込む。たっぷり入った様々な海鮮の具は、代々受け継がれる名画の色合いのように、相互に入り混じりながらも調和がとれている。あっという間に飲み干した後は、スープの1滴たりとも残すまいとパンにつけて食べずにはいられない。
ポワソンシーフードスープ
水産物で作ったスープ。発祥地は漁村のポワソンで、最初は漁民たちが売れ残った魚を適当に鍋に入れて煮込んだだけのものだったが、新鮮な旨味が際立つということで、フォンテーヌの人気料理となっていった。今では水産物なら何でも入れてオーケーな料理になっている。
微妙なポワソンシーフードスープ
水産物で作ったスープ。生臭さ以外何の味もしない。味覚に問題がなければ、きっとこのスープに問題があるのだろう…あっ、ちょっと待った、歯に挟まったのは砂利？それとも鱗？
美味しそうなイル·フロッタント
卵白で作ったデザート。白霜のようなソースの上に、ふわふわの露のようなメレンゲが浮かぶその姿は、まるで旅人の探索を待ちわびる不思議なお宝のようだ。言葉では言い表せないほどの美味しさは、豪華な宝箱を開けた時と同じように満足感たっぷり！
イル·フロッタント
卵白で作ったデザート。作り方は至ってシンプルで、卵白を泡立てたら半分完成。その後、温めた卵白をソースに入れたら残りの半分もそれでお終い。完成品は造形からしてロマンに溢れ、フォンテーヌの貴婦人たちがティータイムを楽しむ際の第一候補となっている。
微妙なイル·フロッタント
卵白で作ったデザート。手がしびれるほど卵白を泡立てるも、なかなか固くならない。用意済のソースに無理やり加えると、両者はほぼ一体化してしまった…はぁ、ドリンクとみなして飲んでみようかな？
美味しそうなフォンテーヌ風オニオンスープ
玉ねぎがベースのスープ。とろーんと伸びる金色のチーズに、上の面はサクサクで下の面はジュワーッと柔らかいパン。玉ねぎのコクに薄めの塩味がアクセントとなり、少しいただくだけで全身がぽっかぽかになる。
フォンテーヌ風オニオンスープ
玉ねぎがベースのスープ。玉ねぎをキツネ色になるまで炒めた後、出し汁を入れて煮込む。スープボウルに移してスライスしたパンを載せ、チーズをまぶして焼いたら出来上がり。熟練のシェフは皆、玉ねぎを切る時に涙が出ないコツを掴んでいる——玉ねぎを切る作業は、弟子に任せればいいのだ。
微妙なフォンテーヌ風オニオンスープ
玉ねぎがベースのスープ。一口二口飲んで何も問題はなさそうだったから、ゴクゴクと全部飲み干した。しかし、押し寄せるチーズのくどさと言ったら…これから一週間、汁物を見たくもない。
美味しそうなベッシーチキン
フォンテーヌの有名な伝統料理。旨味たっぷりの汁が肉の中にぎゅっと閉じ込められ、豊かな香りが魅力のこの料理は、グルメたちの最愛の一品。あっという間に一皿を平らげた後も、その僅かに残る余韻を楽しもうと思わず唇を舐めてしまう。ほっぺが落ちる程美味しいこの料理は、フォンテーヌのグルメ界の輝く宝石と言っていいだろう。
ベッシーチキン
フォンテーヌの有名な伝統料理。「ベッシー」はフォンテーヌで「膀胱」を意味する。その名の通り、漬け込んで下味をつけた若鶏をイノシシの膀胱に詰めて密封して出し汁を加えたら、怒ったフライムのようにパンパンになるまで煮込む。通常は、中身の鶏肉だけを食べる。
微妙なベッシーチキン
フォンテーヌの有名な伝統料理。渾身の力を振り絞りやっとのことで鶏肉をイノシシの膀胱に詰め込むことができた。楽しみにしていた完成品の味は…うーん、鶏肉がなんだか変な味がして、イノシシを食べているのか、鶏を食べているのか分からなくなってしまいそうだ。
美味しそうなタルタルタワー
新鮮な生肉料理。まろやかで柔らかい鮮肉のミンチに、卵の黄身が絡まり、ジューシーな甘味が際立つ。肉の旨味と豊かな汁の香りが口の中で歓喜のパレードを披露し、最も純粋で原始的な美味しさを満喫させてくれる。
タルタルタワー
新鮮な生肉料理。上質な肉の塊を切り刻み、調味料を加えて混ぜた後、生卵の黄身と一緒にいただく。この料理を考案したのが誰なのかは知られていないが、もしかしたら窮地に陥った冒険者の閃きによって誕生した料理なのかもしれない…
微妙なタルタルタワー
新鮮な生肉料理。ひき肉の黒みがかった赤色に不吉な予感がする。鼻を近づけて嗅ぐと、微かに酢の匂いがする。もはや人間の食用には向いていないようだ。うーん…もちろんクロックワーク警備ロボに食べさせてもダメ、だよね？
美味しそうなラタトゥイユ·タッセス
色んな野菜を入れて作ったごった煮。噂によれば、かつてフォンテーヌで最も厳しいと言われる美食家が、この素朴な一品を食べた後、自身の子供時代を思い出し、熱い涙を流したという。この物語には誇張された部分があるかもしれないが、目の前のこの料理は正真正銘の美食と言えよう。
ラタトゥイユ·タッセス
色んな野菜を入れて作ったごった煮。フォンテーヌの農民たちが野菜の豊作を祝って気まぐれに作る。明確な食材の配分や決まった料理法はなく、焼いても炒めても一番素朴な美味しさを届けてくれる。
微妙なラタトゥイユ·タッセス
色んな野菜を入れて作ったごった煮。余計な具材を入れたり、或いは具材が足らなかったりしても勘付かれることはないだろう。調味料の濃すぎる味のせいで、野菜本来の味が消されているから。
美味しそうな花と果実のトリオ
ロマンチックな匂い溢れるデザート。甘ったるい香りが漂うサクサクの皮と口当たりのいい爽やかなフルーツ餡が口の中で溶け込み合う絶品。一番歓声を上げたくなるのは、こんがり焼き色と雪のような真っ白がいい具合に混じったメレンゲ。まるで太陽の光で焼かれた雲のようで、まさに空へ舞い上がるほどの美味しさを舌先にたっぷりとプレゼントしてくれる。
花と果実のトリオ
ロマンチックな匂い溢れるデザート。用意したタルト生地にジャムとバブルオレンジのフィリングを載せてさらに生地を重ね、メレンゲを乗せてオーブンで焼けば出来上がり。花と果物の三重の香りをいっぺんに楽しむことができて、食後のデザートにはもってこいな一品。
微妙な花と果実のトリオ
ロマンチックな匂い溢れるデザート。何度もメレンゲを焦がした後、やっとそれなりに整った形に仕上げたが、時間がかかりすぎたせいで、バブルオレンジのスライスはしわくちゃになり、本来の香りと甘さがなくなってしまった。
美味しそうなポワソンチャンティー·パイ
魚がベースのミートパイ。火の踊りの中で、魚の脂がじわっとパイに染み込み、サクッと膨らんだ皮に焼き色が付きはじめる。出来立てのパイを待ちかねてフーフー吹きながら一口かじると、お魚たちが舌先で讃美歌を歌い始めたかのようだ。伸びやかに響くその歌声はとてもロマンチックだ。
ポワソンチャンティー·パイ
魚がベースのミートパイ。具を混ぜ合わせたら、生地で包んでパイの形に整える。一番大事なステップは、魚の頭をちゃんと良いポジションに調整してから焼くこと。焼き上がったパイから突き出す魚の頭は揃って上を向いていて、まるで呪文を唱えているかのよう。
微妙なポワソンチャンティー·パイ
魚がベースのミートパイ。魚の頭が無秩序に倒れており、合唱どころか悲鳴を上げているようだ。一口食べたら、しょっぱさと生臭さが口の中で暴走しながらぶつかり合い、味蕾に予期せぬ奇襲を食らわす。何だか、耳元で微かに魚たちの泣き声が聞こえるような…ま、まさか幻聴？
美味しそうなミートソースラザニア
焼き上げたパスタ料理。鍋と火の歌の中で精練されたミートソースが、ラザニア用パスタとチーズで築き上げられた王座で王冠をその手に。口に入れた瞬間、言葉では言い表せない程の美味しさに脳が占領され、今日を「ミートソースラザニアの日」と定めたくなる。
ミートソースラザニア
焼き上げたパスタ料理。ラザニア用パスタにミートソース、チーズ、ホワイトソースを乗せ、その上にさらにパスタを重ねる。この手順を何度か繰り返した後、チーズが膨らんでこんがりと焼き色が付くまで焼く。美味しさの秘密は、丁寧に煮込んだミートソースにある。
微妙なミートソースラザニア
焼き上げたパスタ料理。パスタとソースがぐちゃぐちゃに混ざっていて、お世辞でも美味しいとは言えない。喉に詰まりそうな錯覚さえ覚えるが、今の一口はまだマシなほうだろう——次の一口に比べれば、の話だが。
美味しそうなフィッシュアンドチップス
油で揚げたおつまみ。お魚の切り身と短冊切りのジャガイモが油の中で楽しそうにジュワジュワっと音を立て、高温から生まれた魅力的な匂いが複雑に絡み合っては、鼻先をくすぐる…もしポテトを食べることよりも幸せなことがあるとすれば、それはきっとフィッシュフライと一緒に頬張ることだろう！
フィッシュアンドチップス
油で揚げたおつまみ。魚の切り身に衣をつけて、きつね色になるまでカリッと揚げたら、ポテトを添えてさあ召し上がれ。どんなソースと合わせても、食べる人を笑顔にしてくれる不思議な力がある。
微妙なフィッシュアンドチップス
油で揚げたおつまみ。これを食べたフォンテーヌ人は、誰一人例外なくパレ·メルモニア宛に手紙を書かずにはいられない。「ふにゃふにゃになったフィッシュアンドチップスの流通を直ちに禁止すべし。さもなくばさらに被害者が続出する！」
美味しそうなガーリックバゲット
スライスしたバゲット。フォンテーヌでは、一番美味しいバゲットを作るパン職人を選抜する大会が定期的に開かれるという。選抜されたパン職人はパレ·メルモニアでその腕を披露することになる。もしこのバゲットで大会に参加したら、優勝すること間違いなし！
ガーリックバゲット
スライスしたバゲット。オーブンから出したばかりのバケットは…外はカリッ、中はふわっ。バターとガーリックの香りが広がって、絶妙なお味！フォンテーヌ人が仕事終わりによくこのパンを買って行くのも頷ける。
微妙なガーリックバゲット
スライスしたバゲット。ガッチガチの食感に、何度も皿の上のモノを確認せずにはいられない——これって本当にパンのふりをした石じゃないよね？
美味しそうなきのこのクリームスープ
どこにでもある濃厚なスープ。滑らかで温かい口当たりは、まるでシルクに包まれ、舞台の上でしなやかに軽やかに踊っているかのようだ…幕が下りた後も、豊かなその余韻はしばらく続く。
きのこのクリームスープ
どこにでもある濃厚なスープ。十分に煮込んだ具材を潰してペースト状にし、クリームと一緒に温めれば出来上がり。シンプルながら熱々の美味しさを堪能できて、胃袋も心もぽかぽかにしてくれる一品。
微妙なきのこのクリームスープ
どこにでもある濃厚なスープ。ちょこっと舐めてみたが、まだ喉を通ってすらいないのに、つい祈ってしまっていた——舌先から伝わるこの味が、どうか泥の味ではありませんように…
美味しそうなフォアグラ·ドゥ·フォンテーヌ
フォンテーヌの伝統料理。柔らかく繊細な口当たりは、まるで滑らかなシルクのよう。舌先でそっと触れただけで、スルッと喉へと滑り込む。これほど贅沢を極めた絶品料理はまさに罪の味だが、もし食べなければ、それこそ一生の罪だろう。
フォアグラ·ドゥ·フォンテーヌ
フォンテーヌの伝統料理。シンプルに火を入れただけのフォアグラをお皿に盛りつけて一品に。外はこんがり、中はじゅわっと柔らかい。絶妙な味は正確な火加減の賜物であり、調理中は一心不乱に集中しなければならない。少しでも気を散じれば、せっかくのフォアグラが鍋いっぱいの脂へと変わり果ててしまう…
微妙なフォアグラ·ドゥ·フォンテーヌ
フォンテーヌの伝統料理。一口食べたら、脂を口いっぱいに含んだような感じ。諦めずに二口目を食べたら、脂っこさのあまり呑み込むことすらできない…も、もしかして焼く時に油を入れ過ぎちゃった？
美味しそうな鴨肉のコンフィ
焼いて仕上げた料理。ふっくらとジューシーな鴨のもも肉は「コンフィ」という名の魔法によって、皮はカリッと、肉質はちょうどいい加減の柔らかさに仕上がっている…調理に費やした時間と苦労がこの瞬間、全て報われたのだ！
鴨肉のコンフィ
焼いて仕上げた料理。香辛料と塩にしばらく漬け込んだ鴨のもも肉をきれいに洗い、鴨の脂に漬けて弱火でじっくり煮込む。最後に煮込んだもも肉をからりと焼き上げて出来上がり。鴨の脂で香ばしく焼き上げたジャガイモとともにいただけば、これぞ逸品。
微妙な鴨肉のコンフィ
焼いて仕上げた料理。ちょっと触っただけでボロボロと崩れる鴨のもも肉は、口に入れると脂っこく、しかも微かに違和感のある食感がする。うっ、これって鴨の羽毛…？
元気お弁当
綺良々のオリジナル料理。少女たちが好むお弁当の特徴を参考にして、綺良々が色々と頑張って作った人間の美食。栄養バランスを考え抜いた具材選び、そして可愛らしい猫のデザインをあしらっている。まるで、気持ちをたっぷり詰め込んだ配達物のよう…毎日受け取っても飽きないこと間違いなし！
清熱降火湯
白朮のオリジナル料理。「これは薬ではありませんよ。少し潤燥の効果があるだけです。」白朮の優しい声が耳元で響くと同時に、透き通った果物のスープが差し出された。「前は砂糖なんか入れてなかったんだけど、あんたは苦いのが苦手なんじゃないかって、こいつってば特別にちょっと砂糖を入れたのよ。」と長生が補足した。
丹精込めた一作
カーヴェのオリジナル料理。黄金色の生地は精巧なアルカサルザライパレスを形作り、真っ白いヨーグルトの上に聳え立っている。製作者は大変手間をかけて作ったのだが、料理を食べる時、これをすべて崩さないといけないということには気づかなかったようだ。
美味しそうな瓊玉果湯
璃月の伝統的なデザート。透き通ったスープに浸る大きな果物は、さらさらと流れる川に漂う船のようであり、舌に踊る花と果物の香りはまるでそよ風のようだ。
瓊玉果湯
璃月の伝統的なデザート。沸かしたお湯に、様々な食材を入れる。しばらくすると氷砂糖を入れて、とろんと透明になるまで弱火で煮込む。長時間煮込んだおかげで、舌の上で溶けてしまうほど柔らかな食感になっており、子供からお年寄りまで食べやすい甘味に仕上がっている。
微妙な瓊玉果湯
璃月の伝統的なデザート。食材を適当に鍋に入れたせいか、スライムのピュレのようになってしまった…うぅ、食感のせいで美味しくないけど、食材自体は体にいいものだよね？
美味しそうなファテ
古くから伝わるスメール料理。柔らかなヨーグルトが香ばしいツルツル豆を包み、シルクのような夢へといざなってくれる。夢から覚めても、まだ口にピタパンの香ばしい麦の香りが残っている。
ファテ
古くから伝わるスメール料理。カリっと焼いたピタパンを砕いて、煮込んだツルツル豆と用意したヨーグルトに混ぜたらさあ召し上がれ。今では様々な調理方法があるが、作りやすくて簡単なところは共通している。
微妙なファテ
古くから伝わるスメール料理。半生のツルツル豆と焦げ焦げのチップスを一つひとつ取り除いていく根気があれば、残ったヨーグルトはデザートとして食べられなくもない…
測量士エッグバーガー
ミカのオリジナル料理。積み上げられた豊富な食材たちを少しかじれば、くっきりとした甘みとしょっぱさが口の中にたちまち広がり、まるでグルメの山にでも登ったかのよう。もしやこれが、遠征中に鍛えられたミカの料理の腕なのだろうか。
熾金の鍋
ディシアのオリジナル料理。見たところ代わり映えしない鍋の蓋を開ければ、中にはふわとろな肉塊が入っている。そして、そんな肉を口に入れると、酔いしれてしまいそうな香りに満たされる…どうやらディシアの料理の腕は、彼女の戦いの腕と同じで、百パーセント信頼できるものらしい。
美味しそうなミントフルーツティー
さっぱりした爽やかなドリンク。お茶の甘くて濃厚な風味が爽やかな花の香りと融合し、同時に果物の甘さと絡み合う。それが喉を通れば、まるで芳しい花が咲き誇ったかのよう。あれ、なんでまたコップに氷しか残ってないんだろう？
ミントフルーツティー
さっぱりした爽やかなドリンク。お茶のいい香りとフルーツの甘酸っぱい味が融合し、一瞬にして舌を満足させる。気づけば、もう一杯飲み干してしまっている。
微妙なミントフルーツティー
さっぱりした爽やかなドリンク。一口飲むなり、酸っぱさのあまり歯が家出してしまいそうになる。予想していた爽やかな甘さは渋みに取って代わられ…これって、本当にフルーツティー？
美味しそうな超贅沢盛り合わせピザ
トッピングの豊富なピザ。出来たての湯気の中、パリッとした耳を軽く引っ張ると、まるで滝のようなチーズが香ばしい肉の香りを纏って、舌を満足させてくれる。もちろん、満腹感もがっつりだ。
超贅沢盛り合わせピザ
トッピングの豊富なピザ。まずたくさんのハムを下に敷いて、小さく切った獣肉を加えていき、肉によって他とは比べものにならない満足感を作り出す。焼いた後は、肉の香ばしさとチーズの濃厚さが絡み合い、人を魅了する味となる。
微妙な超贅沢盛り合わせピザ
トッピングの豊富なピザ。油っこささえ無視できれば、冷えきった肉はまだ食用に耐えると言っていい。しかし、長い間放置された生地のほうは、いささか難易度が高い…これだけ硬ければ、ヒルチャールを殴って気絶させられるかも？
美味しそうなエルマイト鍋
煮込んでできた肉料理。大きな獣肉の塊が濃厚なスープに浸っており、口に入れただけでとろけていく。独特な風味の香辛料が肉の香りとのハーモニーを作っており、それが舌の上で砂漠の歌を奏でれば、舌鼓を打たずにはいられない。
エルマイト鍋
煮込んでできた肉料理。一風変わったとんがり帽子型の鍋蓋は、煮る過程で料理の水分が失われるのを抑えてくれる。これは砂漠の民だけが持つ、料理の知恵だ。この美味しい料理は、エルマイト旅団が各地を転々とすることからスメールでも流行り始めたもので、名前もそこに由来する。
微妙なエルマイト鍋
煮込んでできた肉料理。見た目はさほど悪く無いのだが、いざ味見してみると、草でも噛んでいるのかと勘違いしてしまうほど、肉がパサパサだった。鍋の蓋が壊れてしまったのだろうか…それとも、使い方を間違えてしまったのだろうか？
美味しそうなハニートゥルンバ
油で揚げたスイーツ。甘いシロップを身に纏う、黄金色が鮮やかな一口サイズのトゥルンバは、一つ食べたらまた一つと、あっという間に平らげてしまう。おや、皿にまだ少しだけシロップが残っているようだ。この甘いひとときをもう少しだけ延ばせるかも…？
ハニートゥルンバ
油で揚げたスイーツ。形を整えた生地をそのまま鍋に入れて油で揚げ、黄金色になったら取り出す。まだ熱いうちにシロップに浸ければ、スメール人の日常生活に欠かせない甘味となる。
微妙なハニートゥルンバ
油で揚げたスイーツ。油から取り出すタイミングを間違えてしまったせいで、食べたが最後、口全体に油と甘ったるさが充満してしまう。コーヒーを一杯がぶ飲みしてやっと逃れられるほど、しつこい甘みだった。
ワニの干し肉
タニット部族の秘伝レシピにある特別な製法で作ったワニの干し肉。少し噛みにくいが、保存しやすいという特徴から、今も部族の狩人たちの間では一番人気のある美味しい食べ物である。
味は鳥肉に少し似ているが、栄養価は普通の獣肉の八倍以上とも言われている…
軽策家庭料理
ヨォーヨのオリジナル料理。高級飲食店のような華やかな盛り付けはなく、見た目も地味だが、一口食べれば、温かくて親しみやすい味がいつまでも記憶に残る。ごちそうさまをした後も、すぐにまた食べたくなってしまう風味だ。もしかしたら、その所以となっている「隠し味」は、ヨォーヨの「気遣い」なのかもしれない。
「理想的状況」
アルハイゼンのオリジナル料理。模様付きの平鍋に野菜や肉を入れて作った料理。作った人がレシピを変更したのだろう、本来の料理とはかなり違っている。料理に書かれた文字は「思考」の意味であり、作者の言葉を借りれば——「理想的なのは誰でもこれが出来ることだが、そんな状況を作り出すのは不可能だ。」
美味しそうな香味ミートロール
ひき肉をベースにした料理。パリッとした歯ざわりの皮に、風味豊かなおいしい具が包まれていて、普通のミートロールよりも層が厚いのが特徴。一つ食べるだけで、肉の香りが幸福感とともに脳天を突き抜け、独特の味わいを楽しめる。
香味ミートロール
ひき肉をベースにした料理。まずは小麦を砕いて炊き、ひき肉を混ぜて皮を作る。そして玉ねぎと肉を炒めて具を作り、最後にミートロールをこねて、黄金色になるまで揚げる。火加減をうまく調整できれば、簡単にたらふくお肉を楽しめる。
微妙な香味ミートロール
ひき肉をベースにした料理。色の悪い見た目からは、中に何が入っているのか想像もできない。少しだけ口に入れてみると…小麦が入っているようで、唇が小麦の殻でがっつり引っかかれてしまった。
美味しそうなシャフリサブスシチュー
風味の強いシチュー。独特な香りの素材が組み合わさって、味覚に素晴らしい刺激を与えてくれる。大きな肉の塊は柔らかく煮込まれ、深い緑色に包まれている。まるでこれを味わった人を緑豊かな森の中での散策に誘っているようだ。
シャフリサブスシチュー
風味の強いシチュー。とりどりの野菜をミックスして刻み、肉と一緒に鍋で煮込む。レモンを加えることで、まろやかな酸味ある味に仕上がっている。スメールの人々は、よくこれをご飯にかけて食べる。
微妙なシャフリサブスシチュー
風味の強いシチュー。酸っぱい匂いが鼻にツンと広がり、嗅ぐだけで嫌な想像をしてしまう…もっと長く放置しておけば、キノコンが生えたりして？
真味茶漬け
放浪者のオリジナル料理。ほろ苦いお茶の香りとすっきりと甘い米の風味が絡み合い、一口食べたら止まらない。こんなにすごい料理スキルを、彼は一体どうやって手にしたのだろう？この心の声が聞こえたのか、彼は表情を暗くしてこういった。「何をモタモタしてるんだい？食べ終わったんなら、さっさと皿を洗いに行ってきなよ。」
古風な製法のデーツナン
ファルザンのオリジナル料理。真っ黒な甘い焼き菓子がミントのような青緑色のソースの上に横たわっており、その姿は不思議な仕掛けのよう。あなたの躊躇いに気づいたのか、ファルザン先輩は胸を張って、自信満々にこう言った。「これは百年前のスメールの伝統的製法で作ったものじゃ。味は保証するぞ」——し、しかし…百年前のスメール人の好みとは、本当にこんなものだったのだろうか？
美味しそうなサモサ
油で揚げた軽食。サクサクな黄金色の皮は柔らかい餡をふっくらと包み込んでいる。一個目はがつがつ食べて、二個目はゆっくり味わう…そうしているうちにいつの間にか味に酔いしれてしまい、うっとりと再び手を伸ばした時には、皿の上にはもう何もないと気づく。
サモサ
油で揚げた軽食。サクサクな薄い皮の中によく混ぜ合わせた肉餡を入れて三角形に包み、油で黄金色になるまで揚げたもの。よく見かけるのが肉餡と野菜餡の二種類であるため、肉食派と菜食派による「肉野菜戦争」が巻き起こっている。
微妙なサモサ
油で揚げた軽食。油っこい皮とむせるような具材は、さわやかなミントジャムと一緒に口に入れるにしても、二個目を食べる勇気が出ない。
ハルヴァマズダ
ナヒーダのオリジナル料理。マズダはスメールで「知恵」の意味を持つ言葉らしい。これほど美しく精巧な「知恵」を断るのは至難のわざだろう。ナヒーダは優しい微笑みを目に宿して言う——「イソギンチャクは魚の成長を助けて、見届けるの。魚から小さな贈り物があるのは当然のことよ。」
安眠へのデザイア
レイラのオリジナル料理。散らしたナッツは、静かな深い夜を飾る星々のよう。一口味わってみると…丸一日駆け回っていた体と心が、ふっと安らいだ。これをレイラに伝えると、彼女は嬉しさと残念さの入り混じる複雑な表情になった——「よ、よかった！うぅ…私にも効果があったら良かったんだけど。」
美味しそうなローズシュリカンド
発酵乳で作られたデザート。密度ある凝乳（カード）と新鮮な花びら、香ばしいナッツの三者が甘く芳醇な味わいを醸し出す。滑らかなミルクの香りが喉を駆け抜け、あの頃咲き誇った花の馨りがゆったりと心に流れる。
ローズシュリカンド
発酵乳で作られたデザート。牛乳を発酵させた後、ろ過してヨーグルトにする。そこに砂糖を加えて均等に混ぜ、乾燥させたローズと砕いたナッツを飾る。当初、この食べ方は冒険者と旅商人の間でしか流行らなかったが、今ではスメール全体に広がっており、朝ごはんにも、午後のデザートとしても、その姿が見られる。
微妙なローズシュリカンド
発酵乳で作られたデザート。一見問題はなさそうだが、口に入れると…途端、あまりの酸っぱさに顔を歪めてしまう。ちゃんと味が調っていないことについてはまだ、砂糖を足すことでなんとかできるが、酸味が心に植え付けた恐怖は簡単に回復しない。
スパークリングベリージュース
新しく売り出されたノンアルコールドリンク。熟成度の異なるヴァルベリーたちで作られており、酸っぱい飲み口から甘い後味までを体験できる。冷たい炭酸は爽やかで、心地よいリラックスしたひと時を楽しませてくれる。
至れり尽くせり
キャンディスのオリジナル料理。目の前に出された皿からは、香ばしい匂いが漂ってくる。どうやらキャンディスは「食欲」を守ることについても、心得があるようだ…しかし…普通のアアルコシャリよりも随分ボリューミーに見える。一体どうやってこの「尽くされ過ぎの一皿」を食べ切ろうか？
決闘の魂
セノのオリジナル料理。黄金に輝く米粒が、不可思議な丘のように高く盛られている。スプーンで一口分すくい、香ばしい肉を口に入れると、言いようのない衝動に駆られる——今すぐ「七聖召喚」カードを出して、思う存分決闘をしたい！
ひらめく踊り
ニィロウのオリジナル料理。煌びやかな宝石箱のように透き通るグラスの中には、口溶けのよい柔らかなプリンが入っている。この赤みがかった鮮やかな色は…ニィロウが衣を美しくひるがえして踊り出す時の、あのまばゆい姿をうっすら連想させる。このダンスが終わりませんように——そう願わずにはいられない。
美味しそうなバケーションサイダー
透き通った色のノンアルコールドリンク。爽やかな味わいは、ファンタジックな夢のよう。少し口をつけただけで、白い砂浜にいるかのような錯覚に陥る。きらめく海水はビートを刻み、ゆったりとしたバカンスの時間を詩のように詠ってくれる。
バケーションサイダー
透き通った色のノンアルコールドリンク。夕暮れの実とググプラムを別々に絞って味を調えてから、順番にグラスに注いでいく。氷のようにひんやりとした味わいと涼しげな色が、バカンスの楽しい思い出を簡単に蘇らせてくれる。綺麗なグラデーションを作るには、手順を間違わないこと！
微妙なバケーションサイダー
透き通った色のノンアルコールドリンク。ググプラムの酸っぱくて渋い味の取り扱いに失敗した結果、舌に何となく痺れを感じる。あれ…今、奔狼領の狼の遠吠えが聞こえたような気が…げ、幻覚だよね…
美味しそうなアアルコシャリ
ボリュームたっぷりの主食。それぞれがはっきりと粒立ったお米が、濃厚なソースに包まれて口の中に送られる。油も入っていないのに、肉の香りより食欲をそそる。どこにでもある砂丘のように積み上げられた美味しい食べ物は、尋常じゃない満足感をくれる。
アアルコシャリ
ボリュームたっぷりの主食。米、麺、豆を組み合わせた食べ物。トマトの甘酸っぱさが美味しさの秘密。よく見かける原材料で作れる上に、価格も安く、小腹を満たすのにも向いているため、このレシピは徐々にアアル村からスメール全体に広がっていった。
微妙なアアルコシャリ
ボリュームたっぷりの主食。焦ってよく混ぜずに食べ始めてしまったために、一部のご飯はトマトの風味が強すぎるのに対し、他のところはほとんど味がしない…次からはもうちょっと混ぜよう。
美味しそうなパティサラプリン
スメールの人気デザート。口に入れた瞬間にとろける滑らかな口当たりは、まるでクリーミーなアロマの雲の中を漂っているよう。しっかりと味わってみると、パティサラとスメールローズの芳香を織り交ぜた甘美な香り高さが感じられる。最後の一口が終わってしまっても、物足りなさを満たすため、スプーンの背を舐めるのをやめられない。もう少しだけ、この至福のひと時を享受させて！
パティサラプリン
スメールの人気デザート。パティサラとスメールローズの花びらを絞り、牛乳、ゼラチン、砂糖などと混ぜて固形状にしたもの。見た目が可愛らしく、口当たりも甘い。スメールのお祭りでよく見かける。
微妙なパティサラプリン
スメールの人気デザート。一口食べると、花の香りのする牛乳のような味がする…食感は悪いとは言えないが、想像したプリンとはかなりの差がある。も、もしかして計量を間違えた？
美味しそうなナツメヤシキャンディ
具だくさんの砂糖菓子。ハチミツが口の中で溶け、中のナッツはまるでビロードに包まれた宝石のように、何層もの驚きと喜びをもたらしてくれる。一口食べただけで、甘さは心の奥底まで染みわたり、ハチミツの瓶の中で泳いでいるような心地に…次は、もっとたくさん作ろう。
ナツメヤシキャンディ
具だくさんの砂糖菓子。まず、砂糖水を透明になるまで煮詰める。次に、中に入れる材料とスメールゴマダレを混ぜ合わせ、出来たシロップが型の中でザクザクに固まったら完成。似たようなデザートが寒いスネージナヤにもあるのだが、その味わいは少し違う。もちろん両国の民は、自分たちのものがテイワットで一番美味しいと主張している。
微妙なナツメヤシキャンディ
具だくさんの砂糖菓子。硬いナッツは砂の中に隠れた小石のように、油断すると攻撃してくる。甘さは幸せをくれるものだが、歯の間に挟まったそれは、その幸せを半分以下にしてしまう。
美味しそうなバクラヴァ
スメールの伝統的なデザート。とある学者はこう言った——スメール人は二種類に分けることができる。一方は生きるためにデザートを食べる人、もう一方はデザートを食べるために生きている人だ——…薄いシュー生地が重ねられた層と、骨の髄まで染み渡る、バターとハチミツの香り。これを味わった人は、誰もが後者の仲間入りをせざるを得ないだろう。
バクラヴァ
スメールの伝統的なデザート。生地の真ん中にみじん切りのナッツを載せて包み、溶かしバターをかけて焼き上げる。オーブンから出したら、シロップをかけるのもお忘れなく。試験前のエネルギー補充にこの「甘いキャッスル」を注文する学者もいるため、教令院では人気ナンバーワンのデザートになっている。
微妙なバクラヴァ
スメールの伝統的なデザート。甘い衝撃はまるで口の中ではじける爆弾のようで、歯まで痛くなってしまう…適度な糖分は気分を良くしてくれるが、多すぎると耐え難いほど重い…
美味しそうなデーツナン
真っ黒な甘い焼き菓子。繊細でツヤのある焼き上がりからは、デーツの華やかな香りと温かさを感じられる。口当たりは柔らかくしっとりしていて…疲れていても、悲しみの中にいても、この「黒いスイート」を口にすれば嫌な気分をたちまち払拭できる。人は見かけによらず——お菓子も然り。
デーツナン
真っ黒な甘い焼き菓子。デーツを焼いて粉状にし、ふるいにかけて精製したものを生地に加え、混ぜて焼く。素朴な仕上がりだが、ほのかにデーツの香りがあり、ジャムと合わせると甘さの相性が抜群。
微妙なデーツナン
真っ黒な甘い焼き菓子。一見、闇料理に見えるかもしれないが、勇気を出して一口食べてみれば…ひょっとして、間違って木炭を食卓に出したんじゃないかと疑ってしまう。
美味しそうなミルキーキノコクリスプタワー
サクッとした口当たりのお菓子。ほのかなミルクの香りが舌の上でとろけ、柔らかいキノコと組み合わさる。カリッとしたパンのスライスのサクサク音と共に…指先に残るパンくずさえ惜しいほどの満足感を味わえる。
ミルキーキノコクリスプタワー
サクッとした口当たりのお菓子。パンの上に食材とチーズを乗せて、焼き上げる。匂いだけで期待が膨らみ、口に入れれば、たまらなく美味しい味がする。
微妙なミルキーキノコクリスプタワー
サクッとした口当たりのお菓子。サイドの付け合わせが乾燥している様子から、長い間放置されていたことが分かる。パンの水分も抜けてパサパサになっており、噛むと固く、頬が疲れてしまう…次からは温かいうちに食べよう…
美味しそうな夕暮れベリーティー
甘酸っぱいフルーツドリンク。延々と続くお茶の香りは思いを遠くまで運んでくれる。まるで生い茂った果樹園の真ん中で、吹き抜ける風が運ぶ甘くさわやかな果実の香り味わうように、人々を酔わす。
夕暮れベリーティー
甘酸っぱいフルーツドリンク。まろやかなお茶にフルーツの香りを加えた。爽やかな口当たりはゴクゴクという音と共に、心の煩わしさを吹き飛ばしてくれる。
微妙な夕暮れベリーティー
甘酸っぱいフルーツドリンク。酸味を消すために、砂糖をうっかり入れすぎた。喉の渇きを癒すつもりが、飲めば飲むほど喉が渇く一品に…水をもう少し足そう…
美味しそうな焼きキノコミートピザ
焼き上げたピザ。肉の濃厚な脂の香りがふわふわの生地に染み込み、美味しいキノコとの組み合わせは絶妙。チーズの風味がとても濃厚で、一枚を食べ終わる前から、次の一枚のことが気になってしょうがない…
焼きキノコミートピザ
焼き上げたピザ。大きな獣肉と新鮮なキノコが生地に敷き詰められている。そこに、甘くて香ばしいチーズが組み合わされば、もうたまらない。焼き上がりと同時に完売してしまうため、スピードこそグルメゲットの一番の秘訣。
微妙な焼きキノコミートピザ
焼き上げたピザ。チーズと具がごちゃごちゃに混ざっている上、油臭い。厚くて硬い皮は、さらに難易度を上げてしまっている。うーん、焼き上がり時間の問題？それとも発酵…？
モラ、早くいらっしゃい！
ドリーのオリジナル料理。大枚をはたいて、やっとサングマハベイ様が直々に作ってくれた料理を食べることができた。滑らかなソースがずっしりとした鳥肉を絹のように包み込む…この絶妙に人を惹きつけるグルメを目の前にすると、何とも奇妙な衝動が湧いてくる——モラを払って、おかわりしたーい！
憧れ
コレイのオリジナル料理。ふっくらとした生地の中には、栄養価の高い具が詰め込まれている。持ち運びしやすく、食べ応えがある。中の肉の名前は「レンジャー焼き肉！」なのだと、コレイが補足してくれた。うーん、思わず赤くて元気なあの子の姿を思い出した…これはコレイの心の奥底に焼き付いている、美しい憧れなのだろう。
レンジャー長のイチオシ
ティナリのオリジナル料理。レンジャー長のティナリが厳選した食用キノコを使っている。普通のキノコ以外に、見たこともない謎のキノコも。香料は使われていないため、キノコそのものの新鮮さが引き立っている…これほどの珍味を作るには、きっと研究以外の時間も沢山必要だったはずだ。
美味しそうな魚のクリームソース
魚にソースをかけた料理。繊細なクリームソースの上に横たわる白く透き通った魚肉は、一口食べただけで魚が飛び出すような新鮮な美味しさを感じさせてくれる。
魚のクリームソース
魚にソースをかけた料理。新鮮な魚を干して焼き上げ、パリッとした皮と香ばしい魚肉に雪のようなクリームソースと緑のミントを飾る。調理法はシンプルだが、独特な風味がある。
微妙な魚のクリームソース
魚にソースをかけた料理。過度な高温によって魚の皮が真っ黒になり、白いソースと激しいコントラストを生んでいる。皮は諦めて、身を食べてみよう…ん？この酸っぱい味は何…？
美味しそうなポテトボート
焼き上げたお菓子。砂金の川のように流れ出す魅力的なチーズが香りを凝縮し、美味しいルッカデヴァータダケと繊細で柔らかいジャガイモを運んでくれる。口に入れれば、まるで船に乗って、川をのんびり漂っているかのような気分に。この美食の旅が少しでも長く続きますように…
ポテトボート
焼き上げたお菓子。ジャガイモを洗い、チーズとルッカデヴァータダケをトッピングして焼き上げる。温かいうちにいただくと規格外の美味しさを味わえるため、スメールでは人気がある。食べる時、やけどにだけは気を付けて。
微妙なポテトボート
焼き上げたお菓子。ジャガイモは半熟で、表面に土の跡が見えるほど…万能なチーズと組み合わせても、この料理の評判を救うことはできなさそうだ。
美味しそうなタンドリーチキン
スメール独自の鳥肉料理。躍る火種が鳥肉の旨味を赤い皮に閉じ込め、一口で豊かな風味が口中に広げる。香料のリズムに合わせて、舌の上で鳥肉がミステリアスで魅力的なスメールダンスを踊り、人々を祭りの宴会にいるような気分にさせてくれる…
タンドリーチキン
スメール独自の鳥肉料理。派手な技術は必要なく、赤くなるまで香辛料に漬けた鳥肉を粘土で作った窯で焼くだけ。スメールの名物料理がこんな質素な窯で作られるとは、信じがたいことだろう。ベテランの料理人にとって、この窯は冒険者が死ぬまで決して手放さない剣と同じくらい大切なものだと言われている。
微妙なタンドリーチキン
スメール独自の鳥肉料理。高温でローストされたことで鳥肉は肉汁を失い、パサパサの硬い肉になった。香料の香りが鳥肉の元々の香りを圧倒している。いくら干し肉が好きな人でも、スムーズに飲み込むには大量のスープや水が必要だ。
美味しそうなカレーシュリムプ
スメールの家庭料理。濃厚ソースは濃くも繊細であり、肉厚の大きなエビによく馴染む。溢れた熱情の香りは、気がつけばすでに鼻孔をくすぐっていた。心中安らかでない時にも、こんな料理があれば食欲をそそられることだろう。
カレーシュリムプ
スメールの家庭料理。香ばしいカレーに加わる海の香り。パリッとおいしく調理されたエビがカレースープの味を引き立て、食欲をそそる一品に仕上がっている。スメールのほとんどの家庭で作られているが、味は千差万別だ。千の家庭があれば、千種類のカレーシュリムプがあると言えるだろう。
微妙なカレーシュリムプ
スメールの家庭料理。強い刺激臭から、何となくカレーだと分かった。ペースト状の物質から、ようやくしなびたエビを見つけた。カレーシュリムプに間違いない…でも、本当に食べるの…？
美味しそうなランバドフィッシュロール
ほのかに花の香りがする魚のグリル。夕焼けに染まる波のような黄金色の魚肉は、散らばるローズを巻き上げて、花の香りを漂わせる。「船員のロマンティック」と呼ばれるのも納得だ…も、もしかして、ランバドおじさんの冒険談も、全部が嘘ってわけじゃないのかも？
ランバドフィッシュロール
ほのかに花の香りがする魚のグリル。ランバドおじさんは若い頃、各地を冒険しながらご当地焼き魚を賞味した。そしてスメールを代表する焼き魚がないことを残念に思い、自らこの料理を考案したのだ。冒険談の真偽はともかく、フィッシュロールは間違いなく美味しいと、酒場の美食家たちは口をそろえて言う。
微妙なランバドフィッシュロール
ほのかに花の香りがする魚のグリル。おっと、生臭さに絡み付く焦げ臭さのせいで、料理の下手くそさが露呈してしまった。この料理はランバドおじさんに見せないほうがいい…次から値段を倍にすると言われたら大変だ。
美味しそうなタフチーン
量が多く、食べ応えのある定番の一品。一口目、パリッとしたおこげが唇と歯の間で揺れ、澄んだ音を響かせる。二口目、しっとりした柔らかい米とジューシーな肉が舌の上でとろけ合う。三口目、パティサラの香りが舌の上に広がる…最後の一口、心はこの素晴らしい楽しみをもっと欲しがっているけれど、残念ながらもう胃が限界…明日も食べる？
タフチーン
量が多く、食べ応えのある定番の一品。まずは米を炊いて、ヨーグルトに漬け込んだ肉の塊を米の中央に据えて、表面がカリッとするまで焼き上げる。最後にパティサラを振りかけるのも忘れずに。ご飯も肉も満腹感抜群のため、グランドバザールではとても人気がある。
微妙なタフチーン
量が多く、食べ応えのある定番の一品。殻の色が濃く、何だか嫌な予感がする。食べてみると、焦げすぎの硬さに食べ物が歯と戦っているような錯覚に陥ってしまう。歯の健康のためには、中の部分だけ食べるのがいいだろう…
美味しそうな獣肉のビリヤニ
肉の香ばしい匂いがするビリヤニ。パティサラの花びらは散らばるオアシスのように、ロングライスと肉でできた黄金色の玉座に横たわる。香辛料の香りが米粒に均一に絡みついており、口に入れる度にさまざまな味を楽しめる。そしてまもなく皿の上が空っぽになると、最後の味を嚙み締めようと、食通も唇を舐めずにいられない。
獣肉のビリヤニ
肉の香ばしい匂いがするビリヤニ。まず下処理を済ませた獣肉を外はカリッと、中は柔らかくなるまで炒める。それから、すべての材料と長粒米を一緒に蒸し、最後にパティサラを飾れば出来上がり。獣肉の脂と調味料の香りが混ざり合って膨らんだ米に染み込む。まさに、スメールの珍味と言えるだろう。
微妙な獣肉のビリヤニ
肉の香ばしい匂いがするビリヤニ。透き通るまで油に浸した米は、油臭い。食べ終わってもまだ、皿の上には厚い油の層が残る…食べたが最後、3日間は肉と油を口にしたくなくなるだろう…
美味しそうなミントビーンスープ
シンプルな材料で作った濃厚なスープ。とろりとした濃いスープからは、豆の香りが漂ってくる。口当たりは滑らかで、ミントの爽やかな香りがする。味は素朴だが素晴らしく、まるで涼しい木陰を散歩しているような気分にさせてくれる。シンプルな幸せを。
ミントビーンスープ
シンプルな材料で作った濃厚なスープ。ミントと豆を煮込み、なめらかになるまでつぶす。とろみがつくまでコトコトと煮て、最後に豆を散らし、ミントの葉を添えて出来上がり。完成した料理は爽やかで口当たりがよく、温めても冷やしても美味しい。
微妙なミントビーンスープ
シンプルな材料で作った濃厚なスープ。水の入れすぎでスープがとても薄まっており、料理というよりはもはや飲み物に近い。いっそのこと、氷を入れて「ミントビーン水」にする…？
美味しそうなパニプリ
ソースを付けて食べる軽食。スライムのように丸いパニプリに、鮮やかで不思議なソースを十分に付けて口に入れると、清涼感とピリッとした辛さ、そして酸味が一瞬にして舌の上で爆発し、夢のような衝撃を与えてくれる。どうりで一部のスメール人が、この食べ物に夢中なわけだ…
パニプリ
ソースを付けて食べる軽食。高温の油で揚げたパニプリに穴を開けてトッピングを詰め、緑のソースを付けて食べる。スメールでよく見かけるひとくちサイズの名物料理である。
微妙なパニプリ
ソースを付けて食べる軽食。緑のソースはちょっと変わった微妙な匂いがしていて、色も怪しい…付けないで食べたほうがいいかも。
美味しそうなピタ
色んなものが入ったピタ。ソースは舞台の中心にある食材の魅力を際立たせる照明のようなもので、肉と野菜のシャキシャキ感が見事に調和している。この「ポケット」はまるでマジックショーの四次元ポケットのように、次々と驚きをもたらしてくれる。
ピタ
色んなものが入ったピタ。平たい生地は焼くと鉄砲フグのように丸くなり、切り開くとポケットになった。昔のスメール人はソースをかけて直接食べるのを好んだと言われているが、今は様々な具を詰め、大口を開けて食べるのが主流である。
微妙なピタ
色んなものが入ったピタ。粗い皮は砂利のように舌の上で砕け、中身は色を失い乾ききっている…こんな食事を喜んで食べるのは、道に迷って三日ばかり腹を空かせた者だけだろう。
美味しそうな山盛りキノコ
パイモンが目を瞑り、長いこと思い悩んだ末に改良したアランナラのキノコ料理だが、市場でよく見られるスメールのキノコ料理に少し調味料を足しただけのもののようである。キノコの種類によって、火加減や時間を細かく調整した結果、三種類のキノコの味と香りが見事に差別化され、とても味わい深い食事になった。一緒に食べるか、一つずつ味わうかは、各々のお好みで。
山盛りキノコ
パイモンが目を瞑り、長いこと思い悩んだ末に改良したアランナラのキノコ料理だが、市場でよく見られるスメールのキノコ料理に少し調味料を足しただけのもののようである。三種類のキノコを適切に加工し、シンプルな方法で調理。そうすれば、よい口当たりと香りのハーモニーが生まれる。
微妙な山盛りキノコ
パイモンが目を瞑り、長いこと思い悩んだ末に改良したアランナラのキノコ料理だが、市場でよく見られるスメールのキノコ料理に少し調味料を足しただけのもののようである。野生の味というべきか、それとも…洗っていない土の香りに満ちているというべきか。はぁ…こんな自然の恵みを喜んで食べるのは、森にいるイノシシくらいだろう。
美味しそうなマサラチーズボール
パイモンが目を瞑り、長いこと思い悩んだ末に改良したアランナラ料理だが——実はスメールで古くから流行していた調理法。独自の香料の加え方により、素材そのものの味が引き出されている。このおかげで味覚が少し刺激され、味がより豊かになった…チーズボールの外側のカリッとした食感と内側のやわらかい食感が、熱々のポテトの食感と補い合っている。
マサラチーズボール
パイモンが目を瞑り、長いこと思い悩んだ末に改良したアランナラ料理だが——実はスメールに古くから伝わる調理法。独自の香辛料の加え方により、鍋からすくった瞬間に食欲を刺激する香りが漂う。チーズボールは口当たりが良く、嚙んだ瞬間に溶けたチーズがとろけ出す。煮込んで柔らかくなったジャガイモも食べ応え十分だ。
微妙なマサラチーズボール
パイモンが目を瞑り、長いこと思い悩んだ末に改良したアランナラ料理だが——実はスメールで古くから流行していた調理法。しかし、チーズボールはしっかり揚がっておらず、噛むと生チーズの食感がしてしまう。それに、ポテトにも火が通っていないようだ。次は揚げ時間を伸ばそう…
美味しそうな雨林サラダ
パイモンが目を瞑り、長いこと思い悩んだ末に改良したアランナラサラダだが——実はスメールで古くから流行していた調理法。ザイトゥン桃はキリッとジューシーな口当たりで、ミントの甘みと咲き誇るローズの香りがそのままお腹に落ちていく。適度な甘さと適度な冷たさは、これぞ「幸福の味」。
雨林サラダ
パイモンが目を瞑り、長いこと思い悩んだ末に改良したアランナラサラダだが——実はスメールで古くから流行していた調理法。ザイトゥン桃は新鮮で歯ざわりがよく、甘い砂糖の代わりに爽やかなミント、さらに風味付けにスメールローズのエキスも入っている。味覚と嗅覚の両方を楽しめる、自然豊かな料理。
微妙な雨林サラダ
パイモンが目を瞑り、長いこと思い悩んだ末に改良したアランナラサラダだが——実はスメールで古くから流行していた調理法。しかし…ザイトゥン桃は熟しきって発酵したような変な匂いがするし、ミントとローズのバランスもかなり悪い…
美味しそうなシャワルマサンド
ローストした肉をたっぷり入れたシャワルマ。外はこんがり、中は柔らかで、香り高いスパイスが魂に染み渡るローストミート。爽やかな味わいの野菜と薄いながらも硬くない皮が、美味しさを包み込む。口に入れた瞬間大満足、うっかりこぼした肉汁も惜しい！
シャワルマサンド
ローストした肉をたっぷり入れたシャワルマ。グリルの前に刺さった獣肉の塊をスライスして、野菜やソースと一緒に薄い生地の中へ。たったこれだけで、本格激ウマ！スメール料理が簡単に出来上がり。
微妙なシャワルマサンド
ローストした肉をたっぷり入れたシャワルマ。焦げた肉はまるで炭のようで、完璧にできた皮があっても救いようがない…どの部分も気を抜いてはいけないらしい。
美味しそうなバターチキン
風味豊かな料理。滑らかなソースが柔らかくジューシーなチキンをまんべんなく包み込み、口の中に広がる豊かな調味料が「美味しさの元素爆発」をもたらし…おっと、いつの間にかお皿が空っぽ。ソースも最後の一滴まで、ナンにつけて平らげちゃった。
バターチキン
風味豊かな料理。漬けたチキンを先に油で揚げる。そして、バターを溶かしてトマトのみじん切りと香辛料を加え、ペースト状になるまで煮込む。最後に揚げたてのチキンを加えれば完成。出来上がったものを主食と一緒に食べれば、スメール人の心を一番揺さぶる美味しいグルメの完成だ。
微妙なバターチキン
風味豊かな料理。調味料の分量を見誤り、味が濃すぎて食べづらい料理になってしまった。水を沢山含んで、ギリギリ飲み下せる程度である…
唯一の真相
鹿野院平蔵のオリジナル料理。トロトロの卵の上に黄金色のジューシーなトンカツが乗っており、たまらない香りを放っている…急いで完食すると、なぜか秘密を打ち明けたい気持ちになってしまう。これはまさか、平蔵の秘密兵器なのだろうか？
美露エビ
夜蘭のオリジナル料理。翹英荘が茶室に届けた新茶の「美露」を、獲れたてのエビにからめて炒めたもの。色彩は上品で、お茶の香りが漂う。それに、柔らかくて歯ごたえもあり…って、ちょっと待って、どうして彼女は唐辛子の皿を持ってこっちに来るんだろう？
オムライス·ワルツ
久岐忍のオリジナル料理。柔らかなたまごがソースの舞台で踊り出し、はんなりと舞う袂が甘くふわりとしたご飯を包む。烏有亭の料理人にも劣らぬ一品を作れるなんて、さすが忍。料理人の資格を持っているだけある！
「静寂閑雅」
神里綾人のオリジナル料理。繊細で優雅な盛り付けは、少しでも多ければ余分に、少なければ物足りなく見えただろう。それはまるで、普段綾人が仕事をこなすときの姿勢のようである。丁寧に味わえば、驚くべきことにその味が烏有亭のものとまったく同じであることに気づくだろう。最後、透き通った椿の花に箸をつけると、「それは剣術の練習がてら作った、ただの飾りですが。」と綾人に止められた。
美味しそうな紫苑雲霓
一風変わったドリンク。モンドのドドリアンと稲妻のスミレウリ、滑らかなミルクと果物の爽やかな香りが山と海を越えて混ざり合い、今までにない清々しさを感じさせる。どうりで小説の中でも、これを飲んだ病気の将軍様が元気になったわけだ！
紫苑雲霓
一風変わったドリンク。有名な小説『お願いっ！私の仙狐宮司』に出てくる、特別なドリンク。セーリングブリーズと八重堂の共同開発で、不思議な風味を再現した。豆製品が含まれていないため容彩祭の特別限定版とは若干味が異なるが、大豆アレルギーの症状が出る心配はなさそうだ。
微妙な紫苑雲霓
一風変わったドリンク。色だけなら問題はなさそうだ。スミレウリの仕込みを失敗したことによる渋みを無視できれば、許容範囲内のドリンクと言えるだろう…
美味しそうなカツサンド
栄養バランスのとれた料理。甘くてふわふわのパンが満腹感をもたらし、カリッとジューシーなカツが味覚を刺激してくれる。一口食べただけで、舌の先から胃袋までが大満足。こんなに見事な組み合わせを最初に思いついたのは誰？
カツサンド
栄養バランスのとれた料理。パンに厚みのあるカツが挟まれており、一口目からカリッとした食感が味わえる。ほんのり甘酸っぱいソースが、油っこさを感じさせない秘訣だ。異国の美食とご当地グルメの絶妙な融合だ。
微妙なカツサンド
栄養バランスのとれた料理。しなびた野菜にパサパサの硬い肉、そして中身がぎっしり詰まった硬いパン…まあ、空腹を満たすのが優先だ。食べよう…
福は内うどん
八重神子のオリジナル料理。真ん中に載っている油揚げは威厳ある「狐お姉さん」のれっきとした特注品だ。誠意をもって一気に食べると、その日はまる一日「仙狐様」のご加護を受けられ、不運を遠ざけ、強運に恵まれると言われている。
美味しそうなうどん
歯ごたえのある麺類。雪のように白くてしなやかなうどんに、上品な淡い味わいのつゆを加えた。その素朴な美味しさは人々の心をいたわってくれる。ほのかな小麦の風味が甘くしなやかな麺と共に胃袋に滑り込み、温かい後味が心に沁みる。
うどん
歯ごたえのある麺類。何度も寝かせて伸ばした生地は滑らかで、コシのある麺に変わった。味の濃いラーメンと違い、うどんはあっさりとした味付けで稲妻の人々を癒やしてくれる。
微妙なうどん
歯ごたえのある麺類。麺と出汁の味が薄すぎて、すごく残念な気持ちになる。味付けを侮ることはできないようだ。
美味しそうなさんが焼き
素朴な漁師メシ。栄養満点で美味しい。表面はこんがりと焼き目がついてカリッとしているが、包み込まれた中身は柔らかであり、一口で二つの食感を味わえる。魚のたたきは生でも美味しく食べられるが、炭火で焼くことで風味がさらに増している。
さんが焼き
素朴な漁師メシ。獲れたての魚を皮引きしてぶつ切りにし、キンギョソウと一緒に叩く。それを味噌と塩で味付けして、最後に焼く。口にする前から、良い香りが鼻孔をくすぐり、三人前食べても飽きない。
微妙なさんが焼き
素朴な漁師メシ。過剰な量の塩と魚肉の生臭さが嵐のように舌の上を駆け巡る。次からは、手が滑らないように気を付けよう…
雲隠し玉
雲菫のオリジナル料理。喉に負担をかけない、甘くてもちもちとしたお菓子。雲菫の大好物である。後味が軽く、たくさん食べても飽きがこない。よく見ると、普段彼女が自分のために作るものより量が多い。これも彼女の優しさなのだろう。
連心麺
申鶴のオリジナル料理。思い出の味を再現するためか、申鶴は調理と盛り付けに長い時間を費やした。なめらかな麺と舌を唸らせる出汁の組み合わせは、実に印象深い。しかし一番印象に残っているのは、やはりこの料理を作った者の気持ちである…
美味しそうな龍髭麺
龍の髭のように細い麺類。麺は滝のように伸び、山幸の精髄が凝縮された出汁の中に落ちていく。通常の麺よりも柔らかく、絡みつくような食感で、箸が止まらなくなる。
龍髭麺
龍の髭のように細い麺類。ねぎを炒めた後、煮込んだ出汁と副菜を入れ、最後に麺を投入し、出来上がった品を器に盛りつける。何度も生地を伸ばさないと、立派な細い龍髭麺にはならない。璃月の麺類の中で、もっとも技術が試される一品である。
微妙な龍髭麺
龍の髭のように細い麺類。細さにこだわり過ぎて、調理後に麺がちぎれてしまった。簡単に作れそうだが、しっかりとした練習が必要である…
美味しそうな実り豊か
贅沢な極上のお刺身。幾重にも重ねられた刺身は、蝉の羽のように薄く、煙のように軽く、まるで大地に霜が降りたかのようにかすかな白い質感を持つ。刺身を口に入れると、柔らかく舌触りの良い身と色鮮やかな食材が絡み合い、様々な味をかもし出す。その様子は、まさに世にある至味である。
実り豊か
贅沢な極上のお刺身。薄く切られた刺身を満開の花の形に並べ、その周囲を様々な食材が囲んでいる。食べる前にそれら食材と刺身を一緒にかき混ぜて味わうのが一般的。これからの日々も、実り豊かに過ごせるようにという意味が込められている。
微妙な実り豊か
贅沢な極上のお刺身。しかし切り身は不揃いで、大波に飲まれたかのような魚は、頭を下げて皿に張り付いている。全く食欲がそそられないが、たっぷりと盛り付けられているため、食べないともったいない一品…
常勝伝説
ゴローのオリジナル料理。高く積み上げられた具は、彼の気持ちと同じように心が動かされる。麺とスープを一気に食し、膨らんだお腹をさすりながらそばにいるゴローを見ると…満面の笑みを浮かべ、しっぽを軽く振っていた。おそらく、本人も気づいていないだろう…
強者の道のり
荒瀧一斗のオリジナル料理。本人によると、これは「荒瀧・美食マスター・一斗」が直々に作った「古今東西激ウマ料理」だという。立っていても座っていても横になっていても、口に入れればとにかく腹を満たすことができ、さらには世界を制覇する強者になれるらしい…えっと…そんな「すごい」ものを、わざわざありがとう。
美味しそうな緋櫻えびせんべい
サクサクとしたせんべい。緋櫻毬の愛らしい色とエビの美しい滑らかな形を完璧に再現している。口の中に入れる前に、エビの香ばしい風味が勢いよく漂う。食べると、サクサクとした味が、噛むたびに口の中で広がり、花と海の美しさを楽しむような感覚を味わえる。
緋櫻えびせんべい
サクサクとしたせんべい。ジャガイモのでん粉にエビと緋櫻毬を入れ、焼き上げる。おやつにしては香り味共に優秀。老若男女問わず食べられるため、贈り物としても人気がある。
微妙な緋櫻えびせんべい
色合いが悪く、サクサクとしたせんべい。丸い形から見れば、確かにせんべいだが…実際に食すと、なぜか生臭いエビの味がする。
美味しそうな五宝漬物
野菜の漬物。発酵させることで、食材の自然な甘みに一風変わった風味を加えたもの。シャキシャキとした食感も特徴の一つである。ごはんをさらに美味しく食べることができ、お酒に合うお供でもある。まさに五宝という名に相応しい料理だ。
五宝漬物
野菜の漬物。長期間発酵した食材は風味が豊かになり、日持ちするようになる。元々、漬物は四種類しかなかったが、縁起をよくするため、盛り付けの際にもう一種加えたことから、五宝漬物と名付けられた。
微妙な五宝漬物
野菜の漬物。なぜかは分からないが、変わった酸味を感じる。ほのかに酸っぱい味は食欲を引き出せるが、これは明らかに酸味が強すぎる。ヒルチャールシャーマンの好物かも？
美味しそうなうな茶漬け
さっぱりとした主食。お茶と煮込んだ出汁のほんのりとした香り、白くふっくらと炊き上がったごはん、そして炭火の洗礼を受けた柔らかいうなぎ。魚とお茶の香りが舌の上で踊り、爽やかで甘い米の香りと共にさらに美味しく溶け合う。この三つの組み合わせによる誘惑に耐えられる者はいないだろう。
うな茶漬け
さっぱりとした主食。うなぎを乗せたお米にお茶を入れ、お米がお茶の香りを吸収するまで静かに待つ。うなぎのほんのりとした甘さは絶妙な美味しさを引き立て、箸がどんどん進んであっという間に食べ終わってしまう。
微妙なうな茶漬け
さっぱりとした主食。お茶の味が薄すぎて、うなぎの塩味に負けてしまい、お茶の香りがほとんど感じられない。よく混ぜてお粥のようにして飲めば、口にすることはできる。
「温もり」
トーマのオリジナル料理。精巧な見た目のわりに、使われている材料はごく普通。一口飲むと、太陽のように温かいトーマの笑顔が思い浮かぶ。素朴な食材で人の心を暖める料理を作れるのは、腕が良いからこそなのだろう。
美味しそうなそば
素朴で簡単な麺類。ソバの独特な香りを絶妙に引き出した料理。しなやかな麺が喉を通り、口の中に残る淡い余韻は、まるで質素な回廊に響いてくる古謡のようだ。
そば
素朴で簡単な麺類。ソバで作られた麺を水に通してから冷やす。歯応えのある滑らかな食感。材料は安く、作り方も簡単なため、稲妻人の間で広く親しまれている。
微妙なそば
素朴で簡単な麺類。ざらざらした舌触りの麺を、無理やりに飲み込むと、舌にほんのりとした苦味を感じる。これは本当に麺類なのか？
美味しそうなラズベリー水まんじゅう
透き通ったお菓子。きれいな球形、まるで凝縮した水が皿にあるようだ。澄んだ皮の下に、真珠のように輝いている餡がある。暑い日にこの光景を見るのも楽しみの一つ。口に入れると、ほんのりとした甘みが広がり、全ての焦燥感を取り除く。
ラズベリー水まんじゅう
透き通ったお菓子。透明の皮で黄金色の餡を包んだ食べ物。ひんやりとした口当たりを保つために、陶器のお椀に入れて、水に浸ける商人もいるそうだ。水のように流れはしないが、水のように透明である、それがこの名の由来だろう。
微妙なラズベリー水まんじゅう
透き通ったお菓子。見た目は水のようだが、食感も水と同じように、何の味もしない。一体どこで間違えたのだろう？
美味しそうな若竹煮
薄い色合いの野菜料理。海で生まれた柔らかさと、山で芽を出したシャキシャキ感がスープに凝縮している。あっさりとした優しい味から、万物が蘇る時と四季の始まりの素晴らしさを感じられる。
若竹煮
薄い色合いの野菜料理。タケノコをスープに入れて、煮詰める前にワカメを入れる。上品な見た目と、あっさりとした優しい食感を持つ。おつまみにも、正餐の料理にも適している。
微妙な若竹煮
薄い色合いの野菜料理。ワカメを飲み込むには長い時間噛む必要があり、硬すぎるタケノコを食べると歯が割れるような錯覚を覚える。見た目以外に取り柄がない。
美味しそうな魚とダイコンの煮込み
栄養バランスが良い料理。極寒、波、雷の試練を乗り越えた魚は鍋に飛び込み、ダイコンと共に旨味たっぷりのソースを吸収した後、皿に落ちた。この甘味は、氷に覆われた地で揺らめく篝火のように、心を奮い立たせる。
魚とダイコンの煮込み
栄養バランスが良い料理。皮を剥いて輪切りにしたダイコンを煮込み、下処理済みの大きな魚肉を入れた後、調味料を加えてとろ火でじっくりと煮込む。ゴロっと大きな具材は満足感たっぷりで、ご飯のお供に最高だ。
微妙な魚とダイコンの煮込み
栄養バランスが良い料理。見た目は完成されているが、食べてみると魚肉の旨味が全然ダイコンに染み込んでいない…いや待て、ダイコンに刺さった魚の骨はどういうことだ？
永遠なる信仰
九条裟羅のオリジナル料理。料理というより、甘味と言った方が正しい。甘くてふわとろな食感は裟羅本人の好みには合わないようだ。待て、この上の印はまさか、「あの方」と関係があるのか？
「奇策」
珊瑚宮心海のオリジナル料理。卵で作った皮が袂落としのような形で全体を包んでいる。端にある魚の尾は小さくてとてもかわいい。「袂落とし」の中身は気になるが、食べるのがもったいないと思ってしまう…心海は笑みを浮かべた。くっ…もう策にはまったのか？
満腹感ゼリー
アーロイのオリジナル料理。切り口が完璧で、形がよく整い、涼やかな雰囲気をかもしだしている。最初、アーロイはあなたがこの特別な見た目のデザートを受け入れられるか心配していたが、一気に食べ尽くしたあなたを見て、彼女はほっとした…
美味しそうなうなぎの蒲焼
焼き上げて出来た料理。油がウナギの表面でじりじりと鳴り、まるで色彩豊かな前奏を奏でているようだ。炭火の洗礼とタレの潤いで、ウナギの肉質が繊細で柔らかくなっている。ご飯と一緒に食べれば、タレを食べ尽くしても、まだ足りないと感じるだろう。
うなぎの蒲焼
焼き上げた料理。切っておいたウナギを蒸すことで余った脂を落とし、焼いてからタレを塗る。料理名の由来について、稲妻では様々な説があるが、これだけは皆が認めていること——完璧なウナギを焼くには、一生をかけて専念する必要がある。
微妙なうなぎの蒲焼
焼き上げた料理。ウナギの表面の色が火の中の木炭とそっくりで、見るだけで失敗作だと分かる。裏返して食べようとしても、焦げ臭さで引いてしまう。
美味しそうなお好み焼き
鉄板で焼き上げた食べ物。豊かな食材が重ね合わせ、噛むと外はサクサクで、中は柔らかい。滑らかなソースが具材に絹の衣を着せたように、唇と歯の間からお腹へするりと滑り込む。空気の中に残っている香りも、忘れがたいものとなった。
お好み焼き
鉄板で焼き上げた食べ物。小麦粉に水を加えてよく混ぜ、野菜と肉を加えた後、鉄板で焼く。最後にソースと鰹節を上に散らす。食材をいくら入れても美味しい。好きなものを多く入れれば入れるほど美味しくなるため、お好み焼きという名になった。
微妙なお好み焼き
鉄板で焼き上げた食べ物。見た目は悪くないようだが、一口で小麦粉の固まりを食べてしまった。やはり料理をするには、手を抜いてはいけないようだ。
美味しそうな夕暮れの鯛焼き
鯛の形をしたお菓子。出来立ての時は熱々で、心を躍らせる香りがする。一口噛むと、その瞬間に甘さが口の中で溶けてしまう。夕方の池にいる一尾の魚のように、うろこに温かい金色の光が輝いている。
夕暮れの鯛焼き
鯛の形をしたお菓子。カリカリした皮で甘いあんこを包んだ食べ物。稲妻人の中では大人気である。最初は普通の円柱の形をしたが、改良を重ねて、今このかわいい魚の形となったそうだ。
微妙な夕暮れの鯛焼き
鯛の形をしたお菓子。あんこが甘すぎたため、小さな一口でも、水をたくさん飲んで緩和する必要がある。いくら狂熱的な甘味愛好家でも、この甘さに耐えることはできないだろう。
美味しそうなオムライス
卵で包んだ主食。卵の部分を箸で軽く刺すと、繊細で半熟な卵がふっくらした白いご飯を包み、とろとろした甘酸っぱいソースと共に口にする者の食欲をそそる。楽しみながら味えば、口角に笑みが浮かんでくるだろう。
オムライス
卵で包んだ主食。溶きほぐした卵液を半熟まで焼き、ご飯を上にのせ、包んでからケチャップをかける。この料理は他の地域の料理をもとに調整したもので、より複雑な作り方もあるようだ。
微妙なオムライス
卵で包んだ主食。ご飯をギリギリ包んでいる卵が、焼きすぎて固まってしまっている。いっそのこと、目玉焼き丼という名に変えた方がいいかも？
美味しそうな鳥の玉子寿司
稲妻の家庭料理の一つ。滑らかな鳥卵がふっくらした米粒と一緒に舌の上で踊り、子供の時代に戻ったような楽しさをもたらす…この幸せを口に留めるため、知らず知らずのうちに次の寿司を手に取ってしまう。
鳥の玉子寿司
稲妻の家庭料理の一つ。薄切りにした鳥卵の玉子焼きを味付けたご飯にのせる。作り方は簡単だが、十分においしい。
微妙な鳥の玉子寿司
稲妻の家庭料理の一つ。鳥卵の玉子焼きを作る時、卵をよくかき混ぜていなかったようで、酢飯の味付けも少し濃すぎた…いくら簡単な料理でも適当に扱ってはいけないようだ。
美味しそうな甘エビの握り寿司
甘くて美味しい伝統料理。透き通ったエビが雪のように白い銀シャリにのっている。酢飯の酸味とエビの甘さが舌の上で溶け合い、波と白砂の戯れのように軽やかで柔らかい。
甘エビの握り寿司
甘くて美味しい伝統料理。ご飯を手で握り、背開きしたエビをのせる。ふっくらで歯ごたえのあるエビと美味しい米の組合わせは、甘味をより引き出す。
微妙な甘エビの握り寿司
甘くて美味しい伝統料理。エビが乾き、噛むと米粒と一緒に歯にくっつく。どうやら長時間放置してから食べてはいけないようだ…
美味しそうな活力にゃんこ飯
見た目がかわいい主食。簡単な調理方法で食材の鮮度が最大限に保たれた。どんなに無愛想な子猫でも、この香りを嗅ぐとついてくるだろう。しかし、どうして子犬までも…？
活力にゃんこ飯
見た目がかわいい主食。木南杏奈の助けのもと、「代理宮司寝子」の口に合わせて作った料理。「響」の味は復元できないが、寝子様が気に入ったようで何よりだ。調味料を加えなかったため、人間にとっては少し味が薄い。
微妙な活力にゃんこ飯
見た目がかわいい主食。料理の経験が少ないため、食材を適当に混ぜ合わせただけだ。「代理宮司寝子」はこの料理を受け入れるだろうか…
美味しそうなピリ辛蒸し饅頭
璃月の民間で広まっている料理。熱々の具材をふんわりとした蒸し饅頭の窪みに入れて、抜群の香りが口の中に広がっていく。勤勉な璃月人が七国に名を馳せる繁華な港口を作ったように、普通の食材も努力の「発酵」により、驚きに満ちた美食になれる。だからこそ、眠る魔神をも引き付けるのだろう…
ピリ辛蒸し饅頭
璃月の民間で広まっている料理。新鮮な生地を練って形を作り、寝かせてから蒸し焼きにする。それから、野菜と肉を洗ってみじん切りにし、油で炒める。食べる時には、炒めた具材を蒸し饅頭の窪みに入れて一緒に食べる。カリカリの野菜と香ばしい肉の相性がなかなか良い。
微妙なピリ辛蒸し饅頭
璃月の民間で広まっている料理。大量に炒めた絶雲の唐辛子が積み重なり、耐えられない辛さになっている。一口味わうだけで、喉が焼けるように痛くなる。もっと食べると…グゥオパァーのように火を噴くことができるかもしれないかも？
美味しそうな文心豆腐
包丁技術を重んじる料理。細い豆腐の糸切りは、森の霧のように皿に広がり、タケノコの糸切りが爽やかな彩りを加えた。鳥肉とハムの旨味が凝縮されたスープは、濃厚な香りをしている。一口味わうだけで、客はこの香ばしい霧の中で酔ってしまう。
文心豆腐
包丁技術を重んじる料理。全ての食材を糸のように細かく切り、水に通してから、スープに入れて煮立てる。デリケートな味わいとたっぷりな旨味は、璃月食堂の定番になるには十分だ。
微妙な文心豆腐
包丁技術を重んじる料理。無細工な包丁技術で食材がめちゃくちゃになってしまい、バラバラな食感にがっかりする。豆の青臭みだけがこの料理のメイン食材が豆腐であることを証明している。
美味しそうな獣肉シチュー
煮込み料理。濃厚なスープと旨味たっぷりの獣肉が香ばしい香りを漂わせる。野菜は十分に煮込まれ、豊かな味をもたらした…このような美味い一品は、湯気が立ってもついつい食べたくなってしまい、あっという間に飲み干してしまう…そうだ、スープにパンをつけて食べるのも悪くないかも？
獣肉シチュー
煮込み料理。大きく切った獣肉をこんがりと焼き、具を炒めて香りを出す。そこに出汁を加え、煮詰めてスープにとろみがつくまで煮込む。じっくり煮込むと、獣肉は柔らかくなり、満足感をもたらしてくれる。
微妙な獣肉シチュー
煮込み料理。調理方法をうまく把握していないようで、全ての材料を鍋に入れただけなため、野菜が煮込みすぎてスープに溶けてしまった。結果、脂っこい肉の味しかしない料理となった…
美味しそうなお米プリン
米で作られた甘味。モチモチした米と甘い牛乳が溶け合い、味が絶妙にマッチしている。熱いうちに食べると、クリーミーな米粒を楽しむことができ、冷ましてから食べると、滑らかな牛乳の香りを味わうことができる。それぞれの楽しみがあるとも言える。このような完璧な配合は、一体どれほどの試行錯誤をして得た結論なのだろう？
お米プリン
米で作られた甘味。お米を炊いてから、他の食材と一緒に鍋に入れ、よくかき混ぜてから蒸したもの。甘くてふわとろな食感は、食事の締めとしては最適である。
微妙なお米プリン
米で作られた甘味。食材の量を間違えたため、過度に甘いご飯の味しかしない。爽やかな飲み物と一緒に食べるしかない…
団子牛乳
ねっとりとした団子を牛乳に加えて出来上がったオリジナルドリンク。甘くて滑らかな食感で、食べた客に好かれている。
だが、団子が入っているため、飲みすぎると食欲に影響するかもしれない。
特製キノコピザ
具材をたっぷりと乗せたピザ。色んなレア食材が揃っており、口の中で奇妙な踊りを楽しめる。味も悪くない。
眩暈回避術·改
早柚のオリジナル料理。早柚が可愛いムジナの形に握ってくれたおにぎり。くれぐれも、タヌキと間違えないように。もしかしたらこのおにぎりこそ、早柚がご飯の後に丸一日ぐっすり寝ていられる秘密の術なのかも…？
夏祭りの游魚
宵宮のオリジナル料理。花火を見ている時に宵宮から貰った菓子。彼女の無邪気な子供のような笑い声と、ドンドンと打ち上がる花火の音が重なる。独特な響きの中で、手の中のふっくらとした金魚が今にも泳ぎ出しそうな雰囲気を醸し出している。
雨奇晴好
楓原万葉のオリジナル料理。航行中の船で一晩風乾させた魚を使った料理。万葉によると、普通の干し魚を使っただけらしい。しかしこの味…森羅万象全てを受け入れる洒脱を表しているのか？
「紅炉一点雪」
神里綾華のオリジナル料理。まるで小さく可愛らしい工芸品のようだ。薄紅色の衣を纏うそれは、秘めた乙女心を象徴している。白鷺の如く優雅な姫君とお茶を楽しめたなら、時間を永遠に止めたいという欲張りな考えが生まれるかもしれない。
美味しそうな緋櫻天ぷら
油で揚げた料理。衣は薄く透き通っており、食材に豪華な服を着せたようだ。外のカリッとした食感と中身のジューシーさが何層にも重なって、食べる人を感嘆させる。
緋櫻天ぷら
油で揚げた料理。漬けた緋櫻の花びらと新鮮なエビ、野菜にとろみをつけ、揚げてから油を切る。簡単そうに見えるが、極上の天ぷらを作るには、技術も必要だ。
微妙な緋櫻天ぷら
油で揚げた料理。油の温度を上手くコントロールできなかったせいか、揚げ始めたとたんに異臭がする煙が上がった。出来上がったものも焦げて茶色くなってしまっている。勿体ないが…食べない方がいいかも。
美味しそうなかにみそ甲羅焼き
炭火で焼き上げたカニ料理。カニの脚肉は美しい朱色で、繊細でジューシー。かにみそは香ばしく、口に入れると濃厚でまろやかな食感が味わえる。舌の上で起きた繊細な瞬間は、カニの甲羅の味まで興味を持たせる。
かにみそ甲羅焼き
炭火で焼き上げたカニ料理。カニ肉とかにみそを混ぜ合わせ、美味しい脚肉を乗せる。口に入れた瞬間から広がる幸福感は、この料理にかかったこれまでの時間に意味を与えた。
微妙なかにみそ甲羅焼き
炭火で焼き上げたカニ料理。カニの殻の屑とかにみそが混ざり合っている。歯に挟まること自体は大事ではないが、料理を楽しむという気持ちは跡形もなくなった。
美味しそうな焼きそば
稲妻の家庭料理の一つ。少し縮れた麺と普通の具は、ベースとなる調味料に何かの魔法をかけられたかのようだ。滑らかで弾力があり、味も濃厚…お皿の上に魔法が施されているようで、食べ飽きることがない。
焼きそば
稲妻の家庭料理の一つ。麺と具材を炒め合わせるだけで出来上がる。作り方も簡単で、食べると満腹感も得られるため、稲妻の人たちに大人気。
微妙な焼きそば
稲妻の家庭料理の一つ。麺と具についた黒焦げの跡は、先ほど起こった惨事を物語っている。
美味しそうな市井おでん
よく見かける巷の料理。あっさりとしたスープが、素材本来の味を引き立て、稲妻の巷の古き歴史を感じさせてくれる。一人きりの雪の夜に、このような素朴で飾り気がない料理を食べることができたら、きっと心も体も温かくなる。
市井おでん
よく見かける巷の料理。だしを十分に吸収した具材は、ついつい食べたくなってしまう。始めはシンプルな具材しかなかったと言われているが、時代が進むにつれて種類が増え、今の組み合わせになった。
微妙な市井おでん
よく見かける巷の料理。長時間の過熱により、具材がほとんど溶けてしまい、スプーンで掬うしか食べる方法がない。何もかもが混ざってしまっているため、何を食べているのか判別が難しい。
美味しそうな紺田煮
ゆっくりと煮た郷土料理。絶妙な火加減で、食材を完璧に調理することができた。夕方に紺田村を散歩していると、この素朴ではあるが高級料理にも勝る美食の香りが漂ってくる。外国を漂流している村人がこれを食べたら、きっと故郷が恋しくなるだろう。
紺田煮
ゆっくりと煮た郷土料理。紺田村の家庭では定番の料理。本来は名前がなかったが、栄養が高くておいしいため、稲妻全域に広まった。そのため、紺田村以外の人はこの料理を「紺田煮」と名付けた。
微妙な紺田煮
ゆっくりと煮た郷土料理。下処理をしなかった鳥肉はまだ許せるかもしれないが、煮込まれていないスミレウリは最悪だ。味がとんでもなく渋いだけではなく、お客さんの舌を中毒になったかのような色に染めてしまう。
美味しそうな緋櫻餅
繊細で上品な菓子。緋櫻のほのかな香りが周囲に漂い、見た目は儚い美しさを秘めているようだ。静寂に包まれたとき、一口食べると、緋櫻の散る刹那に時が戻ったような気がする。
緋櫻餅
繊細で上品な菓子。濃い緑の葉が、全体の暖かい色合いに高級感を与えた。観賞するだけでも、安らぎの美しさを感じることができる。残念ながら、その美味しさを味わえる期間は花のように短いため、躊躇わず早めに食べた方がいい。
微妙な緋櫻餅
繊細で上品な菓子。見た目はまあまあだが、気持ち悪いほど甘すぎる。食べると喉がつかえたような感じがして、二個目を諦めてしまう。
美味しそうな渡来鳥肉
タレのかかった肉料理。事前に味付けをした鳥肉にさわやかな風味を与え、脂っこさを見事に中和した。一口食べると、皮のサクサクとした食感と、唇と歯の間で肉のジューシーな味わいがはじける。
渡来鳥肉
タレのかかった肉料理。鳥肉に味付けをし、衣で覆って揚げ、その上に濃厚なタレをかけた。付け合わせの野菜は地元産だが、味付け方法やタレは外国から輸入しているため、「渡来鳥肉」という名前になった。
微妙な渡来鳥肉
タレのかかった肉料理。見た目は問題ないようだが、食べると失望する。鳥肉は脂っこく、野菜を加えてもうまく呑み込むことができなかった。
美味しそうな味噌汁
素朴な汁もの。風味豊かな香りを放つ。ご飯と一緒に食べれば、食事全体の完成度が高まる。
味噌汁
素朴な汁もの。よく見かける食材と、簡単な調理法を使った料理。この小さな味噌汁一杯には「三里の力」が宿っていて、食べると旅の際に疲れなくなるという。
微妙な味噌汁
素朴な汁もの。茹ですぎた海草、崩れた豆腐と濃すぎた味噌が混ざったもの。朝に一杯食べると、一日の機嫌を損ねてしまう恐れがある。
美味しそうな串焼き三種
串焼きの盛り合わせ。火加減が絶妙で、油がじわじわと鳴る。豊富な調味料が食材の旨みを引き出す。調味料は多くもなく、少なくもなく、ちょうどいい。偏りのない、バランスのとれた味わいは、料理人が披露する職人技だ。
串焼き三種
串焼きの盛り合わせ。一度に三種類を味わうことができるのが人気の理由。お酒に合う料理に迷ったら、串焼き三種を頼んでおけば間違いない。
微妙な串焼き三種
串焼きの盛り合わせ。変色した食材を串刺しにした黒ずんだ竹串は、何とも言えない異臭を放っており、野外で食べるとヒルチャールを呼び寄せてしまうかもしれない。
美味しそうなカニのバター添え
焼き上げたカニ料理。バターとカニ肉が濃厚な香りを放ち、味覚を揺さぶる。この新鮮な香りの誘惑には、誰も敵わない。知らない間にカニの身を食べ終えると、その美味しさを思い出したいあまりに、殻についているバターをもう一度舐めたいとさえ思わせる。
カニのバター添え
焼き上げたカニ料理。絶妙な火加減で、カニの身の水分と脂を適度に保っている。カニ肉に染み込んだバターの香りに食欲をそそられる。
微妙なカニのバター添え
焼き上げたカニ料理。固く、冷えたカニ肉は、しょっぱさと臭みを口の中に押しつけてくる。まるで海水を力いっぱい吸ったかのようだ。
美味しそうな干物の網焼き
炭火でじっくり焼いた干物。炭火で焼くことで濃厚な脂がにじみ出し、魚に黄金色の衣を与えた。身がしっかりしていて味もよく、食べやすい。これ以上の海の贈り物はない。
干物の網焼き
炭火でじっくり焼いた干物。一晩干した魚は、皮に海の香りが染み込んでいる。焼くとしょっぱい香りが広がる。海沿いに住んでいる稲妻人がよく知る味だ。
微妙な干物の網焼き
炭火でじっくり焼いた干物。干物の中のわずかな水分も吸い取られ、木材を噛んでいるような食感だ。パサパサ過ぎて、魚肉と骨の区別もつかない。
美味しそうな鳥卵の玉子焼き
油で焼き上げた卵料理。しっかりとした形、黄金の色でふっくらとした食感…一口ではお腹いっぱいにはならないが、心を落ち着かせる。容易に手に入れられるのも魅力の一つ。
鳥卵の玉子焼き
油で焼き上げた卵料理。まずは卵に味付けをして鍋に流し込む。弱火でじっくりと焼き、一面を固めながら巻き、再び卵を入れる…一定の厚さになるまでこの手順を繰り返し、出来上がったものを皿に盛り付ける。素朴で親しみやすい味を持つ稲妻料理。
微妙な鳥卵の玉子焼き
油で焼き上げた卵料理。柔らかすぎて、箸で少し触れただけで崩れてしまう。スプーンですくった方が食べやすいかも？
美味しそうな獣骨ラーメン
アツアツのラーメン。しなやかな麺がスープの旨みを十分に吸収し、豊富なトッピングが味を引き立てている。スープは獣骨の濃厚な香りが漂い、麺は柔らかくもっちりしている…気が付いたらとっくにスープを飲み干しており、おかわりが欲しくなる。
獣骨ラーメン
アツアツのラーメン。低温調理された獣肉が載せられており、ほどよく塩の利いたうま味のあるスープが麺によく絡んでいる。疲れているときにこういう一杯を食べると、気分が上がる。
微妙な獣骨ラーメン
アツアツのラーメン。トッピングの処理に時間を取られ、忘れられた麺は伸びてしまい、スープに溶け込んだようだ。一気に飲み込めば、味も気にしなくなるだろう。
美味しそうな刺身の盛り合わせ
新鮮な食材を組み合わせた海鮮料理。芸術品の如くこだわりがある盛り付けを動かすのはもったいない。巧みな包丁さばきは、食材の味を最大限に引き出した。繊細な食感と極上の弾力、自然な甘み…まるで生命力あふれる何かが口の中で飛び回り、心の中へと滑り込んでいくようだ。
刺身の盛り合わせ
新鮮な食材を組み合わせた海鮮料理。薄くさばかれ、キレイに並べられた魚と貝。軽くて柔らかな食感で、良質な栄養を与えてくれる。ほんのりとした後味は、食材自身の新鮮さによるもので、一口一口が極上の喜びとなる。
微妙な刺身の盛り合わせ
新鮮な食材を組み合わせた海鮮料理。誰かの練習作のようで、錆びた包丁は食材本来の味を損ない、魚の骨も完全に取れていない。今からプロの料理人に指導してもらったとしても、もう手遅れなのだろうか？
美味しそうなおにぎり
お米を握って作られた携行食。パリパリとした海苔がほのかなうま味を、もっちりとした米はしっかりとした甘みをもたらす。そして、隠し味として秘められた美味しい魚肉は、まるで勝利のファンファーレのように、心身ともに満足させる。
おにぎり
お米を握って作られた携行食。作り方は簡単で、常温でも美味しく頂けるため、兵士や一般の人の間で広く親しまれている。
微妙なおにぎり
お米を握って作られた携行食。三角形を維持しているのがやっとで、手に取るとすぐ崩れてしまい、客を失望させる。
美味しそうな三色団子
もちもちとした弾力のあるお菓子。団子の表面のつやは、花に降り注ぐ露のようで、花の香りが口の中に広がる。花見の時にこの菓子を口にすると、一年中が花の如く華やかになるかのような幸福感を感じ取れる。
三色団子
もちもちとした弾力のあるお菓子。米粉と水を練って丸め、蒸したもの。緋櫻毬とキンギョソウの色合いが、楽し気な雰囲気を醸し出している。
微妙な三色団子
もちもちとした弾力のあるお菓子。作る時に水分が不足してしまい、表面にひび割れが生じたようだ。無理に口に入れたら、窒息する恐れがある…
美味しそうなマグロの握り寿司
素手で握った伝統料理。繊細な脂の筋は優しく降りる白い霜のようで、肉との割合が絶妙。作り方は素朴で伝統的だが、陸と海の精髄を融合したような美味を感じさせてくれる。
マグロの握り寿司
素手で握った伝統料理。柔らく少し酢の効いたお米に、新鮮なネタを乗せた。地元の人にとっては、少し贅沢な料理だ。
微妙なマグロの握り寿司
素手で握った伝統料理。上に乗せるネタは変色しており、お米の酸味とネタの生臭さ、どっちが強いかすら判別できない。
美味しそうな鶏豆花
細かく作られた料理。豆花のようなしっかりとした形。レンゲで口に入れると、舌の上でトロトロと溶けていく。その直後、美味しさが猛烈に変わり、まるで客の魂を押し出すかのような衝撃を与える。目の前にあるのは、もはや鳥肉料理ではなく、神の思いが込まれた春のそよ風なのかもしれない。
鶏豆花
細かく作られた料理。鳥肉を細かく刻み、歯ごたえが出るようにこねる。そしてひき肉を煮たスープを入れ、弱火でゆっくりと焼く。出来上がりは白く上品で、豆花の食感を味わうことができる。鳥肉を食べているように感じないのに、普通の鳥肉料理に勝る美味しさを持っている。
微妙な鶏豆花
細かく作られた料理。ベースのスープはしょっぱくて、鶏豆花の食感は雑。技術が欠けているため、形はちゃんとしていても、魂が抜けている。残念な一品だ。
荒波パイ
エウルアのオリジナル料理。月のような形は伝統への反抗、もしくは彼女の「目には目を」の精神の表れなのかもしれない。黄金色の皮の中には、塩味と香り高いスモークの風味が漂う。こんなに美味しいものを作れる人は、彼女以外にいないだろう…しかし、このような褒め言葉は彼女に聞かれないほうがいい。「恨み」を覚えられてしまうから。
「法律ここにあり」
煙緋のオリジナル料理。真四角に整えられたかにみそ豆腐。作り方も味も、レシピに書かれた「かにみそ豆腐の法律」に完璧に従い、法律の尊さを感じさせる形に仕上がっている。
美味しそうな濃厚マッシュポテト
味付けしたマッシュポテト。なめらかなマッシュポテトを口に入れると、口中に強い香り、そして旨味とミルクの風味が広がる。こんなに素晴らしい味は、まさか日常の食材であるジャガイモから生まれたとは。
濃厚マッシュポテト
味付けしたマッシュポテト。ジャガイモを押しつぶし、なめらかでコクのある味に仕上げた料理。おかずとしてもよし、主食としてもよし、お腹が空いたときの最高の一品。
微妙な濃厚マッシュポテト
味付けしたマッシュポテト。中には硬く潰せないジャガイモが混ざっており、食べるときにランダム性を兼ねたおかしな一品だ。
美味しそうなカリカリチキンバーガー
主に鳥肉を使ったハンバーガー。金色でふっくらな鳥もも肉、肉汁を絞り出すかのように柔らかい。さっぱりとした野菜と濃厚なタレを加えると、まるで雲の中で飛んでいるかのような、不思議な美味しさを味わうことができる。
カリカリチキンバーガー
主に鳥肉を使ったハンバーガー。やわらかいパンにサクサクの鳥もも肉と新鮮野菜を挟んだ料理。ナイフで切る必要はなく、手で直接持ち「ガブッ」と豪快に噛むのが一番だ。
微妙なカリカリチキンバーガー
主に鳥肉を使ったハンバーガー。誤って鳥肉を薄く切りすぎ、小麦粉を使いすぎてしまった。パンに餅を挟んだような食感だ。
美味しそうな黄金のジャンボチキン
味付けした鳥肉の揚げ物。金色の皮が肉汁をしっかりと包み、豪快に噛むと大きな満足感を得られる。つかの間に完食してしまうが、指先に残る香りでも後味を感じさせてくれる。
黄金のジャンボチキン
味付けした鳥肉の揚げ物。食材を生地に混ぜ鳥肉を包み、高温で揚げた料理。香りを嗅ぐだけでサクサクの皮とやわらかい肉を想像させる。噛むと肉汁が溢れ出すゆえ、この誘惑に抵抗できる人はほとんどいない。
微妙な黄金のジャンボチキン
味付けした鳥肉の揚げ物。油温のコントロールが不十分なせいか、サクサクのはずだった皮が柔らかくなり、脂っこい食感になった。
ヴァーディクトディナー
ロサリアのオリジナル料理。「暗黒」のトゲが付いているため、最初はどこから食べたらいいのかわからない。周りの飾りをやっとのことで外し、口にすると驚きの美味しさがやわらかい鳥肉から炸裂する。食す者の表情をロサリアは決して見逃さない。相手のリアクションを見た彼女はご満悦のようだ。
美味しそうなミントの獣肉巻き
酸味と辛みが口に広がる料理。獣肉とミントの絶妙なバランス、柔らかな食感で脂っこくもない、薄苦い香りがとても上品。ちょっとした辛さはこのうまく調和された2つの食材を完全に目覚めさせ、口の中で躍動し、最後に完璧な終止符で終わり告げる。
ミントの獣肉巻き
酸味と辛みが口に広がる料理。ソースに漬けた獣肉を薄切りにし、ミントの葉を巻き、絶雲の唐辛子で作った調味料をかけた。独特のミントの香りがこの料理の特筆すべきポイントであり、冷菜に最適な一品だ。
微妙なミントの獣肉巻き
酸味と辛みが口に広がる料理。しょっぱすぎる味付けは食材本来美味しさを台無しにした。水でしょっぱさを薄めない限り、ご飯と一緒に飲み込む他食べる方法がない。
美味しそうなミントの和え物
爽やかに香る和え物。ミントの爽やかな苦味は、絶雲の唐辛子の辛さを覆い隠すだけでなく、辛さの品格を一層上げる効果がある。二つの食材は口の中で華麗なダンス勝負をしているようだ。
ミントの和え物
爽やかに香る和え物。絶雲の唐辛子を細かく刻み、調味ソースとミントを加えて良くかき混ぜた料理。一見目立たない作り方だが、意外と爽やかでリフレッシュ効果があり、暑さ対策にも非常に役立つ。
微妙なミントの和え物
爽やかに香る和え物。ミントと絶雲の唐辛子のバランスが悪く、よくかき混ぜられてないゆえ、絶句するほど辛く感じる。
美味しそうなミントゼリー
ひんやり爽やかなデザート。適度な弾力を持ち、スプーンで触れると可愛く揺れ出す。一口食べると、爽やかな味わいがすべてのネガティブ感情を一瞬で払拭し、人々をリフレッシュさせる。
ミントゼリー
ひんやり爽やかなデザート。作り方は非常に簡単。滑らかな食感とふんわりとしたミントの香りは一日の気分を爽やかにしてくれる。
微妙なミントゼリー
ひんやり爽やかなデザート。料理の過程でいくつかの問題があり、均一に固まらなかったゼリー。甘いミント水として飲んだ方がいいかも？
美味しそうなエビのポテトカナッペ
食欲をそそる色鮮やかな前菜。エビのやわらかさとポテチのカリカリ感が最初の一口でコントラストを感じさせる。その後、ポテトの濃厚さが2つの風味を引き立て、心と体の両方がリラックスできる甘美な味とまとまった。
エビのポテトカナッペ
食欲をそそる色鮮やかな前菜。ポテトとラズベリーを混ぜた具とエビ1匹を丸ごと、カリカリのポテチの上にのせる。甘くてコクのある味わいが食欲を刺激し、ミントとの組み合わせも不思議な味を楽しませる。
微妙なエビのポテトカナッペ
食欲をそそる色鮮やかな前菜。見栄えを追求しすぎて時間をかけすぎてしまい、ベースのポテチが水分でふにゃふにゃになり、食感がガタ落ちした。
海灯祭特別璃月三糸
海灯祭を祝うために作られた伝統料理。ハム、鳥肉、タケノコを同じ長さに千切りし、強火で蒸し焼きしたら裏返しして皿にのせ、旨味たっぷりのスープを掛けたら完成。くっきりとした味わいがする。
海灯祭特別お食べくだ菜
海灯祭を祝うために作られた伝統料理。具材の選択や作り方に特にこだわりはないが、璃月の祭りではよく登場する一品。名前は、「どうぞ、お食べください」という意味から由来する。
海灯祭特別山幸の麺
海灯祭を祝うために作られた伝統料理。具材たっぷりで、麺とスープが良く絡む。ごく普通の作り方だが、濃厚な味を楽しめる。
海灯祭特別白玉湯
海灯祭を祝うために作られた伝統料理。沸騰したお湯に金魚草、豆腐、蓮の実を入れるだけ。緑野菜と豆腐が翡翠と白玉に見えるのが名前の由来だが、本当は簡単に作れる家庭料理。
海灯祭特別茶碗蒸し
海灯祭を祝うために作られた伝統料理。透き通った黄色の卵の上に、ハスの実が輝いている。朝食としても、食後のデザートとしても、栄養バランスのとれた一品。
海灯祭特別大根の揚げ団子
海灯祭を祝うために作られた伝統料理。柔らかくて香りの良い独特な食感。熱いうちに食べるのがオススメ。
海灯祭特別チ虎魚焼き
海灯祭を祝うために作られた伝統料理。埠頭で引き上げられた魚を軽く漬け焼いたもの、その香りは野良猫をも虜にする。新鮮さが美味しさの秘訣である。
「林の夢」
アルベドのオリジナル料理。平らに並べた果物は草を表し、立てたものは樹を表す。皿の上では世界が斑模様の城壁を囲み、茶色の小道に沿って歩けば、淡いオレンジの城に辿り着く。柔らかく甘い味は瞬時に咲き誇る。目を開けば、白髪の王子が目の前で微笑んでいた。
盛世太平
甘雨のオリジナル料理。麒麟が花畑で休んでいる光景は、見る者の心を穏やかにする。甘雨は世への願いをこの料理に込め、己が最も好んでいる清心の花びらを何も言わずにあなたに残した。
美味しそうな絶雲のお焦げ
璃月のご当地グルメの一つ。サクッとしたお焦げに、熱々のハムをのせて口に放り込む。香りと辛さが我先にと鼻孔を突き抜ける、癖になる味。小さな欠片も食べ尽くしてしまう。
絶雲のお焦げ
璃月のご当地グルメの一つ。薄切りにしたハムと絶雲の唐辛子を素早く炒め、米と馬尾の穂を焼いて作ったお焦げの上にのせる。肉と香辛料が混ざり合った香りによって、なんの変哲もない米が絶品の料理へと生まれ変わった。
微妙な絶雲のお焦げ
璃月のご当地グルメの一つ。辛うじて香りが残っているお焦げの上では、褐色の絶雲の唐辛子とハムがくっ付いて一塊になっており、食感で判別するしかない。
美味しそうなバター魚焼き
じっくり焼いた魚料理。魚を口に入れた瞬間、海と陸の味がぶつかり合い、忘れ難い味となる。単純な料理でも、このような大層な味を産み出せるのだ。
バター魚焼き
じっくり焼いた魚料理。丁度良い火加減で、魚肉の鮮度を最大限に保てている。口当たりは柔らかく、表面の焦がしバターが複雑な食感を作り出している。
微妙なバター魚焼き
じっくり焼いた魚料理。焼き過ぎたせいで、魚肉は完全に鮮度と弾力を失った。少し動かすだけで、ポロポロと崩れてしまう。
美味しそうなお肉と野菜のシチュー
熱い煮込み料理。一口スープを味わうだけで、確かな満足感を心の底から感じられる。噛めば噛む程、肉の香りが溢れ、氷に包まれた地で生きる無尽の力を与えてくれるようだ。
お肉と野菜のシチュー
熱い煮込み料理。冷製鮮肉と野菜を細かく切り、トマトを加え長い間煮込んで作る。スープを纏ったほかほかの食材を飲み込めば、寒さを追い払ってくれる。
微妙なお肉と野菜のシチュー
熱い煮込み料理。煮込むときに火力を少し間違えてしまったため、食感が少し硬い。ただ適当に食べるだけならそんなに悪くないし、寒さを凌ぐ効果はまだ残っている。
美味しそうな四方平和
カラフルな主食。甘酸っぱいドライフルーツは米と混ざり合い見えなくなっている。飲み込んだあとでも、ほのかな甘さと香りが口に残り、幸福感が倍増する。
四方平和
カラフルな主食。柔らかくモチモチした米の間に、各種甘い食材が挟まっている。味よりも興隆と天下泰平の意味を込めることを重視している。込められた心は最高の調味料であるため、味もきっと悪くない。
微妙な四方平和
カラフルな主食。製作過程で大量の水分を失っているため、想像力と水を追加することで、ようやく本来の食感を取り戻せる。
幽々大行軍
胡桃のオリジナル料理。丸い頭の幽霊が一か所に集まる様子がかわいい。もし好奇心を抑えきれず、その内の「一匹」を食べたら、きっと後悔するだろう…何故なら、口に入れたのは、味覚を完全に失わせるほど衝撃的な——「得体のしれない食材」だからだ。
美味しそうな米まんじゅう
ふんわりとした歯ごたえのある主食。噛むと口の中に雑穀特有の甘味が広がる。どんなに素朴な食材でもちゃんと手を加えると心身ともに温まる力となる。汗をかいた後にこれを味わうのが一番おいしく、庶民にとって幸せのひと時でもある。
米まんじゅう
ふんわりとした歯ごたえのある主食。米と馬尾で生地を練り、形を作って蒸し焼きにしたもの。そのまま食べるだけでなく、他の料理を包む食べ方もある。持ち運びが便利でお腹もいっぱいになるため、璃月で高い人気を誇っている。
微妙な米まんじゅう
ふんわりとした歯ごたえのある主食。こね上げた後の生地が十分に発酵しておらず、蒸しても丸く膨らまなかった。ざらざらとした堅い食感は、期待していたのとほど遠い。
美味しそうなエビのあっさり炒め
あっさりとした料理。風味豊かなエビは、新鮮さを蓄え、噛まれる瞬間を待っている。穏やかな湖面に水滴が次々と落ちていくように、美味の響きが漂い続ける。繊細な甘さが終わるまで、魅惑的な感覚は止まらない。
エビのあっさり炒め
あっさりした料理。エビに衣をつけて、さっと炒める。極めてシンプルな味付けは、エビという食材自体の新鮮さを際立たせる。家庭料理から宴会まで、ありとあらゆる場面に登場する料理。
微妙なエビのあっさり炒め
あっさりとした料理。焦げないようにするため、誤って油を入れすぎた。「揚げ物」になってしまったこの料理、エビはまずまずな弾力を持つが、食べ過ぎると喉が痛くなってしまう。
美味しそうな岩港三鮮
多めの油で炒めた菜食。木漏れ日の涼しさ、大地の潤いがこの料理に終結する。シンプルな白米と合わせて食べると、味覚だけでなく、心も十分に魅了する。
岩港三鮮
多めの油で炒めた菜食。三種の璃月の特産品を使用した炒めもの。作り方はシンプルながら、食材本来の旨味を十分に引き立て、高級料理に負けない一品。
微妙な岩港三鮮
多めの油で炒めた菜食。温度コントロールが出来ていないせいで、非常に脂っこく、口にすると少し気持ち悪い。希少な琉璃袋が台無しだ。
美味しそうな松茸のアワビもどき
味が濃厚な菜食。濃厚なタレによって、松茸を新鮮な貝類のように柔らかく、本物のアワビのように新鮮な、品のある食感に作り上げた。お客様に当ててもらい、「アワビではなく松茸です」と答えを明らかにすると、さぞ驚くだろう。
松茸のアワビもどき
味が濃厚な菜食。松茸を薄切りにし、焦げ茶色に炒めた後、ソースを入れる。松茸は、噛むとアワビのような食感と香りで、ほぼ本物のアワビに近い料理。
微妙な松茸のアワビもどき
味が濃厚な菜食。濃すぎるタレが食材本来の味を完全に消している。水をどんなに飲んでもしょっぱく感じる、ただ調味料を食べているようだ。
美味しそうな魚肉の焼き麺
風味の強い主食。見た目は食欲をそそり、口にした後の香はたまらない。麺の滑らかさが魚の新鮮さを引き立てている。高価な食材や特別な調理法はないが、宴会などで出されても劣らない一品。
魚肉の焼き麺
風味の強い主食。麺、半熟魚肉といくつかの具材を強火で炒めたもの。食材の旨味を麺が吸収し、なめらかな味わいをかもし出す。多くの客に愛されている。
微妙な魚肉の焼き麺
風味の強い主食。麺と魚肉はほぼ全部くっ付き、べたべたした食感は人を遠ざける。一見シンプルな料理だが、料理人の腕前の大切さを改めて思い知らされる。
美味しそうな干し肉の炒め鍋
強火で炒めた料理。干し肉の油が料理をまんべんなく包み、香ばしい香りが浸透し、鮮やかな色が食欲をそそる。璃月人が一口食べると、必ず故郷と祭日に思いを馳せる。
干し肉の炒め鍋
強火で炒めた料理。松茸とハムをスライスし、香辛料を少々加えて炒める。ハムの香りと松茸の食感が、噛めば噛むほど口内に広がり、病みつきになる。加熱しやすい鍋を使えば、長時間熱さを保てる美味しい料理が出来上がる。
微妙な干し肉の炒め鍋
強火で炒めた料理。干し肉の食感は悪くないがしょっぱすぎた。一枚食べたら、それ以降はキンギョソウだの松茸だの、何を食べても塩の味しか感じなくなる。
美味しそうな明月の玉子
璃月の伝統的な点心の一つ。熱いうちに一口噛むと、じゅわっと肉汁が溢れ出し、エビの甘味が全体のうまさを一気に引き出す。まるで秋の明月と小池、小舟が岸に泊まり、漁師の歌声が響く、このような美しい風景を思わせる美味しさだ。
明月の玉子
璃月の伝統的な点心の一つ。溶き卵と小麦粉を混ぜて皮を作り、エビと魚肉からなる具を湯呑みのように包んで、エビを一匹丸ごと上に載せて蒸す。この点心は、雲が月を包むような形であるため、「明月の玉子」と名付けられた。
微妙な明月の玉子
璃月の伝統的な点心の一つ。違和感のある奇妙な皮で肉の具を包み、水分を吸い取られるほど乾燥し、小麦粉の固まりを食べているような食感だ。
美味しそうなかにみそ豆腐
繊細な食感の料理。豆腐はスプーンで割れるほど柔らかく、かにみそは濃厚で、一口食べるとカニの油がこぼれて口の周りに付いてしまう。噛まなくても優しく口の中に滑り込み、唇と歯の間に美味しさが漂い続ける。
かにみそ豆腐
繊細な食感の料理。かにみそを炒めて油を出し、事前に温めておいた豆腐を入れ、煮込んだ出汁で味付けをする。材料はシンプルだが、口に入れた瞬間に旨味が広がる一品。
微妙なかにみそ豆腐
繊細な食感の料理。新鮮なかにみそでも、豆腐の硬すぎる食感を緩和できない。箸で潰してから白米に混ぜて食べるしかない。
極みの一釣り
タルタリヤのオリジナル料理。それはまるで血の海を漂う野獣が、野垂れ死ぬ前に発した音のない咆哮のよう…なお、タルタリヤは笑いながら、海釣りの戦利品が勝手に故郷の特産品を持ってきただけだと言っている。
ロック·チキン！
辛炎のオリジナル料理。地獄のような見た目の中に地獄のような辛さが隠されている。食べると涙が溢れるがクセになる味。鬼才にしか作れないだろう！
とろ火で煮込んだ腌篤鮮
鍾離のオリジナル料理。ハムは月海亭の基準を満たした部位を使用し、肉は清泉町でその日捕れたばら肉、タケノコは軽策荘で取れたもの。それらを弱火でじっくり煮込んだ…「こだわり」の美味。味の分かる人としか分かち合わない。
美味しそうな北地のリンゴと肉の煮込み
リンゴと一緒に煮込んだ肉料理。獣肉に纏ったフルーツの香りは、完食してもまだ口に残っている。まるで、甘美な香りが漂うリンゴ園に寝っ転がっているようだ。
北地のリンゴと肉の煮込み
リンゴと一緒に煮込んだ肉料理。獣肉の滑らかな食感に溢れ出す肉汁とフルーツの香り。今までなかった爽やかな一品。
微妙な北地のリンゴと肉の煮込み
リンゴと一緒に煮込んだ肉料理。少しすっぱい以外に、フルーツの香りを感じられない普通の肉料理。リンゴを入れ忘れてしまったのだろうか。
美味しそうな冒険者エッグバーガー
栄養満点のたまご料理。マヨネーズは波に差し込む朝日のように、温泉卵の上にかかっている。ツルリとした食感に心がざわめくと、ソーセージ特有の塩の香りが吹き込んでくる。朝日の光を止めるものはいない。
冒険者エッグバーガー
栄養満点のたまご料理。トーストにハムとポーチドエッグを載せ、マヨネーズをたっぷりかけると完成。とろりとした食感で冒険者にエネルギーを与える。冒険者協会の中で最も好評な朝食。
微妙な冒険者エッグバーガー
栄養満点のたまご料理。固まったマヨネーズの下には、固ゆでの卵と噛み応えしかないソーセージがある。顔をしかめて完食すれば、腹は満たされるだろう。
美味しそうなムーンパイ
モンド伝統の主食。切れ込みを入れれば、バターと肉の香りが鼻をくすぐる。甘い食感は人々に祭りの日を思い起こさせ、自然と幸せな笑みがこぼれる。
ムーンパイ
モンド伝統の主食。漬けた肉は風味が強く、パイ生地で包んで焼き上げると甘くて肉汁がたっぷり。モンドの祝日には欠かせない一品。
微妙なムーンパイ
モンドの伝統的な主食。焦げたパイ生地はまだ許容できる範囲だが、それでもモンド出身の人には見せないほうがいいかもしれない。ちゃんとしたものが完成するまで、手取り足取り教わりながら作らされるはめになるだろう…
美味しそうなハスの花パイ
璃月の伝統的な点心の一つ。そっと息を吹きかけると、生命を吹き込まれたかのように花びらが揺れる。目をつむって一口かじれば、甘さが口に広がり、まるで風が吹き、花が咲き、鳥が歌い出すよう。
ハスの花パイ
璃月の伝統的な点心の一つ。油と粉を混ぜて甘い餡を入れたら、小麦粉の皮で包んで揚げると完成。花のように咲いていて、手のひらにのせると実に美しい。
微妙なハスの花パイ
璃月の伝統的な点心の一つ。花びらは退色し、焦げて黄色くなっている。油の温度は無情だ。
美味しそうな天枢肉
じっくり煮込んだ獣肉。香り豊かで味わい深く見た目も美しい。この料理の真髄はここにあるだろう。月海亭の宴会に並べても遜色ないだろう。
天枢肉
じっくり煮込んだ獣肉。肉と脂のバランスが絶妙な獣肉に香辛料を揉み込んでじっくり煮込む。出来上がった肉は綺麗な色をしていて、柔らかくてとろける。噂によるとこの料理は歴代の天枢の中である人が研究を重ねて開発した傑作らしい。
微妙な天枢肉
じっくり煮込んだ獣肉。長時間火にかけたことにより歯応えは皆無で脂身はギトギト。清心の葉で包むことで、ようやくなんとか飲み込むことができる。
美味しそうな璃月三糸
盛り合わせが綺麗な一品。均一な細切りからは料理人の腕前が伺える。これは料理ではなく芸術品だ。口に入れれば、その美味しさに再度驚かされる。芸術品のままにしておくのはもったいない。
璃月三糸
盛り合わせが綺麗な一品。ハム、鳥肉、タケノコを同じ長さに千切りし、強火で蒸し焼きしたら裏返しして皿にのせる、旨味たっぷりのスープを掛けたら完成。くっきりとした味わいがする。
微妙な璃月三糸
盛り合わせが綺麗な一品。だが、口に入れた時、それが水のような薄い味をであることに気づく。スープを希釈しすぎたのだろうか？
美味しそうな腌篤鮮
長い時間をかけて煮込んだスープ。匂いだけで食欲が湧き、一口飲めば凝縮された旨味が体を駆け巡る。翼を広げ香しい雲の間を散策している気分になる。
腌篤鮮
長い時間をかけて煮込んだスープ。新鮮なタケノコ、豚肉、ハムを細かく切って、スープが白くなるまで弱火でじっくり煮込む。2種類の肉から異なる味がして、スープに旨味が凝縮される。
微妙な腌篤鮮
長い時間をかけて煮込んだスープ。火加減により肉は硬くなり、ソーセージの塩味が全ての素材の味を消した。2種類の肉の味がしみ込んだタケノコは、まだなんとか食べられるだろう。
アップルサイダー
最近流行っているノンアルコールドリンク。酔い覚めのドリンク。酒飲みたちが飲み会の最後にシメとして注文している。
ミントベリージュース
最近流行っているノンアルコールドリンク。爽やかなミントドリンクにラズベリーが入っており、優雅な香りがほのかにする。
ググプラムのジュース
最近流行っているノンアルコールドリンク。搾りたてのググプラムのジュースに氷を入れた、幻の紫色のドリンク。
大椀のお茶
璃月の名物飲み物。領土が広い璃月で旅するのは大変なことである。故に大椀茶の容器が大きいほど助かる。
聖水
透き通った無色で無垢な液体。清泉水と同じように見える。これに期待していい？
五九三式栄養食
スクロースのオリジナル料理。一見変わった錬金物に見えるが、スクロース本人は「これは何度も実験を繰り返した上でできた栄養食品」と主張している。「健康」的な緑色は、クリームに無農薬の野菜ジュースを加えているから…えっ、野菜ジュース？
九死一生の焼き魚
刻晴のオリジナル料理。火で焼くのではなく、雷元素で魚を内側から加熱した料理。程よく焦げた皮が身を包み、一口で旨味が広がる。こういうサバイバルスキルも持っていたなんて…人は見かけによらない。
山幸の冷やし麺
重雲のオリジナル料理、歯ごたえのある麺は夏に最適だ。でも重雲は冬でも主食として食べている。本当に大変だ。
美味しそうな山幸の麺
栄養バランスが良い麺。一見普通の麺に見えるが、山の幸を吸収しており、一口で旨味の極みを感じられる。
山幸の麺
栄養バランスが良い麺。具材たっぷりで、麺とスープが良く絡む。ごく普通の作り方だが、濃厚な味を楽しめる。
微妙な山幸の麺
栄養バランスが良い麺。強火で食材の水分が飛んだため、麺が非常に乾いている。ゆっくり食べても噎せてしまう。
アシタナシ
七七のオリジナル料理。綺麗に並べられた食材はとても美味しそうに見える。白朮曰く、この料理は七七がかなり時間をかけた成果らしい…しかし七七は味覚がないから、食べるのにかなり勇気がいる。
乾坤モラミート
凝光のオリジナル料理。皮は程よくもちもち、肉は上質なものしか使わない、蜜のような肉汁がジュワッとあふれてくるのがたまらない一品。高貴な身分の「天権」凝光様は、一体どこでこの料理を学んだのだろう？
豚肉の唐辛子炒め
北斗のオリジナル料理。香菱に教わった料理をさらに改良を加えたものらしい。一気に全部食べると、北斗の称賛を得られるかもしれない。
「夢」
魈のオリジナル料理。彼の「夢」は、良い夢を見ること。ただそれだけ。
江湖百味
行秋のオリジナル料理。工芸品のような見た目は食べるのをもったいないと思わせるが、一口食べればたちまち、その甘い味わいの虜になる。待って…ニンジンをこっそり捨ててないよね？
万民堂水煮魚
香菱のオリジナル料理。万民堂とっておきの一品。香菱の料理に対する情熱が込められている。食べた人はそのやみつきになる複雑な味の中に、美食への純粋な感動を覚える。
絶対オツマミじゃない
ディオナのオリジナル料理。パリパリした魚の皮に、柔らかい魚肉、魚を愛する者だけが作れる美味しさ。もし何か酒とか…まずい、ディオナの視線を感じる！
美味しそうなお食べくだ菜
具材たっぷりの一品。盛り付けが綺麗で、野菜とお肉が入っている栄養バランスの良い一品。食材の旨味を凝縮したスープがあっという間になくなる。
お食べくだ菜
具材たっぷりの一品。具材の選択や作り方に特にこだわりはないが、璃月の祭りではよく登場する一品。名前は、「どうぞ、お食べください」という意味から由来する。
微妙なお食べくだ菜
具材たっぷりの一品。全ての食材を大ざっぱに混ぜただけで、食材の味が複雑で美味しいとは言えない。あれ…なんか砂が入っているけど？
美味しそうな軽策農家料理
強火で炒めた料理。匂いだけで食欲をそそられる。病みつきになる辛さが刺激的で、ご飯10杯でも行ける気がする。
軽策農家料理
強火で炒めた料理。もとは軽策荘地域の家庭料理だったが、その辛さは案外他の地域でもウケがよく、徐々に璃月地域で広く伝わる料理となった。
微妙な軽策農家料理
強火で炒めた料理。どうやらこれが失敗作らしい。味が苦くて辛い。白米を美味しく楽しみたいなら、この料理と一緒に食べないほうがいい。
美味しそうなエビのポテト包み揚げ
エビを使った揚げ料理。黄金色のジャガイモの千切りにじゅわっと溢れるエビの甘い肉汁。一口食べてみるとその旨味が口の中に広がる。満足度が高い一品。
エビのポテト包み揚げ
エビを使った揚げ料理。サクサクしたジャガイモにエビの甘みが染み込んでいる。見た目もかわいらしく、食欲をそそる一品。
微妙なエビのポテト包み揚げ
エビを使った揚げ料理。慌てて揚げたから、出来上がったものは生煮えだったり、焦げたりした。
美味しそうな仙跳牆
手の込んだ璃月の名物料理。山と海の幸が詰まった一品。一口食べてみると、その滑らかな食感がたまらない。よく味わってみると、口の中に残る余韻が素晴らしくてたまらない。仙人でさえも、その美味しさに住み処から誘い出せるらしい。
仙跳牆
手の込んだ璃月の名物料理。厳選した食材をスープに浸し、弱火でじっくりと煮込めば完成。レシピは記憶を頼りに書かれている。まるで人のように心を動かされた仙人は、人間界へと戻って来た。
微妙な仙跳牆
手の込んだ璃月の名物料理。スープの作り方を理解していないため、出来上がったものはしょっぱくて臭みがある。でも食材の値段を思うと…ああ、どうしようかな。
美味しそうなハスの実入り茶碗蒸し
卵の茶碗蒸し。滑らかな茶碗蒸しが口の中に溶けて、気がついたらすでにのどを通った。口の中に残る余韻が綻びるハスのように甘くて清々しい。
ハスの実入り茶碗蒸し
卵の茶碗蒸し。透き通った黄色の卵の上に、ハスの実が輝いている。朝食としても、食後のデザートとしても、栄養バランスのとれた一品。
微妙なハスの実入り茶碗蒸し
卵の茶碗蒸し。調理時間が長すぎて表面がでこぼこして蜂の巣のようになった。それと比べればハスの実の苦みは取るに足らない。
ふわふわパンケーキ
ノエルのオリジナル料理。この分厚いパンケーキは騎士団のアフタヌーンティーのお供、雲の中にいるような幸せな気分になれる一品。隣にいるノエルの笑顔を見ると、その甘さがまた少し増したような気がする！
祈聖シンフォニー
フィッシュルのオリジナル料理。精美に盛り付けられた料理には誰も知らない奥深さを感じる。料理を口にする時、フィッシュルに視線を向けると、その顔を隠す指の隙間から彼女の期待を込めた視線が見れるかもしれない…これも秘密の一部だろうか？
テイワット風焦げ卵
ベネットのオリジナル料理。目玉焼きのまわりはどうしても焦げがちだが、そのパリパリした食感は新しい風味をもたらしてくれる。
魚香トースト
クレーのオリジナル料理。爆弾を勝手に投げて魚を驚かせたクレーは、ジンの指導の下、このトーストを作って漁師たちに詫びを入れた。味がよく、満腹感を長く保つこの料理のおかげで、爆弾で魚が逃げても、クレーは怒られなくなった。
最高の知恵·生活
モナのオリジナル料理。偉大なる占星術師による偉大な料理、その偉大さはこの料理は効率よく空腹を満たせるところにある。
真·風神ヒュッツポット
ウェンティのオリジナル料理。セシリアの花で飾られていることを除けば、普通の風神ヒュッツポットと特に変わりないように見える。しかし、よく味わって食べてみると「小さな転機と希望の風」の味がする。もしかして…これがウェンティの気持ち？
美味しそうな風神ヒュッツポット
長い歴史を持つ簡単な料理。じっくり煮込めば、三つの野菜の味が程よく溶け合う。「今まで食べた最高の料理」と褒める人も少なくないらしい。
風神ヒュッツポット
長い歴史を持つ簡単な料理、どこにもあるような材料しか使っていない。どこにいても、こういうアツアツの料理がくれる満足感に勝てるものはない。
微妙な風神ヒュッツポット
長い歴史を持つ簡単な料理。風神は自由の象徴とはいえ、この料理はあまりにも自由すぎる気がする。狂風ヒュッツポットという名前のほうがしっくりくる。
美味しそうなチ虎魚焼き
強火で焼いた魚の串焼き。金色の皮が柔らかい魚肉を包み、ハフハフしながら、串につく細かい肉をも食べ尽くしたいほどの美味である。
チ虎魚焼き
強火で焼いた魚の串焼き。埠頭で引き上げられた魚を軽く漬け焼いたもの、その香りは野良猫をも虜にする。新鮮さが美味しさの秘訣である。
微妙なチ虎魚焼き
強火で焼いた魚の串焼き。その焦げた見た目から、なんとなく焼き魚なのは分かるが、よく見たら鱗がまだたくさん残っている。
美味しそうな水晶蝦
璃月の伝統的な点心の一つ。皮は水晶のように透き通り、プリプリのエビが口の中で踊っているような食感が楽しめる、おかわりがしたくなる一品。
水晶蝦
璃月の伝統的な点心の一つ。餡はエビのむき身を丸ごと使用し、明るいピンクは半透明の皮の下に隠れている。プリプリの食感がたまらない。
微妙な水晶蝦
璃月の伝統的な点心の一つ。薄暗い皮にはべたべたした食感があり、中の餡は乾燥していて、口の中の水分は全部持っていかれそうだ。
美味しそうな黄金ガニ
古いレシピ通りに作られたカニ料理。遠くからでも分かるカニの香り、一口食べてみるとその潮の香りが口に広がり、黄金のような華やかさと長く伝わる文化の美を体験できる一品。
黄金ガニ
古いレシピ通りに作られたかに料理。カニを数個に分けた後、小麦粉をつけて、金色になるまで強火で炒める。食欲をそそる香り、見た目もそのクオリティも黄金の名に負けないほどの絶品である。
微妙な黄金ガニ
古いレシピ通りに作られたカニ料理。小麦粉はジャリのようにざらざらしていて、殻もたまに入っている。けど、味のないカニ肉より、殻の方が風味がある。
美味しそうな豚肉の油炒め
強火で炒めた獣の肉。吹雪の中で燃える炎のように、刺激が最強な料理。一度口にしたら、もう止められない。
豚肉の油炒め
強火で炒めた獣の肉。肉の香りと唐辛子の刺激。箸が止まらない。
微妙な豚肉の油炒め
強火で炒めた獣の肉。焦げた肉と絶雲の唐辛子がぐちゃぐちゃになっている。あまりオススメしない。
美味しそうなモンド風焼き魚
弱火でじっくり焼き上げた魚。脂が乗っていて、一口で魚の旨味が口の中に広がる。
モンド風焼き魚
弱火でじっくり焼き上げた魚。焼き加減がちょうどで、身が締まっている。コショウをかけると一層美味しくなる。
微妙なモンド風焼き魚
弱火でじっくり焼き上げた魚。焼き過ぎたせいか、魚肉はかなり硬い。
美味しそうなモラミート
肉たっぷりの焼餅。パリパリの皮とジューシーな肉。一口でハマる美味しさ、たとえ目の前にモラがたくさん積まれても、気を取られることはないだろう。
モラミート
肉たっぷりの焼餅。焼餅を二つに分けると、中にはジューシーな肉が挟まれている。肉の脂っこさはなく、焼餅の甘さがより際立つ一品。縁起のいい食べ物として、その表には「モラ」の模様がついていることが多い。
微妙なモラミート
肉たっぷりの焼餅。しっかりしすぎた皮は硬く、とても食べづらい。脂っこさを我慢して、肉だけ食べれば、肉の香りを味わえなくもない。
美味しそうな松茸の肉巻き
肉を焼いた料理。自然の真髄と月日はここにある。栄養補給以外に、幸せも感じさせる一品。
松茸の肉巻き
肉を焼いた料理。松茸を肉で巻いて、弱火でじっくり焼く。肉汁を吸い込んだ松茸にもはや我慢できない。
微妙な松茸の肉巻き
肉を焼いた料理。乾いた松茸は想像と大違い。でも松茸の栄養素を考えると、捨てない方がいい。
美味しそうな真珠翡翠白玉湯
簡単な材料で作られたスープ。野菜本来の味がする。自然の味はどんな珍味よりも味わえる。
真珠翡翠白玉湯
簡単な材料で作られたスープ。沸騰したお湯に金魚草、豆腐、蓮の実を入れるだけ。緑野菜と豆腐が翡翠と白玉に見えるのが名前の由来だが、本当は簡単に作れる家庭料理。
微妙な真珠翡翠白玉湯
簡単な材料で作られたスープ。味は薄くて、萎びてる野菜は荒地を彷彿させる。
美味しそうな椒椒鶏
鳥肉の和え物。柔らかな鳥肉を噛むと、ジュワッと肉汁が溢れ出る。まるで夢の中で飛んでいるかのように、自分の居場所も分からなくなる。
椒椒鶏
鳥肉の和え物。鳥肉のジューシーさがそのままキープされ、金色の皮の下にあるピリ辛の味わいが魅力的である。
微妙な椒椒鶏
鳥肉の和え物。タレが染み込んでいないため、椒椒鶏というより、鳥肉の水煮と思われる。
美味しそうな杏仁豆腐
杏仁が原材料のデザート。形も色もまるで芸術品みたい。食べるのがもったいない。
杏仁豆腐
杏仁が原材料のデザート。滑らかな舌触りと杏仁の香りがする。豆腐に似ていることが名前の由来。
微妙な杏仁豆腐
杏仁が原材料のデザート。手抜きしたため、口触りはあまり良くない。
美味しそうな揚げ魚の甘酢あんかけ
手間をかける魚料理。見栄えがとても良く、甘酸っぱいソースが料理を昇華させた。料理人の凄腕が窺える。
揚げ魚の甘酢あんかけ
手間をかける魚料理。骨を取り、片栗粉をつけて揚げた魚に、甘酸っぱいソースをかける。外はサクサク、中はしっとりしている。
微妙な揚げ魚の甘酢あんかけ
手間をかける魚料理。魚には見えるが、リスとの関係は全く分からない。手間をかける料理はそう簡単には行かない。
美味しそうな黒背スズキの唐辛子煮込み
魚の煮込み料理。滑らかな魚肉は口からこぼれ落ちそうになる。一口食べたらまた次へと。
黒背スズキの唐辛子煮込み
魚の煮込み料理。魚の身がぎゅっと締まって、味も染み込んでいる。この料理のコツは、最後にかける熱々な油に琉璃袋の粉を入れること。
微妙な黒背スズキの唐辛子煮込み
魚の煮込み料理。辛すぎて、魚本来の味を損なった。ごく一部の人だけが、この衝撃的な辛さを耐えられる。
美味しそうな中原のもつ焼き
味付けしてから出来上がった肉料理。「璃月の味」がするお肉。年寄りが食べたら感激して泣いてしまいそう。
中原のもつ焼き
味付けしてから出来上がった肉料理。材料は動物の内臓や小間切れだが、味付けなど下ごしらえをしたため、肉の生臭さはしない。
微妙な中原のもつ焼き
味付けしてから出来上がった肉料理。作り手のレベルは見た目から分かる。一番人気な屋台に置いても売れないかもしれない。
美味しそうな翠玉福袋
繊細な造りの料理。野菜包みの中にハムと蓮の実が入っている。ハムの旨味とクリスピー蓮の葉が相まって、濃厚なスープと一緒に食べるのがおすすめ。
翠玉福袋
繊細な造りの料理。歯応えのある野菜がハムの旨味を包む。スープと一緒に口にすれば、そのピリっとした辛さと美味しさが頭から離れなくなる。
微妙な翠玉福袋
繊細な造りの料理。野菜が萎びてて、中の具材も半生。がっかりする一品。
美味しそうなかにみそとハムのグリル野菜
トッピングが豪華なグリル。口に入れる前からかにみそとクリームの濃厚な香りが漂ってくる。最後にはペロリときれいに平らげてしまう。
かにみそとハムのグリル野菜
トッピングが豪華なグリル。黄金色の皮の下から、バラのように赤いハムと青々とした野菜が姿をのぞかせている。鮮やかな彩りに、思わず食欲がそそられる。
微妙なかにみそとハムのグリル野菜
トッピングが豪華なグリル。この濃厚な有様を見てしまうと、中に何を加えたのか、或いは何を加えなかったのかも分からなくなってしまうだろう。
美味しそうなニンジンとお肉のハニーソテー
ハチミツソースをたっぷりかけた肉料理。ジューシーな肉に熱々なソースがよく絡み、驚くほどの美味しさ！オレンジ色の太陽の日差しを浴びてるような感じがする。
ニンジンとお肉のハニーソテー
ハチミツソースをかけた肉料理。ニンジンが上手に肉の生臭さを消している。ハチミツソースに包まれ、口に入れると甘味が広がり、熱が後まで残っている。冬に食べるのがおススメ。
微妙なニンジンとお肉のハニーソテー
ハチミツソースをたっぷりかけた肉料理。肉とハチミツソースが完璧に絡み合う。肉の香りも、ハチミツソースの甘味も分からなくなっている。
美味しそうな冷製肉盛り合わせ
お肉たっぷりの盛り合わせ。絶妙な調味料の加減で、食材の香りを引き立てている。3種類の肉のコンビネーションが口の中で最高の美味しさへと変わる。悩みを一時的に忘れさせてくれるだろう。
冷製肉盛り合わせ
お肉たっぷりの盛り合わせ。ベーコン、ハム、ソーセージを同じ量で盛り付けた。食べるときは、どの肉が一番美味しいかという議論をひとまず置いて、平和的に味わおう。
微妙な冷製肉盛り合わせ
お肉たっぷりの盛り合わせ。冷やしすぎてしまったようで、歯や胃が弱い人にとっては一種の苦行になるかもしれない。
「モンドの過去」
ディルックのオリジナル料理。まずは目で綺麗な盛り付けを楽しむ。柔らかいステーキが口の中で融けていく。えっ…「旦那様」にこんな得意料理があったなんて知らなかった。
美味しそうな「お肉ツミツミ」
たくさんの材料を使った肉料理。食材を積み重ねて目でも楽しめる。適切な割合になっているので、どの層の組合せを食べても食べ飽きない。あぁ、もっと高く積み重ねてみたいなぁ。
「お肉ツミツミ」
たくさんの材料を使った肉料理。ステーキ、ジャガイモ、チーズを積み重ねたモンドの家庭料理だったが、後にバドルドー祭のフィナーレ料理として有名になった。
微妙な「お肉ツミツミ」
たくさんの材料を使った肉料理。おそらく積み重ねる順番を間違えたのだろう。この皿の上でグラついている料理をテーブルまで運べるのか、大きな問題になっている。
美味しそうな松茸のバター焼き
松茸のスライスを焼いたもの。滑らかな口当たり、口の中で広がる香り。まるで春の活力がお腹の中に入ってくるかのようだ。
松茸のバター焼き
松茸のスライスを焼いたもの。薄くスライスした松茸をバターで焼き、柔らかい口当たりに仕上げた。あっという間に完売してしまう。
微妙な松茸のバター焼き
松茸のスライスを焼いたもの。残念ながら火加減が悪く、作っているところを見ていない人は、焦げたジャガイモスライスを出されても分からないだろう。
美味しそうなドドリアン海鮮スープ
栄養バランスのとれた海鮮スープ。カニの旨味が舌の上で踊り、爽やかなミントやドドリアンに合わせると、まるで裸足で夏の水辺で戯れるような爽やかさがある。
ドドリアン海鮮スープ
栄養バランスのとれた海鮮スープ。透明なスープを一口飲むごとに、カニの旨味が広がる。ミントとドドリアンが爽やかさを添えている。
微妙なドドリアン海鮮スープ
栄養バランスのとれた海鮮スープ。ドドリアンの苦み、ミントの渋み、カニ肉の生臭さ……食材の欠点を全部この一皿に凝縮させたのも、ある種の才能だろう。
ツメ型ハッシュドポテト
レザーのオリジナル料理。丁寧に狼の爪の形にしたハッシュドポテト。素朴な味の中に甘い香りが広がり、人間の料理に対するレザーの努力を味わえる。
美味しそうなモンド風ハッシュドポテト
ジャガイモで作ったスナック。目を閉じて小さなハッシュドポテトを食べる。すると爽やかな柔らかさと甘露のような甘みが広がるだろう。
モンド風ハッシュドポテト
ジャガイモで作ったスナック。少し加えたナッツが食感に変化をもたらしている。ジャムと一緒に食べてもよい。幅広い年齢層に親しまれている。
微妙なモンド風ハッシュドポテト
ジャガイモで作ったスナック。ジャムのないハッシュドポテトはモンドの名前を冠することができないらしい。しかし、この塊の様子を見ると…ハッシュドポテトとすら呼べないのでは？
眠気覚ましピザ
ジンのオリジナル料理。工芸品のように整えられたピザ。一切れ食べるだけで元気がみなぎる。彼女が何時間も仕事を続けられる秘密は、これだろうか？
美味しそうなキノコピザ
キノコとチーズを敷き詰めたピザ。柔らかいキノコと野菜がフワフワのチーズの絨毯を踏み、手をつなぎながら舌の上で踊っている。
キノコピザ
キノコとチーズを敷き詰めたピザ。熱いうちはチーズが細長い糸を引く。ガブリと食べると止まらなくなる。
微妙なキノコピザ
キノコとチーズを敷き詰めたピザ。レンガのような食感を我慢すれば、主食としてしっかりとしたエネルギーを供給してくれる。
スパイシーポトフ
バーバラのオリジナル料理。星形に切ったニンジンが可愛さをアップさせている。…待って、この悪魔のような辛さはどういうこと？
美味しそうなホワイトソースポトフ
クリームで煮込んだポトフ。食材が口の中で融け、ミルク風呂に入っているかのように全身がリラックスする。
ホワイトソースポトフ
クリームで煮込んだポトフ。濃厚なソースによって、しっかりした口当たりとなっている。口に入れるとみずみずしくて柔らかい。
微妙なホワイトソースポトフ
クリームで煮込んだポトフ。ソースが乾いているせいで、鉄板焼きのような料理になっている。
美味しそうな北地のスモークチキン
野菜と燻製にした鳥肉の組合せ。完璧な食感をしており、国の主をもてなす時に出しても恥ずかしくない。
北地のスモークチキン
野菜と燻製にした鳥肉の組合せ。北地の家庭料理の定番。大事な客をもてなす時に出す。
微妙な北地のスモークチキン
野菜と燻製にした鳥肉の組合せ。誰かをもてなす前には、まず一口味見しよう。今から作り直したらまだ間に合うかも。
美味しそうな鳥肉のスイートフラワー漬け焼き
蜜漬けにしてから焼いた鳥肉。肉質は蜜のように甘くて柔らかい。骨まできれいに食べたくなってしまうほど。
鳥肉のスイートフラワー漬け焼き
蜜漬けにしてから焼いた鳥肉。ジューシーな鳥肉からスイートフラワーの蜜が滴り落ちる。甘くて美味しい。
微妙な鳥肉のスイートフラワー漬け焼き
蜜漬けにしてから焼いた鳥肉。焼きすぎでスイートフラワーが萎れ、鳥肉の苦みしか残っていない。
美味しそうな満足サラダ
冷たいサラダ。爽やかで軽い口当たり。残りの人生でこのサラダしか食べられなくなっても、飽きることはないだろう。
満足サラダ
冷たいサラダ。茹でたジャガイモ、新鮮な果物や野菜、さらに半熟の卵が添えられている。食べると満腹感を得られる。
微妙な満足サラダ
冷たいサラダ。盛り付けに気をとられ、ジャガイモと鳥の卵の調理時間が間違えられた残念な一品。
美味しそうな大根の揚げ団子
油で揚げた大根団子。材料が素朴なダイコンとは信じられないほどの美味しさ。食べたことのある人は、璃月の美味しそうな食事に想いを馳せるだろう！
大根の揚げ団子
油で揚げた大根団子。香りがよく柔らかくて独特な食感を持つ。熱いうちに食べるのがオススメ。璃月のレシピらしい。
微妙な大根の揚げ団子
油で揚げた大根団子。食べてみると油っぽく、水と一緒じゃないと飲みこめない。
美味しそうな午後のパンケーキ
丸いパンケーキ。いい香りにフワフワな食感、まるで雲の上を歩いているようだ。
午後のパンケーキ
丸いパンケーキ。最初はアフタヌーンティーのおやつだったが、今は普通の主食になっている。飾りとして最高のラズベリーを使っている。
微妙な午後のパンケーキ
丸いパンケーキ。パンケーキの香りが焦げ臭さに負けている。ラズベリーだけが唯一の良心。
美味しそうな大根入りの野菜スープ
ダイコンをメインにした野菜スープ。爽やかで素朴な田園の香りがする。のんびりした午後の時間を楽しむのにうってつけ。
大根入りの野菜スープ
ダイコンをメインにした野菜スープ。ほのかに甘酸っぱいスープの中に柔らかいダイコンが隠れている。栄養バランスがとれた一品。
微妙な大根入りの野菜スープ
ダイコンをメインにした野菜スープ。スープの中の野菜は元気がなく、まるで真冬でも経験したかのようだ。
魔法のミートソース
リサのオリジナル料理。見た目はちょっと微妙なミートソーススパゲッティだが、一度口にしたらもう手が止められない。一体どんな魔法をかけたんだろうか？
美味しそうな完熟トマトのミートソース
ミートソースたっぷりのスパゲッティ。濃厚な甘酸っぱさで最後の一口まで美味しく感じる。
完熟トマトのミートソース
ミートソースたっぷりのスパゲッティ。スパゲッティがトマトソースで真っ赤に彩られている。甘酸っぱく美味しく、食欲をかきたてる。
微妙な完熟トマトのミートソース
ミートソースたっぷりのスパゲッティ。濃厚な口当たりで、歯にくっつく感覚が少し不快。
フルーティーな串焼き
ガイアのオリジナル料理。とても美味しそうな串焼き、しっかりとした濃厚な甘みを感じる。待って…本当にフルーツの香り？
美味しそうな鳥肉と野生キノコの串焼き
キノコと鳥肉を組み合わせた串焼き。ちょうどいい火加減で、1本の串に山の幸の味を凝縮している。
鳥肉と野生キノコの串焼き
キノコと鳥肉を組み合わせた串焼き。ジューシーな鳥肉が香りのいいキノコを引き立てる。食べる時に好き嫌いをしないように。
微妙な鳥肉と野生キノコの串焼き
キノコと鳥肉を組み合わせた串焼き。ちょっと見ただけでは両者の違いが分からないかもしれない。
偵察騎士ステーキ！
アンバーのオリジナル料理。片面は血の色をしており、もう片面からは焦げた肉の微妙な香りを放っている。目を閉じて一気に食べると、アンバーは喜んでくれるだろう。
美味しそうなステーキ
強火で焼いたステーキ。高温で焼くことで水分を中に閉じこめ、ナイフで切った後に流れ出る肉汁が楽しみで仕方ない。
ステーキ
強火で焼いたステーキ。肉汁を逃さずに焼き上げたジューシーなお肉はたまらない。
微妙なステーキ
強火で焼いたステーキ。表面はやや黒っぽく、十分な美味しさを発揮できないことを嘆いているかのようだ。
美味しそうなテイワット風目玉焼き
鳥の卵の片面焼き。太陽のように温かい口当たり、一口食べるだけで生命力がみなぎってくる。
テイワット風目玉焼き
鳥の卵の片面焼き。箸先で黄身をプチッと突つくと中身がとろりと流れ出て、食欲をそそられる。
微妙なテイワット風目玉焼き
鳥の卵の片面焼き。食感は少し硬めで、栄養が損なわれていないことしか期待できない。
美味しそうな漁師トースト
玉ねぎを敷き詰めたトースト。人を誘うような香りがする。エサとトースト、魚がどっちに引き寄せられたかは分からない。
漁師トースト
玉ねぎを敷き詰めたトースト。漁師の間で流行っている主食。袋にいっぱい詰めて、一日川辺で過ごせる。
微妙な漁師トースト
玉ねぎを敷き詰めたトースト。焼き方が少しおかしくて、釣りをしながら食べても、味の違いははっきりと分かる。
美味しそうなドドリアン海鮮スープ
栄養バランスのとれた海鮮スープ。カニの旨味が舌の上で踊り、爽やかなミントやドドリアンに合わせると、まるで裸足で夏の水辺で戯れるような爽やかさがある。
美味しそうな大根の揚げ団子
油で揚げた大根団子。材料が素朴なダイコンとは信じられないほどの美味しさ。食べたことのある人は、璃月の美味しそうな食事に想いを馳せるだろう！
美味しそうなニンジンとお肉のハニーソテー
ハチミツソースをたっぷりかけた肉料理。ジューシーな肉に熱々なソースがよく絡み、驚くほどの美味しさ！オレンジ色の太陽の日差しを浴びてるような感じがする。
美味しそうな黄金ガニ
衣をつけたカニを揚げてから、ショウガとニンニクと一緒に炒める。皿に盛りつけると、まるでカニが黄金の上に横になっているようだ。
キャンドルキノコ
崖の上や麓に生息するキノコ。小さなランプのように微かな光を放つ。手を近づけるとほのかな温もりを感じられる。
バブルオレンジ
暖かくて湿度の高い、日当たりの良い場所で育つ果物。真ん丸な形をしており、中には甘く爽やかな果肉がひっそりと隠れている。
ひからびた星茸
カサが五芒星のような形をしているキノコ。強靭な生命力を持っている。焦げているみたいに見える…
みなぎる星茸
カサが五芒星のような形をしているキノコ。強靭な生命力を持っている。活力に溢れているようだ。
星茸
カサが五芒星のような形をしているキノコ。強靭な生命力を持っている。成熟するとカサの中心が裂けて開く。
夕暮れの実
テイワットの自然の恩恵を受けた果実。夕暮れの色と特殊な香りが特徴。
リンゴ
サッパリした酸味と甘みの果物。そのままでも酒漬けにしても美味しい。
ライ麦粉
ライ麦を挽いた後に得られる、粗く濃い色をした粉末。これを使うと、独特の食感と酸味を持った料理が出来上がる。
サワークリーム
分離発酵などの複雑な工程を経て作られた乳製品。なめらかな食感とさわやかな酸味を持ち、多くの料理で味を引き立てる存在となっている。
香辛料
複雑な味がする調味料。乾燥したハッラの実から作られている。料理に豊かな風味を与えられるため、巷では「万物に香辛料」とも言われている。
魚の干物
魚の燻製
ソーセージ
獣肉のひき肉を腸詰めにしたもの。保存しやすい特徴から、肉食愛好家の日常的な需要を大いに満たしている。
ベーコン
燻製にした獣肉のリブ。グラデーションがあり、脂がのっていてもクドくないのが幅広く好まれている理由。
チーズ
牛乳を濃縮させて発酵させた乳製品。エネルギーを補充できるだけでなく、料理に無限の可能性を与えてくれる。
ジャム
果物と砂糖を煮詰めて作ったゲル状の物質。少し食べるだけでも疲れをとってくれる味だ。
砂糖
スイートフラワーから精製した調味料。その甘さは人間と共鳴する力があるかのように、心の翳りを取り払う。
ハム
燻製にした獣肉の足。薄い1切れでも口いっぱいに香りが広がる。
バター
牛乳から分離させた脂肪分。適量を加えると、平凡な材料でも甘い濃厚な香りを放つ。
鳥肉の燻製
燻製にした鳥肉。引き締まった肉質が格別の味覚を届けてくれる。
クリーム
牛乳を高速で混ぜて作った乳製品。美味しいお菓子を作る時の必須材料。
小麦粉
小麦をすりつぶした粉末。どのような主食を作っても、食べる人の胃に一時的な満足感を与えられる。
合成産物
合成システムの獲得アイテム
力を吸収した龍牙
生命力を吸収した龍牙、心を不安にさせる暖かさを放っている。その昔、銀色の山脈に龍が堕ち、純白の雪地を不純な赤で染めた。この緋紅はその龍の力を象徴している。
「緋紅」の中の龍牙は、凶器になりえるかもしれない…
奇妙な「牙」
雪山で拾った「牙」。これについての情報を知っている人がいるかもしれない…
「縹渺たる仙縁」
「送仙儀式」に必要な香膏の材料となる霓裳花。
霧に包まれた山に成長する品種。花が咲く時の香りは淡いが、かなり長く持つ。
「山の花錦」
「送仙儀式」に必要な香膏の材料となる霓裳花。
山の陰や湿気の多いところにある品種で、花弁は大きく、花蕊が密集しているため香りが濃い。
「金屋蔵嬌」
「送仙儀式」に必要な香膏の材料となる霓裳花。
水の条件が複雑な場所で成長する品種で、枝が生い茂り、花蕊が金の屋敷に隠された美人を思わせる。
ライ麦
灰褐色の穂は大地の贈り物。表面を削り、焙煎することで初めて、奥深い味わいになる。
発酵フルーツジュース
発酵させて作ったフルーツジュース。特別な果物の香りがする。よく肉の料理で調味料として使われる。
コーヒー豆
テイワットでよく見かける植物の果実。特殊な香りを持っており、挽くと飲み物にできる。
謎の肉
謎に満ちた新鮮な肉。一体どんな味がするのだろう？
ツルツル豆
テイワットでよく見られる豆類の作物。ほのかに香りがあり、様々な食べ方ができることから、世界中の人々に受け入れられている。
ウナギ肉
陸ウナギの新鮮な肉。適切な調理をすると美味しい料理になる。
「冷製鮮肉」
珍しい鮮肉類。
数百年前に絶滅した品種で、ドラゴンスパインの気候により保存された。テイワットの美食家にとって、信仰の対象に等しい極上の食材。
エビのむき身
深海エビのむき身。豊富な栄養と圧倒的な食感が特徴。
米
テイワットで特に見られる作物。何度食べても飽きない、空腹を満たしてくれる最高の食材。
タケノコ
新鮮な採りたての筍の芽、不思議ないい匂いがする。筍が生えるところにしか育てられない美味しい食材。
サンショウウオの宝玉
サンショウウオが吐き出した薬用に使える宝玉。
サンショウウオが食べた鉱物と元素を合わせて微かな魔力を持つ宝玉を作る。命の危機を感じた時はそれを吐き出し相手を惑わす。
杏仁
不思議な香りがする種。ひと味違う風味が味わえる。
豆腐
新鮮な大豆加工品。なめらかな食感が特徴。
鳥肉（小）
鳥類の新鮮な肉。適切な料理をすると元気みなぎる食事になる。
獣肉（小）
ケモノ類の新鮮な肉。適切な料理をすると元気モリモリの食事になる。
晶核
晶蝶の核心。大気中に散らばった細かい元素を吸収する晶蝶の不思議な器官。
魚肉
魚類の新鮮な肉。適切な料理をすると、とても味わい深い食事になる。川、湖、海を自由に泳ぐ命の精髓。
トカゲのしっぽ
生命を失った後もクネクネ動くトカゲのしっぽ。強力な薬効を持っており、人の皮膚を硬くする。とても苦い。
発光髄
ホタルの光を放つ部位。ホタルにとっては求婚のための器官でもある。人にとっては滋養強壮の良薬。
カエル
一般的なカエル類。ジメジメした環境に生息する。いつも活力に満ちており、体からは活力をみなぎらせる物質を分泌している。
ジャガイモ
塊状の草本植物。大地からの贈り物。どのように加工しても、永遠に食べ飽きることのない不思議な食材。
トマト
真っ赤な皮をまとう草本植物。鮮やかな色つやをしており、汁は甘酸っぱい。果物なのか、野菜なのかについては、昔から論争になっている。
牛乳
甘い香りがする牛乳。口から滴り落ちる雫すら無駄にしたくない。
コショウ
香りと辛みを持つ調味料。油っぽさを抑え、食材の香りを引き立てる。肉料理のベストパートナー。
玉ねぎ
球状の草本植物。みじん切りにした人に復讐するため、機嫌の良し悪しに関わらず涙を流させる。
塩
塩味の調味料。料理の中に「適量」を加えるだけで、メニューの質を高められる。かつてある人物が生前、こういう訓戒を残した：「汝らよ、此れを岩の塩と思い給え」。
かにみそ
カニには独自の美味しさがある。珍しくて貴重なかにみそは、カニのエッセンスが凝縮している。ただし、誰もがこの美味しさを好むわけではない。
カニ
近海エリアに生息する甲殻類動物。きめ細やかで美しい肉質をしており、簡単に美味しい食事に加工できる。
蝶々の羽
色鮮やかな羽。落ちた鱗粉が微かな光を放っている。もしかしたら蝶々が軽やかに飛ぶための成分かもしれない。
鳥肉
鳥類の新鮮な肉。適切な料理をすると元気みなぎる食事になる。
空に属する鳥は陸を走る獣と違い、彼らの命のほとんどが空を飛んでいる。そして長い間の運動により、鳥肉が獣肉と異なる食感を生み出した。
松茸
マツの木と一緒に育つ珍しいキノコ類。ほのかに優雅な香りを放ち、自らの位置を知らせている。
鳥の卵
無限の可能性を持つ鳥類の卵。一日に必要なたんぱく質を摂取できる。
獣肉
ケモノ類の新鮮な肉。適切な料理をすると元気モリモリの食事になる。
テイワット大陸には様々な野獣が生息している。そのうちの一部は人々の栄養源になる。はるか昔に、一国の一年分の栄養源に相当する巨大な野獣がいたらしい。
石珀
純度が極めて高い岩の元素の晶石。よくほかの鉱物と一緒に発見される。「岩の心」とも呼ばれる。
蒲公英の種
風に乗って移動する小さい種。旅するための羽を抜いても、そこには遠くへの希望が宿っている。蒲公英はある意味では自由、思うままに束縛のない精神を意味する。蒲公英をたくさん産出する風の国の人々が蒲公英で醸造している。また、民俗学者の観点によると、昔、蒲公英で作られたお酒には強烈な象徴意味があった…
ドドリアン
水辺に育つ花。花びらを料理すると、爽やかな口当たりで、ほろ苦い。現代医学の見解によれば、ドドリアンはある程度の解毒効果があるという。しかし生で食べると渋いため、多くの人は好まない。
イグサ
夜に仄かに光を放つ野花。他の食材の旨味を引き立てる。野花の香りが目的地にまっすぐ向かう者の足を止めることができないように、夜になっても、イグサの仄かな光は旅に一心の者の心を惹きつけられない。
電気水晶
電気を含んだ晶石。大気と大地に散逸している電気の塊。触るとビリビリしびれる。相応の施設があれば、その中にある雷元素を使って何かできることがあるかもしれない…？
烈焔花の花蕊
アツアツの花蕊。勢いよく燃える花びらは、水をかけて消しても、かすかに熱を放ち続ける。これらの植物は長年にわたって積み重ねた元素力から知能と行為パターンを習得したらしい。
霧氷花の花蕊
固い氷に閉ざされた花蕊。摘み取っても凍えるような冷気を放つ植物。大衆文学において、かつては霧氷花に凍られて身動きが取れないキツネを描写する小説があった。力が弱い生き物にとって、霧氷花は非常に危険な植物だろう。
ラズベリー
鮮やかな色をした果物。野外に広がるこの美しい果物は、旅の疲れを吹き飛ばしてくれる。
琉璃袋
生命力旺盛な花。地面に向ける咲き方は自らの香りを守るためらしい。
星螺
潮と共に砂浜についた螺。よく聞けば、思いが溢れる海の叫びが聞こえる。
馬尾
たまにある荻と共に生長する紫色の植物。周りの荻より高く、大きく、まるで気高い人のような植物である。
清心
断崖絶壁にしか咲かない透き通る白い花。平原の温もりと潤いよりも冷たい高い場所を選ぶ花。
琉璃百合
極めて古い花。かつて璃月の至るところにあり、大地の記憶を花の香りに変えられるらしい。伝説によると、この花は美しくて透き通る歌声に咲き、かつてある人物が大好きな花だったらしい。だが今、野外で咲いている琉璃百合をめったに見られない。
霓裳花
璃月で霓雲のように咲く赤い花。水のように滑らかな織物の原料である。璃月の「飛雲商会」は絹、紡績産業の大手。噂によれば、飛雲商会が大陸のどこかに霓裳花の苗圃を隠し持っているらしい。産出量と品質が優秀であるため、業界で匹敵する者はいない。
夜泊石
希少な鉱石。暗くて静かな夜に微かに光る。言い伝えによると世の中の元素が変異していく中で形成された貴重な石。
絶雲の唐辛子
璃月特有の唐辛子。匂いを嗅ぐだけで体が熱くなり、水を欲しがる。名前に「絶雲」という2つの字があるが、絶雲の間以外のところにもある。
辛すぎて絶雲の間の山頂の涼しい空気が欲しくなる、といった辛さが名前の由来らしい。
ハスの花托
璃月地域の水辺に咲くハスは二つの花が咲く。一つは香りを放ち、もう一つは少し苦い花托になる。薬にも使えるらしい。
慕風のマッシュルーム
爽やかな風を浴びて育ったマッシュルーム、風のように果てしなく命を育む。
風車アスター
風が好きな植物。風を崇拝するモンドの人々にとって、風車アスターは「見える風」である。
セシリアの花
名も形も美しい花。清冷かつ風の強い場所にしか咲かず、どこかの詩人のように掴み所がない。
ヴァルベリー
透き通るベリー類。食べると口の中は微かな花の香りに満たされる。かつて嵐を見張る人にとって唯一の労わりはヴァルベリーの甘さと城の安全に対する希望だけである。
ググプラム
針があるプラム、時に狼の毛皮に引っかかることがある。それを見る時、まるで狼の遠吠えが聞こえるかのようだ…ググプラムは薬草としても使用でき、痛みを鎮める効果がある。しかし、針のせいでググプラムそのものが人や野獣を傷つけたりもする…
ナッツ
油分に富んだ丸々とした種。リスの胃の中で大きな木に育つわけではない。
アネモネ
貴重な植物。険しい断崖に生えている偏屈な植物。闇夜でもきれいな光を放つ。
キャベツ
何層にも重なった野菜。かつては鑑賞用植物だったそうだが、今では鍋に入れた姿も素晴らしいものになっている。
小麦
キラキラした穂は人々に希望を与えてくれる。臼で挽いて水や火を加えると究極の形態になる。
ミント
清涼成分を含んだ植物の葉。爽やかでヒンヤリした味わいが暑さを取り除いてくれる。大陸の至るところに分布するミントは旺盛な生命力を持つ。
キンギョソウ
料理にすると食べられる植物。香料として食材に加えると不思議な味になる。
ダイコン
食物繊維のはっきりした草本植物。栽培も収穫も容易な作物、食物繊維と栄養に富んでいる。
ニンジン
栄養素たっぷりの野菜。栽培や収穫がしやすく、シャキシャキの食感と甘い味がたまらない。
スイートフラワー
香りの強い植物。暗闇でも、その香りを頼りに花を見つけられる。テイワット大陸で砂糖の製造によく使われている材料。
キノコ
生命力旺盛なよく見かけるキノコ類。適切な木陰と水分さえあれば、どこでも元気に育つ。
夕暮れの実
テイワットの自然の恩恵を受けた果実。夕暮れの色と特殊な香りが特徴。
リンゴ
サッパリした酸味と甘みの果物。そのままでも酒漬けにしても美味しい。ノンアルコールドリンクに使っても良い。
軌跡・白草浄華
ナヒーダの空想の軌跡。「知識を、あなたにも。」
軌跡・幽谷に咲く蘭
夜蘭の空想の軌跡。「天星が語る場所には、常に幽客が巡遊しているのだ。」
軌跡・孤辰悲哀
申鶴の空想の軌跡。「そなたの高き品は、必ずや理解され、そなたの知音となる友が、きっと現れる。」
軌跡・一心浄土
雷電将軍の空想の軌跡。「月の弓 澄みたる玉の白刃研き 眞なき夜照らす月影」
軌跡・熾鬣の獅子
ディシアの空想の軌跡。「鷲の目と獅子の魂をもつ、自由な砂漠の娘。」
軌跡・風色の詩人
ウェンティの空想の軌跡。「どこまでも自由な風のように、万物を讃える歌を奏でよう——」
軌跡・風波流浪の紅葉
楓原万葉の空想の軌跡。「花鳥の一興を拾い、風月の道を照らさん。」
軌跡・循々守月
甘雨の空想の軌跡。「規則を重んじれば、綻びることなし。」
軌跡・疾雷快雨
刻晴の空想の軌跡。「新芽もたらす昨夜の疾霆、雲をも払う今朝の霓。」
軌跡・浮世閑歩
鍾離の空想の軌跡。「山沿いに春を堪能し、思うがままに閑歩する。」
軌跡·アカツキの裏面
ディルックの空想の軌跡。燃えるような夜梟の翼が、暗夜の一角を照らす。
軌跡·檐宇遊猫
綺良々の空想の軌跡。猫の足が及ぶところには、瑞々しい花が咲き誇る。
軌跡·月を覆う天権
凝光の空想の軌跡。古風な味わいと高貴さを兼ね備えており、その姿はまるで金箔を施したイチョウの葉のよう。
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ジンの空想の軌跡。まっすぐに進む彼女の傍を、そよ風に揺れる蒲公英のようにひらひらと舞う。
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月諭の箱
とある占いに長けた魔女から贈られたカードボックス。公演中に見つけた「月諭のアルカナ」を収納できる。マルチプレイでフレンドとカードを交換することもできる。
「占術」の定義は世界によって異なるが、唯一の共通点は「その時」、「その地」にある既知の物を利用して、未知の事柄を推測するという点である。つまり、箱にしまわれているアルカナは多ければ多いほど、事象を解明できる可能性が高くなるのだ…
のんびり旅手帳
様々な秘話を記した手帳。
開くと、記録されている秘話を確認できる。ページに挟まれている「みくじ箋」を使えば、「縁結びの願掛け」を行うことができるかもしれない。
月のトレジャーコンパス
ナド・クライで使用すると、近くの宝物やそれに関する手がかりを探知できる。
月下の世界には、多くの無主の宝が存在し、勇気や知恵に富んだ冒険者の探索を待っている。
「メメント写真機」
典雅なデザインの写真機骨董品。フォンテーヌのある伝説のカメラマンが愛用していたもので、歴史に刻まれた瞬間を数多く目撃してきた。
今の使命は、旅の中の刹那の美しさを永遠に記録すること。
シャッターを切るたび、思い出の瞬間を優しく収めている。
空飛ぶくつろぎクッション
ヴォイニッチ商会が開拓時代の発掘物を利用して作った浮遊式座席。
起動すると、座席がわずかに浮かび上がる。これで野外でいつでもどこでも休憩できる。なんと素晴らしい発明品だ！
ヴォイニッチ商会は浮遊式座席の当初の機能を復元しようとしたが、安定した浮遊効果を再現することはできなかった。開拓時代の先駆者たちの技術力は、確かに計り知れない。
最初に発掘された浮遊式座席は、ある機械猫と一緒に出土したので、大きな猫ハウスと呼ぶ人もいる。
「いやいや！絶対に猫ハウスじゃない。猫はハウスの中で眠ることはないから！」
キャット・ヨーラ
猫のように謎めいた機械。
ヴォイニッチ商会から贈られたもの。開拓時代の古い遺跡を発掘した時に見つけた。ある名もなき人物の話によると、発掘現場の碑文に「ヨーラ」という文字が刻まれていたが、出土直後に風化してしまったという。この名前の意味はいまだ諸説ある。
もしかすると「ヨーラ」という名の一匹の猫か、あるいは「ヨーラ」という名の人物が所有していたものかもしれない。現存する教令院の記録にも同名の者がおり、数年前にナド・クライから来た学生である。真相はさほど複雑ではなく、単なる名前と猫の組み合わせに過ぎず、他に深い意味はないのかもしれない。
パイモンの写真機
使用すると、目の前の景色を記録してくれる便利なアイテム。この写真機はパイモンのものである。美食とあなたに時間を使う以外にも、パイモンは手軽な趣味を色々と持っており、写真撮影もその一つだ。彼女によると、実はもう展示会を開けるほど写真を撮っているらしい。もしかすると、いつかパイモンの写真展が開かれるかもしれない！
ホッピングピアノ
使用すると、演奏ができるナタ風の楽器。
特別なギミックが組み込まれた、独特な曲線を持つピアノ。普通のピアノと同じように黒と白の鍵盤で構成されているように見えるが、弾いてみると予想外の音を発する。このピアノはよく賑やかな場で弾かれ、奏者はリズミカルな曲を演奏して、パーティーを盛り上げる。
「余韻」
スカークが作ったギターの一本。故郷の楽器を参考にしたらしい。
このギターが奏でる古の旋律は、今や誰も覚えていない歴史を静かに語るかのようで、どこか特別な雰囲気を感じさせる。
新型アーカーシャ端末「浮き葉」
すべての知恵を司る神が、何らかの生物をモデルにして作り出した新型のアーカーシャ端末。
巧みに組まれた自動追跡機能は、いつでも利用者を手助けしてくれる。
また、利用者が毎日の予定を時間通りこなせるよう、最新の時報機能も搭載されているようだ…
総合映像記録器
特殊な機能を持つ撮影装置。過去の資料と比較しながら、エリア内の異常を探り、捜査の重要な手がかりを記録することができる。
また、撮影装置の様々な光学チャネルを利用することで、肉眼では発見しにくい痕跡を発見することもできる。この機能をうまく活用すれば、より効率的に情報を得られるだろう。
すりこみの鏡
生論派の学者ラミヤが制作した鏡型の道具。動物の身体の装置とリンクし、動物の目に見えるものを鏡面に映し出すことができる。
ウクレレ
使用すると、演奏ができるナタの伝統楽器。
四弦の小さな楽器。形や演奏方法はギターに似ているが、フレットの数、基準となる調弦でのピッチは異なる。弦の材質により、明るく澄んだ柔らかい音色を出すことができ、聞く者の心を癒すことができる。
ジャンベ
使用すると、演奏ができるナタの伝統楽器。
革を張った面を手で叩いて演奏する打楽器で、ロープの締め具合を調節することで独特な音色を楽しめる。この楽器に熟達した者は、リズムに富んだ演奏をすることができる。
幾千のメロディー
吟遊詩人を目指すサンサから貰った譜面集。各地の曲の譜面と演奏の心得が記されている。音楽の百科事典と言えるほど内容は充実している。
この譜面集を使えば、たくさんの感動的なメロディーを奏でられる…
聖言のタイプライター
·祈聖のエリクシルを消費して聖遺物を定義して生成したり、聖遺物から祈聖のエリクシルを抽出したりできるアイテム。
·一つの周期内で抽出して生成できる祈聖のエリクシルの数、および各聖遺物セットを定義できる回数は限られています。
聖遺物の力は物語に由来する。そのため、聖なる書き物を通して聖遺物を作ることも可能だ。伝説によると、七十人の賢者がそれぞれ翻訳した文章が全く同じだったことから、その原文が神聖だとされたという。この装置に手を置けば、聖遺物にちなんだ物語が自然と流れ出す。
パイモンの写真機
使用すると、目の前の景色を記録してくれる便利なアイテム。パイモンが商人と交渉に交渉を重ねてようやくお得な価格で購入できた、特別モデル。丁寧に保管されている。購入時に商人から分厚いアルバムを貰ったが、パイモンがそれを出すところはあまり見たことがない。一体、どんな写真が収められているのだろう？
「ラクガキ写真機」
「カラフルノロマ」がくれた「ラクガキユニオン」の写真機。通常の写真機と大差はないが、特定の景色や物体を記録すると、それらの素材がラクガキのインスピレーションを刺激してくれるらしい…
バンバンびっくり箱
受けた力を吸収する装置。
力がある程度溜まると、爆発して綺麗なクラッカーを放つと言われている。しかし、爆発するまでに必要な力は、毎回異なるようだ…友達と交互に攻撃してみるといいだろう。クラッカーを打った人は、非常に幸運な一日を過ごせるらしい。
新生の霊炎
殻の中の炎から生まれた小さな命。
守られている安心感があるのだろうか、自分を包んでくれていた殻を離れたがらないところがとても可愛らしい。しかしそれも致し方ない——何せ、殻が閉じていた間、この子は殻の中にある宇宙の王になっていたのだから。
太古の時代、源火が燃える時も、似たような形をしていたという。
炎のトレジャーコンパス
近くの宝箱や、宝箱に関する手がかりを探知できる便利なアイテム。紛争の起きやすい場所では、各地に埋蔵された宝物は、シンプルなルールに従って扱われる——先に見つけた者がすべてを手に入れるのだ。
炎神の瞳の共鳴石
ナタで使用することで、近くの「失われた炎神の瞳」を探知できる。
作られた際にとある調整が加えられたため、炎の七天神像に近い性質を持つ。炎神の瞳の灼熱の力を探知できるらしい。
消費し、神の瞳を神像に戻せば、失われた炎たちを一つにまとめられる。神の瞳の共鳴石にとって、これは意義ある犠牲と言えるだろう。
朝霧のフォンテーヌ専用写真機
朝霧のフォンテーヌ取材を手伝うため、彼女から譲り受けた写真機。
丁寧に手入れされているのを見るに、画家の重要な機材として、絵の具や筆と同じくらい大切に扱っていることが伺える…
「イェレーナ」
エミリエが自ら作った香水お試しセット。フォンテーヌ史に名を残す「アウグストゥス」を参考に調合されたもの。
日差しに当てて瓶を傾けると、綺麗な文字が小さく入っているのが見える。「過去に別れを告げ、強く生きていく。」
歓躍の手紙
きらめく魔法の蛍光を放つ便箋と上品な作りの羽根ペン。羽根ペンを持つだけで、自動的に優雅な文字で楽しげな内容を書いてくれる。その内容は宝物がある場所を示してくれているらしい…
使用すると、「シムランカ」にあるすべての「悠楽の断章」を探知できる。
軽快な手紙
微かに魔法の蛍光を放つ便箋と精巧な羽根ペン。羽根ペンを持つだけで、自動的に優雅な文字で楽しげな内容を書いてくれる。その内容は宝物がある場所を示してくれているらしい…
使用すると、近くの一定範囲内の「悠楽の断章」を探知できる。
「運命指示器」
大げさな見た目だが、機能はシンプルなカードボックス。導き出される数字は、運命の行き先や何かしらの選択の是非を示してくれているかのようだ…
「自分とデッキの『絆』を信じていれば、運命は自ずと数字に現れるのさ。」——リネもそう言っていたことだし、ひとまず半分くらいは信じてみよう。
ナイトウィンド·ホルン
使用すると演奏ができるフォンテーヌの楽器。ドヴォルザークが直々に旅人に贈ったもの。
ホルンの音色は豊かで柔らかく、まるで密林を吹き抜ける穏やかな夕風のようだと言われている。そのため、フォンテーヌの作曲家たちは、よくホルンを使って狩人や森などの束縛されない自由気ままな様と生き生きとしたイメージを表現する。このような楽器は間違いなく、「生命」をテーマにした音楽祭にピッタリだ。
小さな仙霊·燦光
「秘宝の行方」イベントの記念品、装備すると小さな仙霊がそばにいてくれる。
燦々と輝く色彩を持った小さな仙霊。水中でも自由に活動できる。
「宝探し仙霊」
ウルマンから譲り受けた「宝探し仙霊」は、水中でも自由に活動できるという。でも今は元気がなさそうだ…
画像サンプリング写真機
レピーヌ·ポーリーンが「画像認識」を追究するために改造した写真機。どんなに複雑で高価な部品が内蔵されているのかは分からないが、被写体特有の構造、輪郭、色の特徴を捉えることができるようだ…
「特殊分析ズームレンズ」
「画像認識」性能を強化するために開発された新型写真機のレンズキット。
このレンズキットを取り付けることで、通常の写真機のズームとフォーカスがより高速になる。旅行中にすばやく効果的にスナップ撮影を行い、かけがえのない瞬間を記録することができる。
？？？
？？？
携帯型空気動力粘性バブル発射機
大量のコロイドバブルを発生させるマシナリー造物。
フォンテーヌ科学院の研究員ジヴァロワによって開発されたマシナリー造物のプロトタイプ。
プロジェクトの本来の目的は、大型粘性バブル発射機を作ることであった。プロジェクトの想定では、生成された粘性バブルは、その内側に一定量の水を保持しつつ、空中を安定して浮遊移動できるはずだった。それにより、迅速に水源を輸送することが目的だったという。
しかし、このような粘性バブルを作るための材料を見つけ出すことができずに、このプロジェクトは長らくプロトタイプの実験段階にとどまっていた。
にも関わらず、ジヴァロワの子供がこのバブルを噴き出すプロトタイプをとても気に入ったという。おもちゃとして売り出すのも悪くないアイデアではなかろうか？
「この装置、父さんが研究で作ったんだ。『空気動力粘性バブル発射機』っていうんだよ…」
「このバブル！きれいだね！父さん、すごい！」
ブレッソンの特別な「写真機」
ブレッソンが特殊な改造を施した「写真機」。最高の材料を用いて作られており、優れた性能があるそうだ。
風力ファン
フォンテーヌ運動エネルギー工学科学研究院に所属する上級研究員のルフェールが開発した「送風装置」。
起動後、風の翼で飛行する人に強力な上昇効果を提供できる。
しかし設計の限界により、装置を起動するためには風の翼で飛行する時に発生する気流と同じぐらいの風力が必要となっている。
「うーん…つまり、風の翼で飛行する時にしか、この装置を起動できないってこと？」
「そもそもこの装置が必要なのは、風の翼を押し上げる強い風がほしいからなのに！？」
晶蝶トラップ装置
フォンテーヌ運動エネルギー工学科学研究院に所属する上級研究員のファヴィツキーが開発した「晶蝶トラップ装置」。
設置後、内部に特定の材料を入れると装置が運転を始め、惹きつけられた晶蝶を捕まえることができる。
ファヴィツキーが以前立ち上げた研究プロジェクト「低温照明装置」では研究材料として大量の晶蝶を必要としたため、この装置はそのために開発されたもの。
しかし諸事情により、このプロジェクトは当面停止となった。
「勤勉なファヴィツキーさんを追悼すると同時に、彼の事業が引き継がれることを心から願っています。当研究院では然る面において、可能な限りの支援を提供する所存です」
水のトレジャーコンパス
フォンテーヌで使用することで、近くの宝物や宝物に関する手がかりを探知できる。
フォンテーヌの野外に散らばっている宝物の所有権を主張する者は誰もいないため、ほとんどの場合、これらの宝物を懐に入れても法に触れたり刑罰を受けたりすることはない。
水神の瞳の共鳴石
フォンテーヌで使用することで、近くにある「失われた水神の瞳」を探知できる。
作られた時に水の七天神像の性質をできるだけ模倣した不思議なお守り。水元素の神の瞳からの元素の流れを探知できるらしい。
神の瞳は元より失われた神像の力を象徴する。その力を神像に奉還することは、理に適ったものであり、法に沿ったことでもある。
すりこみの鏡
生論派の学者ラミヤが制作した鏡型の道具。動物の身体の装置とリンクし、動物の目に見えるものを鏡面に映し出すことができる。
プニプニタコちゃん
深海に棲む小さなタコ。
飽くなき好奇心と旅への憧れに突き動かされて、幼い頃から海中を自由に泳ぎ回ってきた。お気に入りの生き物に出会ったら、喜んで旅についていく。
大きくなったらどんな姿になるのだろう…
満悦晶石
明るい輝きを放つ不思議な結晶。広範囲内の喜びの感情を感知でき、人々を相応の方向に導くことができるようだ…
使用すると、「ヴェルーリヤ·ミラージュ」にあるすべての「ハッピークーポン」を探知できる。
喜悦晶石
きらめく蛍光を帯びた不思議な結晶。一定範囲内の喜びの感情を感知でき、人々の心を相応の方向に導くことができるようだ…
使用すると、近くの一定範囲内にある「ハッピークーポン」を探知できる。
捜し物アンカー
文物模型を探すために使われている「捜し物アンカー」。元素を探知する装置を改造したものであり、故に文物模型の在処を探るときは、特定の元素に影響されてしまうらしい…
ソルシュ
花海から生まれた花霊の一員であるソルシュは、今や霊光が認めた勇者だ。
信頼する人間との繋がりを築いた彼女は、自らの「謁賛主」と共に、霊光が守る大地を歩んでいく…
綺宴の鼓
使用すると、演奏ができる楽器。
独特な構造をした、澄んだ音色の小鼓。上品な外見で、作りも精巧そのもの。上質な材料を使ったことで、演奏時における精緻な音作りを実現した上、長期使用時の耐久性をも兼ね備える品となった。
稲妻の伝統楽器と異国の鼓の特性が組み合わさったようなこの小鼓は、楽曲の演奏を通して、人々に幸運をもたらしてくれるという…
「写真機·風花」
ファスビンから借りた写真機。壊れないように気を付けて使わないと…
ソルシュ
大地を守る花霊の一員であるソルシュは、災厄を鎮める勇者になることを願う。
信頼する人間との繋がりを築いた彼女は、自らの「謁賛主」と共に、穢れに満ちた大地を歩んでいく…
野跡コンパス
冒険者協会で獲得した特別なコンパス。好運を呼ぶと言われているようだが…？
縹錦からくり·留雲
紙で作られた、鳥の形をした軽いからくり。留雲借風真君からの贈り物。
「からくり」とは言っても、外からはほとんど、伝統的なからくりの構造は見えない。
どうやらあの仙人の「仕掛けの術」は、また新たな一歩を踏み出したようだ…
「叡智宝珠」
「サウマラタ蓮杯」テイマー大会で運営から提供された重要なアイテム。知性に富んだキノコンを捕らえ、収納·指揮できるもの。学者のカウトリヤによる発明だという。このアイテムを熟練の手つきで使用できるもののみが、「サウマラタ蓮杯」テイマー大会への参加資格を有する。しかし、このアイテムの感じ…妙になじみがあって、どこかで見たような気が…
魔瓶ジンニー·リルパァール
睡蓮から生まれた大ジンニー、リルパァール。古の罰を受けたが故に魂がバラバラになり、透明な魔瓶に封印されていた…
砂漠の民の歌の中で、彼女はかつてジュラバドに緑のオアシスと金青色の運河を築き、ジュラバドの破滅の前兆を嘆いた者であった…厄運と希望が彼女の伝説を織りなす。
そして今、彼女は新たな主を見つけた…
「クサヴァ」
装備すると、特定の状況下でアランナラの力を駆使できるようになる。
「太った種であり、渋い果実でもある。」
アランナラの記憶にある仮の住処であり、力の仮の預け先。
今は、アランナキン、アランガル、アランナガの貴重な記憶が保存されていて、大切な仲間のためにいつでも力を発揮できるように準備してくれている。
「バブリー写真機」
使用すると目の前の光景を記録して、特殊な色を着けられる便利なアイテム。
出所不明の奇妙なアイテムで、特別な写真が撮れる。写真機の中に水はないが、撮影した写真の周りはカラフルな泡に包まれていて、幻の写真が手に入れる。
そのため、とある騎兵隊長はこの写真機を「人の涼しさに対する期待をよく捉えているな」と評した。
ボンボン祭典クラッカー
使用すると、色テープやスパンコールが飛び出すクラッカー。
「ボンボンはクレーの友達だから、一緒にお魚をドカーンする時、いつも手伝ってくれるんだよ。でも、お祭りでボンボンを出すと、きっとジン団長に怒られる…でも心配しなくていいよ。アルベドお兄ちゃんが完璧に改造してくれたから、ボンボンは新しい力を手に入れたの！見て、しっぽをちょっと引いただけで、たくさんの綺麗な色テープが出てくるんだよ！」
古びたライアー
ヴィマラ村のアマディアから借りた古びたライアー。
モンドには詩と歌の伝統がある。吟遊詩人は自分の楽器を「親友」とも「伴侶」とも呼ぶ。だから、楽器をしるしとして託されるというのは、信頼と親愛の証。そして任せられたのも、信頼からである。
アマディアいわく、このライアーを最初にくれた人は、すでに森の中に消えたようだ。
釣り糸安定装置
アダプティブトリガー機能のある張力安定装置。釣り竿に付けると、釣り糸の張力波動を和らげ、釣りを楽にしてくれる。また、安定装置は異なる種類の魚の抵抗具合を自動的にテストして記録できる。データが多ければ多いほど、安定効果が良くなる。
プロトタイプはフォンテーヌの発明家が発明したもので、長らく全く知名度もなければ注目されてもいなかった。その後、フォンテーヌの釣り協会に目をつけられ、現在の釣り糸安定装置に改造されたわけである。完成品が公開された後、数多くの成員に認められ、段々他の地域にも広がって行った。
スネージナヤでの売れ行きは特に好調のようだ。聞いた話によると、とある執行官様が気に入ってくれたらしい。
バヌの智慧
不思議な力が注がれた魔法の杖。未来星と共鳴して、その位置を示すことができる、という設定。
言うまでもなく、別の設定では、教令院という名の組織のコレクションである場合もあり、「アイシャ混沌探知機」という名で登録されている可能性もある。長い間使われていなかったために、薄くほこりが積もっている。
精巧な「写真機」
子供のラーズィーがサングマハベイ様から借りた写真機。野外での取材や風景写真、そしてお祭りの情景を撮るのに大活躍！
普通の写真機よりも金属の飾りが多い。何だか高そうだから、絶対壊さないように！
また、レンタル条項によると、この写真機はスメールでしか使うことができない。
小さな仙霊·翠苔
「秘宝の行方」イベントの記念品、装備すると小さな仙霊がそばにいてくれる。
緑色の小さな仙霊。木に近づいてあげると、いつもとても喜んでくれる。
「宝探し仙霊」
ウルマンから貰った「宝探し仙霊」。元気がないようだ…
「王樹の加護」
スメールの林野で、時折見かける不思議なお守り。草木を招集する力を持つ。
砂漠が森を侵すのを防ぐため、また暗黒の歳月に凶暴な獣が侵入するのを防ぐため、樹やツル草は堅固な柵を形成してきた。
草木の神はこういったお守りを人々に与え、渓流や月光の導きによって柵の迷宮を自由に行き来できるようにさせた。
その後、迷宮は消滅し、森は知性を失った。
それでも、スメール人はお守りを森の守護の象徴としており、森もその求めに応じて力を発揮している。
草のトレジャーコンパス
近くの宝箱や、宝箱に関する手がかりを探知できる便利なアイテム。一部の人にとって、人生とは探検であり発見である。そして多くの場合、その先にはいつも、沢山の宝物が彼らを待っている。
一部の者は、旅の途中で運命を見つける。そして、彼らが残した経験や物語、そして財産は、後世の人々の宝になる。
草神の瞳の共鳴石
スメールで使用することで、近くにある「失われた草神の瞳」を探知できる。
草の七天神像と似たような性質を持つお守り。そのため、草元素の神の瞳に引き寄せられる。草と木、ツル草と花…草元素に頼る生命には、数多くの形態がある。たとえ形が違っても、そして生命とその区分が違っても、同じ大地から生まれたものは、やがて同じ大地に還る。
秘典の箱
「七聖召喚」のプレイヤー協会が発行した便利アイテム。基礎ルールをすべて勉強し、認められた初心者プレイヤーのみが獲得できる。
スメール教令院の学者が作ったものだが、中には特別な装置があり、周りにいる秘典の箱の所持者を探知できるらしい。
この機能を活用して、周りのプレイヤーとたくさん対戦しよう！
「クサヴァ」
装備すると、特定の状況下でアランナラの力を駆使できるようになる。
「太った種であり、渋い果実でもある。」
アランナラの記憶にある仮の住処であり、力の仮の預け先。
素材収集器
ロボット製造者であるバートランドが作った収集器。異なる素材を順次集められる。「大工機」と繋げることができ、素材を原材料として投入すると、ロボット調度品の製造を行える。
荒瀧·盛世豪鼓
使用すると、演奏ができる楽器。
荒瀧一斗から貰った小鼓。異国の商人から購入されたもの。見た目は普通だが、古代のとある有名な陰陽師が残したもので、災いを祓い祝福を与える力をもつらしい。
一般人がそれを手に入れるためには、極めて高い代価を払わねばならないだろう。しかし、もしこの鼓に縁があれば、値段の交渉も可能かもしれない。
八百万モラもする貴重なものが八万モラで買えたなんて、荒瀧一斗はいい買い物をしたんじゃない？
睦疎の箱
使用後、一定範囲内の淵下宮の黒霧による効果を消すことができる。
「美しいものに近づける」ことを「睦」といい、「汚れたものを遠ざける」ことを「疎」という。これが「睦疎」の意味である。
流明石の触媒
層岩巨淵で見つけた、特殊な環境で明るい光を放つ特別な結晶。
組成において、層岩巨淵でしか採れない琉璃晶砂とはかなりの共通点がある。
流明石も琉璃晶砂も、層岩巨淵以外のところでは決して生成されない。おそらく、この地の地脈と密接に関わっているのだろう。
手のひらに乗った小さな太陽のように、暗闇の中を歩む人にささやかな安らぎと光を与えてくれることを願う。
「花火の筒」
職人の朋義が開発した奇妙な装置。花火の調合と自動打ち上げ機能を持っている。才能と独特の発想を持つ人の手にかかれば、色鮮やかな、壮大な花火を打ち上げることができる。
「四方の網」
珊瑚の友人が「惟神陰陽術」を参考して作らせた便利な道具。犯罪者を取り押さえるほどの力はないけど、動物くらいは余裕で捕獲できる。
「式小将」
「式大将」からの贈り物であり、霊性を宿した「拓本」。惟神晴之介が離れた後、「訣籙陰陽寮」に散らばった「拓本」は日々衰えていき、記憶と符術の力の欠片となっていった。だが、だからこそ「式小将」はより貴重な存在となったのである。「式大将」といつでも連絡が取れる唯一の拓本かもしれない。式大将の大切な親友との絆が、その中には託されている。
鏡花の琴
使用すると、演奏ができる楽器。
特殊な材質で、市場に出回っている物と工芸がまったく違う。透き通るような弦の音に、不思議な力が宿っているらしく、演奏者の中に秘められている幻想を引き出すことができる。
璃月にはこういう訓戒がある——鏡花が目を魅了し、泥に耽溺せば心も陥ってしまう。どうやら、揺るぎない意志を持つ者のみが、これを扱えるらしい。
「四方八方の網」
「陰陽術式」によって作られた「網」。動物の外形を捉え、それを媒体とし、動物を具現化することができる。稲妻のどこかで、「陰陽術」を用いて魔物や賊頭領を再現する戦闘訓練場が存在している。この「網」の技法は、知識や力が長年の消耗により劣化の後、再び再現された産物なのかもしれない。
アイシャ混沌探知機
学者アイシャが古代創造物の研究中に創った簡単な道具。地中に埋まっている古代創造物を観測できる。しかし急いで作ったため、精度には改善の余地がある。使う時は予期せぬことが起きる可能性があるため、注意すべきだ…
？？？
？？？
変わった羽毛
天雲峠の頂点に佇む魔物を倒した後に発見した変わった羽毛。
かつて鶴観に生息していた「雷鳥」の羽毛であり、「マウシロ」の原型でもある。
鶴観の地で不思議な効果を発揮できるようだ。
変わった羽毛
かつて鶴観を滅ぼした雷鳥が残した羽毛。その内にはたくさんの記憶と力が宿っている。
霧海の中でも望めるその眩しい姿は、謎の霧を彷徨う鶴観人の崇拝の対象となった。雷鳥から落ちた羽毛こそが、鶴観の楽器「マウシロ」の原型である。
何かが雷鳥の逆鱗に触れ、鶴観の文明を滅ぼした。そして年月が経ち、セイライ島で消滅した。
小さな仙霊·紫苑
「秘宝の行方」イベントの記念品、装備すると小さな仙霊がそばにいてくれる。
紫色の小さな仙霊、雷元素と類似する色を持つ。触るとピリピリするかもしれない。
「宝探し仙霊」
「鉄銭」の気配に敏感な、特殊な小さな仙霊。
ウルマンがあなたに託した「仲間」。仙霊には人を導く習性があるが、この仙霊はとても弱々しく、「鉄銭」に奇妙な執着を抱いているようだ…
「追憶のレンズ」
神秘的な「レンズ」。ある特殊な「写真機」の一部だった。
遥か昔、伝説の「狐斎宮様」が邪を退治する法器を当時の柊家当主弘嗣に授けた。柊はそれをレンズ部分の材料とし、異国で特殊な写真機を作り、友情の証として鳴神大社に返した。その写真機は思いと記憶を記録できるという。精密機械の部品は時と共に朽ちてしまったが、特製のレンズだけは未だに現世に存在しない物を観測することができる。
赤羽団扇
不思議な力を持つアイテム。「天狗」の手中にあれば、様々な力を発揮できる。一般人が使えば、空中で「体を少し軽くする」程度の能力を発揮できる。
伝説によると、初代岩蔵流を創立した道胤は、ある影向山の天狗との約束で、毎年真剣を用いて決闘していたらしい。この流派が誇る秘剣が形になるまで、彼の剣はその「神通力」を利用して空中を飛ぶ天狗に全く触れることができなかった。そのため、決闘というよりも、天狗が人間を弄んでいたという方が正しいだろう。
雷のトレジャーコンパス
近くの宝箱や、宝箱に関する手がかりを探知できる便利なアイテム。雷の列島の土地は多くの傷を負ってきた。その傷の回復がもたらしたのが、島々に点在する数々の宝物である。鎖国が実施される前は、無数の旅人、商人、冒険者、宝盗団が稲妻各地の至るところに足跡を残していた。出入りが制限されている現在に至っても、国を閉ざす雷雨でさえ、宝を求める人々を止めることはできない…
種の匣
ピンばあやから貰った不思議な箱。ピンばあやによると、この箱には「種化」の能力が秘められている…植物本来の特性を基に、「種化」で得た種を「塵歌壺」の指定の田んぼに植えることが出来る。
栽培可能な植物：霓裳花、スイートフラワー、セシリアの花、琉璃百合、風車アスター、清心、琉璃袋、ヴァルベリー、イグサ、絶雲の唐辛子、ニンジン、ダイコン、ミント、キノコ、鳴草、馬尾、キンギョソウ、ハスの花托、ドドリアン、海草、ウミレイシ、ハッラの実、ザイトゥン桃、スメールローズ、プリュイロータス、マルコット草、ルミドゥースベル、レインボーローズ、グレインの実、ショコアトゥルの種、サウリアンサキュレント、ケネパベリー、シャクギク、波しぶきのエラ、蛍光ツノキノコ、岩裂の花、フロストランプ、ソマルの実、ホワイトベリー。
雷神の瞳の共鳴石
稲妻で使用することで、近くにある「失われた雷神の瞳」を探知できる。
雷の七天神像と共鳴する力を持つ特異な石盤。その性質により、神の瞳の存在を探知することができる。
限りなく長い年月を経て、壮大な城も彫像も風雨に浸食され、七天神像の力も徐々に散逸していった。散逸した力は「神の瞳」を形成し、それに属する神像に静かに呼びかけている。
アツアツ爆弾
炎元素の力を込めたバドルドー爆弾。「開花」すると激しく燃え、小範囲に炎元素ダメージを与える。氷元素のシールドに対して効果抜群。
ユラユラ爆弾
巧妙にデザインされたバドルドー爆弾。爆発すると破片が周囲に散り、炎元素範囲ダメージを与える。
バンバン爆弾
適度な重さのコントロールしやすいバドルドー爆弾。投げやすく、1体の敵に大量の炎元素ダメージを与えることができる。
ウェーブボートの修理箱
様々な工具が入っている工具箱、「ウェーブボート」の修理に使える。
外を延々と旅する住み家のない者にとって、ウェーブボートは「小屋」のような存在、きちんと大事にしなければ。
風護のバドルドー
穢れのない鳥の羽としなやかな布で作られた「特別なバドルドー」、モンドの伝統祭りである「バドルドー祭」の核心である。
鳥は風を御する生き物で、鳥の羽には「風に乗る」と言う祝福が込められている。そのため、バドルドーはバルバトスの加護をもたらすだけでなく、不思議な力があるとモンドの民は深く信じている…
塵歌壺
ピンばあやから貰った壺。中には特別な空間が…
風吹きのライアー
使用すると、演奏ができるモンドの伝統楽器。
巧みに作られた楽器で、演奏が得意な人の手に渡れば、クリアで心を動かす音楽を演奏できる。
モンドには詩と歌の伝統があるため、この類の楽器は長く研究されている。吟遊詩人は音楽と詩を誇りに思っていると同様に、楽器も所有主と詩の伝統を誇りに思っているのだろう。
風花祭記念風船
使用すると割ることが可能な風船が放たれる。
風の国では風船は特別な意味を持っている。何故なら風に揺蕩う自由を象徴しているからだ。実際のところ、風船が一定の高度まで上昇すると、気圧によって気球が破裂してしまう。
エンドラー
好奇心旺盛な純水精霊。この世界を観察したいようだ。「小さな仙霊·露草」との融和性が高い。融合しないよう注意を払う必要があるだろう。
好奇心旺盛なエンドラー
奇妙な純水精霊の幼体、世の全てに好奇心を抱いている。
純水精霊は形状の変化に長けており、水からなる他の物体と融合することで感情と知識を獲得する。エンドラーはまだ幼く、好奇心旺盛だ。エンドラーは水の泡を吐き出した後、水からなる他の物体を取り込むことでその全てを学習する。
参量物質変化器
埋め込んだ物を「物質変化」させるためのアイテム。
·物質変化の過程中、
·物質変化を経た物質を獲得すると、再び使用できるのは7日後になる。
遺跡から発掘された不思議な器械。循環を加速し、物質を「変化」させる力を持つ。この世界のあらゆる物は常に循環し、地脈には常に記憶と元素が流れている。腐った夕暮れの実は大地へ戻り、土から成長した木は、いずれまた瑞々しい果実を実らせる…
特製の「写真機」
使用すると、目の前の景色を記録し、特殊な色を付与することが出来る便利なアイテム。
フォンテーヌから来た不思議な道具。普通の写真機と違い、写したものをそのまま記録するだけではなく、印刷した絵にも特殊な色を付与させる事ができる。フォンテーヌの新聞社「スチームバード」が、景色だけでなく、撮影者の感情も反映するために設計したものだ。しかし、最終製品は「スチームバード」の需要を満たせなかった。
不思議な「写真機」
イベント「五彩招福」期間中、特定の色の写真を保存できる。
季同がフォンテーヌから輸入した新型写真機、だが期待していた効果は発揮できていないかも…？
写真機
使用すると、目の前の景色を記録してくれる便利なアイテム。
フォンテーヌから来た不思議な道具。写したものをそのまま記録することができる。世界を旅する旅人にとって、記念すべき場所や人を記録したい人も多いだろう。
放熱瓶
使用後は短時間、狭範囲内に熱を放ち、蓄積した極寒を減らすことができる。
「温暖仙霊」は気候により進化を遂げた形態であり、暖かさを求める人にとっての恵み。これは、そんな雪山にいる人のために仙霊をもとに作った道具。
小さな仙霊·鬱金
「秘宝の行方」イベントの記念品、装備すると小さな仙霊がそばにいてくれる。
金色の小さな仙霊、モラに似た気配を放っている。伝説によると、この色の仙霊は幸運を象徴するのだという。
小さな仙霊·薄紅
「秘宝の行方」イベントの記念品、装備すると小さな仙霊がそばにいてくれる。
ピンク色の小さな仙霊。しゃべる事はできないが、静かに愛する旅人と共に世界を歩む。
小さな仙霊·露草
「秘宝の行方」イベントの記念品、装備すると小さな仙霊がそばにいてくれる。
水色の小さな仙霊。他の仙霊と違い、人を導くよりも、人の後をついていって世界を見る方が好きらしい。
「宝探し仙霊」
「鉄銭」の気配に敏感な、特殊な小さな仙霊。
ウルマンがあなたに託した「仲間」。仙霊には人を導く習性があるが、この仙霊はとても弱々しく、「鉄銭」に奇妙な執着を抱いているようだ…
風のトレジャーコンパス
近くの宝箱や、宝箱に関する手がかりを探知できる便利なアイテム。トレジャーコンパスは大地の磁力ではなく、地脈の流れを使って近くの財宝を探す。「宝物を探す価値は結果ではなく、過程にある」というこだわりから、このアイテムの使用を反対する冒険者もいるらしい。
三〇式·携帯式栄養袋
西風騎士団のとある錬金術師が設計した特殊アイテム、ほとんどの美食を一瞬にして「栄養物質」に転換させることが可能。あの錬金術師にとって、このやり方で栄養を補給する効率が大幅に上昇したが、彼女以外に使ってみたいという者はあまりいない…
「仙人探しの美食家」
その場ですぐに使える鍋。近くで戦闘状態に入ると破壊される。
璃月は土地が広く、地形も複雑に入り組んでいる。それと同時に、璃月の人々は美食を深く愛している。この2つの特徴を同時に表せるのは、おそらくこの携帯式鍋だけである。これを使えば、たとえ絶雲の間の山頂や孤雲閣の島にいる時も簡単に美味しい料理を作れるだろう。
ポケットワープポイント
使用することで、オープンワールドに仮の「ワープポイント」を設置できる。
ワープポイントを模倣するこの道具は、地脈とある程度繋がることができるため、ワープを実現することが可能である。
神の目の所有者にとっては、非常に便利な小道具だろう。だが、ワープポイントの原理は完全に解明されていないため、使用すると未知の副作用が発生するのかもしれない…
風捕りの瓶
「風の種」を収納し、それを利用して風域を生成する実用的な道具。
西風騎士団の学者がこの風神の恩恵を有効活用できる道具を作り、騎士団員の偵察と旅を便利なものにした。
ただ、正式に風の翼を使用するには「飛行免許」が必要であるため、法律の問題によりこのアイテムの使用率は下がっている。
岩のトレジャーコンパス
近くの宝箱や、宝箱に関する手がかりを探知できる便利なアイテム。岩の国は物資が豊富で、山や野原にたくさんの財宝が眠っている。この不思議なコンパスは、すべての宝盗団が夢見る宝物だという。
岩神の瞳の共鳴石
璃月で使用することで、近くにある「失われた岩神の瞳」を探知できる。
岩の七天神像と似たような性質を持つ精巧な石盤、人々を岩神の瞳へと導いてくれる。
神の瞳は失われた神像の力を象徴する。その力を神に奉還することは、神に恵まれているこの大地にきっと重要な意味がある。
風神の瞳の共鳴石
モンドで使用することで、近くにある「失われた風神の瞳」を探知できる。
風の七天神像と似たような特性を持つ人造石盤、風神の瞳と共鳴できる。
神の瞳の共鳴石は遠い昔、各地に建てられた七天神像の粗末な模倣品である。粗末であるが故、神の瞳の力を渇望し、信者と冒険者に神の瞳を集める機会を与える。